英検の開催月は何月？申し込み時期はいつ？2025年度の日程も紹介

英検の開催は年に何回？何月に開催される？

英検は、毎年3回試験が開催されています。例年同じ時期に開催されており、「第1回検定」が5～7月にかけて、「第2回検定」が9～11月にかけて、「第3回検定」が翌年1～3月にかけて実施されます。

一次試験は、本会場での開催日が1日、準会場での開催日がA～Fまで複数用意されており、いずれか1日のみを選択して受験します。

何級を受験するか、本会場と準会場のどちらで受験するかによって、選べる日程が変わります。

また二次試験を本会場で受ける場合は、申込方法、受験級、年齢等によって日程が指定され、自分で選択することはできません。

本会場と準会場の違い

英検は、日本英語検定協会が設置する公開会場である「本会場」と、学校や企業などの申し込み団体単位で設置する試験会場である「準会場」のいずれかで受験することができます。

一次試験は、本会場での日程が1日のみ。準会場では、その周辺の金曜～日曜に実施されることが多いようです。

例えば、2025年の第1回検定の場合、本会場での一次試験は、6月1日（日）です。準会場での一次試験は5月23日（金）、24日（土）、25日（日）、30日（金）、31日（土）、6月1日（日）開催となっています。（※準会場での一次試験は団体申込の場合）

本会場と準会場、そのどちらも日本英語検定協会が認めた受験会場であり、試験環境に大きな違いはありません。が、準会場は、学校や塾など通い慣れている環境で受験できる場合もあり、準会場での受験を選ぶ人もいます。
参考：英検公式サイト

【2025年度】英検の開催日程・申込期間

2025年度の英検の第1回検定～第3回検定の開催日程や申し込み期間は下記のようになっています。

第1回検定

■ 申込期間
個人申込：3/24（月）～ 5/7（水）
団体申込：3/24（月）～ 5/2（金）

■一次試験
・本会場
試験日：6/1（日）、ウェブ合否発表：6/23（月）

・準会場
A日程：5/23（金）、ウェブ合否発表：6/23（月）
B日程：5/24（土）、ウェブ合否発表：6/23（月）
C日程：5/25（日）、ウェブ合否発表：6/23（月）
D日程：5/30（金）、ウェブ合否発表：6/23（月）
E日程：5/31（土）、ウェブ合否発表：6/23（月）
F日程：6/1（日）、ウェブ合否発表：6/23（月）

■二次試験
A日程：7/6（日）、ウェブ合否発表：7/15（火）
B日程：7/13（日）、ウェブ合否発表：7/22（火）
※級や年齢、団体区分により日程が決められます。

第2回検定

■ 申込期間
個人申込：7/1（火）～ 9/8（月）
団体申込：7/1（火）～ 9/5（金）

■一次試験
・本会場
試験日：10/5（日）、ウェブ合否発表：10/27（月）

・準会場
A日程：9/26（金）、ウェブ合否発表：10/27（月）
B日程：9/27（土）、ウェブ合否発表：10/27（月）
C日程：9/28（日）、ウェブ合否発表：10/27（月）
D日程：10/3（金）、ウェブ合否発表：10/27（月）
E日程：10/4（土）、ウェブ合否発表：10/27（月）
F日程：10/5（日）、ウェブ合否発表：10/27（月）

■二次試験
A日程：11/9（日）、ウェブ合否発表：11/18（火）
B日程：11/16（日）、ウェブ合否発表：11/25（火）
※級や年齢、団体区分により日程が決められます。

第3回検定

■ 申込期間
個人申込：10/31（金）～ 12/15（月）
団体申込：10/31（金）～ 12/15（月）

■一次試験
・本会場
試験日：1/25（日）、ウェブ合否発表：2/16（月）

・準会場
A日程：1/16（金）、ウェブ合否発表：2/16（月）
B日程：1/17（土）、ウェブ合否発表：2/16（月）
C日程：1/18（日）、ウェブ合否発表：2/16（月）
D日程：1/23（金）、ウェブ合否発表：2/16（月）
E日程：1/24（土）、ウェブ合否発表：2/16（月）
F日程：1/25（日）、ウェブ合否発表：2/16（月）

■二次試験
A日程：3/1（日）、ウェブ合否発表：3/10（火）
B日程：3/8（日）、ウェブ合否発表：3/17（火）
※級や年齢、団体区分により日程が決められます。

英検の開催日程や申し込みについてよくある質問

上記のように英検の開催日程は複雑です。初めて受験する場合に戸惑ってしまうことも多いようです。英検の受験にあたり、開催日程や申し込みについてよくある質問を紹介します。

二次試験（本会場）での「A日程」「B日程」とは？

英検の1級～3級を受験する場合、一次試験に合格すると、「一次試験 個人成績表」と共に「二次受験票」が送られてきます。本会場での二次試験には「A日程」「B日程」があり、どの試験会場でどの日程で受験するかは、その二次受験票に記載されています。

A日程は、全級の検定が実施されます。
また下記に該当する場合はA日程での受験となります。

• 海外や離島など、一部特別会場の受験者
• 障がい等による受験上の配慮の受験者

B日程は、全級の検定が実施されます。

個人申し込みの場合、1級～3級は21歳以上の場合がA日程、20歳以下の場合がB日程と年齢で開催日程が決められています。

団体申し込みの場合は、小学校、中学校、高等学校、大学などがA日程、塾がB日程と団体区分によって開催日程が決められています。

本会場と準会場の受験はどちらがお得？

英検の検定料は、本会場と準会場で異なります。

英検3級の検定を受ける場合、2024年度から検定料が値上げされており、本会場での受験で6900円、準会場での受験で5000円となっています。

英検の受験料は年々上昇しており、1級～3級の本会場での受験については度々上がっています。

例えば、3級の場合、2020年度は5900円でしたが、2024年度では1000円アップの6900円になりました。

英検の発表によれば「物価上昇に伴い、検定実施にかかる費用が上昇し、原価増に伴う検定料の値上げをせざるを得ない状況。主に外部委託先や仕入先における、人件費、用紙費・印刷費、物流費、その他試験運営費などが上昇。」とされており、物価上昇による経費の増加が理由のようです。

英検対策ができるおすすめ習い事教室5選

英検に合格するには、試験日に向けてスケジュールを立て、効果的に学習を進めていくことがおすすめです。そのために大きな力となってくれるのが、英検対策をしてくれる英語教室。合格に向けてサポートしてくれる、おすすめの英語教室を紹介します。
参考：子ども向けオンライン英会話
参考：大人向けオンライン英会話

【教育事業70年の学研が提供】学研のKimini英会話

学研のKimini英会話は、教育に70年の歴史を持つ 「学研」 が提供するオリジナル教材を使い、英検取得も日常英会話も同時に学べるカリキュラムを提供するオンライン英会話スクールです。
営業時間は日本時間の6時-24時となっており、時間内であればいつでもレッスンを受講できます。またレッスンの予約は、15分前まで可能。さらにレッスン開始30分前までは無料キャンセルできるため、お子さまの都合や予定に合わせてフレキシブルに受講できるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。

学問としての勉強になりがちな英検対策ですが、学研のKimini英会話であれば、使える英語として学ぶことができます。さらに小学生向け教材は、小学三年生までの漢字に留めているため、漢字が読めずに教材に取り組めないといった事態も起こりません。年齢を越えて上級に挑戦できるのも学研のKimini英会話の魅力。

英検勉強を英会話力向上に寄与するものにしたいと考えているのであれば、学研のKimini英会話の受講をおすすめします。

【ゲームや動画で楽しく上達】クラウティ

クラウティは、年齢に合わせた豊富なレッスンを、1レッスン73円からというリーズナブルな価格で提供しているオンライン英会話スクールです。

レッスン時間は10分または25分の2つから選べるほか、レッスンはゲーム形式で進められるため、楽しみながら英語を学べます。また1人分の料金で家族6人までシェアできるので、親子やきょうだいで一緒に英語学習を進められるのが大きな特徴です。

英検対策では、一次試験（5級～2級）と二次試験（3級～準1級）まで幅広く対応しており、各級に合わせた専門的な対策ができます。先生と一緒に予想問題を解きながら、実際に話す・聞く練習を繰り返すことで、英検の試験に必要なスピーキング力とリスニング力を効果的に向上させられるでしょう。また、各級で出題される文法や表現に関する知識の定着もサポートし、実力をしっかりと身につけることができます。

家族で英語学習を始めたい方や、楽しみながら効率よく英検対策をしたい方におすすめです。

【英検クラスで効率的に合格】ツリーベルこども英語教室

「ツリーベルこども英語教室」は、小学生で高校レベルの英語力を身につけることを目標にしています。

英検対策にも力を入れており、2019年度の実績は、5級100％、4級89％、3級70％、と高い合格率が出ています。

その理由は、個別指導スタイルでのきめ細かなレッスンにあります。英検クラスでは、授業の最初に単語テストを実施し、テスト後には先生と一緒にすべての単語を発音しながら意味を確認。その後、英検対策問題集を使って、英検合格に必要な単語力と文法力を身につけていきます。

間違えた問題や苦手な分野を重点的に解説するなど、生徒ひとりひとりに合わせた指導で、英検合格に向けて効率的に学習できるのが魅力です。

テストの点数を上げるだけでなく、コミュニケーションの幅を広げるために生きた英語を身につけることにこだわっており、グローバルな環境で生きる力が身につきます。

【試験日程に合わせて英検対策】シェーン英会話教室

「シェーン英会話教室」は、子どもたちが夢中になって楽しみながら英語に興味を持てるよう、五感をフルに使った対面のレッスンで英語を教えています。

ネイティブ講師によるオリジナル教材を使った英語のみのレッスンを軸に、小学校1、2年生からは、日本人講師による英検準備コース、小学校3、4年生からは英検対策コースも用意。模擬問題を繰り返し行なうことなどにより、英検各級の合格に必要な語彙・文法・表現などを丁寧に指導してくれます。

初歩レベルとなる「英検準備A」では、アルファベットやフォニックスの基本ルールを身につけ、簡単な単語や英文の読み書きがひとりでできるように学習していきます。

時間をかけてじっくり学ぶレッスンと試験の日程に合わせて短期集中で行なうレッスンが選べ、1対1の個人レッスンや少人数グループレッスンなどを、それぞれ目標とする試験の時期に合わせて受講することができます。

【少人数制で楽しく学ぶ】English Brains英語アカデミー

「English Brains英語アカデミー」は、圧倒的な読書量（多読）に加え、徹底した文法とアウトプットのトレーニングにより、高い英語力を身につけることができる教室です。

リズミカルな英文が書かれたカードを使って、インプットとアウトプットを遊びながら何度も繰り返す「BBコース」を卒業すると、小学校2年生～6年生を対象とした「小学生英検コース」が用意されており、「読む・聞く・話す・書く」の4技能をバランスよく学ぶことができます。

4名までの少人数制で、ゲームなどを使って楽しみながら英検合格を目指すことができます。文法・読解を徹底的にインプットし、スピーキング・ライティングのアウトプットを繰り返すことで表現力を身につける、小学生～高校生を対象としたコミュニケーション特化コースも用意されています。

まとめ

年に3回実施される英検で確実な合格を目指すには、受験する日程に向けてしっかりと学習のスケジュールを立て、英語教室と自宅学習をうまく組み合わせて英語力を高めていくことがおすすめです。申し込み期間は1カ月半～2カ月前くらいからスタートします。忘れないように注意しましょう。