※ 本コンテンツにはプロモーション(PR)が含まれています。また、詳しい最新情報については公式サイトをご確認ください。
今回の記事では「英検」について、対象年齢から料金、受験方法、試験対策、そして小学生が英検をうけるメリットやデメリットについてをまとめました。
英検(英語検定)とは?
実用英語技能検定、略して「英検」は年3回行われる英語の検定テストです。1級から5級まで7段階(準1級、準2級がある)のレベルがあり、検定の資格は入試の優遇や就活でも活用でき、広く認知されています。英検(実用英語技能検定)の公式ウェブサイトです。受験の申し込みや試験日程・検定料・過去問題の閲覧、合否の確認ができます。高校・大学への入試優遇や単位認定優遇、英語教育に従事される団体・学校関係者の方向け研修・セミナー情報もご覧ください。
https://www.eiken.or.jp/eiken/ >
英語検定の運営会社
1963年に設立された公益財団法人日本英語検定協会が運営しています。協会理念
日常の社会生活に必要な実用英語の習得及び普及向上に資するため、英語の能力を判定し、また様々な機会を通じてその能力を養成することにより、生涯学習の振興に寄与することを目的とする。
引用:日本英語検定協会
英語検定の対象年齢
英検は「何歳以上」という規定はありません。レベルとしては中学生相当の英語となっていますが、実際に小学生で英検にチャレンジする子は少なくありません。小学生の英検受験は増えている!
2018年度実施の志願者数をみると小学校以下で約42万人になっています。2014年度は約33万人ですから、数年の間に10万人近く「小学生の英検受験者」が増えていることがわかります。小学校で英語が必修化されたことも影響しているのでしょう。とはいえ、公立小学校の英語授業だけでは英検合格は難しいのが現実です。「テストを受ける」ことにある程度慣れていないと無理でしょうから、一般的には小学校中学年くらいからが対象となるでしょう。参考になるのが英検forkidsの公式サイトです。
引用:英検forKids
日本英語検定協会の子ども向けサイトで「英検デビューできるかチェックシート」というのがあります。まず、このチェックシートで確認してみましょう。
もしお子さんが小学生低学年だったり、まだ検定のレベルまで達していないようなら、英検jrという児童向けのリスニングテストもあります。
英検jr.はこちら
英語検定の受験料について
本会場と準会場で料金が違います。準会場というのは、たとえば中学校や大手塾などが「学校(塾)単位で申込みをし教室でテストをする」ような場合です。準1級以上の検定は本会場のみになります。本会場:公開会場
1級 | 11,800円 |
準1級 | 9,800円 |
2級 | 8,400円 |
準2級 | 7,900円 |
3級 | 6,400円 |
4級 | 4,500円 |
5級 | 3,900円 |
準会場:学校や企業など団体受験申込みをし、その団体が設置した会場
1級 | (本会場のみ) |
準1級 | (本会場のみ) |
2級 | 6,400円 |
準2級 | 5,700円 |
3級 | 4,700円 |
4級 | 2,900円 |
5級 | 2,500円 |
英語検定が受けられる会場
【本会場】本会場受験は、受験地を選択しますが試験会場は指定できません。
受験地一覧はこちら。
【準会場】
団体受験申込みをした学校や企業などが設置した会場になります。
英検の出題範囲と試験対策
英検は5級から1級まであります。1級 | 大学上級 |
準1級 | 大学中級 |
2級 | 高校卒業程度 |
準2級 | 高校中級 |
3級 | 中学卒業程度 |
4級 | 中学中級 |
5級 | 中学初級 |
初級、上級といわれても今ひとつ範囲がわかりづらいかもしれません。小学生のお子さんであればまず5級をめざしましょう。英検といえば4級からと思っている方も多いのですが小学生なら5級でもハードルは高いと思います。
英語が小学校で必修化されたとはいえ、学校の授業のみで5級をめざすのは難しいですね。私立小学校などで通常科目と同じように英語を勉強しているか英語塾などに通っていないのであれば、小学生向けの参考書やドリルを利用して事前に準備が必要です。
英検の出題範囲
過去問が公式サイトからダウンロードできます。過去問はこちら。
公式サイトには「Can-doリスト」も掲載されています。
引用:英検Can-doリスト/日本英語検定協会
実際の英検合格者のアンケート調査をまとめたものですが、テストを受ける際の目安になります。保護者の方はぜひ一度ご覧ください。
「Can-doリスト」はこちら。
アルファベットが書けるといった程度の小学生がいきなり英検のドリルをひとりで行うのは大変です。英検対策としてわかりやすい参考書や問題集を使って親子で一緒に取り組むのが基本ですね。
小学生におすすめの英検の勉強法は?
小学生におすすめの「英検勉強法」は3つあります。- 過去問を解く
- 単語の勉強をする
- リスニングの練習をする
過去問を解く
英検では、過去問を解くのが基本的な学習方法です。公式サイトにも過去問はありますが、英検の過去問題集や参考書はたくさん市販されています。特におすすめなのが「小学生用」と明記しているもの。大人向けと違い、難しい表現や解説を避け、わかりやすい文章で説明しています。
問題集で繰り返し練習をし、公式サイトの過去問や問題集に付属している本番同様の試験問題を時間をはかってテストしてみるとよいでしょう。
単語の勉強をする
単語の勉強は英検対策では必須です。チャレンジする級にもよりますが、思っている以上に覚えなくてはならない単語数は多いです。たとえば英検5級では、よく使用される一般的な英単語がほとんどですが、その数は約600前後と言われています。
英単語も繰り返し学習が基本です。単語カードや英単語ドリルを活用する、ノートに書き写す、親子で競争して覚えるなど楽しい工夫もするとよいですね。
リスニングの練習をする
以前は英語といえば文法と英単語暗記のイメージでしたが、今は小学校から英語教育が本格化し、4技能をマスターすることが求められています。英語の4技能とは「聞く(listening)」「読む(reading)」「話す(speaking)」「書く(writing)」です。英検は5級からリスニングのテストがあります。英検5級レベルでは、リスニングといっても単語が聞き取れれば大きな問題はありません。
とはいえ、慣れていないと「聞き逃した」ように感じて焦ってしまいます。とにかく「英語」に慣れることがポイントです。普段から英語でアニメを見たり、簡単な英語の歌を覚えたりしましょう。
家庭学習としては、音読がおすすめです。音読は自分で発音し、その音を聞くことで自然と「リスニング」の学習にもなります。また問題週にはリスニングのCDが付属しているものも多いので、活用しましょう。
なお3級以上は、面接形式のスピーキングテストも行われます。スピーキングテストは相手と対面して簡単な質問を聞かれ、それに答える形式で、初めての時には緊張してうまくいかないこともよくあります。5級や4級でもスピーキングテストはありますが、録画形式(パソコンやスマホ・タブレットで受験)で級の合否には関係ありません。
いずれにしてもリスニングやスピーキングは日常的に「慣れること」が重要です。
子どもの英検の受け方は?
小学生は基本的に「英検5級」からスタートしましょう。英検5級は中学1年生の範囲で、基本の基本です。一般的に英検といえば「4級」を思い浮かべますが、小学生なら5級から始めて、合格を積み重ねてステップアップしていく方法がおすすめです。
英検対策ができる小学生向け英語塾
最近ではさまざまな子ども向けの英語塾があります。ここでは英検対策をすることができる小学生向け英語塾をご紹介します。学研のオンライン英会話Kimini
出典:学研のオンライン英会話Kimini
国内でも有数の学習塾を展開している学研では「学研のオンライン英会話Kimini」を実施しており、70年以上の歴史を誇る学習ノウハウを元に編成されたカリキュラムを受けることができます。
「英検®合格コース」では学研の人気書籍シリーズに基づいて英検5級~英検2級までの5コースから選ぶことができ、それぞれ合格に必要な文法や語彙、会話力の習得を目指します。また「英検®二次試験対策」では英検3級〜準1級を想定した模擬試験を行います。実際の面接と同じ形式なので、面接官役の講師によるフィードバックを本試験に活かすことができるでしょう。
料金はコースやレッスンの頻度によってさまざまで、一番人気のスタンダードプランの場合は月額6,028円です。1レッスンあたり25分で、レッスンの予約は終日可能です。
QQ Kids
出典:QQ Kids
「QQ Kids」は3歳から15歳までの子ども向け英語塾で、達成感を得ながら学習を継続することができる細かなカリキュラム設定が人気です。
初心者から海外留学を目指す子どもまでさまざまなレベルに対応しており、資格試験対策カリキュラムではボキャブラリーや面接の対策を行います。「英検®4・5級 でる順パス単」ではロングセラー単語集に掲載されている頻出単語の習得や英作文をつくるエクササイズを行っています。
「月4回コース」は月額2,680円で、家計にやさしい値段設定が嬉しいポイントです。プランは毎月変えることができるので、学習しながら最適なペースを見つけられるでしょう。
ECCジュニア
子ども英会話教室として全国に10,000以上の教室を展開するECCジュニア。一度は耳にしたことがある英会話教室のひとつですね。ECCジュニアの英検対策は5級準備コースからあり、小学1年生から受講できます。絵本教材と録音機能つきの音声ペンを使って、楽しく学習できるところも魅力です。
英検対策コースは入会金5,500円、月謝5,500円、他に英検対策の教材費として初年度のみ16,440円~18,020円かかります。レッスンは週1回(40分〜60分)、実績豊富なECCジュニアだからこその安心感もあり人気の高いコースとなっています。
ウィリーズ英語塾
「ウィリーズ英語塾」は子どもや大人、法人や学習塾などさまざまな利用者を対象に英語学習カリキュラムを提供しています。「子どもコース」は幼児教育で有名な「七田式の7+Bilingual」と協同で開発された学習方式で、「キクタン」やオールイングリッシュの「WE CAN」といった教材を使用しています。スキル強化はもちろん、英語学習の習慣化やチャレンジする力を身に着けられるでしょう。英検Jrの内容をカバーしているので、英検の結果が学習の指標になります。
1回50分のレッスンを週1回受けた場合の料金は月額4,400円です。レッスンの時間や回数によって細かい料金設定が設置されているのが特徴です。
参考:英語塾 小学生
おすすめ!小学生向け英検問題集
小学生のためのはじめての英検5級
Amazonで学研プラスの小学生のための はじめての英検5級。アマゾンならポイント還元本が多数。学研プラス作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また小学生のための はじめての英検5級もアマゾン配送商品なら通常配送無料。
https://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E8%8B%B1%E6%A4%9C%EF%BC%95%E7%B4%9A-%E5%AD%A6%E7%A0%94%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9/dp/4053049962/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E8%8B%B1%E6%A4%9C5%E7%B4%9A&qid=1584419838&sr=8-1&linkCode=ll1&tag=coeteco-22&linkId=95cf73df099bfba5ba085a28879f4d9a&language=ja_JP >
英検5級をひとつひとつわかりやすく
『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズ 370万部*突破! ! 信頼のベストセラー。 (*シリーズ累計発行部数。2016年6月現在) ★試験を徹底分析! 試験に出る内容をわかりやすく解説 英検5級の出題傾向を徹底分析し,合格のために必要なポイントをひとつひとつていねいに解説していきます。内容を精選しているので,効率よく学習できます。 ★はじめての受験でも安心 ...
https://www.amazon.co.jp/%EF%BC%A3%EF%BC%A4%E3%81%A4%E3%81%8D-%E8%8B%B1%E6%A4%9C%EF%BC%95%E7%B4%9A%E3%82%92%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%8F%E3%80%82-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E6%9A%A2%E5%BD%A6/dp/4053039215/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E8%8B%B1%E6%A4%9C5%E7%B4%9A%E3%82%92%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%8F&qid=1584419883&sr=8-1&linkCode=ll1&tag=coeteco-22&linkId=a9283c27e523d8df4428d9ff5fab489f&language=ja_JP >
こちらはびっちり詰め込んだドリルではなく、解説と問題がゆったりと配置されているので読みやすいです。特に小学生向けとはなっていませんが、単元ごとにシンプルにまとめてあり、解説を読んだら隣の練習問題を解くパターン。数ある英検問題集のなかでも学びやすいのが特徴です。
でる順パス単
Amazonで旺文社の【音声アプリ対応】英検5級 でる順パス単 (旺文社英検書)。アマゾンならポイント還元本が多数。旺文社作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また【音声アプリ対応】英検5級 でる順パス単 (旺文社英検書)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。
https://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E6%A4%9C5%E7%B4%9A-%E3%81%A7%E3%82%8B%E9%A0%86%E3%83%91%E3%82%B9%E5%8D%98-%E6%97%BA%E6%96%87%E7%A4%BE%E8%8B%B1%E6%A4%9C%E6%9B%B8-%E6%97%BA%E6%96%87%E7%A4%BE/dp/401094708X/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%81%A7%E3%82%8B%E9%A0%86%E3%83%91%E3%82%B9%E5%8D%98&qid=1584419931&sr=8-6&linkCode=ll1&tag=coeteco-22&linkId=837a4a81bf44d0cc0532e1273614e10a&language=ja_JP >
試験で必要なのが「英単語」です。なんだか学生時代を思い出してしまいますね。それほどボリュームはないので、出題数が多い単語をとにかくノートに書いて覚える。これの繰り返ししかありません!大人もけっこう忘れているものですから親子で一緒に学び直すのもいいかも!
英検を小学生が受けるメリット・デメリットは?
小学生が英検を受けるメリットはこんな感じです。- テストで合格し「級」がもらえる達成感
- 中学入学後に英語が苦手にならない
- 中学受験で試験免除もある
- 大学受験も見据えて早めスタートは有利
小学生で英検取得!「級」がもらえる達成感
子どもに「英語がわからないと将来困るよ」「今の世の中では大きくなったときに英語ができないと仕事も見つからないかもよ」なんて言っても、「はぁ?」って言われちゃうことが多いですよね。それよりも「5級合格」「4級合格」という達成感がポイントです。たとえばスイミングスクールに通っていると進級テストで受かれば子どもは大喜びだし親も褒めますよね。それと同じで「受かれば合格証をもらえるよ!すごいよね」と子どものやる気を引き出すようにしましょう。大人と同じような資格をとれることを説明するのもいいかもしれません。
親が英検を受けなさいと押しつけるのではなく上手に話してみるのがポイントですね。
そして無事に英検合格となれば達成感はとても大きいです。頑張れば結果がついてくることを経験すれば他の勉強にも良い影響を与えるはずです。
中学で英語嫌いになりづらい!
小学校1年生でひらがなを習うとき、それほど子ども達に学力の差はないですし嫌がる子も少ないものです。ところが中学に入学してすぐに「英語は嫌い」「英語が苦手」という子が出てきます。英語はすでに学んでいる子たちがスラスラと解いていくので焦りを感じる場合もよくあります。単語の暗記のような繰り返し学習がイヤになる時期でもありますね。一度苦手意識をもつと解消するのが大変です。小学生で英検5級程度の実力があれば、中学に進学してから英語では一歩先んじた状態になり学業もスムーズに進むでしょう。
極端な苦手科目を作らないことは、高校受験はもとより大学受験でも大切です。
英検合格で中学受験で試験免除も!
英検に合格していることで、中学受験で試験免除や優遇措置があるのはご存知でしょうか?全国で見ると英検による中学入試での加点・試験免除等があるのは60校以上あります。たとえば
- 浦和ルーテル学院中学校英検利用型入試
3級で80点、準2級以上を90点に換算 - 城西大学附属城西中学校
英語技能入試において準2級以上の取得者は筆記試験を免除 - 山脇学園中学校
英検4級以上(2017年6月以降のもの)により判定優遇、合否参考
大学受験はそんなに先の話ではない
大学受験時の英語民間試験活用は見送られましたが、いずれにしても高校・大学受験で英語は必須科目です。いま小学生のお子さんをお持ちの保護者の方は「大学受験なんてまだまだ先」と思っているかもしれません。多くの大学で英検2級以上をもっていると「単位」として認められています。奨学金や給付金が貰えたり入試で加点となる大学も多くあります。子どもの進路はわかりませんが英検を持っていて損することはありません。
逆算して考えてみましょう。大学受験時に英検2級は持っていたいのなら、高1の時点で準2級は持っていたい。となると中2で最低でも英検3級に合格、願わくば中3卒業時までに準2級を取得しておきたいところ。受験前は英検のための勉強時間が取れなくなりますから、中学や高校なら1~2年のうちに集中して英検のレベルアップをしなくてはなりません。
小学生のうちに英検5級、4級まで取得できれば、後がラクですよね。
小学生で英検を受けるデメリットは
準備もせずにいきなり英検にチャレンジさせるのは避けたいですね。英検5級といえども、中学校1年生レベルではあります。きちんと勉強せずに英検を受けて不合格続きでは子どものやる気もなくなるでしょう。デメリットとは違うかもしれませんが、英検に「合格・不合格」がある以上は親がみて「ほぼ合格できるだろう」と思えるまでは無理に受けさせるのはやめておきましょう。
もうひとつ、英検を受けることは「小学生の学習」でもっとも重要なことではありません。学校の宿題はおざなりで英検のために時間を割くのは本末転倒です。
小学生の英検の申し込み方法は?
小学生が個人で英検を申し込むには3つの方法があります。- インターネット申し込み
- コンビニ申し込み
- 特約書店申し込み
インターネット申し込みは、公式サイトから24時間行えます。受験級と地域を選択し、ユーザー登録をします。その後必要事項を記入の上、検定料の支払いを行うと完了です。
コンビニ申し込みは、ローソン・セブン-イレブン・ファミリーマートの情報端末機で行います。
特約書店は、英検パンフレット(願書)を取り扱っている書店のことです。特約書店で願書を入手後、検定料の支払いをし、必要書類を郵送します。
英検1級の小学生の合格率は?
以前は英検の受験者数や合格率を公式に発表していましたが、今は行っていません。したがって古いデータになりますが、2010年度には英検1級を受験した小学生188人の内、合格したのは24名という記録があります。実際には小学生での1級合格者の多くが帰国子女だと言われています。
1級の出題目安を公式サイトでは以下のように記しています。
二次試験では2分間のスピーチと、その内容への質問がなされます。カギは英語の知識のみでなく、相手に伝える発信力と対応力。世界で活躍できる人材の英語力を証明します。大学生や大人でも難しい1級ですが、小学生でも取得している子がいるのは驚きですね。
引用:英検公式サイト
小学生のうちに英検にトライしてみよう!
小学校で大切なのは当然ながら普段の学校での勉強です。でももしお子さんが英語に興味を持っていたり、あるいは長い休みを利用して「目標をもって学ばせてみよう」と保護者も協力する体制があるのなら、英検にトライしてみましょう。コエテコではプログラミング教室を紹介していますが、例えばプログラミングも進んでいくと英語ができるほうが圧倒的に有利です。そもそもプログラミングという言葉自体が英語なわけですが、プログラマーは基本的に英語でプログラムを書きます。これは簡単な英語力があれば問題ありませんが、英語ができたほうがプログラマーにとって助かるのは言うまでもありません。
前述した通り、今では40万人以上の小学生が英検を受けています。小学生くらいの子どもは「資格を取る」ことを新鮮に感じますし、合格する喜びを体験するのも良い経験になります。春休みや夏休みを利用したり週末に時間をつくって親子で英検取得めざしてタッグを組んで頑張りましょう!