ドローンを使った副業は可能?仕事の取り方や注意点も解説

ドローンを使った副業は可能?仕事の取り方や注意点も解説
近年さまざまな分野で活用されている「ドローン」。ビジネスとして利用される機会も増えていることから「個人でもドローンで副業はできるのかな?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、ドローンを使った副業の種類を始め、仕事に取り掛かる前に最低限身につけておきたい知識についてまで、詳細に解説していきます。
効率的に仕事を取る3つの方法もまとめましたので、最後まで読めばドローン副業への第一歩をスムーズに踏み出せるはずですよ。

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ドローンを使用した副業は可能

アフィリエイトや動画編集などのように、ドローンを使用した副業は可能です。ただし、企業によっては副業を禁止しているケースもあるため、副業を行う際には企業の就業規則を確認しておきたいですね。

ドローンは天候に左右されやすいため、屋外で行う副業の場合は、雨天や強風で運航が延期となることも少なくありません。本業のスケジュールに影響を及ぼさないよう、副業のスケジューリングを行う必要があります。

また、ドローンの副業は他の副業と比較して専門知識が必要となるため、報酬が高額になる傾向があります。確かな操縦スキルや知識をクライアントにアピールできれば、長期間継続して案件を取得できる可能性もあるでしょう。

ドローンを使った副業の種類

まずはドローンを使った副業にどのようなものがあるのかを知り、その中から自分に合ったもの・できそうなものにチャレンジしていくのがおすすめの流れ。ここでは、数あるドローンビジネスの中でも特に副業として人気のあるものを5つまとめました。
  • 写真撮影
  • 映像撮影・編集
  • 農薬散布
  • 点検・測量
  • インストラクター

写真撮影

一番基本的な副業としては、ドローンに搭載されたカメラを用いた「写真撮影」があります。

普通のカメラでは実現できない角度から撮影できるのがドローンでの空撮の魅力。写真撮影ならそこまで複雑な操作も必要ないため「ドローンで副業を始めてみようかな?」と思い立ったばかりの初心者にもぴったりです。

「こんな写真を撮ってきてほしい」という依頼に答えて納品する業務委託形式はもちろん、ストックフォトサービスに登録しておくストック式の副業も人気。
ダウンロードされるたびに少額ながら報酬が振り込まれ続けるので、一種の不労所得を形成することもできますよ。

映像撮影・編集

写真撮影のワンランク上の副業をしたいなら、映像撮影もおすすめです。静止画よりも動画の方が単価が高い傾向にあるため、より高い収入を狙えるでしょう。
ただし写真と違い連続的に撮ることになる関係上、ブレなどが無いように精密な操作が求められるので、難易度は高め。

昨今はテレビ番組や観光地のPR動画等で、上空から撮影した風景を目にする機会が増えてきたかと思います。ドローンで撮る映像はインパクトが強く、見る人を惹きつける魅力があるため、各メディアで積極的に採用されている最中。映像撮影ができるドローンパイロットの需要は今後も伸びていくことが予想されます。

なお映像撮影をするなら、併せて「編集技術」も身につけておきたいところ。ドローンで撮った映像を編集まで対応できる人材は多くないため、市場価値がグッと上昇するでしょう。
参考:空撮を学べるドローンスクール

農薬散布

農薬や肥料の散布、あるいはタネの植え付け等をドローンで行う仕事もあります。

人の手で行うよりも圧倒的に効率がよく時短になることから、ドローンパイロットを探している農家さんも増加傾向。
農林水産省も「スマート農業」を推進しており、農業に先端技術を活用して効率・品質を上げようという動きが強まっているところです。

ただしネット上に案件が出回っていることは稀なため、本格的に副業として取り組むには自分の足で各地の農家さんへ営業に行く必要があるでしょう。住んでいる地域によっては、副業と言えるほど気軽なものではないかもしれません。
参考:農薬散布が学べるドローンスクール

点検・測量

建物を建てる前の測量や、実際に建てたものの点検作業等、建築・不動産業界でもドローンを活用する機会は急増中。
作業の効率化はもちろん、人件費等のコスト削減にも一役買っています。
  • 測量にドローンを活用するメリット
    高額な測量用航空機(セスナ)が不要になった
  • 点検にドローンを活用するメリット
    高額な足場設置、危険な高所作業が不要になった 
太陽光パネルの点検をして思った事は、マジでドローン最強。
いちいちパネルの周りを人が歩くのは本当に疲れる。
もっとドローンが普及してどんどん仕事が楽に...また楽しくなれば良いと思います☺️

引用:https://twitter.com/setumin124/status/1502281895198924802 
建築物の数に対してパイロットは少ないのが現状なため、点検・測量パイロットは求人が多く、収入も高い傾向にあります。
一方で他のドローン副業とは違い、建物に接近して撮影するといった高度な技術が必要に。一朝一夕で挑戦できる仕事ではないことに留意しましょう。
参考:点検を学べるドローンスクール
参考:測量を学べるドローンスクール

インストラクター

ドローンに関する知識・実績を数多く積み重ね、専門資格も取得したプロのパイロットとなれば、インストラクターとなることも可能です。
一言にインストラクターと言っても、以下のように実に多種多様な働き方があります。
  • スクールの講師として活動
  • 個人で生徒を抱えてレッスンを展開
  • マンツーマンで講義 etc... 
まわりに認められるだけの実力を備えなければいけなかったり、わかりやすいカリキュラムを整えなければいけなかったりと、下準備はかなり苦労するはず
その分高収入が狙えるうえ、生徒から感謝を伝えられることもあり、やりがいは十分です。

ドローンの技術が十二分に身についてきて「さらにビジネスを発展させたい」「より多くの人にドローンの楽しさを知ってもらいたい」といった考えが浮かんだ際には、インストラクターへの道を考えてみてもいいでしょう。

ドローンインストラクター

ドローンの資格を保有している場合は、ドローン初心者に操縦技術を教えるドローンインストラクターを目指すことがおすすめです。人と関わる仕事を副業として始めたい人にとっても、やりがいのある仕事だといえるでしょう。

ドローンインストラクターは、操縦技術以外にも以下のような内容を教えることが特徴です。
  • ドローンに関する基礎知識
  • 動画編集
  • データ解析ソフトの使用方法
  • 機体のメンテナンス方法
  • 法整備
  • 各種のルール

上記のような内容のほかにも、空撮や測量、点検に特化したコースのインストラクターを務めるなら、専門的な知識と豊富な経験が求められます。また、おすすめのドローンの機体やドローン操縦に必要な申請書の書き方についてアドバイスする機会もあるため、必要な知識を身に付けておく必要があります。

ドローンで副業をする場合の仕事の探し方

ドローンを使った副業はさまざまな種類があることを説明しましたが、それらの案件はどうすれば獲得できるのでしょうか。ここでは、ドローン副業の仕事を獲得するおすすめの方法を3つ紹介していきます。余裕があれば併用してみるといいでしょう。
  • 求人サイトから探す
  • 案件受注ツールを活用する
  • ドローンスクールで案件紹介を受ける

求人サイトから探す

一般的な副業と同じように、ドローンの案件も求人サイトに掲載されています。
例えば「ドローン 副業」「ドローン 求人」等で検索をかけてみると、以下のような求人が見つかりました。
  • 住居の屋根の点検、調査
  • フォトグラファー(ドローン撮影含む)
  • ドローンインストラクター
  • ドローンを用いた物流・運搬作業 etc... 
農業系の案件はさすがに見つからないかもしれませんが、それ以外であれば求人サイト経由で仕事を獲得することは十分可能でしょう。

なお求人サイトでドローンの副業案件を探すときは、求人数の多い総合型の大手サイトを利用するのがおすすめです。まだまだメジャーな仕事ではないため、規模の小さいサイトだと見つからないこともあります。
参考:求人サイトおすすめ

案件受注ツールを活用する

より効率的に仕事を進めたいなら、専用の案件獲得ツールを利用するのもいいでしょう。
例えばインターネット関連サービスを展開する企業でおなじみ「楽天グループ」からは、依頼者とパイロットをつなぐ「楽天ドローンゲートウェイ」が提供されています。

「楽天ドローンゲートウェイ」の特徴は以下の通りです。
  • ドローン案件のマッチングに特化しているため、希望の仕事が見つけやすい
  • パイロットとしてのプロフィールを詳細に記載できる
  • 天気情報を見れる
  • 飛行禁止空域がアプリ上のマップでわかる
  • 飛行禁止エリアで操縦するための許可申請ができる 
求人サイトだと仕事を取ることしかできませんが、専用プラットフォームなら受注から業務遂行、最終的には検収までオールインワン。パイロットをバッチリサポートしてくれるので、安心して仕事に取り組めるでしょう。

ドローンスクールで案件紹介を受ける

ドローンの操作技術を習得するのが目的と思われがちなスクールですが、中には受講後そのまま案件紹介を受けられるものもあります。
メンターが受講生の実力に応じて最適な案件を持ってきてくれるため、スムーズに仕事に取り掛かっていけることはもちろん、自分で探すよりもミスマッチが各段に減らせるはず。

そのほかにも、スクールには以下のような魅力が詰まっています。
  • 受講生同士で仕事の情報交換ができる
  • 講義を受ける中でポートフォリオが作成できる
  • 仕事の進め方などをメンターに相談できる
スクールを利用すれば、遠回りすることなく最短でドローンパイロットとしてのキャリアを積み始めることができるでしょう。
受講費はかかってしまうものの、それ以上のリターンが期待できるため、余裕があるならば受講して損はありません。
参考:国家資格対応のドローンスクール

ドローン副業を始めるメリット

ドローンを使った副業を始めるメリットは、以下の通りです。
  • 他の副業と比較して報酬が高い
  • 実力があれば月収20万円も可能
  • ライバルが少ない
  • 体力はあまり必要ない
  • 専門的な技術が身に付けられる

報酬が高いなどのメリットはありますが、周辺機材を購入するため初期費用が高額になることは理解しておく必要があります。ドローンの基礎知識を十分に身に付けられている人はまだまだ少ないため、ライバルが少なく案件を取得しやすいこともメリットの1つです。

ドローン副業を始めた場合の収入目安

ドローンの副業案件の相場は、3~10万円といわれています。3~4時間ほどの案件の場合は、5万円前後の報酬となることが一般的です。副業の案件ではドローンのカメラマンの募集が多くありますが、なかにはドローンで空撮した風景映像を1万円ほどで買い取っている業者もあります。
参考:月5万円の副業
参考:月10万円の副業

なお、ドローン操縦士の職種別年収は、以下の通りとなっています。
  • カメラマン:350~640万円
  • 測量操縦士:330~520万円
  • 薬品散布操縦士:320~510万円
  • セキュリティドローン操縦士:300~500万円

地方よりも都心の方が報酬は高額になる傾向があるため、高収入を目指したい場合は都心部の案件を取得するようにしたいですね。
参考:ドローン操縦士の年収
参考:在宅でできる副業

ドローンで副業を始める前に準備しておきたいこと

ドローンは便利な機器である一方で、使い方を間違うと重大な事故につながりかねない危険なもの。正しくドローンを扱うためにも、最低限の知識は身につけてから行動するべきです。ここでは、ドローンを使った副業を始める前に準備しておきたい2つのことをご紹介します。
  • ドローンの購入
  • 専門資格の取得
  • ドローンに関する法律・条令の理解

ドローンの購入

ドローンの購入は必須ではありませんが、所有しておくことで案件の取得しやすさはアップするでしょう。ドローンの機体は数千円で購入することも可能ですが、ビジネスとしてドローンを使用するなら数万円~数十万円ほどの高機能な機体を購入することがおすすめ。

ただし、高額な機体を購入しても、副業で案件を取得できなければ大きな損失となってしまうケースも。費用対効果を考慮したうえで、副業をするために必要な機体スペックを考えることが重要です。

専門資格の取得

基本的なドローン操作に必須となる資格はないものの、いくつか推奨される民間資格が用意されています。資格勉強・技能講習などを通してドローンの基礎知識や操縦方法を身につけることができるので、副業で使うなら取得に挑戦するのがおすすめです。
案件に応募する際にも、資格があった方が「技術があるんだな」と信頼され、仕事を勝ち取りやすくなるでしょう。

なお、2022年12月よりドローンの国家資格制度が開始されました。前述のとおり取得しなくても操縦自体は可能ですが、取得しておくことで飛行できるエリアが広がったり、規制区域で利用する場合の手続きが簡素化されたりといったメリットがあります。
もちろん民間資格が不要になるわけではなく、民間資格を持っていると国家資格取得の際に一部講習が免除になる等の特典も。先に取得しておいて損はありません。

一つ気を付けたいのは、レース用ドローン(5.8GHz帯)や産業用大型ドローン(5.7GHz帯)等、特殊なドローンを使うためには資格が必須となる場合もあるということ。
それぞれ以下のような資格が該当するので、意図せず無免許操縦をしてしまうことがないように気を付けてください。
  • 5.8GHz帯ドローン
    →第四級アマチュア無線技士
  • 5.7GHz帯ドローン
    →第三級陸上特殊無線技士

ドローンに関する法律・条令の理解

ドローンはどこでも好き勝手に飛ばしていいわけではなく、以下6つの法律・条令によって扱い方が定められています。
  • 航空法
  • 小型無人機等飛行禁止法
  • 民法
  • 電波法
  • 道路交通法
  • 都道府県、市町村条例 
特に気を付けたいのが都道府県・市町村の条令。その地域独自のルールが設けられている場合が多いため、事前にHPを見たり、直接確認しに行ったりといった準備が必要になるでしょう。

これらの法律・条令に万が一違反してしまった場合、懲役や罰金といった重いペナルティが課せられることになります。ドローン操縦士としての自覚をしっかりもって、関係法令や飛行禁止エリア等はよく調べておくようにしてください

参考までに、代表的な飛行禁止エリアを以下にまとめました。もしこれらのエリアでドローンを飛ばしたいのであれば、事前に関係各所へ相談し、許可を取るようにしましょう。
  • 空港敷地内および周辺
  • 地上、水面から高さ150m以上の高度
  • 人口集中地区
  • 国会議事堂、原子力事業所などの重要施設の周辺
  • 他人の所有地
  • 道路を占領するほどの飛行、または道路上での低空飛行 etc…

ドローンの国家資格を保有していることでレベル4(第三者上空)の飛行は可能となりますが、副業をするうえで必須となる資格ではありません。ただし、国家資格を保有していれば、これまで飛行できなかった場所でもドローンで飛行できるようになるなど、メリットも多くあります。

さらに、申請や許可の手間も省略できることで、ビジネスシーンでドローンを活用しやすくなるでしょう。レベル4の飛行が可能となるのは、一等無人航空機操縦士です。国家資格の取得には専門的なスキルが必要となるため、取得を目指す場合はドローンスクールの利用をおすすめします。
参考:レベル4の実現に向けた新たな制度整備等
参考:ドローン法律

ドローンを使った副業を始める際の注意点・デメリット

ここでは、ドローンを使った副業を始める際の注意点やデメリットについて説明します。

簡単に稼げるようになるわけではない

ドローンの機体や知識を有していても、簡単に稼げるようになるわけではありません。ドローンの市場は年々拡大している傾向がありますが、実務としての実績が乏しければ案件の取得が難しいケースもあるでしょう。

副業を始めてみなければ報酬が得られるかはわからないため、初期費用は可能な限り抑えることをおすすめします。また、クライアントが企業の場合は、平日の案件のみ紹介されるケースもあります。時間の調整が難しければ案件が取得できず、稼ぎづらいという点も理解しておく必要があります。

ドローンに関する知識を深める必要がある

ドローンの案件を取得するためには、ドローンに関する最新知識を理解しておくことが重要です。ドローンの技術はめまぐるしく進化し、多様化しているため、アンテナを高く張り情報収集するよう努めましょう。

ドローンに関する豊富な知識を有していることで、クライアントから「博識で信頼できるパイロット」と評価されることもあるでしょう。高い評価を受けることで、新たな案件獲得につながることも少なくありません。

ドローンを使った副業まとめ

当記事では「ドローンを使った副業にはどういったものがあるか?」という内容をはじめ、仕事の取り方や注意点についてまで詳細に解説してきました。

今やドローンは単なるラジコン機ではなく、積極的にビジネスに活用されるほど注目度が高まっています。相応のスキルと知識を備えていれば、副業として取り組むことは十分可能でしょう。

ただし操縦は決して簡単なものではなく、覚えるべき規則等も多く挫折しやすいのも事実。資格に挑戦してみたり、オンラインスクールを活用したりして、効率的に学習を進めることをおすすめします。

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