この記事では、フリーランスSQLエンジニアにおすすめの案件探しサービスをはじめ、気になる年収事情や併せて習得しておきたいスキルについて徹底解説していきます。これからSQLエンジニアとしてのキャリアを歩み始めようと考えている人、必見です。
SQLのフリーランス案件探しにおすすめのサービス
フリーランスが案件を見つける手段として、知人・友人からの紹介やSNS等がありますが、最もおすすめなのが「フリーランスエージェント」です。あなたの適性を把握したうえでアドバイザーが案件探しを代行してくれるため、手間を削減しつつミスマッチも防ぐことができます。特におすすめのフリーランスエージェントを3つまとめました。- レバテックフリーランス
- Midworks(ミッドワークス)
- Tech Stock(テックストック)
レバテックフリーランス
「レバテックフリーランス」は、数あるフリーランスエージェントの中でも登録者数・業界認知度の2部門でNo.1の人気サービスです。案件数も業界最大級となっており、2024年6月時点ではなんと8万件。高単価・好待遇で納得のいくフリーランス案件がきっと見つかります。
フリーランスはいかに案件を確保できるかが重要になりますが、レバテックフリーランスは高い契約更新率を誇っているのもポイント。案件参画中も担当者が契約更新や新規案件獲得のフォローに回ってくれるため、93%のユーザーが安定した業務を実現できています。フリーランスエージェントの代表ともいえるサービスなので、迷ったらまずはレバテックフリーランスから登録してみてください。
エージェント名 | レバテックフリーランス |
SQL案件数 | 5,383件 ※2024年6月時点 ※非公開求人を除く |
公式HP | https://freelance.levtech.jp/ |
Midworks(ミッドワークス)
SQLエンジニアとしてある程度経験を積んだうえで、さらなる好待遇案件を求めている人におすすめしたいのが「Midworks(ミッドワークス)」です。下請けを挟まないエンド・SIer直案件が7割を占めているため、高単価案件が多く揃っているのが魅力。他社エージェントからの乗り換えで報酬単価20万円アップ等、数々の年収アップ事例を有しています。
そのほかMidworksの大きな魅力が、案件が途切れてしまった際の「報酬保障」。専任コンサルタントのサポートを受けたうえでもし案件が見つからなかった場合には、報酬の60%を保障してもらうことができます。一定の審査に合格する等の条件はあるものの、収入面の不安を最小限にできる非常にありがたいサービスと言えるでしょう。なお副業案件はないため、その点にはご注意ください。
エージェント名 | Midworks(ミッドワークス) |
SQL案件数 | 277件 ※2024年6月時点 ※非公開求人を除く |
公式HP | https://mid-works.com/ |
Tech Stock(テックストック)
「Teck Stock(テックストック)」は、東証グロース市場に上場している「Intloop」が手掛けるフリーランスエージェントです。利用者の平均年収が935万円にも上るほど、多数の高単価案件を保有しているのがポイント。全体の6割以上が月80万円を超える上流案件となっているため、スキルアップを目指すエンジニアにもぴったりです。
フリーランスを支える独自の福利厚生プログラム「fukurint(フクリント)」も用意されており、仕事はもちろん実生活までサポートしてもらうことができます。節税セミナーに無料で参加できたり、会計ソフトが割安で利用できたりと、独立後につまずきがちな税務関連も心配いりません。フリーランスとしての生活をより安定させたい人に、Tech Stockはおすすめです。
エージェント名 | Tech Stock |
SQL案件数 | 649件 ※2024年6月時点 ※非公開求人を除く |
公式HP | https://tech-stock.com/ |
フリーランスSQLエンジニアの年収はいくら?
SQLでフリーランスエンジニアとなった場合、どれくらい稼げるのかを見ていきましょう。50万件以上の案件を保有するIT求人サイト「フリーランススタート」によれば、SQLのフリーランス案件の月額平均単価は64.1万円、年収にして約770万円であることがわかりました。フリーランスはスキルや実績次第で獲得できる案件に差が出やすいため、単価のふり幅も最低10万〜最高190万とかなり波がある点には注意が必要です。それでも、国税庁が公表している日本の平均年収が458万円であることを考えると、フリーランスSQLエンジニアは十分魅力的なキャリアパスと言えるでしょう。
フリーランスSQLエンジニアとして活動するうえで身につけたいスキル
フリーランスSQLエンジニアとして活躍したいのであれば、SQLを身につけるだけではやや不十分。以下のようなスキルも併せて習得しておくことをおすすめします。- プログラミング言語
- データベース
- クラウド関連
データベース言語であるSQLは、それ単体ではシステムを構築することができません。現場ではJavaやPHPといった言語と一緒に活用されることも多いため、プログラミングの知識も有しておくとスムーズに仕事を進められるはず。
またSQLは「RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)」を操作するための言語であるため、それらに該当する各種データベースに関する知識は必須と言えます。例を挙げると「MySQL」「PostgreSQL」「Oracle Database」「Microsoft SQL Server」等。
そのほか、昨今はAWSをはじめとするクラウドサービスを利用したデータ活用も進んでいるところ。各種クラウド技術についても学んでおくと、ライバルとの差別化につながるでしょう。
まとめ
当記事では「SQLでフリーランスエンジニアになりたい!」と考えている人に向けて、おすすめの案件探しサービスや知っておきたい年収事情、さらには身につけるべきスキルについてまで、詳細に解説してきました。データの利活用が進む現代においてSQLの需要は高く、案件も豊富に出回っています。しかし自分で良い案件を探すことは簡単ではなく時間もかかるため、積極的にフリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。プロが案件探しを代行してくれるため、本業やその他スキルアップ等に注力することができます。
フリーランスSQLエンジニアは平均年収も高く、実力次第では一般的な会社員の倍以上を稼ぐポテンシャルすら秘めています。今後はより多くの現場で必要になることが予想されるので、スクール等も活用しつつぜひスキルを習得し、独立にチャレンジしてみてください。
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