JavaScriptでフリーランス！案件・求人や月収目安も解説

JavaScriptのフリーランス案件の仕事内容

JavaScriptのフリーランスエンジニアとして働く場合、以下が主な仕事内容です。

• フロントエンド開発
• バックエンド開発
• モバイルアプリ開発

フロントエンド開発

JavaScriptフリーランスのフロントエンド開発では、主にWebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース（UI）部分の実装を担当します。JavaScriptはあくまでも補助的な言語のため、単独で使うというよりもHTMLとCSSで構築された静的なWebページに動的な機能を追加するイメージです。

UIだけでなくユーザーエクスペリエンス（UX）も重視されている昨今では、ユーザー側の目線に立って機能を実装したりデザインしたりできるスキルが求められます。
参考：フロントエンドエンジニアでフリーランス

バックエンド開発

主にNode.jsを使用してサーバーサイドの処理を実装するのが、JavaScriptフリーランスのバックエンド開発における仕事内容です。具体的には、RESTful APIの設計と実装、データベース操作、認証・認可システムの構築、ファイル操作、外部APIとの連携など。フレームワークは、主にExpress.jsやKoa.js、Node.JSなどが使用されています。

バックエンド開発で求められるスキルはさまざまですが、JavaScriptが最も人気です。

モバイルアプリ開発

モバイルアプリ開発では、主にReact NativeやIonic、PhoneGapなどのフレームワークを使用して、クロスプラットフォームのモバイルアプリケーションを開発します。具体的には、ユーザーインターフェースの設計・実装、デバイスのネイティブ機能（カメラ・GPS・プッシュ通知など）の活用、オフライン対応、パフォーマンス最適化などです。

少ない手順で効率よく開発できるモバイルアプリは、今後も市場規模が拡大されると予測されています。世界の市場規模は2021年に100億米ドルに達しており、2030年には410億米ドルに達する見込みです。
参考：アプリ開発フリーランス

JavaScriptのフリーランス案件探しにおすすめのエージェント8選

フリーランスエンジニアとして働く際に特に重要なのが「案件の確保」です。会社員と違って安定収入が担保されないため、仕事が途切れないよう自分で獲得していく必要があります。ここでは、JavaScriptのフリーランス案件探しにおすすめのフリーランスエージェントをまとめました。

レバテックフリーランス

IT専門エージェントとして業界No.1の認知度を誇っているサービスが「レバテックフリーランス」です。業界最大級の案件を抱えていることはもちろん、その多くが企業からの直請であるため、高収入を実現しやすくなっています。余分な手数料を取られる心配がないのは嬉しいところ。

担当者のフォローが手厚く、案件が途切れないよう常に手を回してくれる点も魅力。フリーランスは「案件がなくなるのではないか…」という不安と隣り合わせですが、案件継続のために企業へ取り合ってくれたり、必要に応じて次の案件を探してきてくれたりするレバテックフリーランスなら安心です。契約更新率93％という実績もあるので、安定した収入を維持できるでしょう。

Tech Stock（テックストック）

「Tech Stock（テックストック）」は、ある程度実績を積んだフリーランスエンジニアが「より高みを目指していきたい」「収入UPを図りたい」と考えた際にぜひ使いたいエージェントです。本サービス利用者の平均年収は935万円と、非常に高い数値を誇っています。月80万円以上の高単価案件が全体の6割以上を占めていることもあり、上流を目指している人にはうってつけ。

そのほかTech Stockでは、登録者および案件参画者だけが利用できる独自の福利厚生サービスも完備。スキルアップに向けた各種講座や、独立初期に悩みがちな税務処理のサポート等についてまで、会員限定でお得に利用することができます。効率的に仕事を確保しつつ、実生活もしっかり充実させたい人は必見です。

Xhours

Xhoursは、業界最大級の案件数を誇り、全国300社以上のエンド企業や受託会社、SES企業が利用している案件ダイレクトスカウトサイトです。フリーランスになったばかりで不安を感じている方でも、豊富なプロジェクトの中から自分に合った案件を見つけやすく、幅広い業界やプロジェクトの選択肢があるので、自分のスキルや興味に合った仕事にチャレンジできます。

現在他の仕事の稼働中でも新たなチャンスを探すことが可能です。企業の担当者とカジュアルな面談を行い、次のプロジェクトや契約にスムーズに繋げられ、フリーランスとしてのキャリアを安定して続けられるでしょう。

企業と直接連絡が取れるシステムも導入されており、案件に関するやり取りがスムーズで、条件調整や進捗確認が簡単な点も魅力。初心者に対してもサポートが手厚いので、これからフリーランスとして自信をつけたい方に特におすすめです。

TECHBIZ(旧:テックビズフリーランス)

これからIT系のフリーランスになろうとしている人におすすめのサービスが「TECHBIZ(旧:テックビズフリーランス)」です。経験者向けの案件紹介に特化したエージェントが多い一方で、当サービスは独立前の相談から対応してくれるのが魅力。「フリーランスになりたいけど、上手くやっていけるのか分からない…」「事前にどんなスキルを身につけておくべきなんだろう…」といった不安にも、コンサルタントが丁寧に応えてくれます。

フリーランスとして働くとなると、日々の記帳や年度末の確定申告がどうしても負担になりがち。その点、TECHBIZ(旧:テックビズフリーランス)で案件に参画した人には実質無料の税務代行サービスが付いてくるため、余計なことを気にせず思う存分仕事に集中できるのもポイントです。エンジニアとしての経験が浅く「まだフリーランスなんて早いかな…」と尻込みしている人の相談相手として、TECHBIZ(旧:テックビズフリーランス)は非常におすすめです。

Midworks（ミッドワークス）

フリーランスでも「社員並みの充実保障」を受けたいのであれば、「Midworks（ミッドワークス）」がおすすめです。ITフリーランスエンジニア特化のエージェントで、案件紹介だけでなく、必要費用の支給や経理支援クラウドシステムの利用料負担、福利厚生サービスなど、さまざまなサポートを提供しています。

豊富な案件数も魅力の一つで、JavaScriptの案件数は1,000件以上。非公開求人が80％以上を占めており、好条件な求人も豊富です。全体の約70％がエンド／Sler直案件のため、下請け案件よりも高単価で年収アップを望めます。

収入が不安定なフリーランスにとって、報酬の60％を保障^* してもらえるのも嬉しいポイントです。参画中の案件が途切れるタイミングで専任のコンサルタントから案件継続のサポートを受けられ、もし案件が途切れた場合は報酬の60％を保障してもらえます。



※週3～週5、フル稼働可能（1日8時間以上）な案件がメインとなっており、実務経験2年以上の方が主な対象となります。
※副業案件はありません

フリーランススタート

「フリーランススタート」は、フリーランスエンジニア向けにおすすめ案件やフリーランスエージェントを紹介している求人・案件検索サイト。JavaScriptのフリーランス案件を一括検索できるため、気軽に案件検索したい人におすすめです。

案件は、言語や単価、フレームワークやエリアで案件を絞り込むことが可能。稼働日数や働き方などのこだわり条件も設定することができるため、自分の条件にぴったり合う案件を見つけやすいでしょう。

これからフリーランスになりたい人はもちろん、適正報酬を知りたい人や転職かフリーランスかで悩んでいる人もぜひ活用してみてください。

フリーランスHub

フリーランスのエンジニア・クリエイター向けに案件情報を提供しているのは、「フリーランスHub」です。案件を条件に合わせて一括検索できるため、忙しい人でも隙間時間を利用して効率良く案件を探せます。

マイページに経験やスキルを登録しておけば、自分に合う案件をメールでお知らせしてもらうこともでき、非常に便利です。スキルや単価、働き方などのこだわり条件で案件を探すことはもちろん、エージェントに直接応募して案件を紹介してもらうこともできます。

SOKUDAN

週1日から稼働できるリモート案件をお探しなら「SOKUDAN」がおすすめ。掲載案件の92％がリモート案件で、週1～3日稼働の案件が多い傾向です。SOKUDANは、「稼働日数が少なめでも単価は妥協したくない」という人にも向いています。案件の平均単価は32.1万円で、手数料は0円です。上場企業からスタートアップまで優良企業が多数掲載されており、幅広い案件を探せます。

登録から最短翌日に面談できるのも嬉しいポイント。自分に合った働き方をスピーディーに実現できるでしょう。

複業人材向け福利厚生サービス「SOKUDAN PLUS＋」も提供されており、レンタルオフィス＆コワーキングスペースやバーチャルオフィス、請求書や確定申告のサービスを割安で利用できます。

フリーランスJavaScriptエンジニアに必要なスキル

フリーランスJavaScriptエンジニアとして活躍したいのなら、以下のスキルが必要です。必要なスキルを身につけておけば、活躍の幅をどんどん広げられるでしょう。

• JavaScriptの深い知識
• フレームワークに関するスキル
• コミュニケーション能力

JavaScriptの深い知識

単なるJavaScriptの基本文法の理解だけでなく、非同期処理、クロージャ、プロトタイプチェーンなどの高度な概念を完全に理解し、実践できる能力が求められます。深い知識があれば複雑な問題を効率的に解決して高品質なコードを書けるため、クライアントからの信頼を得やすく、より多くの案件を獲得できる可能性が高まるでしょう。

フリーランスのJavaScriptエンジニアとして活躍し続けるためには、一度学んでおしまいではなく、必要に応じて学び、知識やスキルをアップデートしていく必要があります。

フレームワークに関するスキル

JavaScriptは汎用性の高い言語だからこそ、フレームワークのスキルを習得して効率的に作業を行う必要があります。具体的には、React、Vue.js、Angularなどの主要フレームワークの深い理解と実践経験が求められるでしょう。

フレームワークを使いこなすことで効率的な開発が可能になり、クライアントのニーズに迅速に対応できるようになります。フレームワークに関するスキルがあれば、よくある記述のばらつきも軽減可能。チェックやメンテナンスの手間・コストを抑えられます。

コミュニケーション能力

フリーランスJavaScriptエンジニアには、要件の正確な理解、進捗報告、問題点の説明など、技術的な内容を非技術者にも分かりやすく伝える能力が求められます。また、チーム開発の場合、他のエンジニアやデザイナーと効果的に協働するためにもコミュニケーション能力が必要です。

高いコミュニケーション能力は、長期的な信頼関係の構築やより良い案件の獲得につながり、フリーランスとしての成功に大きく貢献するでしょう。

JavaScript未経験でもできるフリーランス案件はある？

国全体としてIT人材の不足が叫ばれている今、エンジニアやプログラマーの需要の高さには目を見張るものがあります。それはJavaScriptについても例外ではなく、多くの企業・現場がスキル保持者を欲している状況。未経験からでも参画できるJavaScript案件は決して珍しくありません。

カカクコムが運営する国内最大級の求人検索エンジン「求人ボックス」を見ても、「JavaScript 未経験」で8,000件以上ヒットすることが確認できました。

ただし、フリーランスともなるとそう簡単ではなくなるというのが実情としてあります。企業側としても、一個人に開発を任せるとなるとどうしても実務経験や実績を重視する傾向があるからです。もし完全未経験からフリーランスを目指すのであれば、一度会社員エンジニアを経験したり、独立を支援してくれるスクールを利用したりして、十分に知見を蓄えた方が良いでしょう。
関連記事：スキルなし・未経験からフリーランスになるには？仕事はあるのか解説

フリーランスJavaScriptエンジニアの月収・年収目安は？

プログラミング言語の中でも初級として考えられがちなJavaScriptですが、その出来ることの広さから需要は高く、他言語と比較しても決して見劣りしない金額を稼げるポテンシャルを秘めています。フリーランスエンジニア向け案件まとめサイト「フリーランススタート」の情報によれば、JavaScriptのフリーランス案件の月額単価相場は71.8万円。最高で200万を超える高単価案件があることも分かっています。

年収にして800～900万円を狙っていくことも十分現実的と考えると、JavaScriptでフリーランスエンジニアを目指す価値は高いでしょう。ただし「フリーランス」という働き方の都合上、報酬単価は案件によりまちまちである点には十分ご注意ください。スキル構築が不十分だと、10万円程度の低額案件しか獲得できないケースも往々にしてあります。
参考：フリーランスエンジニアの年収

Reactなどのライブラリを使いこなせるようだと、さらに年収は期待できます。
参考：Reactでフリーランスエンジニア！

フリーランスJavaScriptエンジニアの将来性は？

Webサイトの構築において、JavaScripは今後も一定の需要が期待されている言語です。ユーザビリティーの高いWebサイトやアプリを開発するうえで汎用性の高いJavaScriptは欠かせないことから、将来性は高いと言えるでしょう。

JavaScriptを使用して開発したWebサイトやWebサービス、モバイルアプリは、現代のトレントともいえる位置づけです。世界規模で重宝されていることからも、今後も需要が増え続けると予想されています。ただし、フリーランスJavaScriptエンジニアとして活躍するためには、継続的に学んでスキルアップしていく必要があるでしょう。

JavaScriptでフリーランスは稼げるのかまとめ

当記事では「JavaScriptでフリーランスエンジニアになりたい！」と考えている人に向けて、JavaScript案件探しにおすすめのフリーランスサイトをはじめ「未経験からでもできるの？」といった疑問への回答についてまで、詳細に解説してきました。

テキストエディタとブラウザさえあれば、誰でもすぐに始めることのできる「JavaScript」。その気軽さからは想像できないほど多様な機能を持った言語であり、モダンな言語が多数登場してきた今もなお、多くの開発現場で重宝されています。正しくスキルを身につければ、JavaScriptでフリーランスとして活躍することは十分可能です。

もちろん、完全未経験の状態からフリーランスを目指すのは簡単なことではありません。なかなか案件が獲れず困窮してしまう可能性も考えられるので、まずはスクールやIT系の企業で実務経験を積むことから始めるのが良いでしょう。