この記事では、フリーランスJavaエンジニア向けの案件状況をはじめ、気になる年収回りの情報まで徹底解説していきます。求められるスキルについてもまとめたので、フリーランスJavaエンジニアになりたいと思っている人は必見です。
フリーランスのJavaエンジニアの案件状況
まず最初に「フリーランスJavaエンジニア向けの案件はどれくらいあるの?」「これから始めるような初心者でも大丈夫?」といった疑問を抱えている人に向けて、Java×フリーランスの案件状況をまとめていきます。- フリーランスJavaエンジニア向け案件の数は?
- 未経験・初心者OKの案件はどれくらい?
- 在宅フリーランスとしても活動していける?
フリーランスJavaエンジニア向け案件の数は?
フリーランスエンジニア向け案件サイト「フリーランススタート」が調査した、各エージェントサービスが抱えるJavaエンジニア求人の数は以下の通り。サービス名 | Javaエンジニア向け求人数 |
---|---|
レバテックフリーランス | 13925件 |
テックビズフリーランス | 6001件 |
Midworks | 5297件 |
パーソルクロステクノロジー | 3456件 |
テックリーチ | 3289件 |
どのサービスも、Javaエンジニア向けの求人・案件を大量に取り扱っていることが分かります。数あるプログラミング言語の中でもトップクラスの案件数ですので、かなり需要が高いことがうかがえるでしょう。
ちなみに「フリーランススタート」は各エージェントサービスの求人をまとめて掲載していますが、Javaエンジニア向け案件数は「77151件」でした(2024年3月現在)。
同時期において、人気言語PHPは47400件、Pythonでも21499件となっていたことから、スキルさえあればフリーランスJavaエンジニアが案件に困ることはまずないと考えられます。
未経験・初心者OKの案件はどれくらい?
雇用契約のあるパート・正社員として採用するならともかく、未経験・初心者のフリーランスに仕事を依頼する企業はほとんどないと思った方がいいでしょう。フリーランス向け案件サービスを見ても「未経験・初心者OK」という内容で掲載している企業はまず見つかりません。一方で、多少なりとも実務経験があれば、フリーランスとして案件を獲得していける可能性はゼロではなくなります。業界最大級の案件数を誇るレバテックフリーランスで「実務経験が浅い方OK」を条件にJavaエンジニア向け案件を検索したところ、200件弱とわずかではありますがヒットしました(2024年3月現在)。
Javaエンジニアとしてフリーランスになりたくても、未経験・初心者の状態から独立するのは少々考え物です。まずは会社員としてある程度の実務経験・開発実績を備えておくことをおすすめします。
※週3日以下の案件はハイスキルが求められます。
フリーランスJavaエンジニアの将来性
フリーランスJavaエンジニアは、今後も需要があると予想されますが、徐々に低下する可能性もあります。需要が低下すると考えられる原因は、新規サービスの開発にJavaが採用される機会が減ってきているからです。自由度が高いJavaは、プラットフォームを問わず使用できる言語としてあらゆる場面で重宝されてきました。しかし、同じJVM系言語のKotkinやScalaの台頭により、活躍の場が減少してきているのが現状です。とはいえ、SIer企業ではまだまだJavaを採用した案件が多いというのも事実。フリーランスJavaエンジニアの需要が減る可能性はありますが、なくなることはないでしょう。
在宅フリーランスとしても活動していける?
エンジニアは基本的にパソコンさえあれば開発環境が整うこともあり、リモートワークが活発な業種です。Javaエンジニアに関しても、経験・実績さえ伴えば在宅フリーランスとして活動することは十分可能でしょう。案件サイト「フリーランススタート」において「リモートワーク・在宅」の条件で絞り込んだところ、以下のような結果になりました。
条件 | フリーランススタートの案件数 |
---|---|
Javaのみ | 77151件 |
Java×リモートワーク・在宅 | 24681件 |
もちろんすべてがフルリモートOKというわけではなく、中には週1〜2回出社というような一部リモートの案件が含まれている点には留意ください。
フリーランスJavaエンジニアの年収・単価
エンジニアの満足度調査で3年連続1位を獲得した「Midworks(ミッドワークス)」によると、Javaのフリーランス案件の平均単価は75万円とのことでした。想定年収は900万円以上です。対象月 | 月別平均単価 |
---|---|
2022年10月 | 82万円 |
2022年11月 | 72万円 |
2022年12月 | 75万円 |
2023年1月 | 73万円 |
2023年2月 | 77万円 |
2023年3月 | 79万円 |
2023年4月 | 78万円 |
もちろん、フリーランスには案件が途切れてしまう等の収入減少リスクがあることも十分理解しておく必要があります。それでも、会社員エンジニアの平均年収が約550万円であることを考えると、フリーランスJavaエンジニアは魅力ある働き方と言えるでしょう。
フリーランスエージェントおすすめ一覧【2024年最新版比較】
この記事では、おすすめのフリーランスエージェントを分かりやすく一覧で比較しています。週3日〜稼働、リモートワークなど、自由な働き方を実現。利用者別のおすすめやフリーランスエージェントを使うメリット・デメリット、よくある質問もまとめました。
この記事をcoeteco.jp で読む >フリーランスJavaエンジニアが携われる仕事
フリーランスJavaエンジニアが携われる仕事は、次の通りです。アプリ開発
Javaは、Androiのアプリ開発に使用されることの多い言語です。今では他の言語が代替するケースもありますが、長く使用されている言語であることから、利用割合も高めです。そのため新しく開発する分にはもちろん、従来からあるAndroidアプリのカスタムやアップグレードの際にもJava知識は重宝するでしょう。
難易度は高めと言われていますが、歴史が長い分参考になる情報もたくさんあります。必要な情報を入手しやすい環境であることも魅力と言えるでしょう。
参考:アプリ開発フリーランス
ホームページ制作
Javaは処理速度が早いため、ホームページ制作でも重宝されるシーンが多い言語です。Javaは、Android製品やApple製品など、製品ごとの規格に関係なく利用できる言語であることから、開発現場では非常に重宝されます。
さらに歴史が長く技術的に安定してるJavaは、他の言語と比較してバクが見つかった際にでもすぐに修正されます。
特に大型案件での利用が多いため、フリーランスの場合は収入に直結しやすい点を魅力に感じる人も多いでしょう。
参考:Web制作フリーランス
ゲーム開発
実は、Javaはゲーム開発にも用いられています。世界で最も売れたゲームと謳われる「マインクラフト」もJavaを用いて作られています。
ただし、Javaにはゲーム制作に活用できるフレームワークやライブラリがあまり充実していません。開発環境をゼロから用意しなければならないため、Javaを習得したばかりの初心者は開発の難易度が高いと感じる場合もあるでしょう。しかし、Javaには対応できる仕事が多く、マイクロソフトのように世界的ヒット製品を開発できる可能性を秘めています。
Javaでフリーランスになるために必要なスキル
ここからは、フリーランスのJavaエンジニアになるために求められるスキルについてみていきます。「独立したいけど、今の自分に足りていない能力は何だろう…」と悩んでいる方は、この項を参考にしてみてください。- Javaフレームワーク
- データベース
- 統合開発環境をはじめとする各種開発ツール
Javaフレームワーク
プログラミング言語には、開発によく使う機能があらかじめ用意された「フレームワーク」というものがありますが、Javaも例外ではありません。フレームワークがあるとないとでは開発効率に雲泥の差が生じることも少なくないため、Javaエンジニア向け案件には特定のフレームワークの経験が必須条件となっていることも。代表的なJavaフレームワークとしては、以下のようなものが挙げられます。
- Spring Framework
- Apache Struts
- Jakarta EE etc…
開発したいものや受諾したい案件に併せて、必要となるフレームワークを習得していく形がおすすめです。
データベース
開発や運用に際してデータを取り扱うことも多いJavaエンジニアは、データベースやデータ分析に関する知識を備えておくことが望ましいです。実際、フリーランスエージェント等に掲載されている案件を見ても、データベース言語の代表である「SQL(シーケル)」を用いた実務経験やスキルを要件としているものが多数見受けられます。なおデータベースにおいては、これまで「リレーショナルデータベース(RDB)」と呼ばれる方式が主流でした。しかしビッグデータの活用が進む現代では、RDBではないデータベースである「NoSQL」に注目が集まっています。学習コストはかさみますが、どちらの知見も持っておけると、需要の高いJavaエンジニアとして活躍できることでしょう。
統合開発環境をはじめとする各種開発ツール
Javaを用いた開発には「エディタ」「コンパイラ」「実行環境」等多くのソフトウェアが必要になりますが、これらを一つにまとめたものが「統合開発環境(IDE)」です。複雑な開発環境の構築が一発で整ったり、プラグインを追加することでより効率的に開発を進められるように拡張できたりと、その利便性の高さから必須級の重要度を誇っています。IDEにも様々ありますが、Java開発におけるスタンダードともいえるのが「Eclipse(エクリプス)」です。現場で使われることも多いので、これからJavaエンジニアに向けて学習を始める人、どのIDEを扱えるようになるべきか迷っている人は、ぜひEclipseから取り組んでみてください。
マネジメント業務を経験しておく
マネジメント業務(PM業務)を経験しておくと、高額案件に採用される可能性が上がります。エンジニア業界におけるマネジメントとは、業務の企画立案から遂行、完了まで、すべての業務を担うプロジェクトの責任者のようなもの。責任が重く業務が多いマネジメント業務なら、一般的なJava案件よりも高い報酬が得やすくなるでしょう。マネジメント業務を経験してからフリーランスのJavaエンジニアになることで、稼ぎやすく活躍しやすくなるはずです。
下流工程から上流工程までカバーできるようにしておく
下流工程から上流工程までカバーできるようにしておけば、あらゆる業務に対応できるため、フリーランスでも重宝されるでしょう。上流工程は案件の前半部分、下流工程は案件の後半部分を指します。上流工程では、要求分析や要件定義など、案件の今後を決定づける重要な業務が行われます。上流工程を取り仕切るのは、経験・知識・スキルが豊富なプロジェクトマネージャーです。下流工程は、上流工程で決定された仕様に基づいて実際の業務が進められます。新人は下流工程からスタートし、経験を積むと上流工程を任されるようになるのが一般的です。
下流工程だけでなく上流工程までカバーできる力量があれば、どんあ案件でも能力を発揮できるでしょう。
フリーランスJavaエンジニアの案件獲得方法
ここでは、フリーランスJavaエンジニアの案件獲得方法を紹介します。フリーランス向けエージェント
フリーランスJavaエンジニアが案件を獲得する方法の1つに、フリーランス向けエージェントの活用が挙げられます。フリーランス向けエージェントでは、求職者の希望や経験に合った案件を紹介してもらえるため、営業の手間を省き仕事に集中できる環境を整えられるでしょう。
最近ではエンジニアに特化したフリーランス向けエージェントも多数展開されています。特化型のエージェントサービスであれば、Java技術への理解が深いアドバイザーが在籍していることもあります。技術面を理解した上で案件を紹介してもらえるため、ミスマッチを低減できるだけではなく、より自身の可能性を高める案件との出会いも期待できるでしょう。
参考:おすすめのフリーランスエージェント
クラウドソーシング
クラウドソーシングを利用するのも案件獲得方法の1つです。クラウドソーシングの魅力は、未経験向け案件が多数掲載されている点。実績に乏しいJavaエンジニアでも案件を獲得できる機会が多分にあるため、実績や経験を積むのに適した案件獲得方法と言えるでしょう。
ただし、クラウドソーシングは相場より単価が低いケースも多々あるため、応募には注意が必要です。
ある程度経験や実績を積めたら、フリーランス向けエージェントへの利用転換も検討しましょう。
知人からの紹介
知人からの紹介で案件を獲得するフリーランスJavaエンジニアも少なくありません。例えば、以前働いていた職場からの紹介や、フリーランス仲間から紹介してもらうなどの方法が挙げられます。
ただし、知人からの紹介の場合、契約内容が曖昧になってしまうこともあります。トラブルに発展した場合、紹介者や自身の社会的評価を下げてしまう恐れもあるため、注意が必要です。トラブルを未然に防ぐためにも、案件を受け負う際は、必ず契約を結んでおくようにしましょう。
営業活動をする
案件の獲得に向けては、自分から企業に営業活動を行う方法もあります。企業への営業活動と聞くと、飛び込み営業などのイメージを持つ人も多いですが、企業が出している求人に応募するのも営業活動の1つです。企業と直接雇用契約を結べるため、エージェントサービスやクラウドソーシングのようにマージンを引かれることはありません。利益は全て自分の収入になるため、収入単価を上げられることもあるでしょう。
ただし、企業に直接応募する際は、それなりのスキルが求められます。スキルに自信がある人は、自ら営業活動に動き出してみましょう。
SNSで情報発信をする
最近では、SNSを活用した案件獲得に取り組むフリーランスも少なくありません。インスタグラムやXの発信を見た企業からDMを通じて仕事の問い合わせが来ることもあります。
普段からSNSでの発信を楽しんでいる人は、仕事への取り組みや請け負った案件をポートフォリオのように記録がてら発信してみるのも良いでしょう。継続的に発信すれば、名前が広がり思わぬ案件が舞い込んでくることもあるかもしれません。
Javaエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント
Javaエンジニアがフリーランスとして活動するときには、フリーランスエージェントの活用がおすすめです。ここではおすすめのフリーランスエージェントを見ていきましょう。レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは業界最大級の案件数をほこるフリーランスエージェントです。常時提案可能案件数を4,000件保有しています。対応スキルが幅広いのも特徴。12職種・44言語に対応しており、Javaを使う案件も豊富です。案件例として紹介されている中には、月100万円を超える案件もあります。平均単価は2021年12月時点で70万円です。
手厚いサポートが整っているのもポイント。スキルやキャリアの希望を理解して適切な案件を探し、条件交渉や契約のサポートも担います。契約期間満了前に次の案件を提案する仕組みにより、仕事が途切れる心配がないのも魅力です。
参考:レバテックフリーランスの評判
年代:40代 職業:個人事業主・フリーランス 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー
サービス利用証明済み- 未経験におすすめ
- 経験者(実務経験あり)におすすめ
他社同業企業様と変わらない部分もあるので今後はその辺りの改善も考慮していただけると尚利用者も増えるのではと思われます。 ...続きを読む
フリーランスを始める方、または余り営業力が無いフリーランスの方々は企業様とのネットワークがないためご支援頂けると大変助かります。
投稿日:2023/11/30(木) 14:56
TECH STOCK
登録社が38,000人以上のTECHSTOCKは、キャリアアップが期待できるフリーランスエージェントです。スキルアップや報酬アップにつながるよう適切なキャリアカウンセリングが行われますし、コンサル案件へのチャレンジもできます。Javaの案件は2024年4月時点で1,000件以上あり、検索すると月100万円以上の案件も複数見つかります。この他に非公開案件もあるため、希望に合うものが見つかるでしょう。
リモート案件が全体の72%を占めていることから、柔軟な働き方を目指している人におすすめです。
参考:TechStockの評判
年代:50代男性 職業:経営者・役員 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー
サービス利用証明済み- 経験者(実務経験あり)におすすめ
自分から担当者へ正確な情報を伝えなければ良い結果を得ることはできない。当方は50代で紹介頂ける案件も少ないなか期待に応えてくれるのはありがたい。 ...続きを読む
自分を売り込む営業を代行してもらえること。技術者の業務経歴はあるものの営業は経験が無いため補ってもらえるところが良い。
投稿日:2023/12/01(金) 17:30
ITエンジニア経験3~5年以上&週4日以上稼働可能な方が主な対象となります。
テックビズフリーランス
稼働継続率97%を超えるテックビズフリーランスは、30,000件を超える案件を保有しているフリーランスエージェントです。Javaの案件は2024年4月時点で2,000件以上保有しています。専任のコンサルタントによるサポートは、案件の紹介やキャリアに関する相談だけでなく、独立や生活に関する内容にも対応。コンサルタントへの相談は、平日夜間や土日にも可能。平日の日中に時間を取れなくても利用しやすい体制です。
税務に関するサポートを行っているのも特徴。記帳や確定申告の代行を実質無料で利用できますし、インボイス制度への登録代行や消費税申告サポートも行っています。
参考:テックビズフリーランスの評判
年代:20代男性 職業:会社員(契約社員/派遣社員) 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー 実務経験:3~5年
サービス利用証明済み- 経験者(実務経験あり)におすすめ
- ハイクラスにおすすめ
コンサルタントの方の対応、アサイン後のフォロー含めて、満足しています。初めてフリーランスを目指す方におすすめです。 ...続きを読む
投稿日:2024/05/27(月) 17:21
未経験からフリーランスのJavaエンジニアになるには
未経験からフリーランスのJavaエンジニアになるには、以下4つの方法があります。- 独学でスキルを習得する
- スクールに通う
- 副業として実績を積む
- 企業に就職して経験を積む
参考:フリーランスエンジニアになるには
独学でスキルを習得する
独学でスキルを習得してフリーランスのJavaエンジニアを目指すのであれば、ネットや書籍などで学ぶのがおすすめです。Javaの基礎知識やスキルだけでなく、ServletやSQLなどの関連知識も学ぶといいでしょう。フレームワークも習得できたら、実際にWebアプケーションを作成してアウトプットしてみることが大切です。インプットするだけでは得られない知識も多く、アウトプットも取り入れながら学ぶことで、実践に活かせる知識・スキルが習得できます。独学のメリットは、お金がかからないところ。書籍購入費などの最低限の費用で済むため、リーズナブルに学びたい人に向いているでしょう。とはいえ、すべてを自分一人でやる必要があるため、モチベーションが維持しにくく、スキルの習得に時間がかかります。正しいスキルを習得できているかの判断がしにくいのも、デメリットです。独学だと不安な方は、スクールに通った方が安心でしょう。
スクールに通う
独学でのスキル習得が難しいと感じる方は、スクールに通うのがおすすめ。Javaが学べるプログラミングスクールなら、体系的に知識やスキルを学ぶことができ、現場で即戦力となることも可能です。スクールの一般的な受講期間は1〜6ヶ月で、10〜80万円ほどの受講費用がかかります。独学よりも費用はかかりますが、必要な知識・スキルを効率的に学べるため、かかる時間は独学よりもはるかに短くなるでしょう。
スクールによってサポート内容が異なるため、自分に合うスクールを選ぶことが大切です。挫折したいない方は学習サポートが手厚いスクールを、転職まで一貫して支援して欲しい方は転職サポートのあるスクールを選ぶといいでしょう。
参考:Javaが学べるスクール
副業として実績を積む
副業として実績を積む方法もありますが、実務経験がないと、副業案件の獲得は厳しいでしょう。Javaの副業案件を獲得したいのであれば、少なくとも実務経験が3年以上ある状態が望ましいようです。実務未経験から副業で実績を積みたいと考える方は、スクールの副業斡旋などを利用して、初心者でもできる副業案件に挑戦するといいでしょう。副業斡旋サービスを提供しているスクールなら、カリキュラム受講完了後、副業案件を紹介してもらえます。
参考:プログラミング副業
企業に就職して経験を積む
フリーランスになることを前提に経験を積みたいのであれば、企業に就職して経験を積むという選択肢もあります。3年程度の実務経験を積めればフリーランスとして案件を獲得できる可能性がアップするため、最低でも3年程度は企業で経験を積みましょう。企業に就職すれば、給料を得ながらJavaについて学べます。とはいえ、実務未経験から就職・転職できる企業は限られており、自分では見つけにくいのが現実です。未経験歓迎の求人を効率よく探したいのであれば、転職のプロである転職エージェントを活用するといいでしょう。転職エージェントには非公開の求人も多く、自分に合う求人を見つけやすくなります。
参考:Javaエンジニアに強い転職エージェント
フリーランスのJavaエンジニアまとめ
当記事では「フリーランスのJavaエンジニアになりたい!」と考えている人に向けて、案件の総数やリモートワークの可否、さらには年収・求められるスキルについてまで、詳細に解説してきました。数あるプログラミング言語の中でも、Javaは安定した人気と需要を誇っています。年収にして900〜1000万も十分狙っていけるレベルであるため、スキルに自信があるのならフリーランスへの道に挑戦してみてもいいですね。
もちろん「Java未経験」「ほぼ初心者」という状態では、フリーランスとして成功することはまず厳しいでしょう。独学で習得して実績を付けたり、会社員Javaエンジニアとして実務経験を積んだりして、きっちりと土台を作ったうえで独立したいところです。