この記事では、水中ドローンを選ぶときに知っておきたいポイントとおすすめ水中ドローン5選をわかりやすく紹介します。
水中ドローンを選ぶためのポイント
水中ドローンに関する規制は、ほとんどないといわれています。空を飛ぶドローンは無線で空高くまで撮影できますが、水中ドローンの場合は有線であるため潜れる深度に限りがあります。水中ドローンの購入を検討しているなら、選び方を理解しておきましょう。4K撮影
高画質で海のなかを撮影したいユーザーなら、水中ドローンが4K撮影に対応しているかはチェックしておきたい点です。フルHDの4倍の解像度を誇る4K撮影は、きめ細かな動画を撮影できます。そのため、魚の撮影だけではなく、水遊びを楽しむお子様のかけがえのない瞬間を撮影することにも向いています。最大稼働時間
水中ドローンは、充電時間が約1.5~2.5時間、稼働時間が約1.5~7時間といわれています。海上でこまめに充電することが難しい場合には、水中ドローンの最大稼働時間を確認しておきましょう。稼働時間が短い水中ドローンでは、決定的な撮影チャンスを逃すケースも少なくありません。最大水深
水中ドローンは、機種によって最大水深は大きく異なります。初心者向けの最大水深15mほどのドローンから、プロ向けの最大水深100mにも及ぶドローンまで販売されています。釣りや漁業、マリンスポーツなど、目的に合わせて最大水深を選ぶようにしましょう。水中ドローンの操縦に必要な資格とは
水中ドローンの操縦には、水中ドローン安全潜航操縦士の資格が必要です。水中ドローン安全潜航操縦士は、一社)日本水中ドローン協会が認定を行う認定資格であり、資格取得のためにスクールを受講することで、水中ドローンを取扱う上での正しい知識、操縦訓練や運用方法について基礎から身につけることができます。「水中ドローン安全潜航操縦士」のライセンスの有効期限は2年間となっており、更新にはオンラインテストの受験・更新料が必要となります。
おすすめ水中ドローン5選
水中ドローンのなかには、産業用の高性能のものからファミリーが気軽に扱えるタイプまでさまざまな種類が販売されています。使用するシーンに合わせて、水中ドローンを選んでみましょう。BIKI
魚型の可愛らしいルックスの水中ドローンは、BIKI。尾ひれが動くため、魚が泳いでいるような動きが加わることも特徴的です。最大で約2時間連続使用でき、最大深度は約60mです。内蔵GPSにより自動帰還できるため、水中ドローン初心者向きの機種だといえるでしょう。チキンヘッドトラッキングと呼ばれる機能で撮影時のブレを抑えることもでき、お子様も気軽に水中撮影を楽しめます。
GLADIUS MINI
世界初の5スラスターを搭載しているのは、GLADIUS MINIです。撮影した映像は、同時に3台のデバイスに共有することが可能。友人や家族と映像をシェアしながら、水中探検を楽しめます。ライブストリーミングもできる水中ドローンであるため、YouTuberからも人気を集めています。専用バックパックセットを購入すれば、気軽に外へ持ち出せるでしょう。
YoucanRobot BWSpace
自動調光や自動追尾機能などを搭載しているのは、YoucanRobot BWSpace。連続使用時間は約7時間を誇り、本格的な水中撮影を楽しみたいユーザーから選ばれています。最大水深約100mで、深海の生物達の撮影も可能。自動調光機能を有効にすれば、薄暗い海のなかも鮮明に撮影できるでしょう。科学研究や漁業に活用されることもあり、産業用ドローンとしても活躍しています。アルミニウム合金材が導入されており、耐腐食性があり長期間の使用も安心です。
CHASING DORY
安価な価格帯でドローン初心者におすすめなのは、CHASING DORY。2つのライトが採用されており、曇天のときでも海中を撮影しやすいことがメリットです。連続使用時間は約1時間で、スマホからでも操作できます。重量は1.3kgで、水中ドローンのなかでも軽量タイプです。手のひらサイズのコンパクトなボディで、長距離移動でもかさばりません。共同プレイモードにすれば、友人や家族で水中ドローンの操縦と撮影を楽しめます。アプリを利用すれば、その場で水中の映像をSNSに発信できます。
PowerVision PowerRay
VRゴーグルに対応しており、より没入感のある映像体験が楽しめるのはPowerVision PowerRayです。魚群探知機があるため、釣りを目的としたユーザーからも人気を得ています。4K UHD撮影が可能であり、水中の美しい映像を撮影したいYouTuberからも選ばれています。姿勢安定性に優れ、水中でも直感的に操作しやすいことがメリット。通信ケーブルは70mで、水中ドローンに釣り糸を取り付けることもできます。