英検のダブル受験とは?メリットは?料金や申し込み方法も解説

英検のダブル受験とは?メリットは?料金や申し込み方法も解説
英検では、複数の級を一度に受験する「ダブル受験」が可能となっています。ダブル受験がどのようなものなのか、そのメリット・デメリットや、申し込み方法、どの級を組み合わせるかなど、英検のダブル受験について詳しく解説します。

中学生・高校生におすすめのオンライン英会話 [PR]

英検のダブル受験とは

英検では、同じ試験日に同じ会場で実施する級の中で、隣接した2つの級を一緒に受験することができ、これを「ダブル受験」と呼んでいます。

英検の試験は午前の部と午後の部の2部構成となっているので、2級と準2級、3級と4級、4級と5級など、午前と午後に分けて1日で2つの級を受講することが可能です。1級と2級、準1級と準2級のように、隣接していない2つの級をダブル受験することはできません。会場型の英検は年3回しか実施されませんので、1つの級は確実に合格を狙い、もう1つの級はチャレンジしてみたいという人などに人気があります。
参考:小学生で英検受ける子が急増中?民間英語検定テストの種類も解説

英検のダブル受験のメリット・デメリット

・メリット

1度に隣接する2つの級を受験することができるため、確実に合格したい級とチャレンジしたい級を両方受けることができます。効率的に英検の合格を目指せるだけでなく、自分の実力を確認するのにも適しています。また、受験の際の推薦材料にするなど、確実に合格しておきたいときに、本命+滑り止めの級で受験することもできます。

・デメリット

1日に2つの級を受けるのは、かなり疲れます。午前と午後で丸1日拘束されるため、集中力を持続させるのが大変です。そのため、最も合格したい級を午前中に受けることがおすすめです。また、英検は級によって試験対策が異なりますので、受験対策が大変になるというデメリットもあります。

英検のダブル受験の申し込み方法

英検で複数の級をダブル受験するには、どのように申し込めばいいか、料金はどうなるのかなどを紹介します。

申し込み方法

個人での英検受験の申し込みは、「インターネット申し込み」「コンビニ申し込み」「特約書店申し込み」の、3つの方法から選択できます。

・「インターネット申し込み」

インターネット申し込みは、オンライン学習サービス「英ナビ!」経由のほか、英検クイック申し込み、英検IDを持っている人は英検ID申し込みで可能です。「ダブル受験申込」にチェックを入れて、2つの級を選択すればOK。クレジットカードの一括払いや、コンビニ現金支払・郵便局ATMが利用可能です。

「コンビニ申し込み」

申込期間中なら店舗にある情報端末機で24時間いつでも申し込みができます。端末に必要情報を入力し、出力される「申込券」をレジに持っていき料金を支払います。

・「特約書店申し込み」

特約書店では、それぞれの級の願書を記入して、同じ封筒に入れて送ります。ただし、書店での申し込みの場合、願書の協会必着日が決められており、検定料を支払っていても願書を送付しないと申し込み完了になりません。遅れないように注意しましょう。

料金

英検の検定料は、個人申し込みで一次試験も二次試験も本会場で受験する場合、2021年度は以下のようになっています。

  • 1級:1万2600円
  • 準1級:1万700円
  • 2級:9700円
  • 準2級:9200円
  • 3級:7900円
  • 4級:4900円
  • 5級:4500円

ダブル受験する場合、特に割引制度などはありませんので、受験する2つの級の検定料を合計したものがかかります。例えば3級と4級をダブル受験する場合、7900円+4900円=1万2800円かかることになります。

準会場でダブル受験する場合

ダブル受験については、英検も認めているため、本会場はもちろんのこと準会場でもダブル受験をすることは可能です。

ただし、準会場の場合は、学校や塾などの英検が認めた会場で受験することになるため、時間や場所の問題で希望の級のダブル受験ができない可能性もあります。

また、ダブル受験を実施していない準会場もあります。まずは英検の受験を申し込む際に、準会場での試験を実施する団体(学校や塾など)に、自分が希望する級のダブル受験が可能かどうかを相談しましょう。

英検をダブル受験する場合の級の組み合わせ例

英検のダブル受験にはどのような組み合わせが考えられるでしょうか。小学生のダブル受験について、2つの例を見てみましょう。

小学生の4級・5級のダブル受験

小学生のうちに英検にチャレンジしたいといった子どもが、英語の実力を試すのにおすすめのパターンが4級と5級のダブル受験です。

5級の問題集などで勉強して自信を持って正解できるようであれば、少し範囲を広げて学習することで4級に合格できる可能性もあります。

4級も5級も一次試験のリーディングとリスニングのみ。4級と5級の内容を比べると、4級はリーディングに「長文の内容一致選択」が加わり、リスニングの「イラストの内容一致選択」が「文の内容一致選択」に変わります。

題材についても、どちらの級も日常シーンが主なので、ダブル受験しやすい組み合わせといえます。

小学生の4級・3級ダブル受験

3級は一次試験でリーディング、リスニングにライティングが加わり、二次試験にスピーキングがあるなど、4、5級と大きく異なりますが、ここまでできていれば中学校での英語学習もぐんと楽になり、中学入試で優遇措置が設けられている学校も多いので、小学生のうちに英検3級合格を目指したいところです。

初体験の面接形式のスピーキングテストにチャレンジしつつ、3級を腕試し+4級の合格を確実に目指すといったときに考えられる組み合わせといえます。過去問題集などでそれぞれの級の問題をしっかりと学習し、初めてのスピーキングテストについては試験の流れの確認や、音読を繰り返し練習するなどして、準備を整えておくことをおすすめします。

英検対策ができるおすすめの習い事教室

英検に合格するためには、目標の級に合わせて効果的に学習することが大切です。特にダブル受験の場合、対策する範囲が広がるため、より効率的に学習したいところです。英検合格に向けてしっかりとケアしてくれる、おすすめの英語教室を紹介します。

家族でレッスンをシェアできる「産経オンライン英会話Plus」


産経オンライン英会話Plusでは、英検二次試験の対策に特化したプランが用意されています。

月額6,380円(10%税込)で、フィリピン人講師とのマンツーマンレッスンを毎日25分間受けられます。1レッスンあたり205円(税込)で英検対策できるだけあり、かなりリーズナブルな価格と言えるでしょう。
レッスンは、家族でシェアすることも可能。1ヶ月最大31回のレッスンを兄弟もしくは親子で分割すれば、2日に1回のペースで兄弟(親子)共に英語の勉強に取り組むことができます。

なお英検対策レッスンでは、英検®準1級〜5級の過去問題をベースに開発したオリジナル教材を使用。外国⼈講師が⾯接官役として、本番さながらの受験形式で模擬練習に取り組めます。

英検対策用の教材を利用する際は、長期割プラン(3ヶ月/6か月/12か月)、または、カスタマイズプランへの加入が必要となります。申し込み時は、教材利用の手続きも忘れないよう、注意してくださいね。

産経オンライン英会話Plusはこちら

オンラインで学べる「kimini英会話」

70年の歴史を持つ学研が運営している「kimini英会話」は、オンラインで英語を学べるサービスです。学研が監修している専用の教材を使い、記憶の定着度が高まるよう予習・復習を取り入れ学習を進めます。

英検対策ができるコースもあり、目標に向け着実に実力を身に付けられる内容です。2021年度以降には、1,267名の英検合格者を輩出しています。

好きな時間を選び受講できるのもポイントです。他にも塾や習い事がある場合でも、スキマ時間を活用して英検に向けた学習に取り組めます。
kimini英会話はこちら

小学生で英検3級合格を目指す「ツリーベルこども英語教室」

成長に合わせて学習方式を変え、英語力をアップさせてくれる「ツリーベルこども英語教室」。

1歳半から中学3年生までを対象に、レッスンは1クラス6名の少人数制で17ものレベルに分かれており、年に2回のレベルチェックを通して確実にステップアップできます。小学生から英検対策にも力を入れており、小学校卒業までに中学卒業レベル(英検3級)の英語力をつけることを目標にしています。

英検クラスでは、授業の最初に単語テストを実施し、テスト後には先生と一緒にすべての単語を発音しながら意味を確認。その後、英検対策問題集を使って、英検合格に必要な単語力と文法力を身につけていきます。間違えた問題や苦手な分野を重点的に解説するなど、生徒ひとりひとりに合わせた指導で、英検合格に向けて効率的に学習できるのが魅力です。

英検準備コースでしっかり対策するなら「シェーン英会話教室」

年齢や習熟度によって13段階にレベル分けされたレッスンで着実に会話力を身につけることができる「シェーン英会話教室」。
子ども向けの指導スキルを身につけたネイティブ講師が、子どもたちが夢中で英語に興味を持てるよう、五感をフルに使った対面のレッスンを行ない、楽しく英語を学ぶことができます。
どのレベルでも家庭用の副教材があり、いつでもどこでも英語に触れられる機会があるのはうれしい限り。小学校1、2年生からは日本人講師による英検準備コース、小学校3、4年生からは英検対策コースも用意。時間をかけてじっくり学ぶレッスンと、短期集中で学べるレッスンがあり、模擬問題を繰り返し行なうことなどにより、英検各級の合格に必要な語彙・文法・表現などをしっかりと身につけることができます。


英語の4技能をバランスよく学ぶなら「English Brains英語アカデミー」

「English Brains英語アカデミー」は、「文法・アウトプット・多読」をモットーとし、厳選された教材を使って、英語を体系的に学ぶことができる英語専門塾。圧倒的な読書量(多読)に加え、徹底した文法とアウトプットのトレーニングにより、高い英語力を身につけられるのが大きな特徴です。

年長から小学校中学年までが対象の「BBコース」では、基本的な英文法が学べるカードゲーム「BBカード」を使って楽しみながら英語の音やリズムを身につけたり、「ジェンガ」などのゲームをとおして英会話を自然とアウトプットしながら「英語を話す度胸」を培うことができます。

「BBコース」を卒業すると、小学校2年生~6年生を対象とした「小学生英検コース」や、小学生~高校生を対象とした「コミュニケーション特化コース」も用意されており、より高いレベルの英語力を身につけることが可能です。


まとめ

英検では、同じ日に2つの隣接する級をまとめて受験する「ダブル受験」が可能となっていますが、効率的に受験ができる反面、1日の拘束時間が長くなって集中力を維持するのが難しかったり、学習範囲が広がったりと、子どもにとっては大変な面もあります。しっかりとスケジュールを立てて、子どもが無理なく英検を受験することができるように心がけましょう。

中学生・高校生におすすめのオンライン英会話 [PR]

今から対策しませんか?新・大学入試
お近くの教室を探す
コエテコ経由で体験申し込みされた方全員にAmazonギフトカードプレゼント中!
体験レッスン+口コミ投稿された方全員に
Amazonギフトカードプレゼント中!

あわせて読みたいガイド

ガイドを読めばプログラミング教育がスッキリわかる!
プログラミングまるわかりガイドを読む

RECOMMEND

この記事を読んだ方へおすすめ