ピアノ学習アプリ「flowkey」「Simply Piano」をピアニストが解説

ピアノ学習アプリ「flowkey」「Simply Piano」をピアニストが解説
自宅でピアノの練習ができる「ピアノ学習アプリ」。効果的なの?App StoreやGoogle Playストアにはいくつものアプリがリリースされており、どれを選べば良いか迷うことも多々あります。そこで、武蔵野音楽大学大学院ピアノ専攻修了後、ピアニストや音楽教育家として活躍する野口幸太さんにアプリの分析を依頼。人気のある「flowkey」「Simply Piano」、2つの学習アプリをプロのピアニスト目線で解説します。

「ピアノ教室に通わなくてもピアノ練習ができる」をコンセプトにしたピアノ練習アプリがあります。インターネットで検索をすると、様々なユーザーのレビューを見ることができるでしょう。人気のあるアプリの名前もたくさん検索結果に表示されます。

では、それらのアプリを「子どものピアノ学習」に役立てることはできるのでしょうか?

この記事は「flowkey」と「Simply Piano」の2つのアプリを、ピアニストの吉田幸央さんと実際に使いながら検証・意見交換をし、その結果をまとめたものです。詳しく解説します。

コエテコが選ぶ!おすすめの音楽・運動教室 [PR]

  • Gravis 神奈川・東京・埼玉・千葉でスタジオ数100以上!日本最大級のチアダンス・キッズダンス教室

  • 体育スポーツ家庭教師ファースト 3歳〜高校生まで対象!スポーツの習い事をマンツーマンで!多様なスポーツに対応で全国2万名以上の教師が在籍

  • Beeミュージックスクール 初心者からでも安心!好きな音楽を好きな時間に経験豊富なプロのインストラクターとマンツーマンレッスン!

ピアノ練習アプリはコツを掴めばメリットあり 

「flowkey」と「Simply Piano」はピアノ初心者を対象に「独学でピアノを学習することができる」というコンセプトで開発された教育系アプリです。まったくの初心者でも、楽譜の読み方や鍵盤の位置などを段階的に学べるように作られており、実際の演奏をする際にも正しい音を弾いているかどうかをチェックしてくれる機能などが搭載されています。

どちらのアプリも、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応した練習用の機能が備わっていますが、そもそもは「大人が独学でピアノを学ぶこと」を想定して作られているアプリです。そのことを理解した上で、教師や保護者が適切なフォローをしながら使えば、どちらのアプリも練習に役立てることができるでしょう。

ピアノ練習アプリで学ぶメリットとは?

ピアノ練習アプリで学習するメリットは、大きく3つあると考えられます。それは、練習できる曲の多さや利用料の安さのほか、家族で一緒に楽しめる点にあるでしょう。

①幅広いジャンルの音楽を学べる

一般的なピアノ教室では、クラシックピアノを学ぶことがほとんどです。仮にジャズピアノを教える教室に通ったとしても、学ぶ音楽はジャズがメインになり、基本的には単一のジャンルに特化したレッスンを受けることが多いでしょう。

対して「flowkey」と「Simply Piano」のアプリは、どちらも初歩の段階から、クラシック、ポピュラー、ジャズなど様々なジャンルの音楽に触れる機会が用意されています

②テキストを買い直す必要がなくコストダウンに繋がる

市販のピアノテキスト(本)を使う場合、基本的には1冊目が終わったら2冊目と課題が進むにつれて買い直す必要があります。

アプリ教材の場合は、ひとつのアプリ内に全カリキュラム(曲など)が集録されているため、利用料さえ支払えばテキストを1冊ずつ購入するコストがかかりません

③家族のコミュニケーションが生まれる

どちらのアプリも、ゲームで遊ぶような感覚で取り組める良さがあります。両親と一緒に楽しめるため、家族間のコミュニケーションを生むきっかけになるでしょう。


例えば、「Simply Piano」では曲ごとに演奏の出来栄えを評価する機能があり、総合評価が星の数で表されます。

筆者が運営しているピアノ教室でも、子どもが満点を獲得すると、見学しているお父さんが大きな拍手をして喜び、帰宅後はお母さんとも共有し会話が盛り上がった、というような話をいくつも聞いています。

アプリを使ったピアノ練習はどうやって行う?

アプリを使う場合はタブレットを用いることが多いでしょう。楽譜のように譜面台に置けるため、アプリの画面を見ながら練習することはストレスなくできるでしょう。また、電子ピアノであれば音量を調節して練習できる利便性もあります。ポイントを2つ解説します。

①譜面台にデバイスを置くだけで準備完了

どちらのアプリも、タブレットやスマートホンで気軽に使えるのが嬉しいところです。基本的にはアプリを起動し、そのまま端末を譜面台に置くだけで準備は完了。マイクがオンになっていることを確かめたら、あとはアプリ側の指示に従って練習を進めていくだけです。

アプリがピアノやキーボードの音を認識するので、間違った音を弾くとサインを出して知らせてくれます。

②MIDI接続ならヘッドホンで練習できる

使用する楽器が電子ピアノやキーボードなら、ケーブルを使ってMIDI接続してヘッドホンで練習ができるため、騒音問題も解消できるでしょう。

ただし、大人がフォローする場合は、ヘッドホンを2人同時に繋ぐ環境を整える必要もあるでしょう。

有線ヘッドホンの場合はオーディオ分配ケーブルを用意すると良いでしょう。またBluetoothヘッドホンの場合は、2台同時接続ができるものとできない機種がありますので、事前に確認することをおすすめします。

では、実際にどんな機能があり、どんな練習ができるのか、それぞれのアプリについて解説します。

【flowkey編】ピアノ練習アプリをピアニストが実践

「flowkey」の具体的な内容を解説します。

アプリの概要

運営会社:flowkey GmbH(フローキー・ジー・エム・ビー・エイチ)※2015年よりヤマハとパートナーシップを締結。
収録曲数:1500曲以上
アプリ費用:1カ月2100円、6カ月9100円(1カ月あたり1516円)、1年1万2800円(1カ月あたり1066円)

「flowkey」に収録されている楽譜のレベルは、「初心者」〜「上級者」、そして「上級者」より更に上の「プロ」まで、カテゴリーが用意されています。「プロ」のカテゴリーでは、プロのピアニストがコンサートでも使えるようなレパートリーになっています。



 また、上の画像のように、学習内容が項目ごとに、わかりやすくカテゴライズされているのも特徴のひとつです。例えば、「右手の練習」「楽譜の読み方」など、インデックスのようにひと目で理解できるように整理されているため、学習者が強化したい内容を選択しやすくなっています。

【初心者・子ども向け】「flowkey」のおすすめ楽曲例

初心者のレッスンメニューの中で演奏体験できる曲は8曲あります。

中でも「歓喜の歌」(ベートーヴェン「よろこびの歌」)、「聖者の行進」、「ジングルベル 」、「メリーさんの羊」は、市販の子ども用ピアノテキストでも扱われることが多い曲です。

また、上記以外にも「クラシック」「邦楽(J-pop)」「映画&テレビ」など、19のカテゴリーの中から好きな曲を選べる機能もあり、「ジブリ音楽」「炎(劇場版『鬼滅の刃-無限列車編』主題歌)」「パプリカ」など、日本の子ども達にも馴染みのある曲がたくさん収録されています。

「flowkey」を使ったピアノ練習の流れ

ここでは、「flowkey」のコースのうち、冒頭の導入部分にスポットを当て、カリキュラムの特徴、「Simply Piano」との違いについて解説します。

はじめは椅子の位置と姿勢から
「flowkey」では、はじめにピアノを弾く時の「椅子の位置」「姿勢」「手の構え方」「黒鍵の数(鍵盤の位置把握)」などについて、動画を見ながら学びます。

その次に「真ん中のド」の鍵盤位置を学習します。この時、楽譜の読み方についての具体的なガイダンスはなく、鍵盤の位置把握だけし、「ドレミファソ」の5つの音をまず弾きます。これは「実技先行型」のカリキュラムと言うこともできます。なお、譜読みの訓練は別のセクションで用意されています。

「flowkey」の注目ポイント

「読譜や指番号を演奏後に学ぶ」カリキュラム
5つの音の実技練習をひと通り行った後に、指番号を学ぶ順番になっているのも実技先行型といえる「flowkey」の特徴のひとつです。

「flowkey」のカリキュラムは実技先行型・学習感覚

「flowkey」のレッスンは、全体的に学習的要素が多めに盛り込まれています。例えば、読譜の学習においても、数字をふったり、五線に色を付けるなどして、楽譜の仕組みを論理的に理解させるための工夫が多く施されています。

演奏技術に関する練習でも、同じフレーズを何度も繰り返し弾く反復練習や、音階練習などの機械的な練習が中心になっています。ゲームで遊ぶというより、練習している感覚が強いでしょう。

この様に演奏自体を楽しむだけではなく、演奏を楽しむために必要な知識と実技を身につけていくカリキュラムになっています。

「flowkey」は復習に役立つ!

筆者は、実際のレッスン現場で、他のテキストで学習した内容の復習用として「flowkey」を活用することが多く、一定の成果が出ていると感じています。

なお、外国発のアプリながら日本語の翻訳がしっかりと施されているのも大きなポイントです。アナウンス音声、字幕共に自然な日本語が充てられており、言語上での混乱は起きないように、配慮されています。

【Simply Piano編】ピアノ練習アプリをピアニストが実践

次に「Simply Piano」の特徴を見てみましょう。

アプリの概要

運営会社:Joy Tunes
収録曲数:公式発表なし。350〜450曲以上というレビュー記事が多く見られるものの、頻繁にアップデートされているため、曲数は今後も増えていくことが期待されます。アプリ利用料:3カ月4900円(1カ月あたり1633円)、6カ月7300円(1カ月あたり1217円)、1年9800円(1カ月あたり817円)

「Simply Piano」のレッスンコースは、「ピアノ基本(初心者レベル)」から「準上級」までのコースが用意されています。クラシックやディズニー、子ども向けの曲もありますが、海外のポップスが多く収録されています。

演奏気分を楽しむことに適している

「Simply Piano」は、アプリ側で再生される「伴奏音源に合わせて弾く」スタイルが基本になっています。これは、伴奏なしで一人で演奏することを主とする「flowkey」とは違ったアプローチです。

例えば「Simply Piano」の最初のレッスンでは、「ド」と「レ」の2音だけで、ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」の演奏をします。しかし、本来この曲は「ド」と「レ」のたった2音で演奏できる曲ではありません。

では、どうやって演奏するかというと、「メインのメロディー」や「ワルツのリズム」はアプリの伴奏音源で再生され、学習者は相の手を入れるような感じで、「ド」と「レ」を交互に弾きます。たったそれだけで、豪華な曲を演奏した気分を味わうことができます。

「Simply Piano」を活用したピアノ練習の流れ

ピアノの基本からスタート
「Simply Piano」は、はじめにメニューを開くと、楽しげなBGMと共に、アプリの使い方などの説明映像が流れ、ワクワクした気分が演出されます。その後「真ん中のド(ミドルC)」の鍵盤位置と、楽譜が提示され、実演課題に入ります。

実技先行型の「flowkey」では、最初にドレミファソの音を弾いてから読譜の学習に入っていましたが、「Simply Piano」では、一音ずつ読譜と実技練習を同時に進めていくバランス型カリキュラムになっています。

また「Simply Piano」は、ド・レの2音を学んだら直ちに指番号を学ぶことになっています。ドレミファソの5つの音を弾くまで指番号について触れない「flowkey」とはアプローチが異なります。

なお、ピアノを弾く時の「姿勢」「椅子の高さ」「手の構え方」については、「ド・レ・ミ」の3つの音を学習した後に学ぶカリキュラムになっています。この点も、一番最初に姿勢を学ぶflowkeyとは違ったアプローチになっています。

「Simply Piano」の注目ポイント

「知識と実技を同時進行で学ぶ」バランス型カリキュラム

「Simply Piano」は、最初の段階から、読譜や指番号を意識する前提の課題が出される特徴があります。実技先行型の「flowkey」とは違い、知識面と実技面を同時進行で学んでいくカリキュラムといえるでしょう。

レッスンは英語音名(C,D,E,F,G,A,B)で行われる

「Simply Piano」はイスラエル発のアプリですが、日本向けに日本語版がリリースされています。音声アナウンスは、すべて日本語に吹き替えられているか、字幕がつくようになっていますが、音名に関してはイタリア音名(ドレミ)ではなく、英語音名(C,D,E,F,G,A,B)でレッスンが進められます。

ピアノの学習を進めていくと、いつかは英語音名にも触れる必要が出てくることが多いため、ごく最初のうちから英語音名に触れておくのは良いことでしょう。

「Simply Piano」のカリキュラムは、知識と実技のバランス型・ゲーム感覚重視

「Simply Piano」は、楽しみながらピアノを学んでいけるような工夫が多く盛り込まれていました。伴奏音源に合わせて弾くことで、まだ初歩の段階から立派な曲を演奏した気分を味わえるのは素敵なことでしょう。

「Simply Piano」は上達していく過程が楽しい!

また、一つひとつの小さな課題をクリアするたびに達成感を感じるような「シャララ〜ン♪」という効果音が鳴り、学習意欲がそそられます。

筆者が子どものレッスンでこのアプリを使用したところ「音ゲーしてるみたいで楽しい」と喜んでいました。

アプリを使った練習についてのまとめ

同じピアノ練習アプリでも、「flowkey」「Simply Piano」には様々な違いがありました。両者の違いをまとめてみましょう。

・収録曲数とジャンル

【flowkey】
1500曲以上:ジャンルの幅が広く、J-popも選べる。

【Simply Piano】
350〜450曲以上:海外のポップスを中心に、クラシックやディズニーなども選べる。

・初歩段階のカリキュラム構成

【flowkey】
「実技先行型」で、読譜などの理論は後から行う。

【Simply Piano】
読譜などの理論と実技がほぼ同時に進行する「知識と実技のバランス型」。

・アプリのコンセプト

【flowkey】
解説アナウンスや映像による基礎ガイドを充実させた「学習感覚重視」の印象あり。

【Simply Piano】
効果音、採点機能などでモチベーションアップの工夫が多い「ゲーム感覚重視型」の印象あり。

このように、何を重視するかによって、選ぶアプリも変わっていくでしょう。

最後に、両方のアプリに共通することとして、アプリの学習効果を高めるために注意しておきたい点を紹介します。

【子ども・親向け】ピアノ練習アプリを最大限活かすための注意点

どちらのアプリも、本格的なピアノ上達を目的とした場合、補足が必要な部分はあります。しかし、アプリの不足している点を利用者側が認識しておけば、より効果的に使えるでしょう。下記の注意点について確認しておくことをおすすめします。

音の強弱、音色は採点基準に入っていない

アプリは、学習者が正しい鍵盤を正しいタイミングで弾いているかをチェックしてくれますが、「音の強弱」「音色」「手のフォーム」「姿勢」などのコーチングは、現状ではカバーの範囲外です。動画やブログサイトなどで無料公開されているプロの演奏動画や、アドバイス記事なども適宜参考にすると良いでしょう。

音感を鍛えるための補助訓練を

ここで言う「音感」とは「音の高低を聴き分けるための能力」とします。つまり耳のトレーニングです。ピアノを「弾く能力」と「聴く能力」は、別のものとして捉え、両方の能力をバランスよく身につけていく必要があります。

音感を育てるために最も有効な方法の一つとして歌(視唱)があります。アプリ画面に表示される楽譜の音を歌ったり、歌いながら弾く練習を織り交ぜることで補えるでしょう。

ただし、歌いながら弾く場合、アプリでは正しく音声認識されない場合もあることに注意する必要があります。

採点機能(音声認識)は完璧ではない

両アプリ共に、精度の高い音声認識機能を搭載していますが、それでも完璧というわけではありません。また、MIDI接続ではない場合、周囲で鳴っている音も演奏音として認識されます。正しい音を弾いているのに不正解判定がされたり、その逆のことも起こり得るでしょう。

子どもや、音楽未経験の保護者にとっては混乱の元になるかもしれませんが、そもそも「完璧なものではない」ということを念頭においておきながら、アプリの採点機能を過信し過ぎず、程良い距離感で、気楽に使い始めることをおすすめします。

このようなことを念頭に置きながら使うことで「ピアノや音楽に親しむ」には、どちらも便利なアプリといえるでしょう。

執筆:野口幸太(ピアニスト)

武蔵野音楽大学大学院修了。ピアニスト、音楽教育家、音楽イベンター。世界的なオペラ歌手エレナ・オブラスツォワ氏との共演をはじめ、様々な音楽活動を行い、2011年に「野口幸太ピアノ教室」を開業。2020年12月からはYouTubeチャンネル「じゃんばりピアノ」を開設し、オンラインでの音楽活動にも精力的に取り組んでいる。

調査協力:吉田幸央(ピアニスト)

神奈川県出身。国立音楽大学、同大学大学院を経てドイツ国立ケルン音楽大学を卒業。日本帰国後、東京・横浜・仙台・ケルンの各地でリサイタルを開催し、好評を博す。ピアノソロだけでなく、アンサンブルピアニストとしても活躍中。近年では、YouTubeやオンラインコンサートでの演奏にも力を入れている。

取材協力:flowkey GmbH、Joy Tunes

まとめ

ここまで、プロのピアニストの視点から「flowkey」「Simply Piano」、2つのピアノ学習アプリの特徴を紹介しました。

伴奏なしで一人での演奏を主とする「flowkey」と、アプリ側で再生される伴奏音源に合わせて弾くスタイルが基本の「Simply Piano」には、それぞれピアノが上達するための工夫が施されています。

アプリに実際のピアノの演奏におけるすべてを求めるのは難しいかもしれませんが、楽しみながらピアノを学んでいけるという点では「ピアノ学習アプリ」も賢く利用したいところです。

ピアノ練習アプリでのレッスンだけでは十分ではないこともある

「ピアノ学習アプリ」には「幅広いジャンルの音楽を学べる」「テキストを買い直す必要がなくコストダウンに繋がる」といったメリットがある一方、「音の強弱」「音色」「手のフォーム」「姿勢」などのコーチングはカバーされておらず、細かい部分の成長には物足りなさを感じることがあるかもしれません。

経験豊富な指導者のもと、実際にピアノの鍵盤を弾いてみる経験が「音の強弱」「音色」「手のフォーム」「姿勢」といったディテールの向上に繋がるのは間違いないでしょう。より本格的に学びたいのであれば、ピアノ教室に通う選択肢もぜひ検討してみてください。

ピアノを習いたい親子におすすめの教室

2021年、ニフティ株式会社が小中学生を中心とした2674人の子どもを対象に習い事に関するアンケートを行ったところ、習い事のランキングは小学生でも中学生でもピアノが2位という結果でした。人気の高いピアノを本格的に習ううえでおすすめの教室を紹介します。

Beeピアノ教室


「Beeピアノ教室」は東京の新宿や池袋などに7校展開しているスクールで、全てマンツーマンのオーダーメイドレッスンを行なっています。「子供のピアノコース」は3歳以上が推奨されていますが、「リトミックコース」は3歳前からレッスンが可能です。

鍵盤遊びを含めた曲練習や楽譜の読み方練習、ソルフェージュなども用意されていますが、子どもの性格や好きなものの傾向、どのようなことを身につけてほしいか、などの、親御さんからの希望をヒヤリングして方向性を決定していきます。

レッスン時間や曜日は希望に合わせて決めることができ、講師も指名することが可能です。また定期的な発表会やイベントも開催されており、クラシック曲やジャズ曲、ポップス、弾き語りなどどんな表現方法でも可能なので、好きな曲を練習しながら、成長過程を実感できます。

Beeピアノ教室はこちら

カワイ音楽教室


「カワイ音楽教室」の理念は、音楽「を」学ぶのではなく、音楽「で」学ぶこと。1歳〜4歳までの「リトミックコース」と、3歳以上を対象にした「ピアノコース」を運営しており、単に技術を習得することだけではなく、表現を通して個性を育むレッスンを展開しています。

「ピアノコース」では60年以上の指導経験をもとに作成したオリジナルテキストの「サウンドツリー」を使用。レッスンは児童心理学や幼児教育理論を学び、実践研修を受けた講師が担当し、マンツーマンで行われます。

小学生になると「ピアノが弾けるようになりたい」という強い意思を持って積極的に練習に取り組むようになるそうで、さらに高いレベルを目指すお子さんには「ハイレベルピアノコース」が用意されているなど、お子さんの夢をサポートする体制が整っています。


ここねソラシド音楽教室

「ここねソラシド音楽教室」は東京都練馬区で運営しているピアノ教室で、「音楽が好き!」「ピアノが好き!」と感じてもらうことを目標としたレッスンを行っています。レッスン室は50人収容できる広々とした空間で、曲に合わせてボールを転がすなど、遊び心のあるレッスンも可能となっています。

ピアノのレッスンは「バイエル」のような教本から始めて、ブルグミューラーやソナチネなどに進むのが一般的ですが、ここねソラシド音楽教室にはレッスンの形式が存在せず、30分、45分、60分の時間枠の中で、楽しく続けてもらうため、できるだけ生徒の意向を重視したオーダーメイドレッスンを提供しています。

演奏する曲も、先生が指定するのではなくヒアリングしながら決めていく形で、クラシックに限定せずJポップなども演奏できます。楽しみながら「自立=練習を組み立てる力」「楽譜を読む力」も養っていきます。

コエテコが選ぶ!おすすめの音楽・運動教室 [PR]

  • Gravis 神奈川・東京・埼玉・千葉でスタジオ数100以上!日本最大級のチアダンス・キッズダンス教室

  • 体育スポーツ家庭教師ファースト 3歳〜高校生まで対象!スポーツの習い事をマンツーマンで!多様なスポーツに対応で全国2万名以上の教師が在籍

  • Beeミュージックスクール 初心者からでも安心!好きな音楽を好きな時間に経験豊富なプロのインストラクターとマンツーマンレッスン!

今から対策しませんか?新・大学入試
お近くの教室を探す
コエテコ経由で体験申し込みされた方全員にAmazonギフトカードプレゼント中!
体験レッスン+口コミ投稿された方全員に
Amazonギフトカードプレゼント中!

あわせて読みたいガイド

ガイドを読めばプログラミング教育がスッキリわかる!
プログラミングまるわかりガイドを読む

RECOMMEND

この記事を読んだ方へおすすめ