英検Jr.(旧・児童英検)とは?英検ジュニアと英検の違いや受験メリットまとめ

英検Jr.(旧・児童英検)とは?英検ジュニアと英検の違いや受験メリットまとめ

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英語力のレベルを確かめる試験として有名な「英検」ですが、「英検Jr.(旧・児童英検)」があるのをご存じでしょうか。ここでは英検Jr.(旧・児童英検)について、英検との違いやラインアップ、グレードについて解説します。英検Jr.(旧・児童英検)についてよくある質問についてもまとめました。

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英検Jr.(旧・児童英検)とは

ここでは、「英検Jr.(旧・児童英検)」対象年齢や、英検との違いなどについて解説します。

英検Jr.(旧・児童英検)の対象年齢

英検の最も初歩的なレベルである5級はおよそ「中学初級程度」で、中学校での指導を踏まえて作られていますが、英検Jr.は小学生を主な対象としています。

どのグレードも年齢制限はなく、試験はリスニングのみ。文字を書く問題は一切なく、読む問題に関しては、SILVER(シルバー)の一部で音声を聞きアルファベットを選ぶ問題があるほか、GOLD(ゴールド)の一部で簡単な文章と絵を合致させる問題があります。

出題の説明は日本語音声で行われるため、日本語の文字がまだ読めない子どもでも受験することができ、小学生だけでなく、6歳以下の未就学児がチャレンジできる英語の試験としても注目されています。

英検Jr.(旧・児童英検)と英検の違い

ここでは、英検Jr.と通常の英検の違いを5つのポイントから見ていきましょう。

英検Jr.の目的は「英語に慣れること」

通常の英検を受ける人の多くは、語学スキルの証明のため、あるいは高校・大学入学や就職に有利になるといった目的のために受験します。

一方英検Jr.はというと、英語に親しみ、外国の文化を理解することを目標として開発されました。その目的は、以下のように設定されています。

  • 英語への親しみや興味・関心を持つ
  • 積極的に英語でコミュニケーションをすることを楽しむ
  • 英語がコミュニケーションのひとつの道具になることを認識し、英語を使うことによって世界の人々と交流ができる喜びや楽しさを知る
  • 世界の様々な生活や文化への理解や知識、関心を深め、広い視野を持った国際人を目指す
参考:英検Jr.の特徴とメリット|英検

このように英検Jr.は子どもたちが英語に慣れることを目的としており、「英語を学ぶ楽しさ」を実感できるものという位置づけになっているのです。

英検Jr.はほぼすべてリスニングの選択問題

通常の英検は「読む(リーディング)」、「聞く(リスニング)」、「書く(ライティング)」、「話す(スピーキング)」の4技能を測定しますが、英検Jr.では英語学習の入門期にもっとも大切と考えられている「聞く(リスニング)」に特化しているのも特徴です。

CDから流れる英語を聞いて、それに合ったイラストなどに丸をつける簡単な解答方法となっています。

英検Jr.はオンラインでの受験が基本

通常の英検は指定の日時に指定の会場へ行って受験しますが、英検Jr.を個人で受験する場合には、基本的にオンラインになります。

英検Jr.の目的はあくまでも英語力を客観的に測るものであり、通常の英検のようにカンニングや替え玉受験といったことを心配する必要がありません。このため、誰でも簡単に利用できるオンラン受験が可能になるのです。

英検Jr.は合否の判定がない

英検Jr.の英検との最も大きな違いは、合否がないことです。英検では各級の試験の英検CSEスコアによって合否が判定されますが、英検Jr.では合否ではなく正答率で成績が表示されます

「できた!」という喜びを実感し、学習の動機づけにすることがねらいとなっているため、80%以上正解できれば、そのグレードに相当する英語力が身についていると見なし、次のグレードへと進みます。3つのグレードが用意されており、各グレードでそれぞれのレベルに適したバラエティ豊富な問題が出されます。

英検Jr.は小学校の学習指導要領に対応

小学校の学習指導要領(外国語編)によると、外国語活動の目標は以下のように設定されています。
外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、話すことの言語活動を通して、コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
参考:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編|文部科学省
英検Jr.はこのような指針に対応しているため、外国語活動における成果を検証する目的としても役立ちます。全国規模で実施されるため客観性の高い成績データが得られ、本人の学習状況の成果を見える化することでさらなるステップアップに繋げられるでしょう。

英検Jr.(旧・児童英検)のラインアップ

英検Jr.には「ペーパー版」、「オンライン版」、「英検Jr.学校版」の3つのラインアップが用意されています。

ペーパー版

学校や塾などの団体で申し込み、決められた日程でグループ会場で受験するパターンです。年に3回、日程が設定されており、2021年度は第1回が6月12日(土)~6月20日(日)、第2回が10月30日(土)~11月7日(日)、第3回が2022年1月29日(土)~2月6日(日)。問題冊子に直接〇をつけて回答するスタイルとなっています。

オンライン版

2009年からオンライン版がスタートしており、インターネットとパソコンを使っていつでも受けることができます。英検 Jr.テストだけでなく、子どものための英語リスニング「ドリル&ゲーム」と「もぎテスト」も含まれており、英検 Jr.対策としてはもちろん、家での英語リスニング学習にもおすすめです。

英検Jr.学校版

学校・自治体のみ受け付けており、テストの実施だけでなく、指導に役立つ詳細な分析資料のフィードバックがあったり、外国語活動に役立つセミナーや研修会のサポートも行なっています。

英検Jr.のブロンズ、シルバー、ゴールドの各級について


 英検Jr.には「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の3つのグレードがあります。それぞれのテストの概要や、学習経験・学習状況の目安などについて、英検Jr.の公式情報をまとめます。

①BRONZE(ブロンズ)

英検Jr.を初めて受験する児童向けのテストで、小学校での1年半~2年程度の英語活動もしくは塾などでの半年~1年程度の学習(週1回50分のレッスンを受けている場合)が英語習熟度の目安となっています。

問題数:40問
テスト時間:約30分


・到達目標
1.英語の音やリズムに慣れ親しむ
2.初歩的なコミュニケーションに必要な語句や簡単な表現を聞き、理解する

・テスト分野
語句:定型表現や基本文中の名詞、形容詞、動詞の聞きとり
会話:あいさつや、動詞を含んだ初歩的な会話(1往復)の聞きとり
文章:簡単で短い文章(1〜3文)の聞きとり

・主な話題・場面
日常生活(家庭・学校など)での身近なできごと、家族・友人・先生との交流、朝起きてから寝るまでにすること、毎日の生活に欠かせないこと、児童の関心のあることなど

②SILVER(シルバー)

BRONZE(ブロンズ)を受験して80%以上正解した児童向けのテストで、小学校での2年~3年半程度の英語活動もしくは塾などでの1年~2年程度の学習(週1回50分のレッスンを受けている場合)が英語習熟度の目安となっています。

問題数:45問
テスト時間:約35分


・到達目標
1.日常生活での身近な事柄に関する簡単な語句や表現を聞き、理解する。それに対して簡単に応答する
2.簡単な会話や文をいくつか聞き、その中にある情報を理解する
3.文字と音声の結びつきに関心をもつ

・テスト分野
語句:定型表現や基本文中の基本的な前置詞の聞きとり、いろいろな文の中の名詞、形容詞、動詞の聞きとり、カテゴリー別複数単語の聞きとり
会話:話しかけに対する応答選択や簡単で短い会話(2〜3往復)の聞きとり
文章:簡単で短い文章(2〜3文)の聞きとり、否定文や疑問文の聞きとりと応答

・主な話題・場面
身近な社会生活(近隣地域)でのできごと、初めて会う人や外国人との交流、学校で習うことや課外活動、児童の生活での一般的な知識など

③GOLD(ゴールド)

SILVER(シルバー)を受験して80%以上正解した児童向けのテストで、小学校での3年半~5年程度の英語活動もしくは塾などでの2年~3年程度の学習(週1回50分のレッスンを受けている場合)が英語習熟度の目安となっています。

問題数:50問
テスト時間:約45分


・到達目標
1.日常生活での身近な事柄に関する語句や表現を聞き、理解する。また、それに対して質問したり応答したりする
2.まとまった会話や文章を聞いて、その中の情報を理解し、その場面状況を判断したり要旨を把握したりする
3.身の回りの語句や簡単な短い文を読む

・テスト分野
語句:いろいろな文の中での語句の聞きとり
会話:簡単でまとまった会話(3往復以上)の聞きとり
文章:つながりのある複数の文(3文以上)の聞きとり、5W1Hによる疑問文の応答、質問文の投げかけ
文字:基本的な語句や簡単で短い文の認識

・主な話題・場面
日本や外国の身近な話題・行事・文化、海外旅行、身近な社会活動、ボランティアなどの活動、 夢や将来のこと、物語や架空のことなど

英検Jr.(旧・児童英検)の対策方法

ここでは、英検Jr.の対策方法について具体的に見ていきましょう。

単語や表現方法の勉強

対策の1つ目は、単語や表現方法の勉強です。英検Jr.では、食べ物や色などの基本的なものの名前、挨拶などの日常的な表現から出題されます。このため、基礎的なものの名前や挨拶などの表現力を伸ばす勉強を進めましょう。

具体的には、イラストや英単語カード、CDなどが付いている学習教材を利用しながら進めます。たとえば保護者がイラストを見せ、子どもがそれを見て適切な名前や表現を答えるなど、ゲーム感覚で楽しく進める方法が効果的です。

リスニングの勉強

2つ目の対策は、リスニングの勉強です。英検Jr.は基本的にリスニングテストなので、耳から入る情報をしっかりと理解できるかどうかが大きなカギを握っています。

具体的には、音声付きの教材を使って学習したり、子どもと一緒に英語のアニメや番組を見るなどが効果的です。普段から英語に慣れ親しむ機会を作っておくことで、英語が身近な存在に感じられるようになるでしょう。

演習問題の勉強

どれほど一生懸命勉強して準備を進めておいても、本番で緊張して肩に力が入ってしまっては、子どもが本来の力を発揮できないかもしれません。またオンライン受験ではパソコンの基本的な操作も必要になるため、基礎的な英単語や表現、リスニングに慣れた段階で、本番に近い演習問題に触れておくとよいでしょう。

英検の公式サイトには、各級ごとにサンプル問題が公開されているので、実際の試験に近い形で体験しながら、必要な手順を確認しましょう。
参考:英検Jr.テスト内容|英検

英検Jr.ゴールドと英検5級の比較

よく比較されるのは、英検の5級と英検Jr.のGOLD(ゴールド)です。

英検Jr.のGOLDは「小学5~6年生程度」英検5級は「中学初級程度」、となっているため、対象年齢は近いのですが、試験内容には違いがあります。

英検5級は「空所補充問題」や「語彙の並べ替え問題」などの筆記試験とリスニングを行います。

英検Jr.のGOLDは、音声を聞いて、内容と合致するイラストや表現を選択するリスニングのみの試験です。

英検Jr.のGOLDはリスニングに特化しているため、リスニングに関してのみで言えば、英検5級のリスニングよりも難しく感じるかもしれません。

英検5級は、文章を読んだり、英文を並び替える問題などもあり、マークシートに名前や受験番号を記入する必要もあるため、筆記試験に慣れていない子どもには難しいかもしれません。

英検対策におすすめの習い事教室

英検Jr.は対象が小学生のため、小学校の英語学習の経験だけで受験することもできますが、英語教室ではより効率的に学習することができるでしょう。6歳以下の幼児が英検Jr.を受験するうえでも、英語・英会話スクールは役に立ちます。

ここでは、英検Jr.や英検の受験を考えている子どもにおすすめの英語教室を紹介します。

①コミュニケーション力を育む「ツリーベルこども英語教室」


1歳半から中学3年生までを対象に、1クラス6名の少人数制できめ細やかなレッスンを行なっている「ツリーベルこども英語教室」。

発音と文字の関係性を学ぶ「フォニックス学習」に力を入れており、幼児期からアルファベットのマグネットを使い、先生の発音した音を探したり、単語を作ったりすることで、知らない単語でも読めたり、発音を聞いただけで綴りが書けるようになるほか、美しい発音を身につけることもできます。

レッスンのテンポの良さも特徴で、集中力が続かない小学校低学年でも飽きないよう、3分、5分、10分と、数分おきに学ぶ内容を切り替える工夫がされています。

また、小学生からの英検対応にも力を入れています。

小学校卒業までに英検3級に合格できるレベルの英語力を身につけることが目標。2019年度の実績では、5級は100%、4級は89%、3級でも70%もの高い合格率が出ています。


②ネイティブ講師と日本人講師による英検対策「シェーン英会話教室」

全国に190校、首都圏に168校を展開する「シェーン英会話教室」は、2歳から中学生を対象に、13段階のレベル分けをした最適なレッスンを提供しています。

子どもたちが英語に夢中になれるよう、五感をフルに使った対面のレッスンをネイティブ講師が行なっています。

レッスンに飽きないよう、次々とアクティビティを取り入れながら、質問の難易度を徐々に上げていき、自然に会話のレベルを上げていくのがシェーン流。

どのレベルでも家庭用の副教材があり、いつでもどこでも英語に触れられる機会を作っています。

小学校1、2年生からは日本人講師による英検準備コース、小学校3、4年生からは英検対策コースも用意されており、子どもの理解度に合わせてきめ細かく指導してくれるのも魅力です。


③英語の4技能を体系的に学ぶ「English Brains英語アカデミー」

世田谷区用賀にある英語塾「English Brains英語アカデミー」は、徹底的な文法指導と、そのアウトプットをするトレーニング、圧倒的な読書量(多読)により、英検合格にもつながる「読む・聞く・話す・書く」の4技能をバランスよく身につけられるのが特徴です。

確かな英語力を身につけるためには、文法や読解を学ぶことが何よりも重要だと考え、そのために必要なプログラムを提供しています。

年長から小学校中学年までが対象の「BBコース」では、楽しみながら「英文法」と「多読」、「アウトプット」を身につけることが可能。また、小学校2年生~6年生を対象とした「小学生英検コース」も用意されており、4名までの少人数制で、ゲームなど、楽しみながら英検合格を目指すことができます。

英語の学習を通してグローバルな視点や考え方を身につけたい人にもおすすめの教室です。


④オリジナルアプリで英語を学ぶ「グローバルクラウン」 


子どもたちが楽しくオンライン英会話を続けていくために作られた「夢中メソッド®」を軸に、オンラインでの充実した英語学習を提供している「グローバルクラウン」。

少しずつステップアップできるように構成されており、国際的な英語学習到達指標「CEFR」や日本の文部科学省の学習指導要領に基づいて32段階のレベルを用意しています。

レッスンはオリジナルアプリを使用し、時間になったらアプリを開くだけ。面倒な設定は必要なく、慣れれば子ども自身で操作することができます。

オンライン英会話では珍しく曜日と時間が固定制となっており、毎回予約を取る必要がないのもポイントです。

バイリンガル講師の質の高さも大きな特徴で、全員が日本語と英語のスキルがネイティブレベルのため、いざというときは日本語でもフォローしてくれるので安心。採用率10%の厳しい採用基準を突破し、子どもに教えるにあたってのレクチャーやレッスンの実践練習を重点的に受けているため、子どもが楽しく英会話を学ぶことができます。


⑤マンツーマンで楽しく英会話する「hanaso kids(ハナソキッズ) 子供向けオンライン英会話」

4歳から15歳までを対象に、有名大学の現役学生や卒業生のフィリピン人ネイティブスピーカー講師とマンツーマンで会話しながら、英語に親しむことができるのが「hanaso kids(ハナソキッズ) 子供向けオンライン英会話」。

子どもの対応に慣れた講師とZoomやSkypeを使用してオンラインで学習し、主にスピーキングとリスニングを伸ばすことができます。

片言の日本語を話せる講師も多く、英語の意味がわからないときなどは日本語で助け舟を出してくれるので安心。

プロフィールや生徒からの5段階評価を参考に講師が選べるため、子どもが無理なく英語を学べるだけでなく、いろいろなタイプの講師と出会うことで、コミュニケーション能力の向上も期待できます。

通常の英会話のほか、「旅行英語」や「英検対策」など目的別のレッスンも可能。「英検対策」では、2次試験の面接にも対応しています。


英検Jr.(旧・児童英検)についてよくある質問

どれくらいの人が受験しているのか、受験するメリットは何なのかなど、英検Jr.についてよくある質問をまとめました。

①英検Jr.(旧・児童英検)の受験者数の目安は?

1994年に「児童英検」としてスタートした「英検Jr.」は、2009年にオンライン版も加わり、これまでに累計140万人以上の志願者となっています。

現在では、英検などとの合計での志願者数が発表されているため、英検Jr.だけでの志願者数はわかりませんが、最後に公式発表された2013年度でBRONZE(ブロンズ)が3万3636人、SILVER(シルバー)が2万8689人、GOLD(ゴールド)が1万9845人、合計8万2170人となっています。

年齢で見ると、BRONZEは6~8歳SILVERは8~9歳GOLDは9~11歳の受験者が最も多く、全体で見ると8歳の受験者が最も多くなっています。

②小学生のうちに合格したい英検の級の目安は?

英検の場合、5級は「中学初級程度」、4級は「中学中級程度」、3級は「中学卒業程度」のレベルといわれています。まずは5級で英検がどのようなものなのかを経験し、次に4級に合格してその内容を十分に理解できる土台をきちんと作ったうえで、3級にチャレンジ。

ここまでできていれば中学校での英語学習もぐんと楽になるため、小学生で英検3級まで合格していれば理想的です。

一方英検Jr.は、対象が「幼児・小学生」となっているため、小学生のうちに最もレベルが高いGOLD(ゴールド)をクリアしておきたいところ。英検Jr.の場合、英検と違って合否はないため、80%以上の正答率を目指しましょう。

③そもそも小学生が英検Jr.や英検を受験するメリットは?

英検Jr.や英検を受験するメリットは、自分の英語力がどれくらいのレベルなのか、客観的にわかることでしょう。小学校での英語が必修化されたことで英語を学習する機会が増えましたが、きちんと身についているのかを確認したいときに英検Jr.や英検は適しています。

「3級に合格する」「GOLDで80%以上正解する」といった、具体的な目標も立てやすく、目標を達成したときの自信は、その後の英語学習により積極的に取り組むきっかけにもなるでしょう。

また、最近では、中学受験の際、英検に合格していると優遇される場合があります。高校や大学でも、スコアが出願資格の条件や推薦入試の条件となっていることがあります。今後も英検に対する注目度はますます高まりそうです。

④英検Jr.以外のおすすめの資格は?

英検や英検Jr.以外に、小学生におすすめの英語資格としては「TOEFL Primary」があります。

日本も含め世界中の「英語を母語としない小中学生」を主な対象としてデザインされており、リーディングとリスニングで英語能力を測定。合否はなく、スコアとバンドレベル(段階別評価)で結果が表示されます。

英語初級学習者を対象にした「Step 1」と、英語で多少のコミュニケーションができる学習者が対象の「Step 2」の2レベルがあり、英語学習を始めたばかりの子どもには「Step 1」からの受験がおすすめです。

両方のレベルの受験者を対象としたスピーキングテストも別に用意されています。

⑤国連英検ジュニアとの違いは?

国連英検ジュニアは、公益財団法人日本国際連合協会が主催し、外務省が後援している検定試験です。一方、英検Jr.の主催は日本英語検定協会、後援が文部科学省なので、名前は似ているものの、そもそも異なる検定試験であるということを覚えておきましょう。

国連英検ジュニアの試験内容は、イラストを使って目と耳で自然に英語に親しみ、楽しみながら学ぶことが重視されています。「国連」と付くので難しい印象を受けるかもしれませんが、英検Jr.と同程度のレベルから受験が可能です。楽しみながら徐々にステップアップを図れるように、EコースからAコースまで6つのコースが用意されています。

ジュニアテストで実力を身に付けた後は、さらに上のレベルとして「国連英検」テストにチャレンジも可能です。国際公務員や外交官、国際企業人など、世界に飛び出すグローバルプレイヤーを目指す人には登竜門的な試験と言えるでしょう。

⑥スマホでも受験できる?

「スマホはあるけどパソコンは持っていない」という人もいるかもしれませんが、スマホでの受験は基本的に推奨されていません

公式サイトによると、英検Jr. オンライン版を利用するためには、以下の条件を満たすパソコン・タブレットが必要であるとされています。


OS・ブラウザ JavaScript
クッキー  その他
パソコン
▼Windows 8.1 / 10 / 11
Google Chrome 最新安定版
Microsoft Edge Chromium 最新安定版

▼MacOS X / Big Sur / Monterey
Google Chrome 最新安定版
オン
オン
画面解像度:
1024×768 以上
回線速度:
回線速度が下り実測2Mbps以上
(10Mbps以上が望ましい)
タブレット
▼Android 5.0以上11以下 ※3
Google Chrome 最新安定版

▼iOS 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15
Google Chrome 最新安定版
オン
オン
画面サイズ:
Android: 9.7インチ以上/iOS: 7.9インチ以上
※推奨動作環境を満たしていても
端末によっては正常に動作しない場合があります 

これによると、推奨環境にはスマホが含まれていないのが分かります。

タブレットで動作することから、スマホでも受験すること自体は不可能ではありませんが、そもそもスマホに対応して作られていないためおすすめできません。パソコンかタブレットを利用し、推奨環境の下で受験するようにしましょう。

まとめ

英検のように合否がなく、英語学習の動機づけになることがねらいとなっている英検Jr.は、英語学習を始めたばかりの幼児や小学生にもおすすめの試験です。オンラインで気軽に受験できますし、3つのグレードで目標を持ってチャレンジすることもできますので、ぜひ受験してみてはいかがでしょうか。

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