転職回数が多いと不利になる?転職は何回までOKなのか解説

転職回数が多いと不利になる?転職は何回までOKなのか解説
転職回数が多い人にとって、「転職回数の多さが転職活動に悪影響を及ぼすのでは?」と心配になっている人もいるのではないでしょうか。
確かに「転職回数が多いほど、不利になる」と言われています。
 
しかし中には複数回転職を重ねていても、転職の成功を掴み取っている人がいるのも事実。
 
そこで今回は、転職回数が多い場合本当に転職が不利になるのかを解説すると共に、転職回数が多い人が内定を勝ち取るために意識したいポイントを紹介します。

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「転職回数が多い」と言われるのは何回から?

どのくらいの転職回数を「多い」と考えるかは人それぞれです。ただし転職市場では、一定回数以上の転職経験があると不利になるといわれます。

「多い」と言われる転職回数や、転職活動における転職回数の考え方をご紹介します。 

許容される転職回数の目安は「3回」

転職市場では、転職回数が3回以上あると「多い」とされることが多いようです。
 
株式会社マイナビHRリサーチ統括部『転職動向調査2024年版(2023年実績)』によると、転職経験者の転職回数は以下のようになっています。
 
株式会社マイナビHRリサーチ統括部『転職動向調査2024年版(2023年実績)』の一部を抜粋して加工
 
2023年度では、転職回数1~3回までという人が全体の約7割を占めています。正当な理由があっての転職であれば、転職回数3回までは「転職回数が多いかも」という心配は不要です。

重要なのは「就業期間×転職回数」

転職3回でも、短期間のうちに転職を繰り返している人は採用担当者から敬遠される可能性があります。1年以内に複数回職場を変わっている人は、納得感のある転職理由を用意しておくのがベターです。
 
また許容される転職回数は、年代によっても異なります。具体的には、社会人経験が長い30代なら5回程度20代なら3回程度までを許容範囲と考えましょう。
 
求人採用にあたり、企業は多額の広告費や人件費をかけています。中途社員を受け入れるための社内準備もあり、1人の社員を採用するまでに多大な時間・コストが消費されているのが実情です。
 
当然ながら「短期間で辞める人は採用したくない」と考える企業は多く、「就業期間×転職回数」のバランスは、転職回数そのものよりも重視されます。 

採用側から見た「転職回数の多い求職者」の印象

「転職回数が多いと不利」と言われるのは、転職を繰り返す人に良い印象を持ちにくいためです。採用側は転職回数の多い求職者をどのように見ているのでしょうか? 

すぐ辞めそう

転職回数が多いということは、1つの職場に定着できなかったということです。採用担当者は「採用してもすぐに辞めてしまうのでは……」と不安を抱きます。
 
先述のとおり、企業が採用にかけるコストは非常に大きいといえます。「すぐに転職する人は避けたい」と考える企業は多く、転職回数が多い人ほど採用では不安視される傾向です。 

協調性に欠ける

転職回数が多い人は、「職場環境への適応力がない」「協調性がない」などの印象を持たれることもあります。
 
転職に至る理由はさまざまですが、「人間関係トラブル」を挙げる求職者は少なくありません。たとえ本人に非が無くても、「トラブルがあったこと」そのものを重く見る企業もあります。
 
円滑なコミュニケーションやチームワークを重視する企業であれば、「コミュニケーション力が低そう」「協調性がなさそう」などと見なされるのは、非常に大きなディスアドバンテージです。 

スキルや実績が不足している

短期間での転職は、仕事の本質を理解しないまま次の職に移ることとなります。同じ年代・同じポジションの人と比較すると、業務に従事した時間が少ないのは明白です。採用担当者から「スキルや実績が不足しているのでは……」と懸念されることがあります。
 
中途採用の場合、即戦力を期待する企業がほとんどです。スキルや実績が不足していると思われた場合、転職回数の少ない他の候補者が採用される可能性が高くなります。 

扱いが難しそう

転職回数が多い人の中には、「環境への適応力がない人」「職場への愛着や忠誠心を持てない人」「職場に求める条件レベルが高い人」などが散見されます。採用面接でその片鱗を出してしまった場合、採用担当者からは「扱いが難しそうな人だ」と思われてしまうかもしれません。
 
企業の採用担当者の多くは、新しい環境に問題なくなじみ能力を発揮してくれる人を希望します。自社の利益向上に貢献してくれる「忠誠心」も重要で、問題のある人を雇用するのは避けたいのが実情です。
 
扱いにくそうと思われてしまった場合は、採用される確率はグッと下がることを覚悟しましょう。

転職回数の多い人が不利になるケース

転職回数の多い転職希望者が転職に臨む場合、一番心配することは「転職回数の多さが転職活動で不利に働くのではないか」という点ではないでしょうか。
 
結論から申し上げると、転職回数の多さが転職活動に悪影響を及ぼすか否かは、様々な要因が絡むため、一概に不利に働くとは言えません。
しかし次に該当するケースは、転職回数が多いと不利になる傾向にあるようです。

転職理由がネガティブ

これまでの転職理由が「様々なビジネス環境に身を置きたい」「新しい技術を学ぶため」など前向きな理由であれば、転職回数を問われることもないでしょう。
しかし「上司と折り合いが付かなかったから」「仕事内容が自分に合わなかったから」などネガティブな理由で転職を繰り返す人は、また同じ理由で転職するのではないか?と思われてしまいます。

短期間で転職を繰り返している

また短期間での転職を繰り返している人も転職回数が不利に働くケースが多いようです。
半年間未満の短期で転職を繰り返している人は、「腰を落ち着けて仕事に取り組む意識が希薄だ」と採用担当者に思われてしまう可能性があります。
 
なぜ短期転職を繰り返したのか、その理由をしっかり伝えられるよう準備しておくことが大切です。またその上で「うちでは長期的に働いてもらえるだろう」と採用担当者に思ってもらえるような熱意を伝えることも意識しましょう

スキル・経験が乏しい

転職回数が多い人の場合、スキル・経験の乏しさをカバーできない場合もあります。
“転職回数が多い”ということは、1つの企業で長く勤められていないため、本来身に付いたスキルや経験が身に付かないまま転職に至っていることも考えられます。
また採用担当者としても、同様な懸念を抱いてしまうことでしょう。
 
反対に採用担当者の懸念を払拭できるほどのスキル・経験を持っている人は転職回数を問われることは殆どありません。
またスキルや経験を見込まれヘッドハンティングやリファラルなどで転職を繰り返し成果を残してきた人ほど、転職回数が多さが評価されることもあります。
参考:転職したいけどスキルがない20代
参考:転職したいけどスキルがない30代

転職回数が多いと感じた時におすすめのエージェント

転職回数が多く不利になっていると感じるなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。サポートを受けながら転職活動を進めることで、希望のキャリアに合う転職をかなえられます。

doda

dodaは20万件以上の求人から、自分に合う職場の紹介を受けられるエージェントです。転職市場全体についてはもちろん、個々の業界や職種についても詳しいスタッフのサポートを受けながら、転職活動に取り組めます。

キャリアプランに関する相談ができる他、職務経歴書や履歴書の添削を受ければ経験やスキルを効果的にアピール可能です。模擬面接も行っているため、面接対策も万全に本番に臨めます。

企業との窓口として動いてもらえるため、日程調整といったやり取りを任せられるため、効率的に転職活動を進められるのもポイントです。
参考:dodaの口コミ

年代:20代男性 職業:会社員(正社員) 業界:サービス 職種:営業

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5.0
  • 未経験におすすめ
  • 経験者(実務経験あり)におすすめ
  • 新卒におすすめ
  • 第二新卒におすすめ
  • 女性におすすめ

面接に臨む前に想定される質問や企業が大事にしていること、重視していることを共有いただき、大変ありがたかったです。 ...続きを読む

投稿日:2024/02/13(火) 18:20

年代:20代女性 職業:無職・求職中 業界:物流・運送 職種:管理職

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3.5
  • 未経験におすすめ
  • 新卒におすすめ
  • 第二新卒におすすめ

第二新卒や未経験の業界・業種に転職しようと考えている方でも簡単ではないが求人数は多いのでお勧めできる。 ...続きを読む

口コミの良かった点のアイコン 良かった点:

カウンセリング・面談は頻度高く行っていただけるので、積極的にサポートを受けられると思う。また、求人・案件が豊富なので自分に合った求人が見つかりやすい。

投稿日:2024/02/29(木) 16:06


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マイナビAGENT

高いマッチング力が特徴なのはマイナビAGENTです。企業の要望や社内の雰囲気についてリサーチした情報をもとに紹介を受けられるため、希望に合う職場への転職がかないます。

企業の情報を詳しく把握しているため、自分の経歴の中で、職務経歴書や面接でアピールにつながる部分について客観的なアドバイスを受けられるのもポイント

「2回目以降の転職のポイント」といった状況に合わせて転職活動のコツも紹介しています。
参考:マイナビエージェントの評判

年代:20代男性 職業:会社員(正社員) 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー 実務経験:1~3年

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3.5
  • 経験者(実務経験あり)におすすめ
  • 第二新卒におすすめ

満足度としてはかなり良かったという評価です。求人だったり他にもたくさんのことを手伝ってくださったりしてくれて安心して転職活動を行うことができたのでこの評価です。 ...続きを読む

投稿日:2024/06/24(月) 15:16

年代:30代男性 職業:パート・アルバイト 業界:IT・メディア 職種:デザイナー 実務経験:1~3年

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3.5
  • 未経験におすすめ

スタッフの応対が良く、内容も高案件ばかりだったので、利用して損はないキャリアサービスだと感じた。 ...続きを読む

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就職以降も今後のステップアップに繋がるものだと感じた。

投稿日:2024/07/03(水) 11:14


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JACリクルートメント

転職により年収800万~1,000万円を目指したいと考えている、ハイクラスやミドルクラスには、JACリクルートメントが向いています。実際に利用した求職者の中には、年収が200万円アップした人もいる転職エージェントです。

これまでに約43万人に対して転職支援を行ってきている実績もポイント。大手企業や優良企業との取引実績が豊富なため、希望に合致する企業の紹介を受けられるでしょう。

コンサルタントが企業・求職者の両方とコンタクトを取る体制により、双方のニーズをじかに把握している点は強みといえます。企業内部の雰囲気や体制などの詳細な情報を知った上で、転職を決められます。

年代:30代男性 職業:会社員(契約社員/派遣社員) 業界:IT・メディア 職種:事務 実務経験:1~3年

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3.5
  • 経験者(実務経験あり)におすすめ
  • ハイクラスにおすすめ
  • 女性におすすめ

面接まで進んだあとのサポートは非常に手厚いですが、求人数が少ないため状況によっては応募できない自体もあり得たかもしれません。 他のサービスと併用するのが無難には感じました。 ...続きを読む

口コミの良かった点のアイコン 良かった点:

プロのエージェントが一緒になって、経歴の洗い出しからキャリアの可能性までサポートしてくれます。

投稿日:2024/05/27(月) 17:21

年代:40代男性 職業:会社員(正社員) 業界:製造業 職種:事務 実務経験:10年以上

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3.0
  • 経験者(実務経験あり)におすすめ

エージェントによっては、当時の私のような「SAP COモジュール+英語」というニッチな価値を理解していなかった人が多く見受けられ、そこは最後まで不満が残りました。ただ、有益な気づきがあったためそこは満足しています。 ...続きを読む

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自分の職務経験がニッチな経験であり活きる場が多い、ということを教えてくれたのもエージェントでしたので、自分の商品価値に気づける機会が与えられる(=収入増も期待できる)点はメリットだと思います。

投稿日:2024/06/24(月) 15:16

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レバテックキャリア

「今より年収アップしたいと思っているけれど難しそう」「スキルアップしたいけれど具体的にしたいことはない」など、何となくこのままではいけないと感じている人におすすめなのがレバテックキャリアです。

転職活動を始めようと思っても、希望が明確になっていない状態では、なかなか決まりません。レバテックキャリアでは、ぼんやりとした思いを明確にした上で、希望に合う求人の紹介を受けられます

企業が何を重視して人材採用を行っているのかを把握しているため、面接に向けてどのような準備をすればよいかが具体的に分かるのもポイントです。

年代:30代女性 職業:無職・求職中 業界:デザイン 職種:デザイナー 実務経験:10年以上

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3.0
  • 経験者(実務経験あり)におすすめ
  • ハイクラスにおすすめ

高収入・有名企業の会社さんが多く記載されていたので、探しているときはワクワクしていましたが、求められている求人像が高すぎたので実力不足を感じました…。 デザイナー系を探していた私にはあまりマッチしませんでした。 ...続きを読む

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自分の価値が分かることが一番勉強になりました。 業界がどういった人物を求めているかだいたい分かります。自分の技術・経験不足が分かったので、苦しい反面もっと力をつけねばと感じました。

投稿日:2024/07/03(水) 11:14

年代:30代男性 職業:会社員(正社員) 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー 実務経験:5~10年

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4.0
  • 経験者(実務経験あり)におすすめ
  • 第二新卒におすすめ

レバテックはITに特化しており、専門性の高いエンジニアやクリエイター向けの求人が多かったです。 面接前に企業の傾向と対策を行ってくれるので、面接に自信がない方にもおすすめですので、機会があれば一度利用してみてください。 ■レバテックの利用背景 IT業界でSESで10年近く働いておりできることが増えた反面、責任も増えていくが下請けの下流工程メインの会社だったので毎年の昇給少なく給料への不満、将来への不安が生まれたため転職を決意した。 そこで給料UPだけでなくキャリアアップも視野に入れていたため、IT企業を中心とした転職エージェントを利用した方が自分に合った仕事がもらえる可能性が高いと思い利用を開始した。 初めての転職だったので自分が調査した内容と実際との乖離が起きることに不安を感じたため、興味がある企業の実態を転職エージェントに確認する道を選んだ。 ・サポート体制(メールやチャットサポート)が充実してる →迅速なレスポンスで、丁寧なサポートが受けられる。(メールやチャットでの対応が早く、質問や相談に対して適切な回答が得られる。) ...続きを読む

口コミの良かった点のアイコン 良かった点:

初めてキャリアサービスを利用する多くの人は転職活動で具体的に何をすべきかよくわからないという不安を少しでも解消するために始めるのではないかと思ってます。 なので転職活動についての考え方等、壁打ち相手としてエージェントに思ったことをぶつけ、第三者の視点から物事を言って下さるので今の自分を客観視することができます。 それによって転職活動における行動指針(この場合はAをすべき/この場合は何をしないべきという基準)を決めたうえで行動し振り返りができるのでダメなことを継続せず良い結果を出すための行動に集中できるきっかけを作れるのがメリットだと感じました。 ・検索機能が使いやすい →ユーザーが自分に合った求人を簡単に見つけられるように設計されているため、スキル/職種/勤務地などの細かい条件で求人を絞り込むことができる。 ・エージェントサービスの質がITに特化していて良い →IT業界に精通したエージェントが多いため、的確なアドバイスを提供できる専門知識を持ったエージェントが多く、キャリア相談や面接対策が充実している。

投稿日:2024/08/05(月) 15:34

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転職回数の多い人が強調すべきアピールポイント

人材の流動性が高まっている昨今、転職回数が多いだけで「不採用」とはなりません。転職回数が多い人ならではのアドバンテージに期待する企業も多く、アピールのやり方次第では転職回数の多さをよい印象に結び付けることも可能です。
 
転職回数の多い人がプッシュすべき、アピールポイントをご紹介します。 

経験の豊富さ

転職回数が多いということは、さまざまな業界・企業を知っているということです。同じ企業・同じ業務で長く働いている社員よりも、経験が豊富であることをアピールできます。
 
他業界・他業種での経験が豊富な人は、より広い視点からの提案が可能です。新しいアイデアや意見が出やすく、企業の経営戦略の幅が広がる可能性があります。
 
転職回数が多い人が経験の豊富さをアピールするときのポイントは、具体性を持たせること。ただ「転職回数が多いので、経験豊富です」と言っても説得力がありません。どの転職でどのようなスキル・経験を積んだのかを数値・実例を交えて説明しましょう。  

旺盛なチャレンジ精神

転職は、これまでの環境を捨てて新しい環境に飛び出すことです。複数回繰り返しているということは、安定を取らずにチャレンジできるということ。転職活動では、「チャレンジ精神が旺盛である」とアピールできます。
 
VUCAの時代といわれる現代、企業が発展を続けていくためには新しいアイデアやチャレンジが不可欠です。「リスクを取ってチャレンジできる人」を重視する企業は多く、転職活動におけるアピール力は高いといえます。 

順応力

順応力のある人は、変化を受け入れる柔軟性や、課題に直面したときに自己解決できる問題解決能力があります。「複数回の転職により、さまざまな課題を乗り越えてきた」という経験を持っていることは、自走できる社員を求める企業からすると魅力的です。
 
ただし順応力をアピールをして違和感がないのは、「さまざまな仕事を体験したかった」「キャリアアップのために転職した」など、前向きな転職を繰り返した人です。

転職理由が「職場関係のトラブル」「仕事が合わなかった」などのケースでは、順応力のアピールはおすすめできません。

転職回数の多い人が内定を勝ち取るためにすべきこと

続いて、転職回数が多い人が内定を勝ち取るために意識したいポイントを紹介します。

スキルや実績を適切に伝える

複数の転職を繰り返してきたということは、様々な企業で多様な経験を積み重ねてきたということです。

これまで在籍してきた企業で何を学び、身に付けたのか、さらにどのような実績の上乗せにつながったのかなど、ポジティブにアピールすることで、転職回数の多さをマイナスからプラスのイメージに転換できるでしょう。

転職理由に一貫性を持たせる

複数回転職をしていたとしてもキャリアに一貫性があれば、採用担当者も納得させられます。
反対にキャリアに一貫性がない場合、「思いつくままに転職を繰り返したのではないか」「仕事に対する意欲がないのではないか」などの懸念を抱かれてしまいます。
これは転職先を選ぶ時にも意識しておきたいこと。
 
転職に臨む際は、これまでの仕事の共通点を探しだし、さらには自身が大切にしたい軸や考え方を関連付けて表現してみましょう。
キャリアに一貫性を持たせることができ、複数回の転職した経歴があったとしてもネガティブに寄ることはなくなるでしょう。

人手不足の業界を選ぶ

スキルや経験が乏しい人は、人材不足の業界を選ぶのも1つの手。
先ほどスキル・経験が乏しい人は転職回数の多さが不利に働くとお伝えしましたが、人手が足りてない業界は、応募間口を広く設けているケースがほとんどです。転職回数が多かったとしてもしっかりとキャリアビジョンを描き、腰を据えて仕事に就くことをアピールできれば、内定を勝ち取ることも夢ではありません。
 
帝国データバンクが2023年4月17日~4月30日にかけて全国2万7,663社を対象に行なった『人手不足に対する企業の動向調査(2023年4月)』によると、正社員の人手不足は51.4%と高止まりが続いているとのこと。
 

引用:帝国データバンク『人手不足に対する企業の動向調査(2023年4月)』
 
特に、旅館・ホテル業界における人手不足は8割近くにも上っています。
他にも下記表に記載の業界において、顕著な人手不足が発生していることが分かります。
 
引用:帝国データバンク『人手不足に対する企業の動向調査(2023年4月)』
 
中でも旅館・ホテル業界に次いで情報サービスもIT人材不足が問題視されており、「案件が多いものの人手が足りない、という状況が継続している」との声も聞かれます。
 
このように、人手不足により事業が成り立たなくなっている企業も少なくありません。
スキル・経験に不安がある人は、このような業界から転職先を探してみましょう。
参考:転職したいけどスキルがない20代へ
参考:転職したいけどスキルがない30代へ

IT企業や外資系企業を選ぶ

IT業界や外資系企業は、採用において転職回数がさほど重視されません。転職回数の多さが不利になると不安な人は、IT企業や外資系企業への転職を目指しましょう。
 
IT業界は人材不足が常態化しており、優秀なエンジニアにはさまざまな企業から声がかかります。キャリアアップのために転職を繰り返す人は珍しくなく、転職は理想のキャリアを形成するための有益な手段の1つです。
 
一方、外資系企業には「終身雇用」という概念がありません。能力のある人が上を目指すのは当然とされ、転職回数の多さが能力の高さに比例するケースもあります。ポジティブな理由の転職であれば、転職回数が採用においてマイナスになる心配はありません。
 
ただしIT業界も外資系企業も、スキルや実績をシビアにチェックされます。転職を果たすには、「転職後に貢献できること」「ポジションとのマッチ度」を適切にアピールすることが必須です。
参考:IT業界はやめとけ?
参考:外資系に強い転職エージェント

転職回数が多くても転職を成功させる方法 まとめ

転職回数が多くても、内定を掴み取り転職を成功させることは可能です。
 
しかし転職を成功させるためには、これまでの転職経験をアピールできるものにしなくてはなりません。再度転職活動に臨む際は、これまでの転職経験で得られたスキル・経験を整理し、一貫したキャリアストーリーを創ることがポイントです。不安な方は転職エージェントを利用するといいでしょう。
 
転職回数の多さをネガティブなものからポジティブなイメージに転換できれば、内定への道は確実に拓けてくるでしょう
転職回数が多く、次の転職で内定を得られるか不安に感じている人は、ぜひこれまでのキャリアを整理した上で、次の転職活動に臨みましょう。

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