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この記事では「フリーランスエンジニアの在宅案件数はどれくらい?」「在宅で働くことにデメリットはある?」といった気になる点を解説していきます。在宅フリーランスエンジニアになりたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
フリーランスエンジニアの在宅案件は豊富
「フリーランスエンジニアが在宅で働くことは可能なの?」と疑問に思っている人もいることと思います。結論、在宅案件の数は少なくないどころか、2020年頃に蔓延したコロナウイルスの影響もあり、現在も増え続けている状況です。フリーランスエンジニア向け案件をまとめている人気サイトを調べてみたところ、公開されている全案件のうち20〜30%は在宅可となっているようでした。
案件サイト名 | 在宅案件数 | 全公開案件数 |
---|---|---|
レバテックフリーランス | 15915件 | 80705件 |
フリーランススタート | 116900件 | 393976件 |
フリーランスHub | 123829件 | 271938件 |
月何回か出社が求められるものもあれば、完全にフルリモートで参画できる案件も多数存在します。フリーランスエンジニアは、柔軟な働き方を実現しやすいキャリアと言えるでしょう。ただし、自宅で一人で業務にあたることになるため、常駐型よりもハイスキルや高い意識が求めらます。
在宅案件を見つけやすいエンジニア職種
一口にエンジニアといっても、在宅に適した職種と適さない職種があります。ここからは、フリーランスエンジニアが在宅案件を見つけやすいエンジニア職種をご紹介します。Web・アプリ開発のSE
Web開発やアプリ開発は、自宅での環境構築が比較的容易です。オンラインツールを利用すればチームの協働も難しくなく、労働場所の制約を受けません。リモートワークでも十分対応できることから、フリーランス向けの在宅案件は豊富です。なお同じ開発系でも、金融機関のシステム開発や企業の基幹業務システムの開発は厳しいセキュリティ上の制約があります。秘匿性の高い大規模開発などの案件については、在宅可の募集を見つけるのは非常に困難です。
PMやシステムコンサルタント
PMやシステムコンサルタントの業務は、プロジェクト管理やコンサルティングがメインです。場所の制約が少ないことから、在宅で対応できる案件がさまざまあります。一般に上流工程の業務は、クライアント対応や折衝・調整がメインです。コミュニケーションツールやWeb会議ツール・タスク共有ツールなどを駆使すれば、出社の必要はありません。在宅案件で働きたいフリーランスエンジニアも、満足のいく働き方を実現できます。
クリエイティブ系
WebデザイナーやWebディレクターといったクリエイティブ系の仕事も、在宅案件と相性がよいとされます。フリーランスエンジニア向けの案件を見つけるのは難しくありません。クリエイティブ系の仕事は、ネット環境やツールが充実していれば作業できます。業務進捗はツール上で行える上、作業の共有も簡単です。
在宅でできる案件は多数あり、スキルや得意領域・キャリアにマッチした案件を選択できます。
在宅案件を見つけにくいエンジニア職
物理サーバーが必要だったり、場所の制約があったりするエンジニア職種は、在宅案件を見つけるのが困難です。ここからは、フリーランスエンジニアが在宅案件を見つけにくい職種をご紹介します。インフラエンジニア
インフラエンジニアの業務には、ネットワーク機器やサーバーの物理的な設定や配線作業が含まれます。実機へのアクセスが必要になることから、在宅での対応は困難です。特にオンプレミス環境でのインフラ構築・保守・管理は、現場に足を運ばないと対応できません。セキュリティ上の制約も大きく、在宅での作業は制限されるのが一般的です。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、物理サーバーの設置やメンテナンス、ネットワーク機器の設定などが主な仕事です。オンプレミス環境での作業となるケースが多く、在宅で対応できる案件を探すのは難しくなります。ただし近年は、クラウドサーバーを導入する企業も少なくありません。AWSやAzureといった主要なクラウドサービスに精通しているフリーランスエンジニアは、在宅可能な案件が見つかります。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアも、業務をこなす際には物理環境へのアクセスが必要です。ネットワーク機器が設置されている場所に赴いて仕事を行うことから、在宅案件は少ない傾向があります。また在宅可能の案件だったとしても、トラブルへの対応は迅速に行わなければなりません。業務にトラブル対応が含まれている場合は、機器の交換や配線のやり直しなどで現地に行く必要があります。
フリーランスエンジニアが在宅案件を選ぶメリット・デメリット
在宅案件だからよい・現場案件だから悪いというのは、全ての人に当てはまるわけではありません。在宅で働きたいフリーランスエンジニアは、在宅案件のメリット・デメリットを理解しておきましょう。在宅案件のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
メリット
フリーランスエンジニアが在宅案件を選択すれば、業務時間や働く場所を自由に設定できます。家庭の事情に合わせた働き方を実現しやすく、ワークライフバランスが整います。
また在宅なら通勤の必要がなく、通勤のために時間やお金を使う必要がありません。時間や経済的な負担も減らせるのは、大きなメリットです。
このほか注目したいのは、在宅案件なら日本あるいは海外の案件にも応募できるということです。日本では見つからない種類の案件もあり、フリーランスエンジニアとしてのキャリアアップ・スキルアップを実現できます。
デメリット
在宅案件は自分のペースで働ける一方、自己管理が課題になりがちです。自分のやりたいことを優先すると、作業効率が低下します。出社して働く場合よりも、労働時間が長くなってしまうかもしれません。
また在宅案件では、メンバーやクライアントとのやり取りは全てツール上で行われます。対面と比較して意思の疎通が難しく、細かい要件確認やチームでの協力が難しくなるのもデメリットです。情報共有ミス・情報伝達ミスが頻発すると、業務が停滞してしまいます。
このほか1人作業となることから、孤独を感じやすい点にも要注意です。特に仲間とワイワイ働くのが好きな人は、在宅案件の方がストレスがたまります。
参考:フルリモートはやめとけ?
参考:フリーランスエンジニアはやめとけ?
在宅フリーランスエンジニアになるには?案件の獲得方法
在宅で働くフリーランスエンジニアになりたい人のために、リモート案件を獲得する方法をいくつかご紹介します。すでにフリーランスエンジニアとして働いているのであれば、以下のような手段を駆使すれば在宅デビューを果たすことが可能です。- クラウドソーシングサイトを利用する
- フリーランスエージェントに登録する
もし完全未経験からフリーランスエンジニアを目指すのであれば、以下の記事を参考にスキル習得から励んでみてください。
関連記事:未経験からフリーランスエンジニアになるには?
クラウドソーシングサイトを利用する
在宅案件へ気軽にトライしたい人におすすめなのが「クラウドソーシングサイト」です。クラウドソーシングは「企業や個人事業主が不特定多数のワーカーに対して案件を依頼する業務形態」のことで、企業と直契約するよりも大幅にハードルが低いのが魅力。クラウドソーシングサイトが仲介役として立ってくれるため、安心して仕事に取り組める点もポイントです。
稼げる報酬が低くなりがちではあるものの、リモートでの業務経験を積むのには最適と言えるでしょう。
関連記事:クラウドソーシングとは?副業におすすめなサイトと仕事内容を解説
フリーランスエージェントに登録する
フリーランスエンジニアとしてある程度実績を有しているのなら「フリーランスエージェント」に登録するのも一つの手でしょう。プロのアドバイザーが、あなたのスキルや経歴・希望条件等に合った案件を代わりに探してきてくれるという、非常に便利なサービス。営業活動の手間を削減しながらも、しっかりとリモート案件を狙っていくことができます。リモート案件に特化したフリーランスエージェントの例は以下の通り。
3~4年程度の実務経験や、週3~4日以上の稼働が求められる等、前述のクラウドソーシングと比べるとやや敷居が高めなのは難点。フリーランスエンジニアとしてよりステップアップしていきたい人におすすめの選択肢です。
関連記事:フリーランスエージェントおすすめ一覧
在宅希望のフリーランスエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント
在宅案件を探したいフリーランスエンジニアは、フリーランスエージェントを活用すると案件探しや参画がスムーズです。スキルやキャリアにマッチした在宅案件の紹介を受けられる、おすすめのフリーランスエージェントをご紹介します。
レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニアやクリエイター向けのフリーランスエージェントです。システムエンジニア、インフラエンジニア、PM、デザイナーなど、IT業界の幅広い職種に対応しています。
在宅案件を希望するフリーランスエンジニアは、「リモート希望」で案件を検索することが可能です。リモート案件にはフルリモート・一部リモートがあり、両者を合わせた件数は44,357件です。(2025年1月時点)
レバテックフリーランスはエンド直請けの案件が豊富にそろっており、高単価案件が豊富である点が大きな魅力。サポート体制も充実しており、担当者は案件紹介から調整・交渉、参画後までしっかりフォローを受けられます。
フリーランスエンジニアはクライアントとのやり取りや交渉に疲弊することなく、目の前の業務に集中することが可能です。
エクストリームフリーランス

エクストリームフリーランスは、IT系エンジニアからゲーム系クリエイターまで幅広く案件をそろえるフリーランスエージェントです。案件全体の約79.8%がリモート案件で占められており、在宅案件を探すフリーランスエンジニアもスキルやキャリアにマッチした案件が見つかります。
運営会社の「株式会社エクストリーム」は、コンテンツ開発やアプリの受託開発を行っている企業です。IT領域の知見が深い上、業界における強固なコネクションがあります。他のフリーランスエージェントにはない独占案件が多く、特にゲーム業界で働きたいフリーランスエンジニアは、好条件・高単価の案件とマッチできるチャンスが豊富です。
フリーランスエンジニアであれば誰でも利用できますが、案件のレベルは高め。フリーランスエンジニア歴2年以上の人におすすめします。
テックビズフリーランス

テックビズフリーランスは、フリーランスエンジニアに特化したフリーランスエージェントです。多様な言語・単価の案件がそろっており、フルリモート・一部リモートの案件も検索できます。
テックビズフリーランスの特徴は、専任のコンサルタントがキャリア面談から案件紹介・参画後のフォローまで一気通貫で対応してくれること。初めて現場に入るときはコンサルタントが同席するサポートもあり、案件への参画がスムーズです。
案件参画後は税関連のフォローや契約更新のサポートもあり、本業以外の雑務の負担が軽減されます。スキルやがマッチしたフリーランスエンジニアは最短1日でプロジェクトへの参画が決まることもあり、スピーディーな対応も魅力です。
在宅フリーランスエンジニアの年収・報酬単価
気になる収入面についても確認していきましょう。前提として、在宅であろうと常駐であろうと、得られる報酬額にそこまで大きな差は生じません。エンジニアの収入は、業務形態よりもスキル・実績の方に大きく左右されるということに留意してください。これを踏まえて、フリーランスエンジニアの具体的な年収を見ていきます。ITエンジニア向け人材紹介サービス「Relance」によれば、フリーランスエンジニアの平均年商(≒年収)は約576万円となっていました。

また同調査では、年齢が上がるほど得られる報酬額も高くなりやすいという明確なデータも出ています。年商1,000万円以上稼いでいる人の割合は、20代で約6%、40代で約13%です。

令和4年度の日本の平均年収が458万円であることを考えても、フリーランスエンジニアは大きく稼げる職種であることがわかるかと思います。基本的に出来高制であるため波はあるものの、会社員エンジニアとしての収入に不満を感じているなら、独立を検討する余地は十分にあります。
参考:フリーランスエンジニアの年収
参考:在宅案件に強いフリーランスエージェント
在宅でフリーランスエンジニアは可能かまとめ
インターネットやクラウドサービスが普及している今、IT業界はリモートで働くことも当たり前になってきています。スキルやキャリアがマッチすれば、在宅フリーランスエンジニアとして働くことは比較的容易です。ただし在宅案件は、セルフマネジメントが重要です。タスク管理をしっかりと行い、納期遅れや連絡ミス・共有ミスが発生しないよう注意してください。