医療施設や福祉施設に限らず、近年は教育機関やリハビリテーションセンターなど多様な現場で求められており、「言語聴覚士」という職業を目にする機会も増えつつあります。実際に言語聴覚士の仕事を見聞し、興味を持った方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、言語聴覚士への転職を目指す方におすすめの転職サイトを紹介します。
言語聴覚士への転職を目指す前に準備しておくべきことなども解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
言語聴覚士におすすめの転職サイト
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doda
dodaは、さまざまな業界・職種の求人を取り扱う総合型の転職サイトです。
取り扱い求人数は業界の中でもトップクラスに位置しており、多様な選択肢の中から希望に沿った求人を選ぶことができるでしょう。言語聴覚士に関連する求人は、150件程度掲載されており(2024年11月時点)、雇用形態や勤務地などで絞り込むことができます。
また、dodaは、同じアカウントで転職エージェントとしても利用できるため、1人での転職活動に行き詰まった時は、転職エージェントの力を借りながら転職活動を進めていくこともできるでしょう。
公式サイトには「キャリアタイプ診断」や「適職診断」などのツールも公開されています。これらのツールを活用し、言語聴覚士に対する適職を診断してみるのも良いでしょう。
PTOT人材バンク
PTOT人材バンクは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など、リハビリ職種に特化した転職支援サービスです。業界を熟知した専門のキャリアパートナーが丁寧に転職をサポートしてくれるため、職種特有の悩みや不安に対しても的確なアドバイスが期待できるでしょう。
なお、言語聴覚士の求人は約8000件の登録があり、非公開求人も取り扱っているとのこと。
特化型だからこその求人数の豊富さは、PTOT人材バンクの強みでもあります。
リハビリ職への履歴書の書き方や面談のポイントなどを解説したコラムも公開されているため、少しでも言語聴覚士転職に興味がある方は、一度サイトに訪れてみてはいかがでしょうか。
言語聴覚士への転職で転職サイトを利用するメリット
本章では、言語聴覚士への転職で転職サイトを利用するメリットを解説します。求人情報を効率的に収集できる
転職サイトには、さまざまな施設や企業からの求人情報が集約されています。個人で言語聴覚士の求人を探す場合、1つひとつ施設のホームページなどを確認し求人の有無を確認しなければなりません。その点、転職サイトを活用すれば、複数の施設や企業の求人情報を一目で確認できるため、求人情報を効率的に収集できるでしょう。
求人の探し漏れも防げるため、応募後に別の求人を見つけて後悔したり、近隣の好条件求人を見逃してしまったりなどのリスクも低減できると考えられます。
複数の求人を比較・検討できる
複数の求人を比較・検討できるのも、言語聴覚士への転職で転職サイトを利用するメリットといえるでしょう。転職サイトで見つけた気になる求人を「お気に入り登録」しておけば、後から求人同士を比較できます。募集要項や求人条件を比較したうえで、より自分に合った求人を選択・応募できるため、ミスマッチや入社後の後悔を招くリスクを減らせるでしょう。
言語聴覚士とはどんな仕事?
「言語聴覚士(ST)」とは、厚生労働省によると、下記の通り定義されています。【言語聴覚士の定義】1997年に国家資格として制定された、比較的新しい資格であり、1999年に第1回国家試験が実施されました。
言語聴覚士とは、厚生大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある人々に対して、その機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいうものです。
現在では、毎年2月に国家試験が開催されており、言語聴覚士の資格取得を目指し、年間2500名ほどが受験しています。
言語聴覚士への転職を目指す前に準備しておくべきこと
ここでは、言語聴覚士への転職を目指すにあたって事前に準備しておくべきことを解説します。言語聴覚士国家試験に合格し、免許を取得しておく
言語聴覚士として働くためには、言語聴覚士国家試験に合格し厚生労働大臣から免許の交付を受ける必要があります。そのため、言語聴覚士への転職を目指す場合は、言語聴覚士国家試験に合格し、免許を取得しておきましょう。
なお、国家試験受験にあたっては、高校卒業者と一般の4年制大学卒業者では受験資格が異なります。
言語聴覚士資格を持たない方は、下記条件を確認のうえ、必要条件を満たしてから国家資格に挑戦しましょう。
高校卒業者 |
下記いずれかの教育機関を卒業する ・文部科学大臣が指定する学校(3~4年制の大学・短大) ・都道府県知事が指定する言語聴覚士養成所(3~4年制の専修学校) |
一般の4年制大学卒業者 |
下記いずれかの教育機関を卒業する ・指定された大学 ・大学院の専攻科又は専修学校(2年制)を卒業する |
自身の言語聴覚士への適性を把握しておく
言語聴覚士は、単に知識があれば就ける仕事ではありません。多くの場面でさまざまな人と接する仕事であることから、サポートを必要とする方の想いを汲む観察力や想像力、適切な信頼関係を築くコミュニケーション力などが必要になります。このように豊かな人間性が求められる仕事であるため、転職前には自身の言語聴覚士への適性を把握しておくことが大切です。
転職サイトでは、適性診断できるツールやキャリア相談に応じてくれるサービスが用意されています。これらのサービスを利用して言語聴覚士への適性を確かめておきましょう。
希望の就職先を決めておく
言語聴覚士の就職先は医療施設や教育機関、福祉施設などさまざまです。勤務施設が異なれば、接する相手や必要知識、提供する支援も異なります。自分がどのような支援に携わりたいのか、どのような方をサポートしたいのかを明確にしたうえで希望の就職先を決めておきましょう。事前に希望の就職先や就きたい施設を決めておくと、仕事探しもスムーズに進むでしょう。
言語聴覚士への転職は、転職サイトの利用がおすすめ!
言語聴覚士への転職は、さまざまな施設の求人情報が集約された転職サイトの利用がおすすめです。総合型のサービスであれば、適職診断ツールや履歴書エディターなど転職活動に役立つツールや機能を利用できます。特化型の転職サイトを利用すれば、リハビリ職に精通したキャリアアドバイザーからの支援を受けられるでしょう。
ぜひ自分にピッタリの転職サイトを利用し、言語聴覚士転職を成功させましょう!