就活では、選考に落ち続けたり、周囲の友人が先に内定を獲得したりすると、「自分だけが遅れているのではないか」「このまま内定をもらえないのではないか」と不安になるものです。
実際に、就活に不安を感じる学生は決して少なくありません。
自己分析や企業研究が十分にできていない、ESや面接で思うように評価されない、応募先の選び方が分からないなど、就活がうまくいかない背景にはさまざまな原因があります。
そこで本記事では、「なぜ就活がうまくいかないのか」を整理したうえで、自己分析・書類選考・面接などのフェーズ別に具体的な対処法を紹介します。
今の状況を客観的に見直し、就活を立て直すきっかけを見つけましょう。
掲載サービスの検証ポイント
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1
求人・キャリアアドバイザーの質
求人の質や非公開求人の状況、アドバイザーの支援体制などを総合的にチェックしています。
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求人紹介後の選考支援やフォロー内容を確認し、伴走型の支援が行われているかを見ています。
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就活がうまくいかないのはあなただけではない|不安を感じる学生は8割超

就職活動がうまくいかず、「自分だけが取り残されている」「何をやっても結果につながらない」と辛く感じる学生は少なくありません。
キャリタス就活が2027年卒の学生に行った「9月後半時点の就職意識調査」では、就職活動に「とても不安」と答えた学生が37.3%、「やや不安」が46.9%でした。
合わせて8割を超える学生が、就職活動に不安を抱えています。
引用:キャリタス就活 学生モニター2027 調査結果「9月後半時点の就職意識調査」
なお「とても不安」と答えた割合は、2021年卒の46.7%から2027年卒の37.3%まで、年々少しずつ下がっています。
それでも全体で8割を超える水準が続いているのは、不安を感じること自体が就職活動につきものだからだと考えられます。
不安の中身は、内々定をすでに持っているかどうかで変わります。
マイナビが2027年卒を対象に4月に行った調査では、内々定をまだ持っていない学生の84.7%が不安を感じており、その内容として75.4%が「1つでも内々定をもらえるか」を挙げていました。
引用:マイナビ「2027年卒 大学生キャリア意向調査4月」
さらに、ひとつ上の代である2026年卒を対象にしたABABA総研の調査では、「就活うつになった」「就活うつっぽいと感じた」と答えた学生が合わせて54.3%に上りました(事前調査564人)。
引用:ABABA総研「就活うつに関するアンケート調査2025」
つまり、就活がうまくいかないと感じているのは、あなただけではありません。
そもそも就職活動は、落ちる回数のほうが多くなる仕組みになっています。
リクルート就職みらい研究所の『就職白書2026』から、2026年卒の学生が実際に動いた社数と、最終的に手元に残った内定の数を並べます。
| 項目 | 平均 | 回答した人数 |
|---|---|---|
| プレエントリーした社数 | 24.22社 | 403人 |
| エントリーシートなどの書類を提出した社数 | 12.43社 | 714人 |
| 適性検査・筆記試験を受けた社数 | 9.76社 | 691人 |
| WEBでの面接選考を受けた社数 | 7.62社 | 635人 |
| 対面での面接選考を受けた社数 | 5.08社 | 709人 |
| 最終的に得た内定の数 | 2.85社 | 1,213人 |
※ 各項目は、そのプロセスを実際に行った学生だけで平均した値です。
引用:リクルート就職みらい研究所『就職白書2026』
書類を出した社数に対して、最終的に残る内定は平均2.85社です。
内定を1社も得ていない学生も8.4%います。
選考に落ちること自体は、就職活動の標準的な過程だと言えます。
大切なのは、不安を「自分の能力が低いから」と決めつけるのではなく、現在の状況を整理して、原因に応じた対策を取ることです。
就活がうまくいかない・辛いと感じる4つの理由

本章では、就活がうまくいかない・辛いと感じる次の4つの理由について解説します。
- 内定を獲得できるか不安だから
- 努力が必ずしも成果に結びつかないから
- 周りの友人と比較してしまうから
- 今の行動や結果が正解か分からないから
内定を獲得できるか不安だから
就活がうまくいかず辛いと感じる大きな理由として、内定を獲得できるか分からない不安が挙げられます。特に、第一志望の企業をはじめ、自分が志望する企業から評価されるのか分からない状態が続くと、選考結果が出るたびに強い緊張を感じやすくなります。
キミスカが実施した「「Z世代就活生」のキャリアや働き方に対する考え方調査」では、就活に「とても不安・やや不安」と回答した25年卒学生256名のうち、具体的な不安として「志望する企業から内定をもらえるか」を挙げる学生が過半数を占めました。

このような不安を抱えたときは、「内定を取れるか」という結果だけに意識を向けないことが重要です。
書類選考の通過率や面接での回答など、改善できる行動に目を向けることで、漠然とした不安を具体的な課題へ変えられます。
また、複数の企業に応募して選択肢を持つことも、心理的な余裕につながります。
努力が必ずしも成果に結びつかないから
不採用通知、いわゆる「お祈りメール」が続くと、自分の人間性やこれまでの人生を全否定されたような気分になるものです。一生懸命準備した就活面接がうまくいかないことが重なると、どうしても自信を失ってしまいますよね。
しかし、不採用は「企業が求める要件とあなたの適性がたまたま合わなかっただけ」であり、決して人間性の否定ではありません。
実際に多くの先輩就活生も、何十社もの不採用を経て、最終的に自分に合う企業と出会って立ち直っています。
企業とのマッチングの問題だと割り切る意識を持つのが大切です。
新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の前本氏も、以下のように語っています。
よくある失敗例は、過度に期待を抱きすぎて、希望が通らなかったときに気力を失ってしまうことです。
例えば、面接で思うような結果が得られなかったときに気持ちを切り替えられず、落ち込んでしまう学生が多くいます。
自分自身は「面接で良いパフォーマンスができた」と思っていても、企業側がそれを評価するかは別問題です。
就職活動はあくまでも相性の問題ですから、結果に一喜一憂せず、気持ちを切り替えることが大切です。
引用:新卒就活市場の現状と成功するためのポイントとは?OfferBox 前本氏に聞く|キャリア選択の羅針盤
周りの友人と比較してしまうから
SNSを開けば同級生の内定報告が目に入り、自分だけが取り残されているように感じてしまうケースは少なくありません。周りの友人が次々と内定を獲得すると、どうしても強い焦りが生まれます。
しかし、SNSや周囲の状況と自分を比較する心理的罠に陥っても、必要以上に焦燥感を煽られるだけです。
就職活動のペースや目指す業界の選考時期は、人によってまったく異なります。
他人の成功に惑わされず、自分のペースで目の前の課題に集中するのが内定への近道となるでしょう。
SNSで発信されているのは、うまくいった場面だけであることがほとんどです。
選考で苦労した経験や悩んでいる時間まで公開されているわけではないため、他人の投稿を基準に自分の就活状況を判断するのは避けましょう。
SNSを見ることで精神的な負担を感じているなら、アプリの通知をオフにしたり、利用時間を制限したりする方法があります。
完全にやめる必要はなく、就活に集中したい期間だけ距離を置くだけでも効果があります。
また、周囲の友人と比べて焦ってしまうのも、よくある悩みですね。「何社から内定をもらえた?」などと話しているうちに、「自分は遅れているのでは?」と不安になってしまうのです。しかし、比較することには何の意味もありません。周りに流されず、自分のペースを守って進めることが大切です。
引用:新卒就活市場の現状と成功するためのポイントとは?OfferBox 前本氏に聞く|キャリア選択の羅針盤
今の行動や結果が正解か分からないから
就活では、「この業界を選んでよいのか」「今受けている企業で合っているのか」「もっとエントリーしたほうがよいのか」など、正解が分からないまま意思決定を迫られる場面が多くあります。そのため、努力しているにもかかわらず方向性に自信が持てず、就活がうまくいかないと感じることがあります。
特に自己分析や業界研究が十分でない状態では、自分が何を重視して企業を選ぶのかが曖昧になりやすく、選考を受けるたびに判断基準が変わってしまうこともあるでしょう。
就活で重要なのは、現在の選択が「正しいか」を考え続けることではなく、「なぜこの企業を受けるのか」「どのような働き方をしたいのか」を言語化することです。
判断軸が明確になれば、選考結果に一喜一憂しにくくなり、必要に応じて方向転換することも容易になるでしょう。
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就活エージェントの利用を検討する前に仕組みを知りたいと考えているなら、下記記事を参考にしてみてください。
就活エージェントとは?なぜ無料なのか仕組みを徹底解説
就活がうまくいかない・辛いと感じる人の特徴

本章では、就活がうまくいかない・辛いと感じる人の次の8つの特徴について解説します。
- 自己分析が浅い・できていない
- 業界・企業研究が浅い・できていない
- 適性検査・Webテストの対策をしていない
- 面接で一方通行のコミュニケーションをしている
- 第一印象やマナーを軽視している
- 選考倍率の高い企業ばかり受けている
- エントリー社数が平均(約19社)を大きく下回っている
- 就活での失敗を放置している
自己分析が浅い・できていない
就活がうまくいかない場合、自己分析が十分にできていないことが原因の一つとして考えられます。自分の価値観や強み、興味のある仕事が整理できていないと、企業選びや志望動機の作成、面接での自己PRなど、就活のさまざまな場面で迷いが生じやすくなるためです。
自分は何を大切にして働きたいのかが定まらないまま選考に進むと、企業ごとに答えがぶれてしまいます。
自己分析が浅いままだと、「有名だから」「周囲が受けているから」といった外部の基準で企業を選びやすくなります。
その結果、選考が進んでも志望理由を十分に説明できず、結果的にミスマッチにつながる可能性があります。
まずは、過去の経験を振り返り、「楽しかったこと」「苦労したこと」「努力できたこと」「人から褒められたこと」などを書き出してみましょう。
経験から共通する価値観や強みを見つけることで、自分に合う仕事や企業を考える土台を作れます。
「やりたいこと」が明確でない方こそ、最初に無理に未来の目標を決めないことが重要です。先ほどお話ししたように、変化の激しい時代に最初からゴールを固定すると、かえって視野を狭め、予期せぬチャンスを見逃すことにもなりかねません。
だからこそ、私がキャリア戦略の最初の一歩として強くおすすめしたいのは、未来ではなく「過去」を見ることです。なぜなら、過去は誰にでもある、動かしようのない確かな「事実」の集合体だからです。未来のことは誰にも分かりませんが、自分が何を経験してきたかは、自分だけのオリジナルなデータソースなんです。
これまでどんな仕事をしてきて、どんな場面で力を発揮し、何に喜びを感じ、逆に何に違和感を覚えたのか。納得感のあるキャリア戦略は、すべてこの「過去の棚卸し」という確かな土台作りから始まります。」引用:やりたことが見つからない方へ!転職や仕事のキャリア戦略をキャリパトへ取材
業界・企業研究が浅い・できていない
企業研究が不十分な場合、どの企業にも当てはまるような抽象的な志望動機になってしまいます。書類選考で落ちる人の典型的なパターンは、「御社の理念に共感しました」のような表面的な理由に終始していることです。
たとえば、「成長できる環境だから」というNGな志望動機に対し、「〇〇の活動で培った△△の強みを活かし、新規開拓に貢献したい」とするのがOKな具体例です。
企業独自の強みや課題を深く理解し、自分の言葉で説得力のある志望動機を語ることが合格への近道だと考えられます。
| チェック項目 | 書類選考の課題 | 面接の課題 | 改善のためのアクション |
|---|---|---|---|
| 自己分析の深さ | ありきたりで抽象的な自己PRになる | 深掘り質問に対して言葉に詰まる | 過去の経験に対し「なぜ」を3回問い直す |
| 企業研究の質 | 他社でも通用する使い回しの志望動機 | 逆質問で調べればわかる浅い質問をする | 企業のIR情報やOB訪問で独自の情報を集める |
| 対話の意識 | 独りよがりな文章構成になっている | 質問の意図を無視して一方的に話す | 結論から短く答え、面接官の反応を確かめる |
| 基礎的マナー | 履歴書に誤字脱字や不要な空欄がある | 挨拶や姿勢、身だしなみで悪印象を与える | 提出前の推敲と模擬面接での客観的なチェック |
理系やITエンジニアなどすでに目的がはっきりしている方は、特化型のサイトをやエージェントを利用することもおすすめです。
理系向け就活サイトおすすめ7選【27卒/28卒】エージェントランキングも解説
ITエンジニアに強い就活サイトおすすめ17選
適性検査・Webテストの対策をしていない
就活がうまくいかない人の特徴として、適性検査やWebテストの準備を後回しにしていることが挙げられます。適性検査は選考の早い段階に置かれることが多く、ここで通過できないと面接にたどり着けないまま終わってしまいます。
リクルート就職みらい研究所の『就職白書2026』によると、2026年卒の採用で「適性検査・筆記試験」を実施した企業は86.6%でした。
従業員300人未満の企業でも77.4%で、300人以上の企業ではいずれも9割前後に達しており、規模を問わず多くの企業が選考に組み込んでいます。
引用:リクルート就職みらい研究所『就職白書2026』
それにもかかわらず、学生側で「適性検査・筆記試験を受ける」と答えた割合は52.7%にとどまっています。
面接の準備に時間を割くあまり、適性検査の対策が薄いまま本番を迎えている人は少なくありません。
適性検査は1種類ではなく、志望する業界や企業によって出題形式が異なります。
| 検査名 | 提供元 | 主な出題内容 |
|---|---|---|
| SPI3 | リクルートマネジメントソリューションズ | 能力検査と性格検査。受検方式はテストセンターやWEBテスティングなど複数 |
| 玉手箱Ⅲ | 日本エス・エイチ・エル | 計数(四則逆算)・言語(大意把握)・英語・パーソナリティ |
| GAB | 日本エス・エイチ・エル | 言語理解・計数理解(図表)・英語 |
| CAB | 日本エス・エイチ・エル | 四則逆算・法則性・命令表・暗号。SEやプログラマ職向け |
| TG-WEB | ヒューマネージ | 従来型と新型のほか、AI監視型の「TG-WEB eye」がある |
| SCOA | 日本経営協会総合研究所 | 言語・数理・論理・常識・英語など |
| 内田クレペリン検査 | 日本・精神技術研究所 | 一桁の足し算を前半と後半に分けて行う |
通過の基準は企業ごとに設定されていて、公表されていません。
何点取れば通るのかは誰にも分からないため、事前に出題形式に慣れておくことが現実的な対策になります。
まずは志望企業がどの検査を使っているかを早めに調べ、形式に合わせて準備を進めましょう。
また、性格検査で自分を良く見せようとすると、回答の一貫性が崩れて不自然な結果になることがあります。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、性格検査には正直に答えることが大切です。
面接で一方通行のコミュニケーションをしている
面接で自分の強みや熱意を一方的に伝えるだけでは、評価につながりにくい場合があります。面接は自己PRを発表する場ではなく、企業と学生が相互にコミュニケーションを取りながら相性を確認する場です。
面接では、質問に対して用意した回答をそのまま話すのではなく、面接官の質問意図を考えて答えることを意識しましょう。
例えば「学生時代に力を入れたこと」を聞かれた場合も、経験だけでなく、そこで何を考え、どのような工夫をして、何を学んだのかまで伝えると人物像が伝わりやすくなります。
さらに、面接官の反応を見ながら話す長さや内容を調整することも意識しましょう。
模擬面接を繰り返して第三者からフィードバックを受けることで、自分では気づきにくい話し方の癖も改善できます。
第一印象やマナーを軽視している
どれほど素晴らしい経験やスキルを持っていても、第一印象や基礎的なマナーが悪ければ選考を通過するのは困難です。面接で落ちる人の特徴として、身だしなみの乱れや、声が小さく自信がなさそうに見えるなどが挙げられます。
面接官は、入社後に顧客や社内の人間と適切に信頼関係を築ける人物かどうかを厳しく見極めています。
背筋を真っ直ぐに伸ばし、明るい表情でハキハキと挨拶をするだけで、面接官からの評価は大きく向上するはずです。
オンライン面接の場合も、カメラの角度や部屋の明るさなど、画面越しにどう見えるかを事前に確認してみてください。
コエテコが独自に取材を行った以下の記事では、転職のプロが市場価値について語っています。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
今後、AIの台頭などでビジネス環境が激変する中で、「選ばれ続ける人材」には何が必要だとお考えですか?
本多さん 「人間力」です。
コエテコ編集部 「人間力」ですか。具体的にどういった能力でしょうか?
本多さん 論理的な最適解やデータ分析はAIが担うようになりますが、最後の意思決定の支援や、様々な関係性を汲み取り組織の政治的な壁を乗り越えてプロジェクトを前に進める力は、人間にしかできません。スキルと人間力の両輪が、今後ますます重要になっていくと考えています。
引用:コンサル領域のプロが語るキャリアの罠。「会社の評価=市場価値」ではない理由とは|フリーコンサル株式会社
選考倍率の高い企業ばかり受けている
就活がうまくいかないときは、応募先が特定の人気企業に偏っていないか確認することも重要です。志望度の高い企業に挑戦することはもちろん大切ですが、選考倍率の高い企業だけに応募すると、能力や努力とは別に競争率の高さによって不合格が続く場合があります。
特に、大手企業や知名度の高い企業は多くの学生から応募が集まるため、一定の能力がある学生でも選考を通過できないことがあります。
対策としては、志望企業を「第一志望群」「興味のある企業」「選択肢を広げる企業」などに分け、応募先に一定の幅を持たせることをおすすめします。
知名度だけで企業を選ぶのではなく、仕事内容や社風、勤務地、働き方など、自分が重視する条件に合っている企業を探しましょう。
また、企業規模を広げることも選択肢の一つです。
中小企業や成長企業には、大手企業にはない仕事の幅や若手の裁量などの魅力があります。
選択肢を広げることで、思いがけず自分に合う企業と出会える可能性も期待できます。
あわせて、自分の「就活の軸」を問い直してみるのも有効です。
最初から業界や職種を絞りすぎていると、応募できる企業の数がそもそも足りなくなります。
自分が本当に大切にしたい価値観は何なのかを整理し直すと、これまで見ていなかった業界にも目が向くようになります。
新たな選択肢を持てれば、精神的なゆとりも生まれるはずです。
エントリー社数が平均(約19社)を大きく下回っている
エントリーする企業数が極端に少ない場合、就活の選択肢が狭まり、結果的に内定を得る機会も少なくなる可能性があります。ただし、単純に「たくさん応募すればよい」という意味ではなく、自分の志望度や選考状況を踏まえて適切な数を確保することが重要です。
キャリタス就活の「2027年卒学生モニター調査」では、4月時点の一人あたりのエントリー社数は平均19.2社でした。
前年の21.8社から減少している一方、ES提出社数は10.7社、筆記・適性テストは7.8社、面接試験は6.3社と前年と比較して増加傾向にあります。

また、インターンシップ・仕事体験については、株式会社マイナビが実施した「2026年卒 大学生広報活動開始前の活動調査」で参加率85.3%、平均参加社数5.2社と過去最高水準となっています

本結果より、早い段階から企業との接点を持つ学生が増えている様子がうかがえます。
応募社数が少ないこと自体が問題なのではありません。
しかし、1~2社だけに絞り込んで不合格になった場合、再び企業探しから始める必要があります。
志望企業だけでなく、興味のある業界や企業まで視野を広げ、複数の選択肢を持っておくことが大切です。
就活での失敗を放置している
就活では、選考に落ちたことそのものよりも、同じ失敗を繰り返してしまうことが問題になる場合があります。例えば、ESで何度も不合格になっているにもかかわらず内容を見直さなかったり、面接で同じ質問への回答がうまく伝わらない状態を放置したりすると、改善の機会を逃してしまうでしょう。
重要なのは、不合格を「自分が否定された結果」と捉えるのではなく、「次の選考に向けて改善するための材料」として扱うことです。
例えばESなら、企業が求める人物像と自分の経験が結びついているか、具体的なエピソードが含まれているかを確認しましょう。
面接なら、回答が長すぎないか、質問に対して結論から答えられているか、企業への志望理由が具体的かを振り返ることがポイントです。
一人で原因を特定できない場合は、キャリアセンターや就活エージェントなど第三者からフィードバックを受けることも有効です。
失敗を記録して改善につなげる習慣を作ることで、同じ不合格を繰り返す状態から抜け出しやすくなります。
【時期別】今からでも間に合う?就活後半からの立て直し方

就活が後半に差し掛かり、「まだ内定がない」「選考に落ち続けている」と焦っている人もいるでしょう。
しかし、就活が思うように進んでいないからといって、すべてを一からやり直す必要はありません。
まずは、就職活動がいつまで続けられるものなのかを知っておきましょう。
就活はいつまで続けられる?内定保有率の推移で見る
マイナビが2027年卒を対象に毎月行っている調査から、内々定を持っている学生の割合の推移を見てみます。| 時点 | 内々定を持っている学生の割合 |
|---|---|
| 3月1日 | 46.0% |
| 3月末 | 58.7% |
| 4月末 | 70.9% |
| 5月末 | 76.4% |
| 6月末 | 81.2% |
| 7月末 | 83.7% |
| 8月末 | 85.6% |
引用:マイナビ「2027年卒 大学生キャリア意向調査<就職活動・進路決定>」
※ 各月で回答者が異なるため、前月から数値が下がることがあります。
8月末の時点で85.6%まで伸びていますが、裏を返せばこの時点でも23.4%の学生が就職活動を続けています。
2027年卒の9月以降はまだ公表されていないため、ひとつ上の代である2026年卒の秋以降の数字を見てみましょう。
| 時点 | 状況 | 調査 |
|---|---|---|
| 10月中旬 | 内々定保有率 90.5% | マイナビ「2026年卒 大学生キャリア意向調査10月中旬」 |
| 10月1日 | 就職内定率 73.4% | 文部科学省・厚生労働省「就職内定状況調査」 |
| 12月1日 | 就職内定率 84.6% | 同上 |
| 2月1日 | 就職内定率 92.0% | 同上 |
| 4月1日(卒業時) | 就職率 98.0% | 同上 |
※ 文部科学省・厚生労働省の内定率は、学生全体ではなく就職を希望している学生に占める割合です。
2026年卒では、10月中旬の時点でも15.3%の学生が就職活動を続けていました。
そして卒業を迎える4月1日時点の就職率は98.0%です。
秋から動き出しても、間に合った人のほうが多いということになります。
秋・冬からの立て直しでまずやること
最初にやるべきは、原因の切り分けです。書類選考、適性検査、面接のどの段階で落ちているかによって、打つべき手はまったく異なります。
これまでの選考でどの段階まで進めたかを一度書き出し、いちばん多く落ちている段階を特定しましょう。
次に、応募先の幅を広げます。
マイナビが2026年卒の採用を行った企業に聞いた調査では、11月以降も採用活動を継続する予定の企業が59.4%ありました。
9月までに採用活動を終える企業は33.0%で、10月以降も採用を続ける企業のほうが多い状況です。
引用:マイナビ「2026年卒 企業新卒内定状況調査」
春の時点では見ていなかった業界や、異なる企業規模にも目を向けてみてください。
そして、一人で抱え込まないことです。
大学のキャリアセンターや新卒応援ハローワーク、就活エージェントなど、第三者の目を入れて客観的なアドバイスをもらいましょう。
あわせて「いつまでに何社応募するか」と期限を決めて動くと、迷う時間が減ります。
焦りに任せて行動するのではなく、現在地を把握したうえで、優先順位をつけて立て直していきましょう。
就活が辛い時にとりたい5つの対処法

- 一度就活から離れてリフレッシュする
- 誰かに悩みを相談し客観的な意見をもらう
- 「就活鬱かもしれない」と感じたときの相談先を知っておく
- 全落ち・内定ゼロからどう立て直すか
- 内定後の「入社後が不安」を整理する
一度就活から離れてリフレッシュする
就活がうまくいかない辛い時期は、思い切って数日間就活から離れてみるのも一つの手です。毎日エントリーシートや面接のことばかり考えていると、無意識のうちに疲労やストレスが蓄積していきます。
物理的にも心理的にもストレス源から距離を置くと、気持ちを切り替えやすくなります。
趣味に没頭したり、自然の中で体を動かしたりして、脳を休ませる時間を作ってみてください。
焦る気持ちを手放し、一度リセットすると、結果的に集中力やモチベーションが回復しやすい状態になります。
心身のエネルギーが満ちてから改めて就活に向き合う方が効率的でしょう。
誰かに悩みを相談し客観的な意見をもらう
就活が辛いときは、一人で解決しようとせず、第三者に相談することが大切です。自分だけで考え続けていると、「なぜ落ちたのか」「自分には何が足りないのか」と思考が同じところを巡り、必要以上に自分を責めてしまうことがあります。
「相談するほどではない」と感じる段階でも、誰かに話すことで自分の考えが整理されることがあります。
特に気分の落ち込みが長く続いている場合は、就活対策だけでなく学生相談室など専門窓口への相談も検討しましょう。
| 相談先 | 特徴 |
|---|---|
| キャリアセンター | 自己分析、ES添削、面接対策など就活全般を無料で相談できる |
| 就活エージェント | キャリアアドバイザーに相談しながら求人紹介や選考対策を受けられる |
| 学生相談室 | 就活によるストレスや精神的な悩みを相談できる |
| 家族・友人 | 気持ちを聞いてもらい、身近な立場から意見をもらえる |
| OB・OG | 実際に働く立場から仕事内容や企業の雰囲気を聞ける |
就活エージェントのおすすめ
就活エージェントはやめとけ?怪しいのか・ブラックばかりなのか徹底解説
そこでおすすめしたいのが、キャリアの「かかりつけ医」のような存在を見つけることです。
普段、キャリアについて深く考える機会は少ないかもしれません。しかし、定期的に相談できる相手がいることで、キャリアを見直すきっかけが生まれ、効率的な情報収集が可能になります。
私たちがその役割を担わせていただけるなら、全力でお力になります。ご相談いただいた結果、「今は転職しない」という選択に至ることもあるでしょう。それでも問題ありません。重要なのは、情報収集を続け、適切なタイミングで行動できる準備を整えることです。引用:弁護士・法務職のキャリア形成のコツとは?「アガルートキャリア」ファンオブライフ 代表取締役 糸岡氏に聞く|キャリアの羅針盤
「就活鬱かもしれない」と感じたときの相談先を知っておく
眠れない日が続く、食欲がない、朝起き上がれない、何をしても気力がわかない。こうした状態が長く続いているなら、就活の進め方を工夫する段階ではなく、誰かに助けを求める段階です。
先ほど触れたABABA総研の調査では、「就活うつになった」「就活うつっぽいと感じた」と答えた学生が合わせて54.3%に上りました。
めずらしいことではありませんし、気の持ちようの問題でもありません。
無料で使える公的な相談窓口があります。
| 相談先 | 対象・特徴 |
|---|---|
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こころの健康相談統一ダイヤル (厚生労働省) |
電話 0570-064-556。かけた地域の公的な相談機関につながります。受付の曜日と時間は都道府県ごとに異なるため、公式ページの一覧で確認してください |
|
まもろうよ こころ (厚生労働省) |
電話・SNS・チャットで相談できる窓口をまとめたページ。夜間や休日に対応している窓口もあります |
|
新卒応援ハローワーク (厚生労働省) |
学生と卒業後おおむね3年以内の人が対象。すべて無料で、初回は予約なしでも利用できます。就職支援ナビゲーターによる個別相談のほか、臨床心理士による心理的サポートも受けられます |
| 大学の学生相談室・保健管理センター | 在学生向けの相談窓口。多くの大学が無料で設けています。予約方法は大学によって異なるため、自分の大学のサイトで確認してください |
「こころの健康相談統一ダイヤル」と「まもろうよ こころ」は、厚生労働省が案内している窓口です。
こころの健康相談統一ダイヤル(厚生労働省)
まもろうよ こころ(厚生労働省)
新卒応援ハローワーク(厚生労働省)
就職活動は、人生のうちの一時期の出来事にすぎません。
体調を崩してまで続けるべきものではないので、まずは休むことを優先してください。
全落ち・内定ゼロからどう立て直すか
受けた企業にすべて落ちてしまうと、何から手をつければよいのか分からなくなります。まずはこれまでの選考を振り返り、どの段階で落ちているのかを分析することが大切です。
そのうえで知っておきたいのが、応募できる先はまだ残っているという事実です。
厚生労働省が定める「青少年雇用機会確保指針」では、企業に対して、学校を卒業してから少なくとも3年間は新卒の採用枠に応募できるよう募集条件を設定することを求めています。
あわせて、通年採用や秋季採用の導入を積極的に検討することも求めています。
これは法律上の義務ではなく努力義務ですが、実際に受け入れは広がっています。
厚生労働省の労働経済動向調査では、新卒採用枠で募集を行った事業所のうち71%が既卒者の応募を受け付けており、そのうち43%が実際に採用にいたっていました。
引用:厚生労働省「労働経済動向調査(令和7年8月)」
つまり、いま内定がなくても進路が閉じるわけではありません。
卒業後の就職活動も含めて選択肢を持っておくと、焦って納得のいかない企業に決めてしまうことを避けられます。
ただし、一人では客観的な課題が見えにくく、「就活がうまくいかない」と袋小路に迷い込むこともあるでしょう。
就活エージェントの無料相談を使えば、現状を整理し、次に何をすべきかを一緒に考えてもらえます。
「27卒・28卒!就活エージェントおすすめ14選」
なお、すでに卒業している方や、いったんフリーターとして働きながら就職先を探している方は、専用の進め方をまとめた記事があります。
「既卒就活は厳しいって本当?」
「フリーターで就活の進め方がわからない方へ」
自分に合う会社を見つけるためには、複数の業界、複数の会社から話を聞くことも大事です。いろいろな業界・会社とコミュニケーションを取るうちに、自分との相性が体感的に判断できるようになります。とにかく自分を客観視するために、行動量を増やすことをおすすめします。
引用:フリーター・中退者・既卒者がキャリアプランを実現させる方法とは?「ジェイック 就職カレッジ®」 柳井田 彰氏に聞く|キャリア選択の羅針盤
内定後の「入社後が不安」を整理する
内定を獲得したからといって、すべての不安がなくなるとは限りません。内定後に入社後のキャリア・働き方に不安を感じる理由として、次の通り複数の要因が考えられます。
- 内定先で本当にやりたい仕事ができるか
- 職場の人間関係に馴染めるか
- 入社後に成長できるか
- 将来的なキャリアが描けない など
株式会社マイナビが実施した「2026年卒 大学生キャリア意向調査8月<学生の働くイメージと不安>」では、働くイメージを持っている学生は、社会に出ることに対して「期待」が60.4%、「不安」が39.6%となり、期待が不安を上回りました。
一方、働くイメージを持っていない学生では「不安」が79.7%に上っており、働くイメージの有無によって心理状況に大きな差が生じています。

内定を獲得した後に「本当にこの会社でよいのか」と迷うこと自体は、決して珍しいことではありません。
こうした不安を解消するには、漠然と「入社後は大丈夫だろう」と考えるのではなく、実際に働く姿をできるだけ具体的にイメージすることが大切です。
例えば、入社後に担当する仕事内容や研修制度、配属先、評価制度などを企業に確認しておきましょう。
さらに、若手社員がどのようなキャリアを歩んでいるのか、入社後数年でどのような仕事を任されるのかを知ることも、不安の軽減につながります。
就活がうまくいかず辛い時に利用したい就活エージェント3選

ここでは、就活がうまくいかず辛い時に利用したい就活エージェントを紹介します。
キャリアチケット就職エージェント
キャリアチケット就職エージェントは、単に内定を獲得するだけでなく「入社後の成果やキャリア形成を見据えた本質的なマッチング」を掲げるエージェントサービスです。
就活がうまくいかず辛いと感じている方の多くは、自分に合う企業が分からなくなったり、選考に落ち続けて自信を失ったりしがちです。
その点、キャリアチケットでは、アドバイザーが一人ひとりの就活生に対して丁寧なヒアリングを実施。
企業側への取材で得た「実際に活躍できる人物像」と照らし合わせ、本当に相性のよい企業のみを厳選紹介してくれます。
さらに、企業別の選考ノウハウに基づいた個別の面接対策やES添削、面接後の緻密なフィードバックを提供。
LINEを活用したオンライン面談にも対応しているため、就活の不安や焦りをその都度相談しながら、最短1週間というスピーディーな内定獲得を目指すことも可能です。
自分らしい働き方を叶えたい方や、手厚く優しいサポートで一から立て直したい就活生にとって、非常に心強い支援者となり得るでしょう。
【27卒向け】就活生の4人に1人が利用!
ユニゾンキャリア就活
ユニゾンキャリア就活は、IT・Web・ゲーム業界特化型の就活エージェントです。
未経験や専攻外の学生へのサポート実績も豊富であることから、就活で行き詰まり、「専門スキルがないから厳しい」「IT業界に興味はあるけれど何から始めればいいか分からない」と悩んでいる学生におすすめ。
専門アドバイザーがオリジナルの解説資料を用い、IT業界の基礎構造から職種ごとの具体的な業務内容、目指すべきキャリアパスまでを一から分かりやすく解説してくれます。
紹介される求人は、人事担当者へ教育体制や働き方、キャリアアップ事例などを念入りに取材し、独自の基準をクリアした上場企業・SIer・自社開発などの優良企業のみ。
過去の入社者の定着率やリアルなデータまで開示してくれるため、ブラック企業への入社も回避できるでしょう。
また、独自の自己分析シートを使ったES添削や、企業別の選考データに基づく模擬面接など、内定獲得に向けた伴走支援も充実。
IT業界への就職を目指す方や就活の停滞感を打破したい方は、ぜひ利用を検討してみてください。
実際に利用した人の声は、ユニゾンキャリア就活の口コミにまとまっています。
当サイトで口コミ評価が高い!
キャリアスタート
キャリアスタートは、マンツーマンで寄り添う圧倒的なサポート力が強みの就活エージェントです。
「周りと比べて遅れている」「自己分析や面接対策がうまく進まず辛い」と感じている就活生に対し、気さくで話しやすいキャリアアドバイザーが一から伴走。
個人の強みや適性を丁寧に引き出す自己分析のフォローはもちろんのこと、自分が納得して自信を持てるまで何度でも面接対策を実施してくれます。
自分の言葉で表現できるよう徹底的に落とし込んでくれるため、面接が得意でない方でも自信を持って本業に挑めるようになるでしょう。
面談から最短2週間でスピード内定を獲得できるケースもあるため、早期に内定を得て安心感を取り戻したい方や、温かいサポートで就活の不安を払拭したい方におすすめのサービスです。
個性を引き出すマンツーマンの徹底サポート
就活がうまくいかない状況を変える!就活エージェントの選び方

本章では、就活がうまくいかない状況を変える就活エージェントの選び方について、以下4つ観点から解説します。
- 就活の悩みに親身に寄り添ってくれるサービスを選ぶ
- 選択肢を広げられる求人数が多いサービスを選ぶ
- 企業からオファーやスカウトが届くサービスを選ぶ
- 業界・学生層別のサービスを選ぶ
就活の悩みに親身に寄り添ってくれるサービスを選ぶ
就活支援サービスには、大きく「就活サイト型」と「就活エージェント型」があります。就活サイト型は自分で求人や企業情報を探して応募するスタイルであるのに対し、就活エージェント型ではキャリアアドバイザーが学生の相談に乗り、企業選びから選考対策まで支援してくれます。
就活がうまくいかず、何から改善すべきか分からない人には、エージェント型のサービスが向いているでしょう。
ただし、エージェントによってサポート内容や得意とする学生層は異なります。
登録前に、自己分析やES添削、面接対策、求人紹介など、どのような支援を受けられるのか確認しましょう。
選択肢を広げられる求人数が多いサービスを選ぶ
就活エージェントを選ぶ際は、取り扱っている求人の数にも注目しましょう。求人が多いサービスほど、さまざまな業界や企業規模から自分に合う選択肢を探しやすくなります。
就活がうまくいかないときには、「自分に合う企業がない」のではなく、そもそも自分が知っている企業の範囲が狭い可能性もあります。
知名度の高い企業だけを見ていると、応募先が限定され、選考倍率の高い企業ばかりを受ける状況にもつながりかねません。
その点、求人数の多いサービスを利用すれば、大手企業だけでなく、中小企業や成長企業なども含めて幅広く比較できます。
仕事内容、勤務地、給与、福利厚生、社風など、自分の希望条件に合う企業を探しやすくなるでしょう。
ただし、求人数の多さだけでサービスを判断するのは避けるべきです。
求人の量に加えて、自分が希望する業界・職種の求人が充実しているか、キャリアアドバイザーが丁寧に相談に乗ってくれるかも確認しましょう。
企業からオファーやスカウトが届くサービスを選ぶ
就活がうまくいかないと感じている場合は、企業からオファーやスカウトが届くサービスを併用するのも有効です。自分から企業を探して応募するだけでは、知名度や先入観によって応募先が限定されることがあります。
その点、スカウト型のサービスでは、プロフィールや自己PRなどを見た企業から直接アプローチを受けられるため、自分では候補に入れていなかった企業と出会えることもあります。
特に「やりたい仕事が分からない」「どの企業を受ければいいか迷っている」という学生にとって、新しい選択肢を発見するきっかけになることもあるでしょう。
ただし、スカウトが届いたからといって、必ず自分に合う企業とは限りません。
逆求人サイトのおすすめ6選!就活をスムーズに進めるコツも解説
企業から声がかかった理由を確認し、仕事内容や待遇、求める人物像などを調べたうえで応募を判断しましょう。
業界・学生層別のサービスを選ぶ
就活エージェントを選ぶ際は、すべての学生を対象とする総合型だけでなく、自分の属性や志望業界に特化したサービスの利用も検討しましょう。理系学生向け、IT業界志望者向け、体育会系学生向けなど、特定の領域に強いサービスを利用することで、自分の経験や専門性を評価してくれる企業に出会いやすくなります。
例えば、理系学生であれば研究内容や技術的な知識を理解できるアドバイザーがいるサービスのほうが、自分の強みを企業へ伝えやすくなるなるでしょう。
IT業界を志望する学生なら、エンジニアやIT企業の採用事情に詳しいサービスを選ぶことで、求人選びや選考対策の精度を高められます。
また、特化型サービスでは登録学生の属性が明確なため、自分の経験が企業の求めるターゲット層と合致しやすい場合があります。
自分の専門性や所属、志望業界を踏まえ、強みを最も活かせるサービスを選びましょう。
一人で抱え込まず、エージェントや就活サイト、逆求人サイトなど様々なツールを試しました。
出典:就活のAI活用術5選|自己分析・ES・面接練習の使い方と内定3社の実例
就活がうまくいかない・辛いと感じる学生からのよくある質問

Q. 研究・部活が忙しく就活が進まない場合、どうすればよいですか?
研究や部活動が忙しく、就活に十分な時間を確保できない場合は、すべての就活対策を一度に進めようとせず、優先順位をつけてみましょう。特に研究や部活動など、学生生活で継続して取り組んできた経験は、面接やESでの重要なアピール材料になります。
まずは、自己分析と企業選びを並行して進め、興味のある企業を絞り込みましょう。
そのうえで、ESの締め切りや面接日程を一覧化し、期限が近いものから対応します。
企業説明会や面接も、オンライン形式を活用すれば移動時間を減らせます。
また、研究室の指導教員や部活動の指導者、大学のキャリアセンターなどに事情を伝えて相談することも有効です。
就活エージェントを利用して、求人探しや選考対策の一部をサポートしてもらう方法もあります。
研究や部活動で就活が遅れた時点で不利になるとは限りません。
限られた時間を効率的に使い、自分の強みを活かせる企業に集中することが大切です。
Q. 就職浪人になると後悔しますか?
就職浪人をしたからといって、必ず後悔するとは限りません。大切なのは、卒業後の1年間をどのように過ごすかです。
就活がうまくいかなかった理由を振り返り、自己分析や資格取得、スキル習得などに取り組みながら次の就職活動につなげれば、キャリアを立て直す期間として活用できます。
一方で、「何となく就職浪人を選ぶ」という判断には注意が必要です。
また、就職浪人を選ぶかどうかを判断するときは、「新卒でなければ就職できない」と考えすぎないことも大切です。
卒業後も既卒者を対象とした求人や、第二新卒・若手人材向けの採用機会があります。
現在の就活が辛いからという理由だけで結論を急ぐのではなく、「なぜ内定を獲得できなかったのか」「1年あれば何を改善できるのか」を整理しましょう。
自分にとって就職浪人が最適な選択なのか、キャリアセンターなど第三者にも相談したうえで判断することをおすすめします。
Q. 親として、子どもの就活にどう接すればよいですか?
基本は見守る姿勢で問題ありません。マイナビが2026年卒の子を持つ保護者1,000人に行った調査では、78.1%が「子どもの自主性を重んじている」と答えています。
実際に子から就職活動の相談を受けたことがある保護者は54.3%で、相談したいときに話を聞いてもらえる状態をつくっておくことが、もっとも求められている関わり方だと言えます。
なお、子どもが内定を得た保護者のうち、その入社に反対したことがあると答えたのは2.7%にとどまりました。
企業側の調査でも、内定辞退の理由として「保護者からの反対」が挙がった割合は1.9%です。
進路そのものに口を出すよりも、体調や生活面の変化に気づける距離にいることのほうが役に立ちます。
引用:マイナビ「2025年度 就職活動に対する保護者の意識調査」
就活がうまくいかず辛い時は、就活エージェントを活用し状況を好転させよう!

就活がうまくいかない時期が続くと、焦りや自己否定の感情でいっぱいになるものです。
就活がうまくいかない、辛いと感じるのも当然の反応だと言えます。
しかし、そんなときこそ一度立ち止まり、うまくいかない原因を客観視することが状況打破の第一歩となります。
現状に行き詰まりを感じているなら、就活エージェントなどのプロの力を借りるのが最も効果的です。
多くの就活支援サービスでは、自己分析の深掘りから履歴書の添削、模擬面接まで実践的なサポートを提供しています。
まずは無料相談や無料カウンセリングを利用して、現在の悩みを素直に打ち明けてみてください。
一人で抱え込まずに相談という新しい行動を起こせると、納得のいく内定への道が大きく開けるはずです。





