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タミヤロボットスクールのメカニックコース全国大会と合わせ、参加無料のロボットプログラミングワークショップもオープン。
特定の世代に大人気のタミヤのイベントとあり、会場は終始、大きな興奮に包まれました。
タミヤロボットスクールとは?
タミヤロボットスクールとは、株式会社タミヤが企画協力、株式会社ナチュラルスタイルが運営を行うプログラミング教室・ロボット教室です。「モノづくり」と「プログラミング」を通して「生きる力」を身につけることをねらいとしており、初めての子でも入りやすい雰囲気でありながら、本格的なロボティクスの学習ができると人気のスクールです。
コースは二つあり、「ロボットプログラミングコース」ではこどもパソコンIchigoJamを用いてプログラミングを行います。
今回、全国大会が行われた「メカニックコース」では、ロボットの組み立てを通して機械の仕組み・構造を理解します。競技の要素を取り入れることで、もっと工夫したい!という気持ちを高められるようになっています。
「子ども」じゃない、「選手」だ
参加する子ども達が会場に集まってきました。この日のために用意したマシンを大事そうに抱え、受付でゼッケンを受け取ります。エントリー後は「車検場」へ。ロボットの大きさは、30cm四方に収まるもの(高さは問わない、競技スタート後に変形するのはOK)という規定があります。
それぞれのロボットがレギュレーション内に収まっているか、タミヤの社員がチェックします。
車検をクリアすると、隣の撮影ブースでロボットを撮影してもらえます。
感動したのは、子ども達のマシンをとても大事そうに扱っていらっしゃる姿。
会場では終始、「子ども」ではなく「選手」と呼びかけられていました。
「遊びじゃない!!」
参加者だけでなく、運営側の大人達からも熱気が放出されています。
実行委員長の安中 剛さんの挨拶のあと、水戸教室の鈴木 一護選手による選手宣誓が行われました。いよいよメカニックコースの全国大会が始まります。
得点アイテムを投げろ!
さて、ここで試合のルールを確認しましょう。参加者は2人1組になり、ペア(ロボット2台)で自分たちのエリアにある得点アイテム(ペットボトルキャップ)を相手のコートに入れます。
アイテムは色ごとに点数が違い、緑=5点、青=3点、白=1点。5点と3点のアイテムは自分たちの手元に置かれていますが、1点のアイテムはエリアの境界に置かれています。
1点のアイテムを手堅く取るのか、3点・5点に賭けるのか。
ロボットの形状はシャベル型が比較的多かったように思いますが、それぞれ創意工夫を凝らし、「いかにエリアを守るか」「いかに相手のエリアに打ち込むか」を考えたロボットになっていました。
最高の大会を写真でレポート
百聞は一見に如かず。大盛り上がりの大会の様子を写真でご紹介します。表彰式
大会の後には表彰式が行われました。激戦を見事勝ち抜いた選手には、特製のメダルと副賞が贈られます。
謎の「ロボット魔王」出現
さて、無事に表彰式も終え「おたのしみ抽選会」を行おうとしていたところ……突如、謎の男性が登場!「ロボット魔王」と名乗るこの方、優勝した選手達と戦うためにやってきたそうです。
この登場、運営側にも知らされていない本当のサプライズだったらしく、大人も騒然。
「ロボットは……かっこよくないといけないよな!!」
「ロボットは……格納されてなきゃいけないよな!!」
そう宣言した魔王が取り出したのは、何やら真っ黒な箱。
そこから滑りだしてきたのは……
なんとも大人気ない、邪悪なマシン!
一応「車検は通っている」そうですが、子ども達から「レギュレーション!レギュレーション!」のブーイングが起こります。
かくして、優勝選手と魔王陣営によるファイナルバトルが幕を開けました。
手加減ナシのファイナルバトル
この魔王、子ども相手でも手加減は一切無し。謎のギミックで得点アイテムを次々吸い込みます。相手の得点を徹底的にブロックする作戦です。選手も負けじと、隙間からアイテムを放り込みますが……一戦目は魔王の勝利!
「アンコール!アンコール!」の声を受け、第二戦。
この頃になると、取材している後ろから本気になった大人の怒号が聞こえてきます。
ウィングを目一杯広げ、自コートを守る悪のロボット。「試合開始後の変形は可」という規定をきっちり活かしてきます。
しかし、選手達の操縦技術も負けてはいませんでした!
第二戦は選手達の勝ち!
見事、悪に打ち勝った選手達にはタミヤ製品が贈られ、大会終了となりました。
おたのしみ抽選会
大会後の「おたのしみ抽選会」では、全国の教室から先生方がお土産を持参。くじを引き、ゼッケンの番号で抽選を行います。中でも盛り上がったのは、タミヤのミニ四駆!
残念ながら当たらなかった子にもお菓子が配られ、全員がおみやげを持って帰ることができました。
カムロボ制御ワークショップ
大会の隣の部屋では、タミヤのカムプログラムロボット(カムロボ)制御体験ワークショップが行われました。カムロボはその名の通り、「カム」と呼ばれる部品を配置することで動きをコントロールできるロボットです。ころんとした形が可愛く、ロボットやプログラミングが初めての子でも抵抗なく楽しむことができます。
しかもこのカムロボ、ロボット教材にしては驚きの低価格。参考価格は3,456円とかなり手軽な値段です。実際にコエテコの読者インタビューでも「クリスマスプレゼントにカムロボを買った」というママさんがいらっしゃいました。
ワークショップでは、カムロボにこどもパソコンのIchigoJam(イチゴジャム)を合体したタミヤロボットスクールのオリジナル教材を使った体験授業を行いました。
時間に余裕のある限り、目一杯ロボットを動かして学んでくれました。
大人こそ欲しい?各種タミヤグッズ
会場の廊下には物販エリアが設けられました。タミヤのTシャツやステッカー、文房具類、かわいいTシャツ型クッキーなど、タミヤファン垂涎のグッズがずらり。
お小遣いで消しゴムを買って帰る子、取材の休憩時間にこっそり購入するメディア関係者など、強い人気を感じさせました。
さいごに
2日間にわたって行われたタミヤロボットスクールフェア。何よりも印象的だったのは、選手の表情でした。作ったロボットがうまく動き、ニヤリとほくそ笑む選手。
得点が決まり、ガッツポーズをする選手。
ときには敗れ、そっと廊下で涙をぬぐう選手もいました。気持ちを切り替え、笑顔で会場へ戻る背中には何だかジーンと来るものがありました。
泣いたり笑ったりしながら技術は磨かれていきます。選手達のこれからに期待です!