当日は、プログラミング体験をするだけでなく、インターネットのインフラを中心としたGMOインターネット株式会社のお仕事紹介も!
イベントに集まった夏休み真っ最中の子ども達の真剣な表情や元気な声が聞けたイベントとなりました!
エンジニアのお仕事紹介!
渋谷にあるGMOインターネット株式会社オフィスの中で、まずはIT企業の仕事についての説明を真剣に聞く子ども達。インターネットやスマホが当たり前にある環境の中で育っている子ども達も実際のサーバーを見ながらの説明に興味深く聞き入っていました。
いよいよプログラミング体験!
「次は場所を移動して、プログラミングを実際につくってみよう!」という声がかかると、子ども達からは「やったー!」という元気な声が出ます。また「プログラミングをしたことがある人~?」という質問には、半数以上の子どもが手を挙げていました。
お題は“スイカ割り”
今回のイベントではScratchを使って、スイカ割りのプログラム化に挑戦しました。どんな“指示”を与えるとスイカが割れるのか、Scratchでプログラムをつくる前に、実際にビニールのスイカで実演する場面では、「まっすぐに歩く」「右に90度」といった“指示”が子ども達からでます。
また「まっすぐに、2時間歩き続ける」と発言がでると、子ども達が大爆笑する場面もありました。
Scratchを使って“スイカ割り”のプログラム化をする場面では、どんどん自分で考えて、手を動かし、試行錯誤しながら進めている子ども達の姿がありました。
解説を受ける前にスイカ割りができた子どもに「今までにScratchを使ったことがあるの?」と聞いてみると、「自分で本を読んで覚えた」「学校で少しだけやったことがある」「1回だけしかなかったけど、ゲームのように動かせばいいから難しくなかった」教えてくれました。
プログラムで図形を書こう!
次は図形をプログラムで書くことに挑戦しました。最終的に星を書くために、まず三角形のプログラムを書いていきます。「注目!」と声をかけても、なかなか顔をあげずに夢中になって取り組む子どももいました!
星のプログラムをつくるためには、何回くり返えせばよいか考えたり、何度まわせばよいか考えたり、何回まわせばよいか考えながら、子ども達は試行錯誤しながらScratchを使って、プログラム化していました。
・難しいプログラムもこのイベントで学んだ「順次、分岐、繰り返し」でできていること
・つくること、考えることを楽しむこと
・わからないときはトライ&エラーで。エンジニアも頭で考える前に、とりあえず試してみる、といったことをしている
これはイベント最後の解説の中で伝えたメッセージ。
スイカ割りや星のプログラムをつくるために、子ども達が自分では無意識のうちに、プログラミングをするうえでとっても大切なことを実践していたことに気づいてくれたら、と思います。
さいごに
子ども達の「できた!」といううれしそうな笑顔が沢山見れたことが何より嬉しかった今回のイベント。そしてIT企業のお仕事紹介やプログラミング体験を通じて、イベントの中でも問いかけてみた「プログラミングはなんのためにあるのか?」という問いに対する自分なりの考えを見つけてくれたら・・・と願っています。
暑い中お越しいただき、イベントに参加してくださったみなさん、ありがとうございました!
(取材・文・撮影/Yukiko、編集/コエテコ編集部)