このイベントは、渋谷区の小中学生を対象にしたプログラミング体験やエンジニアの職業について学ぶことができるワークショップです。
渋谷区のWeb企業である、ミクシィ、GMOインターネット、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー各社で開催されました。
今回は、8月4日に開催された株式会社サイバーエージェントでのゲームクリエイター体験講座にお邪魔しました!本記事では、ワークショップの様子をお伝えします。
Scratchを使ってゲーム開発に挑戦しよう!
本日のテーマは「Scratchを使ってゲーム開発に挑戦しよう!」です。ゲームクリエイターのお仕事を学び、実際に子どもたち自身が簡単なゲームを作るまでが講座の内容になります。
Scratchは子ども向けのプログラミング言語です。
触覚的に操作できることが特徴で、初学者向けの教育現場などでも支持されています。この日のワークショップでも、初めてプログラミングに挑戦する子どもたちもすぐに慣れているようでした!
会場の様子
ワークショップは渋谷区のサイバーエージェント本社オフィスで行われました。
イベントが実際の企業で行われるなんて、ワクワクしますね!
オフィスに入るとabemaくんがむかえてくれます。
「見たことある!」なんて子どもたちの声も聞こえてきました。
では、いよいよワークショップにお邪魔します!
この日は48人もの子どもたちがゲーム作りに挑戦しました!
現役ゲームクリエイターのお話
ワークショップの前半では、サイバーエージェントのエンジニアの「もみー」さんからのお話がありました。実際にゲームを作る立場からお仕事の内容を講義してくれます。
ゲームを作るためには、ディレクターやプランナー、エンジニアなど多くの人が関わっているチームが必要であることやプログラミングとはどういう作業なのかについての説明がありました。
ゲームクリエイターの実際のお仕事内容に子どもたちも興味津々です。エンジニアさんの問いかけに積極的に挙手をして答えている様子が印象的でした。
また、スマートフォン向けパズルRPG「ポコロンダンジョンズ」を例に実際のゲーム作りが説明されました。
企画、設計・試作、評価、デバッグと多くの工程を経て、ゲームが公開されるのですね!
いよいよゲーム開発
今日、ゲーム作りに挑戦するゲームについての説明がされました。プレイヤーがカニをヒトデのもとまで動かすゲームです。
単純に物体を動かすだけのプログラミングをすればよいのではなく、左右に動く猫にあたってしまうと音が鳴る仕掛けなどを加えなくてはなりません。
ちょっと複雑そうな部分でも、大きな画面で丁寧に解説してくれます。
そして、わからなくなったり困ったことがあると、優しいメンターさんたちがすぐに教えてくれます。
初めてプログラミングに挑戦する子どもたちでも安心ですね!
また、休憩時間にもメンターさんとお話しをすることができます。
みんなが一通りゲームを完成させると、自由に改造をする時間になりました。背景を変えたり、カニを回転させたり、カニの色を変えたり…オリジナリティを出せて楽しそうです!
自分だけのゲームを作る経験の第一歩にもなりますね!
社内見学
40分程ゲームを作ることに集中した子どもたち。ワークショップの最後は楽しい社内見学です!今回は、「AbemaTV」の番組作りで使用している控室やスタジオを見学させてもらうことに。
実際の打ち合わせで使う控室。
学校の社会見学でもなかなか入れない場所ですよね。大興奮!
スタジオでもいい表情でした。見たことない機材がずらりと並びます。
おわりに
以上、「ゲームクリエイター体験講座」 のワークショップのレポート記事でした!
企業によるワークショップということで、実際に働いているエンジニアさんが講師になってくれるなんて豪華ですね…!
休み時間にはスタッフの人にプログラミングや会社について質問している子どもたちの様子も見られました。
そして、実際に普段利用しているサービスを思い浮かべながらワークショップに臨むことができるようでした。
ゲーム作りには基本的な動きのプログラミングを書くことが必要で、そのあとにデバッグを繰り返したり、絵や背景などを付け足していく…といった実際の業務の過程を体験できるワークショップであったと感じました。
プログラミングやものづくりに対して、具体的な興味関心の幅が広がりそうです。
また、無料のプログラミング言語であるScratchでの学習なので、家に帰ってからも取り組むことができます。
夏休みの自由研究もかねて、お子さんとワークショップに参加してみるのも良いのではないでしょうか!