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(イベントレポート)Kids VALLEY 2020|今年はオンライン活用で全国の小・中学生向けのプログラミングイベントに

2020年8月、夏休み期間に東急と渋谷のIT企業が中心となって全国小中学生向けのプログラミングイベントを実施しました。

東急、サイバーエージェント、DeNA、GMOインターネット、ミクシィの5社は「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト presents プログラミングサマーキャンプ2020」を開催しました。今回はこの5社に加えてGoogleのワークショップも行われました。

例年とは異なり、今年はオフラインに加えオンラインも活用し、自宅からも参加が可能になりました。
さらに、昨年度は渋谷区在住・在学の小中学生を対象にしていましたが、今年は全国に拡大されました。

今回、コエテコでは各社のイベントレポートをお届けします!

東急の担当者より、イベントを振り返って

コエテコではイベントの開催趣旨について、ご担当者である古川さんにお話を伺いました。

—今回のサマーキャンプの開催趣旨を教えてください。

新型コロナウィルスの感染拡大により、子どもたちが学ぶ場所や機会にも大きな制限が生まれています。

今回の「プログラミングサマーキャンプ2020」は、こうした状況の中でも子どもたちに楽しく学べる機会を提供したいと思い、KidsVALLEYのメンバーで議論を重ね、オンラインを中心としたご自宅から参加いただけるイベントとして開催することといたしました。

昨年の同イベントは渋谷区在住・在学の方が対象でしたが、今年はオンラインを取り入れたことで、全国の小中学生にご参加いただくことができ、非常に嬉しく思っております。

本イベントでは各社がそれぞれ、社員によるプログラミングワークショップや、エンジニアによるゲーム開発の仕事紹介、教育関係者に向けたプログラミング授業に関するセミナーなど多様なコンテンツを実施しました。

大手IT企業や鉄道会社が参加する、KidsVALLEYならではのコンテンツになったのではないかと思います。

このイベントに参加いただいた子ども達が、プログラミングが身近な存在であることやその楽しさに気づいたり、ITに関する仕事への興味を持ったりする機会になったのであれば、大変嬉しく思います。

—各イベントに参加された皆さんの反応はいかがでしたか。

参加者様から寄せられた声を見てみますと、「コロナで自粛生活が続く中、子ども達にとって楽しい時間になった」というものがあり、大変嬉しかったですね。

オンライン開催にしたことで、「離れたところに住んでいるため、オンラインでなければ参加できなかった。外出を控えている時期にとてもありがたい企画だった」というお声もいただきました。

開催趣旨につきましても、「私たちの生活にはプログラミングが欠かせないことが分かりやすく伝わった」「プログラミングと聞くとなんだか難しそうと思いがちでしたが、『こんな身近なところにも使われているのか!』と気付きました」といった声がありました。各社様の素晴らしいコンテンツのお力です。

弊社(東急)に関しては、「大好きな鉄道の様々なところにプログラミングが使われていると学べ、子どもが終始飽きることなく食いついて見ていました!」というご感想をいただきました。

このように、さまざまな面から参加者のお子さまにプログラミングと社会の関わりを伝えることができたのではないかと考えております。

—今後、KIDS VALLEYではどのような活動をしていく予定ですか。

KidsVALLEYでは今後も、小中学校におけるプログラミング教育を支援・推進するため、以下のような取り組みを行なっていきます。
  • プログラミング教育カリキュラムの開発・提供
  • IT企業や東急グループの社員を講師として派遣する授業支援
  • 教員に向けたプログラミング教育の研修
そのほかにも、今回のようなワークショップやイベントの実施を通じてプログラミングへの興味喚起やキャリア教育を行うなど、世界で活躍する人材の育成を目指して活動して参ります。

こうした活動を広く発信し、日本全体のプログラミング教育も影響を与えていくことで、社会における人づくりに貢献していきたいと考えています。

東急:東急電鉄オンライン社会科見学

8月22日、東急は東急電鉄オンライン社会見学をテーマに、ワークショップを実施。
電車の視点からプログラミングの働きを学習する講義をオンラインで実施しました。


車内アナウンスや電光掲示板など、電車にまつわる身近な例を題材にして、どのようにプログラミングが活用されているのかを学んでいきます。


さらに、車両工場の見学を映像で紹介するパートも。
普段電車を利用するだけでは見ることのできない貴重な光景ですね!
床下確認以外にも、モーター取り付けベルトや車体持ち上げ、パンタグラフなどの様子が紹介されました。


最後には、オンライン乗車体験の時間。
駅長の目線で池上線の乗車体験ができました。電車の一番前って、気持ちがいいですね……!
オンラインなのに、迫力満点でした。

東急電鉄ならではの盛り沢山なイベントでした。
これまで、電車に興味があったお子さまもプログラミングが密接にかかわっていることを知り、別の視点から楽しめることができたのではないでしょうか!

サイバーエージェント:サイバーエージェント プログラミングワークショップ for Kids Valley  

8月17日、サイバーエージェントでは2種類のワークショップが実施されました。

3−5年生向け Scratch でミニゲーム開発に挑戦しよう!

1つ目はScratchでミニゲーム開発に挑戦するワークショップです。


このワークショップではScratchという感覚的にプログラミングを学習できる学習ツールを利用します。
参加者の子どもたちは、無理なくゲームを作ることができている様子です。
わからないことがあると気軽にスタッフの方に質問できる雰囲気づくりの工夫もされていました。


子どもたちは、アプリを操作してゲームに登場するキャラクターがどのような条件の時にどのような動きをするのかをプログラミングしていきます。
「順次」「分岐」「繰り返し」といったプログラミングの基礎となる概念をゲーム作りを通じて学習していきました!

6年生向け micro:bit で電気の性質の実験をしよう!

次は6年生向けのワークショップ。
少しレベルアップして、micro:bitを使って学校の理科の授業で習う「電気の性質」の理解を深めていきます


このワークショップでは、micro:bitという小型コンピューターを使って、電気の制御をするプログラミングを作成します。
「電気の制御」というと難しそうですが、丁寧にゆっくり説明してくれるので安心です。


参加者は、パソコンでプログラミングを行うことでmicro:bitを操作し、電球の光らせ方をあやつることに挑戦していきました。
思い通りの光らせ方に成功すると達成感がありそうですね!

なお、ワークショップへの参加が難しいかたのために、「3−5年生向け Scratch でミニゲーム開発に挑戦しよう!」で実際に取り組んだプログラミングの内容が、動画でも無料公開されています。

動画は「はじめてのプログラミング講座」と題し、Scratchを使ったことがないかたに向けて、Tech Kids Schoolの講師が丁寧に解説していますので、ぜひ動画をみながら一緒にミニゲーム作りに挑戦してみましょう。


DeNA:DeNA プログラミングサマーキャンプ 2020

8月23日、DeNAは自社で提供する「プログラミングゼミ」を使って、はじめてのプログラミングを体験をワークショップを実施。
「プログラミングゼミ」を開発した株式会社ディー・エヌ・エーの末広さんと一緒にワークショップをおこないます。


冒頭では、末広さんの自己紹介とディー・エヌ・エーの紹介があり、ZOOMでのやりとりについての説明があったあと、いよいよワークショップスタートしました。

「プログラミングゼミ」の使い方を練習

先生の画面共有をもとに、かんたんなプログラミングをおこないます。



その後、「家の中にある身近なコンピュータを探してみよう!」ということで、家の中にあるコンピュータと思うものを持ってきて参加者ごとに見せ合い、講師からコメントがありました。


次は、プログラミングゼミ内のパズル(プログラムでパズルをとこう)をレベル1から解いていきます。
ペースの早い子は、時間内で先のレベルまで進んでいました。

プログラミングでストーリー作り

続いて、プログラミングではじめてのストーリー作りが行われました。
わからないところが出てきた場合は、オンラインでミュートを解除して質問します。





イベント終了後は先生からの個別サポートの時間となりました。
試行錯誤する子どもたちの様子をみていた保護者には、講師より「答えを教えたくなるのを抑えて、お子さんの試行錯誤を見守って」という声かけがありました。

イベントは末広さんの「これをきっかけに、自分のできることを増やしてほしい。というコメントで締めくくられました。参加者が最後まで取り組む姿勢が印象的なイベントでした。

GMO:プロといっしょにプログラミング!アンケートに答えて学ぶプログラミングのキホン

8月15日、GMOは講師がScratch を使ってリアルタイムでプログラミングを行いながら、プログラミングの基本的な考えを伝える授業を実施しました。
小学校4年生以上が推奨とされる内容でした。

オンラインで視聴する参加者に不定期に講師からの質問がアンケートで届きます。
ワークショップの中では、アンケートの回答結果をプログラムに反映させるので参加者たちの意思でプログラムが完成していきます。
おうちにいながら、実際にプログラミングをしているかのような感覚を味わうことができます。

このワークショップでは、プログラミング入門者でも簡単に理解できるScratchを使うので親しみやすかったのではないでしょうか!
本講座では、「順次」「分岐」「くり返し」の考え方を紹介しました。 

ミクシィ:ミクシィ社員に聞く!エンジニアへの道 〜モンスト開発の舞台裏/特別プログラミング講座〜

8月8日、ミクシィはゲーム開発の舞台裏や特別プログラミング講座を含むワークショップをオンラインで開催しました。


はじめに、ミクシィの社内の様子の紹介。
緑豊かなオシャレな空間ですね!憧れちゃいます。


次に、人気ゲーム「モンスターストライク」の開発に携わるゲームエンジニアの角 龍徳さんが開発の裏側を教えてくれました。
実際にエンジニアとして働く上での喜びや苦労を交えながらお仕事の様子を語ってくださいました。


ワークショップ内では、ストライクショットという演出の開発を例にしてどのように作られていくのかが説明されました。
エンジニアによるコーディング以外にも、要件定義やエフェクトの作成などリリースまでには様々な工程があるとのこと。
自分たちが普段楽しんでいるゲームですが、実際にサービスとしてリリースされるまでのイメージがつくと見方も変わりますね!


また、後半では初心者向けのテキストプログラミングの授業が実施されました。
プログラミングに初めて触れる人向けに、プログラミングはどういうものなのかをイメージしやすくなる内容でした。
ゲーム開発の裏側の話のあとですし、「自分もやってみたい!」と意欲がわきそうです。

Google:Scratch + AI で面白いプロジェクトを作ってみよう!

8月14日、GoogleはScratch をある程度触ったことのある小中学生(主な対象は小学校高学年以降)を対象にしたワークショップを実施しました。
本ワークショップはGoogle Meetを使ってオンラインで開催されました。

ワークショップの中では、Scratchで利用可能な機械学習機能を使った面白いプロジェクトを作る解説をしていきました。
そして、Googleが主催する「キッズ AI プログラミングコンテスト」に応募することを目的として学習を進めていきます。

まとめ

以上、「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト presents プログラミングサマーキャンプ2020」のイベントレポートでした!

今年は、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの実施も多くありましたが、全国の子どもたちが参加できたり気軽に社内見学ができたりするなど、昨年とは異なる様子でした。

普段自分たちが使う電車やアプリ、ゲームなどにプログラミングが活用されていることを通して、さらに興味の幅が広がりそうなワークショップでした。

また、おうちにいながら社内見学ができる場面もありました。
プログラミングの学習に加え、キャリア教育的な面でも新しい発見があるイベントだったようです。

さらに、オンラインイベントでの質疑応答では、IT会社での働き方の質問や初めてプログラミングの勉強を始めるのならどのような言語がオススメなのかなど、たくさんの質問がなされる場面もありました。
オンラインの開催だと気になったことを気軽に質問できるのも良いですよね。
 
今後もこのようなイベントをコエテコでは引き続き紹介していきます。
お子さまの自由研究や学習のために、ぜひご活用ください!

公開日:2020.09.17

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