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コエテコではこれまで、“あるくメカトロウィーゴ”のワークショップ事例を多数レポートしてきました。いずれの回も、実際に動かしたとたんに魅力にハマってしまう子どもたちが続出!誰でも楽しめて自然とプログラミングを学べる点が、大人気となっています。
先日、子どもプログラミングスクールeggで開催された「あるくメカトロウィーゴ・ワークショップ」。二足歩行でき、でんぐり返しやダンスまでできる「あるくメカトロウィーゴ」を使い、楽しくプログラミングが学べるイベントです。コエテコでは、生徒さん達があるくメカトロウィーゴと楽しむプログラミング授業の様子を、たくさんの写真と共にご紹介します!
2024/11/06 10:16
今回お届けするのは、アントレキッズ恵比寿校で行われた「あるくメカトロウィーゴ」ワークショップ。恵比寿駅にほど近い教室は、たくさんの観葉植物とウッディな内装でまるで小さな森の中のよう!お友達同士で楽しく「あるくメカトロウィーゴ」のプログラミングを体験する生徒さんたちを取材しました。
2024/11/06 10:16
今回のメカトロウィーゴは、のびのび学べる「キッズ・プログラミング教室 KIDSPRO(以下、キッズプロ)」でワークショップを開催。キッズプロは、さまざまな教材を自由に選んで学ぶことができる教室で、楽しく「プログラミング的思考」が身につくのが魅力です。あるくメカトロウィーゴとキッズプロのコラボワークショップについて、たっぷりの写真と共にご紹介します!
2024/11/06 10:16
そんな“あるくメカトロウィーゴ”は今回、株式会社明日葉が運営する、臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場に登場。
いわゆるプログラミング教室ではなく、公教育でも“あるくメカトロウィーゴ”は活躍するのでしょうか?スペシャルワークショップの様子をたくさんの写真と共にご紹介します。ロボットのプログラミングに興味のある方、ロボット教材を探している方もぜひご覧ください。
「あるくメカトロウィーゴ」とは
メカトロウィーゴはモデリズム・小林和史さんが生み出した「兵器ではない、子どものための平和なロボット」です。このメカトロウィーゴをScratchでプログラミングし、自由に動かすことができるのが“あるくメカトロウィーゴ”です。
“あるくメカトロウィーゴ”が教材として人気の理由
- てのひらサイズなのにダイナミックに動く
- 簡単プログラミングで初めてでも楽しめる
“あるくメカトロウィーゴ”は子どもにも扱いやすい「てのひらサイズ」のロボットですが、ひとたびプログラミングをするとユニークでダイナミックに動き出します。
プログラミングはScratchで行うため、小学校低学年でも簡単にプログラミング体験ができることも魅力のひとつ。そして何より、“あるくメカトロウィーゴ”を動かすことがとにかく楽しいのです!
“あるくメカトロウィーゴ”が公立小学校の学童と放課後子ども教室へ!
今回のワークショップ会場は広い校庭をもつ小学校の一角にある株式会社明日葉が運営する、臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場です。
子どもたちの年齢もさまざま、プログラミング経験もバラバラ……そんな場でも、“あるくメカトロウィーゴ”体験は盛り上がるのでしょうか?
“あるくメカトロウィーゴ”をiPadに認識させる
これまでプログラミング教室で開催するワークショップでは、事前に各PCに“あるくメカトロウィーゴ”を認識させ、セッティングずみで置かれていました。しかし今回はGIGAスクール構想によって子どもたちに配布されている各自のiPadを利用します。
そのため、教室に入ってきた子どもたちは最初に「iPadを起動し、“あるくメカトロウィーゴ”を認識させる」という大きな課題を行わなくてはなりません。
プログラミング教室とは違い臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場には、そもそもプログラミングにまったく触れたことのない子もいるはず。うまくいくのかな?と少々不安になって見守っていたライターですが……
参加してくれたのは主に低学年の子どもたちですが、教室に入ってくると同時にさっそくiPadを起動し、サクッとスクリーンに映し出されたQRコードを読み込んでいるではありませんか。
さらにパスワードも入力し、先生が説明する前から準備万端の生徒さんも!これには、ワークショップ経験豊富な岡谷エレクトロニクスの柴田一幸(しばた かずゆき)先生もビックリです。
プログラミングとは?をわかりやすく説明
「もうできました!」
「ログインになりました!」
教室のあちこちから子どもたちの声が響きます。各画面を確認するのに先生方は大忙し。思った以上に順調なスタートです。そこで柴田先生が自己紹介をし、子どもたちも元気にご挨拶。
すると、まさかの“あるくメカトロウィーゴ”がフライング!
前のほうの席で、“あるくメカトロウィーゴ”が元気に踊りだしてしまいました。どうやら、もうScratch画面を開いて何かを押したみたいですね。とたんに教室中が大興奮の渦に包まれます。柴田先生は思わず笑いながら、
「どうやら、もう動き出した“あるくメカトロウィーゴ”がいるね!」
と、ひとまず“あるくメカトロウィーゴ”の踊りが終わるのを待ちました。
その後、「それでは、ちょっとこのロボットについて紹介したいからお話を聞いて下さい」と続けると、子どもたちはきちんと座り、先生のほうに向き直りました。柴田先生はロボットの名前が“あるくメカトロウィーゴ”ということ、優しく扱ってほしいことを子どもたちに伝えます。
さらにクイズ形式で、ロボットが動くのに何が必要か、プログラミングについても簡潔に説明しました。
「さっそく、“あるくメカトロウィーゴ”をプログラミングで動かしてみるよ。みんな前のほうに来て、一緒に見てみよう」と柴田先生。
集まった子どもたちは、動き出した“あるくメカトロウィーゴ”にふたたび大興奮です。
「さっき見たのと同じだ!」
先ほど、フライングで“あるくメカトロウィーゴ”のユニークな動きを見てしまった子どもたちですが、柴田先生はさらに、さまざまなポーズや音をおひろめ。子どもたちからはその都度、歓声があがります。
「今日は、Scratchというプログラムを使って、一緒に“あるくメカトロウィーゴ”を動かしてみよう」
さぁいよいよ、ワークショップも本番です。
Scratchで“あるくメカトロウィーゴ”が動き出す
“あるくメカトロウィーゴ”のワークショップでは「まず楽しむこと」を大切にしています。はじめからプログラミングのスキルを教えるというよりは、楽しみながら“あるくメカトロウィーゴ”に触れ、プログラミングにチャレンジしていく流れです。
そのため、先生は最初からあまり細かい指示を出さずに、子どもたちが“あるくメカトロウィーゴ”を自由に動かすのを見守っています。どこかで“あるくメカトロウィーゴ”がダンスを踊りだすと、一斉に子どもたちの視線が集中。「なになに?」「どうやるの?」と盛んに質問が飛び交います。
そのうちにScratchのブロックから、いろいろな動きがあることを見つけて試しだす子どもたち。
なにしろScratchを組み上げていくと、目の前の小さな水色のロボットが音を鳴らし、目を光らせて、足をあげたり、バンザイしたり、でんぐり返しまでするのですから、子どもたちが興奮しないわけがありません。
“あるくメカトロウィーゴ”の秘密を探る
子どもたちが十分に“あるくメカトロウィーゴ”と仲良くなったところで、柴田先生が声をかけました。
“あるくメカトロウィーゴ”がどうやって作られているか、モーターでどう動いているか、どんなセンサーがあってどう働いているか。スライドを見せながら柴田先生はわかりやすく説明していきます。
そして本日の課題「ロボットでオリジナルダンスを作ろう」に挑戦です。プログラムのお約束は、「Scratchのブロック10個以内」。さあ、どんなプログラムが作れるでしょうか。
「踊る動きだけでなくて、たとえば最初に挨拶をしてからダンスが始まるとか、いろいろ工夫してね」
柴田先生のアドバイスをうけて、やる気満々の子どもたち。先生の説明が終わると飛ぶように席に戻っていきました。
子どもの好奇心が“あるくメカトロウィーゴ”を動かす
教室では、ふたり1組になって“あるくメカトロウィーゴ”のプログラミングを始めました。どんな踊りにするのか話し合いながらScratchでプログラムをしていきます。途中、わからないことがあると手を挙げて先生を呼びます。臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場の先生方も子どもたちと一緒に“あるくメカトロウィーゴ”を動かしたり、どんなプログラムを作っているのかを見て回っています。
いろいろな学年の子どもたちが一緒に過ごす、臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場ならではのアットホームな雰囲気がとても素敵です。
盛り上がる“あるくメカトロウィーゴ”のダンス発表会
そろそろタイムアップです。柴田先生の声に「あと5分だけくださーい!」「ええええ、あともうちょっとお願い!」という子どもたちの声が重なり、延長タイムに突入しました。
“あるくメカトロウィーゴ”はさまざまな動きをします。
音楽もいろいろあるので、プログラムを始めるとなかなかやめられなくなってしまうのです。それでも時間がきたので、前と後ろの席の子どもたちがひとつのテーブルに集まり、“あるくメカトロウィーゴ”のダンス発表会がスタートしました。
発表したダンスの良かったところや驚いたことを伝え、どう工夫したのかを語り合います。
短い時間のワークショップですが、
- プログラミングの仕組みを知る
- ロボットの構造を理解する
- 実際にScratchでプログラミングを体験する
- 自分たちで考えロボットをプログラムする
- 発表会でお友達の良いところ・すごいところを見つけて伝える
- プログラミングと自分たちの生活について考える
みんな頑張った!修了式です
それぞれの“あるくメカトロウィーゴ”がダンスを発表しました。くるりんぱと回ったり、途中でポーズをしたり、歌声にあわせて踊ったりと、どの“あるくメカトロウィーゴ”も大活躍です。
見守る臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場の先生方、柴田先生をはじめ、コエテコ取材班もキュートなダンスや決めポーズをする“あるくメカトロウィーゴ”に拍手喝采でした。さて、こうして臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場での“あるくメカトロウィーゴ”ワークショップも無事に終了です。
柴田先生からプログラミングが私たちの生活を支えていること、プログラムによって生活が豊かになることのお話がありました。実体験を通じて自然と学ぶプログラミングの世界、きっと子どもたちの心に刻まれたことでしょう。
そして最後にひとりずつ、修了証書と記念バッジを頂きました。
感想を聞いたライターに、筆箱をしまいながら女の子が「すっごーーーーく楽しかった」と答えてくれました。集まってくれた子どもたちが笑顔のまま、教室を出ていきます。
それまでの賑やかな教室に静けさが戻りました。黒板や給食袋がある、どこか懐かしい小学校の教室に最先端のロボット・“あるくメカトロウィーゴ”が並び、ひとつずつ包装されて箱に戻されていきます。
“あるくメカトロウィーゴ”も、子どもたちも、お疲れさまでした!
みんなのアンケートをちょっとのぞかせてもらいました
施設責任者の清水先生よりひと言
本当に楽しそうに過ごしている子どもたちの姿を見て、私もとても嬉しく思いました。
最初はScratchでプログラムをしてロボットを動かせるのか不安もありました。でも、子どもたちはらくらくとプログラミングをこなしていました。何より、目の前でロボットが動くのが楽しくてしかたなかった様子です。
株式会社明日葉が運営する、臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場では、子どもたちがいろいろな体験を通じて学び、充実した放課後の時間を過ごせるようにしています。また、こうしたプログラミングに触れる機会があればいいなと思っています。
ライターコメント
小学校の学童と放課後子ども教室、しかも低学年が中心と聞いて「プログラミングがうまくいくかな」とライターも少し心配をしていました。ところが!子どもたちはiPadの扱いも慣れたもの、Scratchも簡単に使いこなして、サクサクと“あるくメカトロウィーゴ”を動かしていました。臨時第2田園クラブと七小ふっさっ子の広場の先生方と子どもたちがとても親しく話している光景があちこちで見かけられたのも素敵でした。放課後の長い時間を過ごす学童で、子どもたちがしっかりと先生方との絆を築いていることは、保護者の方も安心ですね。
きっと子どもたちはおうちに帰って、ご家族にどんなロボットでどんな動きをしたのか、楽しくお話をしてくれたのではないでしょうか。子どもの好奇心あふれる体験談を聞くのは親にとっても楽しい時間。
小さな水色の平和なロボット・“あるくメカトロウィーゴ”が今回も大活躍のワークショップでした。