これからKIDS×マタタ プロセット ワークショップ|4歳から楽しくプログラミング!笑顔あふれる幼稚園の様子をレポート
楽しく学べるプログラミング教室・これからKIDS新小岩校は、「あすなろ幼稚園」の課外プログラムとしてスタートし、現在では園外の方や小学生も通っている人気の教室です。


くもん出版「マタタ プロセット(STEAM&プログラミング教材)」とのコラボで実現したスペシャルワークショップが開催されると聞いて、コエテコも取材に駆けつけました!
はじめてのプログラミングにピッタリのワークショップの様子を、たくさんの楽しい写真とともにご紹介します。
あすなろ幼稚園でにぎやかな幕開け!これからKIDS×マタタ プロセットのワークショップ

足を踏み入れると、まるでそこは小さな森。東京都葛飾区にある「あすなろ幼稚園」は、園内も木と緑に包まれたような、あたたかなスペースです。
今日、ここで開催されたのが、これからKIDS(プログラミング教室)とくもん出版「マタタ プロセット」によるワークショップです。

こちらが通称ボットくん、マタタボットです♪
小さな森の小さな広場のような園内には、これまた小さな8つのデスクと16のイスが並んでいます。その上に鎮座しているのが、とってもかわいいロボットのマタタボット(通称ボットくん)と、そのボットくんに指示を送るコマンドタワーです。
時間が近づいてくると、ひと組、ふた組と親子連れが幼稚園に入ってきました。
さっそく子どもたちは机の上にある、透明な黄色い帽子をかぶったような「不思議な物体」を見つけて、興奮した様子。
なにしろ、年少さんから小学校低学年の子ども達です。ひとりの男の子はボットくんの頭をぽんぽん叩いたかと思ったら、立ち上がってぐるぐる部屋を駆け巡ります。

イスに座ったものの、ちょっぴり不安そうな表情で何度も振り返り、ママの姿を探す女の子もいます。かと思えば、隣に座った子にちょっかいを出す子もいるし、友だちを見つけて楽しそうに話し込んでいる子も。
幼い子ほど自由気まま。素直に感情をあらわしますから、(スムーズにプログラミング体験ができるかな?)と取材陣も見守ります。ところが、みんなでボットくんに変身すると、気分が変わった様子!

どれどれ、ボットくんになってみるか!とでも言いたげな子。かわいい!

「似合ってる?」「まあ〜ねえ〜」なんて賑やかだった二人組です。

先生のお話に耳をかたむける子どもたち、わくわくドキドキです。
「さぁ、準備はいいですか?」と先生がみんなに声をかけました。いよいよワークショップがスタートします!
個性豊かな子どもたちとかわいいマタタ プロセット♪

指示ブロックが描かれたカードを見て、指示にあった動きをすることでプログラムを体感できる。
マタタ プロセットを使ったワークショプでは、最初は「自分がロボット」になります。

先生を真似しながら、みんなで挑戦!子どもたちは体を使ったレッスンには自然と集中する。
これからKIDS、くもん出版の先生方と一緒に、子どもたちは自分がロボットになったつもりで「プログラム」された通りの動きをします。
ここで、マタタ プロセットについて少し説明をしましょう。マタタ プロセットでは、「前」や「後ろ」と書かれたブロックをパズルのようにつなげ、「マタタボット」に動きを指示します。


白いボードに指示ブロックを組み合わせることで、ロボットの動きをプログラムする仕組み。カラフルでシンプルだから、わかりやすい。
音が出るブロックや、角度や数字のブロックもあるのですが、今日はひとまず方向ブロック(前・後・右・左)を使います。
マタタボットに変身中の子どもたちは、先生の「せーの!前!」の掛け声に合わせて、指示どおり動きます。前や後ろはわかりやすいのですが、「右」からさらに「右」と指示されると、子どもたちは「え〜」「あれ?」「どっちー!?」と混乱してしまいます。

ちゃーんと「右」を向きました!いい表情ですね!
笑い声も響く中で、何度か練習すると……みんな、指示どおりに動けるようになりました!
前にひとつ進み、右ブロックの通りに今度は右に体を動かし、もう一度右に体ごと動く……自分の身体で「ブロックの指示とロボットの動き」がひとつになって、わかってくるのですね。
いよいよプログラミングに挑戦!
「つかんだ感覚」を活かし、今度はブロックを実際に使ってプログラムを組みます。子どもたちはお皿から指示ブロックを探して、白いボードの上に並べ始めました。

「これは何のブロックかな〜」先生の手もとを見つめる子どもたちの視線はまっすぐで真剣だ。

「こっちかなぁ〜」「えーと」「うーんとね」こちらのペアは話し合いが長く続いていましたよ。

できた瞬間、わかった瞬間、素直に気持ちがあらわれる子どもたちはとても素敵!
カラフルで直感的にわかる「指示ブロック」を、ぱちんぱちんとボードにはめていきます。そのうちに、
「動いた!」
という声が響き始めました。とはいえ、まだまだ小さなエンジニアの卵である子どもたち。
「オレがやる!」
「えー、オレがやる」
「こっちだよね」
「ちがうってば」
「え〜、こっち!」
あちこちで、あれやこれやとさまざまなハプニングも起きます。

慎重な子も大胆な子も元気な子も優しい子も、ひとりひとり個性あふれる子どもたちを見ているだけで楽しくなる。
「オレがやる!」「いや、オレだ」なんて言い合っていた男の子たち。大丈夫かな、ケンカにならないかなと心配していたら、ちゃんとふたりで話し合って納得したよう。
ボットくんが思い通りに動くと、ふたり笑顔でハイタッチ!
ちょっぴり恥ずかしがり屋さんの女の子はうつむいたままだったけれど、先生が横について一緒にブロックを選ぶうちにちょっとずつ慣れてきました。
頬杖をついて、じーっとボットくんの動きを見つめていた女の子。うまくできたのが嬉しかったのでしょう、先生をちらりと見て、はにかんだスマイルを見せてくれました。
「もっとやりたい!」と響く声に先生たちの笑顔

最後は少し難しいミッションに挑戦するようです。題して「ボットくんのおさんぽ」です。
マップには、島や湖や海や森の絵がプリントされています。さらに赤い障害物が置かれ、ボットくんはそこを避けてゴールへ進まなくてはなりません。

とてもしっかりしていた女の子ふたり。「ちょっと考えてみようよ」と作戦会議をしていました。

「うんうん、そうか」と聞いてくれる先生に、だんだんと子どもたちも積極的に質問をするように!

「うまくいくかな」「大丈夫だよ!」ボットくんの動きを見守っています。
ボットくんを、湖から島へ、次には島から荒れ地へ。
壮大なお散歩を、子どもたちは次々とクリアしていきます。もちろん、途中でわからなくなったり、首をかしげたりしている子もいました。
でも、すぐに先生がきてくれて「すごーい、ここまでできたんだ!そうしたら、こっちに行くにはどうしたらいいのかな」と、考えるためのヒントをくれます。答えを教えるのではなく「考えさせる」ための声がけで、子どもたちは思考をめぐらせ、次の解決策を見つけ出していきます。

レッスンを担当したくもん出版の先生。明るくて元気いっぱい。子どもたちに負けない声量が印象的!!!

ボットくんが、子どもたちと仲良くなってくれてよかったな!くもん出版の先生も笑顔
子どもたちは出される課題を次々とクリアし、最後は音ブロックを使った演奏に挑戦!
最後にミュージックブロックを使ってプログラムした『きらきらぼし』をみんなで同時に流すと、「たのしい!」「おもしろい!」「もっとやりたい!」なんて声があちこちから聞こえてきました。
どうしたら目的の場所へ行けるのか、ブロックを何度も置き直しながら考える子どもたち。体験を通じて「プログラミング」の概念に触れ、大いに好奇心を膨らませたことでしょう。
プログラミングを含めた「情報」科目が必修になり、大学受験でも必要となった今。将来「難しい」「苦手」と思わずにすむように、小さな頃から体験できる機会として、保護者も大満足のワークショップとなりました。
先生たちからのメッセージ

左から:これからKIDS清水先生 / 株式会社くもん出版文教営業部 鈴木佳穂子さん / 株式会社くもん出版文教営業部 山田陽子さん / 株式会社くもん出版文教営業部 鈴木功さん / これからKIDS一瀬先生
今回のワークショップで縦横無尽に動き回っていたこれからKIDS、くもん出版の先生方にお話を伺いました。
これからKIDSの先生からメッセージ

これからKIDSでは、子どもたちの発想力や創造力を大切にしています。子どもたち自身が、「やってみたい」「やってみよう!」を思える主体性を重視したカリキュラムでレッスンを行います。今回は、マタタ プロセットならではの楽しいワークショップができたと思っています。
マタタ プロセットは、とても簡単でありながら実は奥深い教材です。小さなお子さまでも遊び感覚で楽しめますし、繰り返しなどプログラミングの基礎を自然と学べます。
お子さまの可能性を大きく広げるために、これからKIDSはさまざまなカリキュラムを用意しています。柔軟力、発想力、創造力を存分に発揮できるよう、メンターの先生が最大限お子さまをフォローいたします。ぜひ、まずは「これからKIDS」を体験してみてください!
くもん出版の先生からメッセージ

マタタ プロセットは、カラフルで子どもたちの関心をグッと引き寄せる魅力あるSTEAM&プログラミング教材です。
わたしたちはワークショップで、お子さまが「自分で考える時間」を大切にしています。焦らず、じっくり考える。間違えてもいい、うまくいかないなと思ったら次にどうするかを考えて、修正していく思考を積み上げていけるように導いています。
マタタ プロセットは4歳のお子さまでも、おもちゃで遊ぶ感覚でロボットを動かそうとする中で「自分で答えを見つける」ことができます。
これからの時代に必要な力を、無理なく、楽しく、今から少しずつ育んでほしいというのが、わたしたちの願いです。
(編集後記)やさしさに包まれた幼稚園で「テクノロジーと人」が結びつく

あすなろ幼稚園・ここで「これからKIDS新小岩校」が開催されています。
まだまだ暑い8月、早くに到着してしまったライターに、声をかけてくださった初老の男性がいました。したたる汗を拭いながら、「台風がくるみたいだから、子ども達のために草木を手入れしておかないとね」と忙しなく手を動かします。
この男性こそ、あすなろ幼稚園の理事長先生。近隣の方とも和やかに言葉を交わされている姿からは、地域のやさしさや、子どもたちへの大きな愛が感じられました。
健全な環境で人の目と手で守られ、未来の技術に触れて育つ子どもたちなら、「人と科学」「人とAI」を自然と結びつけていくことでしょう。いつか将来、大きな幹をもち、たくさんの実をつけて、社会での役割を担っていくに違いありません。
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