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SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに、海の社会課題「海洋プラスチックごみ」や「サステナブル漁業」とプログラミングを掛け合わせたワークショップとオンライン配信でのSDGs講演会で構成されています。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として行われました。
「プログラミングで海のSDGs!」 概要
■日程:2022年10月1日(土)10:30〜16:00
■開催場所:はまぎん こども宇宙科学館
■参加人数:52人
■後援:総務省、文部科学省、環境省
■協力:特定非営利活動法人 I Loveつづき、リトルスタジオインク株式会社
■団体名称:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト https://programming.or.jp/umip
「プログラミング」と「講演会」を通じて学ぶ海のSDGs!
「SDGs × プログラミングワークショップ」はプログラミングを通して“海を守ることの大切さ”を再認識しながらSDGsについて、自ら考え、学び、行動するきっかけとなるよう構成されたワークショップです。
午前中に実施したSDGs講演会(オンライン)では、海洋研究開発機構・JAMSTEC 副主任研究員 磯部紀之先生によるお話がされました。
有人潜水調査船「しんかい6500」が深海に潜っていく様子や海底の様子などを実際の映像で紹介。
映像の中には深海生物だけではなく、プラスチックごみがはっきりと映りこんでいます。大量に生産されたプラスチックは、正しく処理されなかったものが海へ流出し、そのうち99%は行方不明になっているとのこと。
この海洋プラスチックごみ問題を解決するために、磯部先生は「海にやさしい素材」の研究を進めています。
講演会の最後には、参加した子ども達から沢山の質問がありました。神秘的な深海や海洋プラスチックごみ問題について強い関心を持っている様子でした。
海の豊かさを守ることを学んだSDGs × プログラミングワークショップ
プログラミングワークショップでは、MakeCodeを用いて自分でプログラムした海洋プラスチックごみ調査船・サステナブル漁業船をmicro:bitで動かします。プログラミングだけでなく、どうしてこのような調査が必要なのか、調査結果から何がわかるのかについても考えます。仮想の海で海洋プラスチックごみや漁業の問題を学んだ後は、現実の世界で既に取り組まれているICT技術(プログラミング)を用いた海の課題解決が紹介されました。
参加した子どもたちからの声
本ワークシップに参加した子どもたちからは次のような感想が集まりました。・プログラミングを使ってSDGsに取り組める方法を考えたい。(女子・12才)
・世界で魚の消費量が2倍に増えたのにおどろいた。(女子・12才)
・ゲームみたいに船を動かしたりプログラミングしてSDGsもできるなんてすごいと思った。(女子・10才)
・コロナごみというのがあっておどろいた。(女子・11才)
ライターコメント
SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマにして海の社会課題やプログラミングに触れることのできるイベントを紹介しました。実際の映像を見ることで、切実に解決方法検討したり自分の振る舞い方を振り返ったりすることができたのではないでしょうか。
解決法の1つとしてプログラミングを環境改善に活かしていく方法もあります。
子どもたちも自分たちができることを考えるきっかけになったのではないでしょうか。