上記のようにワーママが転職を検討するケースは、一般的な転職希望者と理由や背景が大きく異なります。そのためワーママの転職は、『ワーママ』 というステータスに焦点を当てた転職活動が求められます。
本記事ではワーママが転職成功を叶えるポイントをお伝えすると共に、ワーママにおすすめの転職支援サービスをご紹介します。
ワーママが正社員に転職を成功させるのは難しい?
一般的な転職と比べると、ワーママが正社員に転職するのは難しいといわれています。なぜなら、子どもの預け先を確保できないケースがあるためです。転職するまでには子どもの預け先を確保し、確実に働ける環境を整える必要があります。ただし、適切な転職対策をすれば、問題ありません。ワーママにとって働きやすいのは、フルテレワークやフルフレックスに対応している企業です。地方よりも首都圏の求人の方が条件が良い傾向があるため、福利厚生の手厚さを優先したい場合は首都圏の求人を探してみると良いでしょう。
また、求人を探す段階で正社員だけの働き方にこだわる必要はありません。時短正社員のような働き方もあるため、転職の際には幅広い働き方を検討してみても良いでしょう。
転職に成功したワーママが実践した3つの行動
ただがむしゃらに転職活動に取り組んでも納得できる成果を得られないばかりか、本来望む結果ではない転職に至ってしまうケースも考えられます。まずは転職に成功したワーママが実践した行動を参考に、ワーママが転職活動を始めるにおいて何をすべきか整理をしましょう。
自分の強み・弱み、職歴を分析し直す
ワーママに限らず、転職の成否を左右する大きなポイントに棚卸の精度が挙げられます。棚卸の方法はいくつかありますが、まずは自分の強み・弱みを分析し、どんな仕事が合っているかどんな働き方をしたいのか客観的に分析してみましょう。
また同時にこれまでの職歴を細かく書き出してみましょう。自分の強みと弱みをこれまでの業務経験とリンクさせることで、どんな仕事・働き方が自分にマッチしているのか具体化してくるでしょう。一人では難しい方はキャリアコーチングを受けてみることをおすすめします。
転職先に求めるものを明確化しておく
ワーママは自分のことよりも子どもや家庭を優先にしがちです。本当は転職したくない方も中にはいるかもしれません。転職に求める条件においても、無計画に進めていたのでは本来自分が求める条件よりも周囲のことを優先した条件が先立ってしまいます。
転職先に何を求めるのかを考える時は、子ども・家庭のことはもちろん、自分の感情・想い・考えも含んだ上で転職先に求めるものを考えてみましょう。
その上で紙などに書き出し、各項目に対して優先順位をつけることで何かに寄った条件ではなく俯瞰的に転職先に求める条件を明確化することができるでしょう。 整理ができたらキャリア相談がおすすめです。
自分の中で家事・育児・仕事の優先ルールを決める
家事・育児・仕事の優先順位は人によって異なります。子どもを第一優先にするワーママもいれば、自身のキャリアを第一優先に考えるワーママもいます。
どちらにも正解・不正解はありません。ワーママが転職を考える時は、何を優先にするのかルールを決めておくことが大切です。
また育児の中でも送迎はファミリーサポートに任せる、その代わり土日は子どもたちとの時間を大切にするなど、家事・育児・仕事の各項目の中でも割り切ること、専念したいことを明確にしておくこともポイントです。
そうすることで何に対してもメリハリが生まれます。本当に大切にしたい時間・コト・モノを大切にすることができ、注力したい物事も明確になるため、何事も効率的に取り組むことができるでしょう。
ワーママにおすすめの転職支援サービス
働き方改革の推進や2030年問題など様々な背景が起因となり、最近ではワーママに特化した転職支援サービスも増えてきました。本項目では、ワーママにおすすめの転職支援サービスをご紹介します。
転職エージェント・サイト
転職エージェントは、転職希望者1人ひとりにキャリアアドバイザーが付き併走型で転職をサポートしてくれるサービスです。ハイクラスポジションや専門性の高い職種への転職に特化した転職エージェントもあります。中でもワーママに特化した転職エージェントの場合、ワーママ転職にまつわるノウハウやナレッジも十分に蓄積されており、ワーママ転職を成功させた実績に基づく確かなアドバイスが得られます。
またワーママの心情・状況を理解してくれるキャリアアドバイザーも多く在籍しており、転職に伴う精神不安や重圧に対しても細やかなサポートを受けられるでしょう。
参考:40代向け転職サイトおすすめまとめ
ナビ型転職サイト
ナビ型転職サイトはまだ転職軸が定まっていない方や、転職を考え始めた方におすすめの転職支援サービスです。ナビ型転職サイトもワーママに特化した媒体が数多くあります。自身のキャリアや職種、希望する働き方に近いサイトを探してみましょう。
ナビ型転職サイトのメリットは、幅広い多くの求人が掲載されている点。転職を機に新しい職種や働き方に挑戦したいワーママにとっては、視野が広がるのではないでしょうか。
スカウト型転職サイト
スカウト型転職サイトは、ナビ型とは違い企業からスカウトメールが届く転職サイトです。企業が自分のレジュメ(属性情報・職歴・スキル)などを見た上でスカウトメールを送付してくれます。自分でマッチ率の高い企業を探す手間が省けるだけではなく、希望にマッチするか否かを判断した上で選考を進められるため、効率的に転職活動を進められます。
中には思いもよらない企業・業界からスカウトを受け、新しいフィールドで自分の能力を開花させたワーママもいらっしゃいます。
参考:スカウト型転職サイトおすすめ
リファラル採用
リファラル採用とは、在籍社員の口コミ紹介による採用手法です。ママ友や学生時代の友人、兄弟姉妹などの紹介を経て入社に至ります。
リファラル採用の大きなメリットは、在籍社員による口コミからリアルな職場環境を知ることができる点。
実際に選考に進むまでに社内環境や募集要項など事前に情報を収集して納得した上で応募に至るため、選考時や採用後のミスマッチが少なく、イメージしていた働き方が叶いやすい方法です。
ワーママにおすすめの転職エージェント・サイト7選
本項目では、ワーママ転職におすすめの転職エージェント・サイトをご紹介します。参考:女性におすすめの転職エージェント
doda
dodaは、国内最大級の求人を誇る転職エージェントです。
登録しなくても求人を閲覧できますが、好条件の非公開求人を見たいのであれば、無料登録がおすすめ。登録することで、求人を紹介してもらえたり、応募書類や面接対策などのサポートを受けられたりします。転職活動の手続き代行も依頼でき、忙しいワーママにとって嬉しいメリットを多く得られるでしょう。
公式サイトでは、在宅勤務や土日祝休み、女性が活躍する企業など、希望条件を細かく設定して求人を探せます。働き方や企業の特色で求人を探せるため、ワーママにぴったりの求人を見つけやすいでしょう。
サービス名 |
doda |
求人数 | 254,879件(2024年8月時点) |
対応エリア | 全国 |
年代:20代男性 職業:会社員(正社員) 業界:サービス 職種:営業
サービス利用証明済み- 未経験におすすめ
- 経験者(実務経験あり)におすすめ
- 新卒におすすめ
- 第二新卒におすすめ
- 女性におすすめ
面接に臨む前に想定される質問や企業が大事にしていること、重視していることを共有いただき、大変ありがたかったです。 ...続きを読む
投稿日:2024/02/13(火) 18:20
年代:20代女性 職業:無職・求職中 業界:物流・運送 職種:管理職
サービス利用証明済み- 未経験におすすめ
- 新卒におすすめ
- 第二新卒におすすめ
第二新卒や未経験の業界・業種に転職しようと考えている方でも簡単ではないが求人数は多いのでお勧めできる。 ...続きを読む
カウンセリング・面談は頻度高く行っていただけるので、積極的にサポートを受けられると思う。また、求人・案件が豊富なので自分に合った求人が見つかりやすい。
投稿日:2024/02/29(木) 16:06
マイナビAGENT
マイナビAGENTは、2年連続満足度総合No.1に輝いた転職エージェントです。求人紹介から内定までをキャリアアドバイザーに一貫してサポートしてもらえるため、忙しいワーママでも無理なく転職活動を進められます。
キャリアアドバイザーは、さまざまな業界の経歴を持っている転職のプロ。転職希望者の希望だけでなく、現場の事情を知った上で、おすすめの求人を紹介してくれます。職務経歴書の添削や面接拓策も受けられるため、転職に不慣れな人でも選考通過率アップを狙えるでしょう。
女性の転職に特化した転職サポートも行っており、出産や子育てを経てワーママとして働いているキャリアアドバイザーも多数在籍。ワーママ目線でのサポートが可能です。
サービス名 | マイナビAGENT |
求人数 | ・公開求人数:76,470件 ・非公開求人数:13,473件 (2024年8月時点) |
対応エリア | 全国 |
マイナビAGENTの評判・口コミ、利用の流れ、特徴などがバッチリ!フリーランス・転職・副業サービスで自分に合ったキャリアを選択しましょう!
この記事をcoeteco.jp で読む >年代:20代男性 職業:会社員(正社員) 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー 実務経験:1~3年
サービス利用証明済み- 経験者(実務経験あり)におすすめ
- 第二新卒におすすめ
満足度としてはかなり良かったという評価です。求人だったり他にもたくさんのことを手伝ってくださったりしてくれて安心して転職活動を行うことができたのでこの評価です。 ...続きを読む
投稿日:2024/06/24(月) 15:16
年代:30代男性 職業:パート・アルバイト 業界:IT・メディア 職種:デザイナー 実務経験:1~3年
サービス利用証明済み- 未経験におすすめ
スタッフの応対が良く、内容も高案件ばかりだったので、利用して損はないキャリアサービスだと感じた。 ...続きを読む
就職以降も今後のステップアップに繋がるものだと感じた。
投稿日:2024/07/03(水) 11:14
ワークポート
ワークポートの強みは、転職コンシェルジュが求職者一人ひとりに誠実に向き合い、優れた提案を行っていること。今後のキャリアを一緒に考え、ベストな企業・仕事を見つけていることが評価され、転職決定人数No.1を獲得しました。転職活動のプロである転職コンシェルジュが伴走してくれることで、もっと可能性を広げられるでしょう。
これまでに転職の相談にのってきた人数はなんと83万人以上。人材紹介業で20年培ってきたノウハウを余すことなく活かし、転職サポートを行っています。北海道から沖縄まで日本全国に52もの拠点があるため、大手企業はもちろん地元企業やリモートワークの求人まで、幅広く紹介することが可能です。
サービス名 |
ワークポート |
求人数 | ・公開求人数:107,439件 ・非公開求人数:調査中 (2024年10月時点) |
対応エリア | 全国 |
ワークポートの評判・口コミ、利用の流れ、特徴などがバッチリ!フリーランス・転職・副業サービスで自分に合ったキャリアを選択しましょう!
この記事をcoeteco.jp で読む >年代:30代男性 職業:会社員(正社員) 業界:IT・メディア 職種:事務 実務経験:1~3年
サービス利用証明済み- 未経験におすすめ
- 第二新卒におすすめ
ヒアリングをしっかりとして素敵なのですが、内定後は仕方ないのかもしれないですがゴリ押しの印象がありました。 ...続きを読む
投稿日:2024/07/22(月) 12:24
年代:20代女性 職業:会社員(正社員) 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー 実務経験:1~3年
サービス利用証明済み- 未経験におすすめ
- 経験者(実務経験あり)におすすめ
- 新卒におすすめ
- 第二新卒におすすめ
初めての転職で右も左もわからない状態だったので、全体的なサポートを受けられたのが良かったです。また、親身に相談に乗っていただけたのが心強かったです。 ...続きを読む
数多い選択肢の中闇雲に探すよりも、希望に合った会社が見つかりやすいこと、また自分から探すだけではなく企業側からのスカウト機能があることはキャリアサービスを使う上で大きなメリットだと思います。
投稿日:2024/07/23(火) 16:11
type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する女性特化型の転職エージェントです。
特化型エージェントは取り扱い求人数が少なくなる傾向がありますが、本サービスは豊富な案件数が強みです。
さらに女性の転職に精通したキャリアアドバイザーの存在も、同社の特徴の1つ。
ライフステージの変化に応じ、働き方に変化を求められがちな女性の立場に立った、手厚い転職支援を提供してくれます。
そのため、「子どもとの時間を大切にしたい」「キャリアアップを目指したい」など、女性視点を大切にしながらも1人ひとりの希望に沿ったアドバイスが得られます。
まずは1社目として登録しておきたい、転職エージェントです。
サービス名 | type女性の転職エージェント |
求人数 |
|
対応エリア | 東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県 |
参考:type女性の転職エージェントの評判
LIBZ
LIBZは、転職希望者の描きたいキャリアや生き方に合った案件提供を叶えてくれる転職サイトです。
正社員求人に限らず、在宅ワーク中心案件や業務委託案件を取り扱う一方で、コアポジションを担う年収600万円以上のエグゼクティブ案件など、幅広い要望に応えられる求人を取り揃えています。
リモートやフレックスなど、柔軟な働き方が実現できる求人がメインのため、案件数は少なめですが、「自分に合った働き方をしたい」「ライフワークバランスの充実を図りつつもキャリアを諦めたくない」という人にとっては、魅力的な求人が見つかるかもしれません。
サービス名 | LIBZ |
求人数 | 467件(2023年3月22日現在) |
対応エリア | 東京都を中心とした関東地方 |
参考:リブズキャリアの評判
パソナキャリア
パソナキャリアは、ハイクラス転職を目指す人向けの転職エージェントサービスです。求人の約半数が年収800万円以上であり、実際にパソナキャリアを通じて年収をアップした人は67.1%にも上ります。
ハイクラス求人というと、男性に向けた求人が多いイメージをお持ちの人もいるかもしれません。
その点、本サービスでは、『女性の転職特集』のページも組まれています。
女性の転職特集ページでは、「テレワーク可の求人」「フレックスOKの求人」「くるみん認定企業の求人」など、女性が働きやすい制度や取り組みを実施している求人が集約されているため、女性が活躍できる求人を効率的に探すことができるでしょう。
サービス名 | パソナキャリア |
求人数 |
|
対応エリア | 全国47都道府県 ※海外案件あり |
参考:パソナキャリアの評判・口コミ
ママテラス
ママテラスは、柔軟な働き方を希望する経験・キャリアを持つ人材と、社会的課題に取り組むスタートアップをマッチングする転職マッチングサービスです。ママテラスの特徴は、時短勤務ながらもコアメンバーとして活躍できる求人を取り扱っている点です。
登録者は一定の経験やキャリアを有する、30代・40代が中心です。
ライフワークバランスの充実を図りながらも、キャリアを諦めたくない人は、ママテラスで新しい活躍フィールドを見つけることができるかもしれません。
サービス名 | ママテラス |
求人数 | 約450件 |
対応エリア | 東京中心 |
参考:ママテラスの評判
ワーママが転職後後悔しないために確認すべき企業情報
求人募集に掲載されている条件や募集要項はあくまでも体裁的なものであり、実際に転職を経て就業してみると全く条件が違った!なんてことも起こり得ます。そうなってしまうとせっかく転職活動に費やした時間が無駄になるばかりか、場合によっては再度転職を検討しなければならない事態にもなりかねません。
転職後に理想とする働き方や育児・家事との健全なバランスを得るためも、次にご紹介する項目に関しては認識の祖語がないよう、応募先企業から納得できる回答を得ることが肝要です。
ワーママの在籍率
「子どもがいることによる働きづらさ」は、多くのワーママが転職の理由として挙げる項目です。子どもがいることにより働きづらさを感じる背景は様々ですが、子どもの急な発熱や体調不良に伴う欠勤に対して理解が得られないケースもあれば、欠勤が続くことでワーママ自身が申し訳なく思うケースもあるでしょう。
また園・学校行事に参加できないほど業務の多忙さ、欠勤した時の業務が振り分けられることなく累積していくなども挙げられます。
このようなワーママの働きづらさが起こり得る原因の1つに、ワーママの在籍率が低い可能性が挙げられます。
ワーママの在籍率が高い職場はワーママへの理解が深いだけではなく、フォロー体制が整っている職場であるとも考えられます。
フレックスタイム制度・リモートワーク制度・時短保育の有無
子育て・家事と仕事を両立するワーママにとって、子ども成長や家庭の状況に応じて働き方を柔軟に変化できる職場かどうかを見極めることも大切です。柔軟な働き方が叶う職場は、その時の状況・環境だけに限らず長期に渡りキャリアや居場所を形成しやすい職場と言えるでしょう。
そのような働き方・職場を希望する方は、フレックスタイム制度・テレワーク制度・時短勤務制度の有無を確認しておきましょう。
管理職における女性・ワーママ率
ワーママの中には育児休暇後の異動によって、これまで培ってきた知見や経験を活かせなくなってしまった方もいるでしょう。また限られた勤務時間によって本来の実力を発揮できず、単身時代よりも評価が下がってしまったご経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。転職を機に新たなキャリアを築きたいとお考えの方は、管理職における女性やワーママの割合の確認は欠かせません。現管理職にワーママが在籍しているのであれば、自身も十分にキャリア形成を目指していける環境があると期待できるでしょう。
雇用形態や選考官によって、応募時・選考時・内定承諾前の3つのいずれかのタイミングでそれぞれの項目を確認していきましょう。そして納得した上で次のステップに進むようにしましょう。
参考:女性向け給料が高い仕事
ワーママが転職活動を始めるタイミング
ワーママが転職活動に取り組む際は、活動時期に留意しましょう。ワーママが転職活動を始めるのにベストなタイミングは、お子さまが既に小学校・幼稚園・保育園で安定した生活を送れている時期でしょう。
転職に伴い、お子さまの環境も大きく変わるとなると、ママの負担も大きくなってしまいます。
一方で、妊活中・保活中の転職は避けたほうがベターでしょう。
内定や入社直後に妊娠が判明すると、育児休業が付与されない可能性があります。また保育園が決まっていない状態での転職は、「保育園が決まらない場合、内定を辞退されるかもしれない」と内定を見送られるケースも考えられます。
転職活動を始めるタイミング1つで、活動の成否が大きく左右することもあります。そのため転職活動に取り組む際は、開始タイミングを充分に考慮しましょう。
参考:転職タイミング
家庭との両立をしたいワーママにおすすめの仕事は?
家庭と仕事を両立したい場合は、柔軟な対応をしてもらいやすい仕事を選ぶようにしたいですね。具体的には、「残業が少ない」「リモートワーク可」「時短可」などが挙げられます。ここでは、家庭との両立をしたいワーママにおすすめの仕事を紹介します。参考:40代女性が一生できる仕事
一般事務
一般事務とは、データ入力や書類の作成、電話対応などの業務を担います。一般事務はスキルが不要であるため、「未経験者可」の求人が多い傾向があります。さらに、定時に退社できることから、お子様を育てながら働きたいワーママから人気を得ている職種です。一般事務の平均年収は318万円前後ですが、未経験者から仕事を始める場合は年収が平均額に届かないケースも少なくありません。また、一般事務はオフィスワークが中心となるため、オフィス業務やパソコンスキルの基礎が身に付きやすい点がメリットです。
参考:事務職転職エージェント
コールセンター
コールセンターには、インバウンドとアウトバウンドの2種類があります。インバウンドとはお客様からの問い合わせや申し込みに対応することが業務内容であり、アウトバウンドは積極的にお客様に電話をかけることが仕事内容です。コールセンターの求人のうち、80%はインバウンドだといわれています。マニュアルがあるため、未経験の人でも働きやすいことがメリット。フォロー体制が整えられている企業が多くあるため、経験を積みやすい職種だといえるでしょう。受付時間以外は電話はつながらないため、自分のペースを守りながら働けます。なお、コールセンターの年収は、平均して384万円程度といわれています。
受付
受付は、来客の応対や訪問者の情報管理、代表電話の対応やメール対応などを業務として行います。受付には、高いコミュニケーション能力やWordやExcelの基礎的なパソコンスキルが求められます。また、臨機応変に対処できる能力も必要となる場面があるでしょう。受付の平均年収は236万円前後ですが、経験を積むことで給与アップも見込めるでしょう。受付の面接の際には、ビジネスマナーや一般常識、語学力が問われるケースも少なくありません。そのため、求人に応募する際には自身の長所や特技を明確にし、準備したうえで面接に臨むようにしたいですね。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトをデザインすることが業務内容です。HTML/CSSなどを扱い、コーディングするスキルが求められることが特徴。クライアントからヒアリングを行い、クライアントの課題を解決できるようなデザインを設計することが重要です。Webデザイナーは、一般事務や受付などとは異なり、フリーランスとして働けることがメリットです。ただし、フリーランスとして働くためには高いスキルが必要となるため、まずは社内Webデザイナーなどを経験しておきたいですね。Webデザイナーの平均年収は、357万円前後といわれています。
参考:女性におすすめのWebデザインスクール
ワーママでも未経験の仕事に挑戦できる?
ワーママでも、未経験の仕事に挑戦することはできます。社会人を経験してきたワーママの場合は、今持っているスキルを活かせる仕事を探すことがおすすめです。強みとなるスキルを活かした方が、キャリアアップしやすいでしょう。「未経験者歓迎」の求人に応募したとしても、誰でも採用されるわけではありません。目指したいキャリアがある場合は、必要となる資格やスキルを習得しておくことも重要です。働きながらスキルを習得したいなら、オンラインスクールなどを上手に活用したいですね。
参考:30代未経験の転職は厳しい?
参考:40代未経験の転職は厳しい?
ワーママが転職を成功させるポイントまとめ
ワーママの転職活動は、子どもや家庭に焦点を当てるだけではなく、自分のことも含めて総合的に考えることが肝要です。その上で自分が発揮できる強みやこれまでのキャリアを武器に、自分らしく勤められる応募先を探してみましょう。転職は内定獲得がゴールではありません。思い描く子育て・家事・自身のキャリアの実現に向けて、生き生きと働ける職場への転職を叶えましょう!