作文の書き方
最初は上手に書くことよりも、思ったことを文字にして書くことに慣れることが大切です。思ったことや感じたことが文章になっていれば作文ですので、まずは最低限必要な原稿用紙の使い方だけよく確認しておきましょう。基本的な原稿用紙の使い方
原稿用紙の基本的な使い方のポイントを10個紹介します。画像の番号と、下記の項目を照らし合わせて見てみましょう。1.タイトルは行の上(行頭)を2~3マス空けて書きます
2.名前を書くときに姓と名の間は1マス空けます
3.名前の最後の文字のあとは1~2マス空けます
4.段落の書き始めは一番上を1マス空けて書き始めます
5.句読点は1文字として扱います。書くときはマスの右上に書きます
6.句読点は行頭には書きません。行頭に来るときは前の行の最後のマス(行末)に文字と句読点を一緒に書き込みます
7.小さい「っ・ゃ・ゅ・ょ」を書くときも1マス使います。マスの右側に書きます
8.会話文は改行して書き始めます
9.「」はそれぞれ1文字ずつ扱います。「をマスの下側に書き、」はマスの上側に書きます。小学生は、会話文の2行目で行頭を1マス空けることを習うことがあります。これによってかぎかっこが目立ち、会話文が見やすくなるメリットがあります
10.文末の句点と括弧は、1つのマスに一緒に書きましょう(。」)
まずはこの10のポイントを確認して、どんどん書き始めてみると良いでしょう。
小学生の作文や原稿用紙が上手くなる書き方のコツ
どのような順序で書くことを考えていくと良いのか、ヒントとなる情報をまとめて紹介します。①作文のテーマを決める
ここでは、作文の神様とも呼ばれ、作文指導の著書を数多く書いている、岩下修先生が紹介した作文のコツを中心に、様々な方法を見てみましょう。岩下先生によれば、はじめに作文で自分が何を伝えたいのかを明確にしたほうが本文が書きやすくなります。まずは書く内容のテーマだけを決めましょう。具体的なタイトルは文章を作成してから決めます。
②構成を考える
書きたい内容が大まかに決まったら、次は構成を作りましょう。岩下先生は「必ず4段落に分けて書くのが鉄則」だと説明しています。・「はじめ」…これから自分が書く内容を簡単に紹介する
・「なか1」…テーマに関して何か一つのことを書く
・「なか2」…テーマに関して何か一つのことを書く
・「まとめ」…なか1・なか2を書く中で考えたことをまとめる
例えば、「はじめ」で「好きな場所について書く」と説明したときには、どんな場所が好きなのかを、「なか1」と「なか2」に分けて、2つ書くようにしましょう。
2つの内容に共通する点を「まとめ」に書くと、作文の内容が整理しやすくなります。
③タイトルは最後に付ける
「なか」で書いた2つの要素を、「まとめ」に整理したときに、例えば「広い場所が好きだとわかった」という結論であれば、「広い場所が好き」とタイトルを決めることができます。このように、タイトルを後で書くと決めておくと、途中でタイトルに縛られることなく本文を作成することができるため、効率的だと言われています。
④見直しをする
全体が整ったら、タイトルから読み直してみましょう。一般的に文章の間違いなどを探すときによく使われる方法は、小さな声で良いので口を出して読んでみることです。文章の不自然なところに気がつきやすくなります。少し時間が経ってから読み直すことも効果的です。リズムが悪いと感じたところや、同じ言葉を何度も繰り返していることに気づいたところは、整理して書き直すと良いでしょう。
⑤上手な書き出しを考えることも大事
作文自体に慣れてきたら、この文章はおもしろそうだ、もっと先まで読んでみたい、と思ってもらえるように、書き出し方を工夫してみましょう。ここでは、簡単に真似しやすい書き出しのパターンを10個紹介します。
1.自分の意見、結論から書く
2.発見を書く
3.セリフや会話から書く
4.疑問から書く
5.悩みから書く
6.音から書く
7.繰り返し言葉から書く
8.物語風に書く
9.告白から書く
10.動作から書く
例えば、下記の原文があったとします。
原文:ぼくの好きな場所について書きます。
これを、上で紹介したパターンに当てはめてみましょう。
1.学校で一番好きな場所は「図書室」だ。(結論・意見)
2.衝撃的な本に出会ってしまった。(発見)
3.「これ見てみなよ」「うわ!すごいねこれ!」(セリフ・会話)
4.なぜ彼はいつもあの席に座るのか。ずっと疑問だった。(疑問)
5.本を読むのが大の苦手だ。(悩み)
6.「ゴトッ……」(音)
7.読んで、読んで、読みまくった!(繰り返し)
8.図書室で本を探していたときのことだった(物語風)
9.これまで黙っていたことを書こうと思います。(告白)
10.つま先で立ちながら、本をつかみ取ろうと左手を伸ばす。……(動作)
これらのパターンを、書いている内容に当てはめて書き直してみると、書き出しの読み応えが変わってくるかもしれません。
例を見てみましょう。
ぼくの一番好きな場所について書きます。それは図書室です。なぜなら静かだからです。うるさい人がいるといやな気持ちになります。
内容によって方法は様々ですが、その時のことをよく思い出してできるだけ具体的に書くことで、書き出しを工夫できることもあります。
「コラ!」。先生は騒ぎ続けていた男子を注意しながら外に連れ出した。しばらくして部屋がシーンと静まり返る。ようやくいつもの図書室に戻ってホッとした。騒がしくなった理由は……
その場の雰囲気がよく伝わり、その後の展開に興味を持ってもらえるように、様々なパターンを試してみましょう。
⑥食べ物の感想を「おいしかった」を使わずに書いてみる
ここでは、教育情報メディア「ソクラテスのたまご」に掲載された教師の須貝誠さんのヒントを参考にしてみましょう。それは、食べ物の感想を書くときに「おいしかった」以外の言葉で説明する練習です。同じように、遊びの感想を「たのしかった」を使わずに説明することで、文章をより具体的に書くことができるかもしれません。
「お弁当がおいしかった」という内容なら、「どんなお弁当だったの?」「何を食べたの?」「甘かったの?」と質問をしてあげることで、子どもが書く内容を具体的に考えられるようサポートすることができます。
⑦文章を書くのが苦手な場合は「最初」と「最後」から書いてみる
何を書いたら良いのかわからないときは、最初に決めたテーマに対して、どんなことを思ったのか、結論を先に書いてしまうのも方法の1つです。「好きな場所について書く」ことが決まり、「広いところが好き」ということがわかっていたら、「どこが好きだったの?」と聞いてあげることで、具体的な場所が思い浮かぶかもしれません。
⑧同じ語尾が連続しないように調整してみる
文章をある程度書き終えたら、語尾がいつも同じになっていないかも確認してみましょう。例えば、下記のように同じ語尾が何度も続くと単調で不自然な文章になります。
好きな場所について書こうと思います。学校の図書室や市立図書館が好きだと思います。ぼくはとにかく静かで本のあるところが好きだと思います。理由はおもしろそうな本を見つけ出したり、物語のなかに没入したりする時間が好きだからだと思います。
語尾のパターンを変えることで、下記のように工夫・整理できるかもしれません。
好きな場所について考えてみました。学校の図書室、市立図書館など、とにかく本が読める静かな場所が思い浮かびます。おもしろそうな本との出会いや、物語に没入できる静けささえあれば、毎日最高の気分で過ごせると思いました。
語尾を毎回必ず変える必要はありませんので、連続しすぎて不自然にならないように整理しながら、違和感なく読める文章になるよう工夫してみましょう。
⑨ある程度書けるようになったら「一番伝えたい」ところにフォーカスしてみよう
全体が整ってきたら、一番伝えたいところの説明をもっと詳しく書いてみましょう。昨日はかけっこで〇〇くんと勝負しました。勝ててとても嬉しかったです。
と書いていた文章があったとします。これをもっと詳しくしてみましょう。例えば、下記のように書けるかもしれません。
昨日かけっこで〇〇くんと勝負しました。最初は勝てると思っていなかったので、ゴールギリギリで〇〇くんを抜いたときは、嬉しくて顔がニヤけていました。
このように、より具体的に書くことで、臨場感が伝わるかもしれません。
そのほか、文科省の海外子女教育、帰国・外国人児童生徒教育等に関する総合ホームページ「CLARINET」にある、作文指導のために作成した資料も参考にできます。初級・中級・上級に分けたワンポイントアドバイスが掲載されているため活用しましょう。
初級には下記の5か条が掲載されています。
【よい文章を書くための15か条】
初級
「わたしは/ぼくは」をいちいち書かない。
必要のない「そして」を書かない。
文(センテンス)を短くする。
文脈から判断できる言葉や部分(不要な言葉)は削る。
文末の文体を揃える。
⑩一文一意を意識する
一文一意とは、“一文の要点はひとつに絞る”こと。一文が長くなってしまうと、意味や意図を掴みにくくなる上に、文章内で矛盾が生じてしまうこともあります。一文一意を意識することでその文章で伝えたいことが明確になるだけではなく、スッキリとした文章に仕上がるでしょう。
文章作成の経験が少ない人は、一文が長くなりがちです。
特に小学生の場合、一文が長くなってしまい方向性までも見失ってしまう場合があります。
また同じ意味合いの内容を何度も書いてしまうケースも珍しくありません。
一文一意を意識するだけで、相手に伝わりやすい要点を抑えた文章になるでしょう。
上手く作文を書きたい小学生が気をつけるポイント
ここでは、 上手く作文を書きたい小学生が気をつけるポイントを紹介します。書き終わったら誤字脱字がないか確認する
大人も同様ですが、特に小学生の場合文章を書き終えた時点で執筆を終了してしまうケースが散見されます。文章を書くという行為は、あくまでも考えをアウトプットしただけであり、その後適切な表現・文章に修正していく必要があります。
上手く文章を書きたいと考えている場合は、まず誤字・脱字がないかチェックしましょう。
意外にも漢字の誤りやひらがな表記が間違っていることもあります。
誤字・脱字のチェックは、自分の間違えやすいポイントを改めて振り返えられるプロセスです。誤字・脱字チェックをすることで、文章を書き起こす際の間違いも減ってくるでしょう。
スムーズに読める文章か確認する
文章を書き出している時には気づかないものですが、後から読み返してみると「読みにくい」「意図をつかみにくい」「伝えたいことがわからない」といった文章が見つかる場合もあります。そのため、文章を書き終えた後は、まず全文を一読してみることが大切です。
伝えたいことが伝わる文章になっているか、第三者の視点を意識しながら読み進めてみましょう。
小学生の場合、1人で読み返しできない子も多いかと思います。最初は保護者と共に読み返しながら適切な表現も同時に伝えてあげましょう。
小学生が作文を上手く書けるようになるメリット
続いて、小学生が作文を上手く書けるようになるメリットを紹介します。表現力が向上する
作文を書くことが苦手なお子さまは文章を組み立てる以前に、どのように思いや言葉、考えを言葉で表現したらよいのか分からず手が止まってしまいます。作文を書くトレーニングを積むことで、思いや考えを言葉で表現するテクニックや技術が身に付いてきます。最初は拙い表現かもしれませんが、文章を組み立てるスキルや分かりやすく伝えるテクニックが身に付けば、より高度な表現も可能になるでしょう。
作文作成で養われた表現力は、日常生活はもちろん他の科目でも活きてくるでしょう。
論理的思考力が身につく
論理的思考力とは、複雑に絡み合った事象を整理し、それぞれの因果関係を把握した上で、筋道を立てて思考する力のことを指します。作文は、内容が整理され、道筋がたっており、要点や主張が明確に表現された一貫性のある文章・表現が求められます。
まさに作文の作成には、論理的な思考力が欠かせないと言えるでしょう。
作文を書く練習をすることで、自然と論理的思考力が養われていきます。
論理的思考力が向上すれば、自ずと深みのある作品を書き上げられるようになもなるでしょう。
親が子どもの作文の添削やアドバイスをするときのポイント
注意したいのは「ダメだし」です。大人が読めば改善点が多く見えるのは当たり前のことですが、ダメだしばかりで子どもが作文を嫌いになってしまっては本末転倒です。子どもにとって作文は大変な作業ですので、「もっとこうしたほうが良い」と言う前に、書いてある内容のおもしろい点や驚いた点がどこだったのかを、しっかりと伝えてあげましょう。
その上で、本人がもっとうまく書くにはどうすれば良いのか悩んでいるときは、子どもが自分で好きな方法を選んで試せるように、様々なコツを紹介すると良いでしょう。
作文に関連する「国語力」「読解力」を伸ばすおすすめの教材・教室
作文が好きな子どもなら、「国語力」「読解力」「スピーチ力」などを磨ける教材の利用や習い事もおすすめです。作文に必要な、思考力、記述力、表現力につながるおすすめの作文教室と国語教室を紹介します。参考:読解力を鍛えるには?
東進オンライン学校小学部
出典:東進オンライン学校小学部各教科専門の実力講師陣が在籍しているのは、東進オンライン学校小学部です。東進オンライン学校小学部では、苦手科目の克服だけではなく、夏休みの宿題のサポートや全国統一小学生テスト対策などを行います。
年に2回、全国統一小学生テストと同じ形式の問題が解けることで、知識が身に付いているかを確認できます。算数の基本的な問題は、その日限りで毎日配信されることが特徴です。そのため、基礎知識を定着させながら計算力や思考力などを伸ばすこともできます。
先取り学習や戻り学習なども可能であるため、受講生のスキルに合った学習ができることがメリット。保護者サポートページからは、お子様の学習状況やお知らせなどを確認することが可能です。
・東進オンライン学校小学部
対象:小学1年生~小学6年生
コース&料金:小学1~2年生で月額2,178円(税込)、小学3~6年生は月額3,278円(税込)
※詳しくは教室にお問い合わせください
スマイルゼミ
出典:スマイルゼミスマイルゼミでは、適切なサポートを行うため、コーチングを採用。全国の小学生の学習データやお子様の性格や特徴、学習状況などをもとに、最適な学習リズムを解析して提案しています。学習状況に応じた個別のアドバイスも行っており、お子様のやる気を伸ばすことが可能です。適切な時間管理により、毎日決まった時間に学習に取り組む習慣も身につきます。
無学年式の学びを導入しており、学年に関係なく復習や予習ができるのも魅力の1つ。お子様の理解度に合わせて国語力を伸ばすことができます。
タブレット1台で学習が完結するシステムなので、学習が苦手なお子様でも気軽に取り組めるでしょう。仲間と競い合って実力を高められる「みんトレ」や学習で獲得したパーツを組み合わせて作りあげる「マイキャラ」など、学習を楽しめる要素も満載です。
- スマイルゼミ
コース&料金
小学1年生:月額3,278円(税込)~
小学2年生:月額3,520円(税込)~
小学3年生:月額4,180円(税込)~
小学4年生:月額4,840円(税込)~
小学5年生:月額5,720円(税込)~
小学6年生:月額6,270円(税込)~
※詳しくは教室にお問い合わせください
すらら
「無学年方式」という学習方法を取り入れているのは「すらら」です。学習対象範囲は小学1年生~高校3年生までですが、学年を超えて勉強できる「無学年方式」を取り入れているため、分からないところを学年をさかのぼって苦手を克服できるようになっています。すららでは長文読解ができるようになることを目標として、文字や語彙の習得から始め、文章の構成を理解できるようになったら一文の読解へとステップアップをしていきます。一文を正確に理解できるようになったら、次は1~2段落程度のまとまった文章の読解を行っていく形で段階を踏みながら読解力を鍛えていけます。
授業は個性豊かなキャラクターたちが先生として、生徒である子どもへ質問をしながら進める対話型となっているため、楽しみながら学習ができます。作文に必要な理解を深められるようにしっかりと説明されているうえに、AI搭載のドリルではつまづき箇所を自動で診断し、理解するために今必要は問題を出題してくれるので、確実に理解を深めながら次へ進んでいくことが可能です。
・すらら
対象:小学1年生~高校3年生
コース&料金:3教科4ヶ月継続コース8228円/月、5教科4ヶ月継続コース10428円/月 など
※詳しくは教室にお問い合わせください
ピグマキッズセレクト ウィズダムアカデミー
3歳から小学6年生までを対象とした、習い事と送迎サービスつきの民間学童として注目を集める「ウィズダムアカデミー」。30種類以上ある習い事の1つが「ピグマキッズ」です。大手学習塾のサピックス(SAPIX)が開発した小学1年生から4年生向けの教材を使用し、まだ長い文章を読むことに慣れていない子どもたちに対しても、文中のキーワードを的確に把握する方法を専門指導員が丁寧に指導します。
子どもたちが楽しみながら考えられるような問題が多数そろっており、「論理的思考力」「記述力」を段階的に習得できます。
子どもの文章力に対する相談を保護者から持ち掛けられることも少なくありません。そのため、一人ひとりのレベルや特徴に合わせ、身近な事柄を短文で表現するような授業も実施し、文章を書くことや作文に対する苦手意識を自然と取り除いていく取り組みにも力を入れています。
・ピグマキッズセレクト ウィズダムアカデミー
対象:小学1年生~小学4年生
コース&料金:レギュラー会員 9900円/月、レッスン会員 1万1000円/月 など
※詳しくは教室にお問い合わせください
KEEʼSこどもスピーチスクール オンライン
「KEEʼS(キーズ)こどもスピーチスクール」は、企業のトップの方々も話し方について学ぶKEEʼSのプログラムを子ども向けに構成した教室です。現役のアナウンサーから発声や腹式呼吸、話し方の基本的なスキルを学ぶことができる点が魅力で、スピーチにおけるさまざまなノウハウを身につけることで、人前での発表が苦手だった子どもも、堂々と発言できるようになったり、聞き取りやすい声で自分の意見を表現できるようになります。
また、ただ話をするだけでなく、ロジックツリーを用いて伝えたいことを論理的、効率的に組み立てる思考法もレクチャーします。文章作成に必要な構成力なども身につくでしょう。
・KEEʼSこどもスピーチスクール オンライン
対象:年少~小学6年生
コース&料金:幼児スピーチクラス(年少~年長)|1万3200円/月 、低学年クラス(小学1年生~3年生)|1万3200円/月 、小学生高学年クラス(小学4年生~6年生)|1万3200円/月 など
※詳しくは教室にお問い合わせください
未来こども教室 かきかた書道教室
「未来こども教室」は2008年に設立。「将来本当に役立つ能力」に着目し、子どもたちにさまざまな力を身につけさせることを目的としています。「かきかた書道教室」で学ぶことができるのは、鉛筆を使用する「かきかた」、毛筆を使用する「書道」の2コース 。どちらのコースでも、文字の美しさを際立たせる線の書き方を大切にしながら、オリジナルの教材を用い、お題の文字を書く練習をくり返します。
進級するにつれて漢字の難易度が高まっていく ため、チャレンジ精神ややり抜く力を育みつつ、先生からの指導を通じ、より上手に書くための課題発見力や解決力の向上も期待できます。
この「かきかた書道教室」の他にも、「そろばん教室」や「作文教室」などを運営しており、礼儀作法、集中力、正しい姿勢、自己肯定感、そして自ら考え学ぶ力の育成に注力しています 。
・未来こども教室 かきかた書道教室
対象:年少~小学6年生
コース&料金:かきかた(年少~小学生)|3080円/月、書道(年長~小学生)|月謝4400円/月 など
※詳しくは教室にお問い合わせください
進研ゼミ 作文・表現力向上講座
進研ゼミの「作文・表現力講座」は、進研ゼミ小学講座の有料オプション講座です。進研ゼミ小学講座を受講していない人でも利用できるため、進研ゼミ小学講座未加入のご家庭でもピンポイントで申し込みできます。本講座では、作文作詞に必要な「論理的思考力」「豊かな語彙力」「多面的記述力」の3つの能力を伸ばす教材が用いられています。また毎回個別の添削が行われるだけではなく、分かりやすく解説が記述されているため、子ども一人でも無理なく力を伸ばしていけるでしょう。
カラフルでイラストが多い教材も魅力。
子ども自ら解き進めたくなる設計を意識しているだけあり、ワクワクする身近なテーマを中心に構成されています。
飽きることなく、文章作成力を高めていくことができるでしょう。
・進研ゼミ 作文・表現力向上講座
対象:小学3年生~小学6年生
コース&料金:進研ゼミ 作文・表現力向上講座 3,390 円/回(税込)
作文を上達させたい方におすすめの本
ここでは、作文を上達させたい方におすすめの本を紹介します。作文力ドリル
作文力ドリルは、作文入門にぴったりの、ゲーム感覚で取り組めるドリルです。「作文を書こうとすると頭がフリーズしちゃう…。」「何から手を付けたらいいか分からない…。」そんなお子さまにピッタリの1冊。
本書の最大の魅力は、「ことばの威力」「ことばをいじる楽しさ」を感じられる問題の数々。国語の勉強とは一味違った問題・出題形式だけあり、作文嫌い・国語嫌いのお子さまでも興味・関心を喚起されるでしょう。
高学年用の他にも低学年用・中学年用も出版されているため、お子さまの年齢やレベルに合わせて選べる点も嬉しいポイントと言えるでしょう。
☆★高学年の作文入門にぴったりの、ゲーム感覚でできるドリルが登場!★☆ 「作文の本はいろいろあるけど、本当にできるかな?」 「作文を書こうとすると頭がフリーズしちゃう...。何から手を付けたらいい?」 ...
この記事をwww.amazon.co.jp で読む >10歳からの作文力トレーニング
10歳からの「作文力」トレーニングは、子どもたちの作文力を伸ばしてきた国語指導のエキスパートである茅ヶ崎国語塾の田中弘子氏によってつまずきの要因を丁寧に取り除き、段階的に作文力を伸ばせるよう制作されたトレーニング本。ステップ1では、短い文章がスラスラ書けるよう4つのレッスンを通じて基礎力を養います。ステップ2では、起承転結の「転」に注目し800字まで書けるように作文力向上を目指します。最後のステップ3では、中学受験にも対応できる論理的な文章を身に付けていきます。
本書1冊で基礎から中学受験に対応できる応用力まで伸ばすことができます。書籍選びで迷った際は、まずは本書に取り組んでみてはいかがでしょうか。
10歳からの「作文力」トレーニング 読書感想文から小論文まで 記述力が身につく本 (まなぶっく)
Amazonで , 田中 弘子の10歳からの「作文力」トレーニング 読書感想文から小論文まで 記述力が身につく本 (まなぶっく)。アマゾンならポイント還元本が多数。 , 田中 弘子作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また10歳からの「作文力」トレーニング 読書感想文から小論文まで 記述力が身につく本 (まなぶっく)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。
この記事をwww.amazon.co.jp で読む >小学生の作文が上手くなる書き方まとめ
作文の書き方のコツをまとめて紹介しました。原稿用紙の使い方を覚えたら、はじめは難しく考えずにどんどん書いていくと良いでしょう。添削やアドバイスをするときは、作文のダメ出しから始まらないように要注意。まずは、子どもが作文を好きになるように、書いた内容に対して共感したり、おもしろいところをほめたりしてあげたうえで、様々なコツを提案していくのが良いでしょう。
作文を魅力的にする方法はたくさんあるため、子どもが楽しんでいるようであれば、習い事教室を検討することもおすすめです。作文、習字、スピーチなどを通して、文章を構成したり読みあげる機会を増やせば、総合的な国語力を磨くこともできるでしょう。