子どもの体力をつけるには? 体力がなくてもできる体力作りも解説

子どもの体力をつけるには? 体力がなくてもできる体力作りも解説
環境や生活習慣など様々な様式の変化とともに、年々低下の傾向にある「子どもの体力」。身体的にも精神的にも健康に成長させたいと願うママやパパに向けて、子どもたちの体力や運動能力の現状や、食事や運動の見直しのポイント、体力アップに役立つ習い事などをまとめました。

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子どもたちの体力と運動能力の現状

「子どもの体力低下」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、さらに拍車がかかっています。

スポーツ庁が全国の小・中学生を対象に2021年度に行った調査「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果によると、2019年度の前回調査と比べて持久走や反復横跳びを含めた実技8種目の点数、回数やタイムなどの成績が軒並み低下し、体力合計点も男女ともに大幅に低下しています。

子どもたちの体力が低下している主な原因とは?

スポーツ庁は、子どもの体力低下の原因として、以下の3つを挙げています。

1.運動時間が減少

1週間の総運動時間が420分以上の子どもはその他の子どもに比べて体力合計点が高い傾向にありますが、その割合は減少しており、特に男子の方が顕著に減っています。中学校での部活動の時間も連続して現象を続けており、体力低下の一因と考えられます。

2.スクリーンタイムが増加

スクリーンタイムとは、画面を見ている時間のこと。平日1日あたりのテレビ、スマートフォン、ゲーム機等による映像の視聴時間が長くなる傾向があり、学習以外に2時間以上見ている割合が増加。特に男子で長時間化しています。これが運動時間の減少にも繋がっていると考えられます。

3.肥満の児童生徒が増加

小・中学生の男女ともに肥満の割合が増加しました。肥満である児童生徒はその他の児童生徒と比較し、体力合計点が低い傾向があります。特に小学生男女、中学生男子は過去最大の数値となっています。

これら3つの要因は、どれも2019年の調査から指摘されています。2021年度の調査では新型コロナウイルス感染の影響を受けて、学校での体育の授業以外での体力向上の取組が減少したことや、放課後の遊びや休日の外出なども含めた子ども達の行動・運動が制限されたことが、それまでの傾向に拍車をかけたといえます。

そのほかにも、日頃の何気ない行動の中に「体力・筋力の低下に繋がる習慣」があるかもしれません。例えば下記のようなことがないかどうか、振り返ってみましょう。

・スポーツや外遊びをする機会が少ない
・子どもの通学や習い事は車で送迎をしている
・子どもの姿勢の悪さを注意していない
・子どもの食べる量に注意していない
・子どもの夜ふかしを注意していない

運動能力は5~6歳までに90%まで発達する?

小・中学生の体力の低下傾向を危惧し、就学前の早い段階から意識して運動をさせるメリットも注目されています。米国学者・スキャモンが提唱した発達発育曲線によると、神経の器官は一般的に4~5歳ごろまでに約80%、6歳ごろまでに約90%の発達が進み、12歳ごろまでに成長がほとんど完了するといわれています。そのため、幼少期に適切な運動経験を積むと、早くその動きを吸収できる可能性があると考えられています。

子どもに最低限必要な運動量は「1日60分」

日本スポーツ協会による「子どもの身体活動ガイドライン」では、子どもとって最低限必要な身体活動量は「毎日60分以上」とされています。

これはいわゆる「スポーツ」だけに限らず、身体を使った遊び、 生活活動なども含めた時間なので、たとえば保育園や幼稚園の行き帰りに少し遠回りして散歩してみたり、家の中でも遊びに体操やダンスのような動きを取り入れたり、掃除などの家事を手伝わせるなど、いろいろな形で運動量を増やす工夫ができます。

子どもの体力をつけるために必要なこと

文科省による幼児の追跡調査によると、幼児期によく身体を動かして遊ぶ経験をした子どもは、その後も活動的な傾向にあり、大人になってからの運動習慣・健康状態にも影響すると考えられています。子ども達が身体を動かして元気に遊び、身体的にも精神的にも健康に過ごす体力をつけるためのポイントを3つ紹介します。

①【運動】外遊びや家の中でできる軽い運動からはじめる

運動が苦手な子に急に「運動しよう」と言うのではなく、まずは日常生活でさりげなく身体を動かす気持ちよさや楽しさを感じられるように工夫すると良いでしょう。

例えば、食事の支度や後片付けの手伝いで少しずつ重いものを運んでもらったり、遊んでいる時の姿勢を意識するように声をかけたりするだけでも、毎日の積み重ねで運動の機会を増やせます。歌が好きな子には踊りながら歌ってとお願いすることや、できるだけ思い切り体を動かせる公園などに連れ出すなど、様々な場面で体を動かすことを意識をすると良いでしょう。

②【食事】肉・魚・卵などたんぱく質をバランスよく摂取

体力低下の原因の一つに肥満が挙げられたことからもわかるように、栄養摂取の偏りと運動不足、体力不足は大きく関係します。

なかでも意識したいのは、筋肉の成長に必要なたんぱく質です。エバラ食品が公式サイトで紹介している「お肉の参考書」によれば、小学生は1日30〜50g、成長期では60g以上のたんぱく質が必要といわれています。成人女性が必要とするたんぱく質量が1日50gほどのため、大人以上にたんぱく質を多く摂ることを意識することが大切です。

また、たんぱく質は肉・魚・卵・乳製品などがよく知られていますが、粉ミルクやベビー用品などを手掛けるメーカー「株式会社ANBER」のウェブサイトでは、ご飯(お米)もお茶碗1杯で約7.5gのたんぱく質が摂取できる食品として紹介されています。そのほか、ヨーグルトやチーズ、卵などを添えるだけで、たんぱく質を追加することができるため、意識して食卓に取り入れると良いでしょう。

③【習い事】基礎体力をムリなく伸ばせる習い事をしよう

スポーツ庁は子どもの体力が低下する環境的な要因として、スポーツや外遊びに不可欠な要素(時間、空間、仲間)の減少を挙げています。都市化によって遊べる空間が減り、少子化が進んで兄弟姉妹の数が減ったことで、自然と身体を動かす機会が減ってしまっているといわれています。

そのため、保護者が意識してスポーツや身体を動かす遊びの機会・時間を作ってあげることが必要です。その効果的な方法の一つが習い事を活用することでしょう。

就学前の幼児では、運動全般を扱った総合スポーツスクールやスイミングなど、簡単にできて、全身を使える習い事がおすすめです。

小学生になれば、サッカーやバスケットボールなど、選択肢も増えてきます。チームスポーツなら、協調性やチームワークも学べます。そのためにも、基礎的な運動に慣れておくことが大切です。

体力がない男の子・女の子でも無理なくできるおすすめの習い事

現時点で運動があまり好きではない、体力に自身がないという子どもには、まず身体を動かすことが気持ちいいことを感じてもらうところから始めることが大切です。運動の習い事の中でも、身体の動かし方や使い方を科学的・総合的に教える多種目スポーツの習い事や、身体を動かす気持ち良さを感じやすいスイミングのおすすめ教室をご紹介します。

①biima sports(ビーマスポーツ)|総合スポーツ

特に好きなスポーツがない、体力に自身がない、という場合には種目を限定せずに「基礎運動能力」を高めることに主眼をおいた「biima sports」がおすすめです。

「biima sports」は、「基礎運動能力」「非認知能力」「自己肯定力」を科学的に高める21世紀型の総合キッズスポーツスクール。早稲田大学の教授陣とプログラムを共同開発しており、サービス開始5年をまたず、全国に約100教室を展開するほど人気のスクールです。

特定のスポーツではなく、サッカー、野球、バスケット、体操、ダンスなど、複数のスポーツを組み合わせ、最新のスポーツ科学に基づいて総合的に運動能力を高めます。

小さなときから多種多様なスポーツを総合的に習っておくと、どんな運動にも物怖じせずに参加できるほか、その後の好きなスポーツでも柔軟に身体を使うことができるようになると言われています。

・biima sports
所在地:全国各地
対象:3〜10歳
コース&料金:対象年齢やレッスン時間、回数など教室(エリア)によって異なる
※詳しくは教室にお問い合わせください

②JJMIX(ジェイジェイミックス)|総合スポーツ

教室名に「ミックス」とある通り、様々な競技の要素をミックスした「多種目スポーツ」スタイルが特徴で、サッカー、バスケットボール、野球などの球技から、縄跳び、かけっこ、空手、マット運動まで、幼児期にできる「運動」なら何でも取り入れており、さまざま運動を総合的に体験することができます。

この時期に「走る・跳ぶ・蹴る・投げる」という多様な動きを積極的におこなっておくことで、「体を動かすって楽しいんだ」と認識しながら、基礎運動能力を身につけ、その後の運動能力の向上にも影響します。複数の競技を体験できるので、好き・得意なスポーツとの出会いにもつながります。

・JJMIX
所在地:全国各地
対象:2〜6歳
コース&料金:入会登録費/8300円、月会費/5550円、運営管理費/710円(毎月)、更新費/8080円(継続の方のみ新年度切替時に更新費がかかる)
※詳しくは教室にお問い合わせください

③東急スイミングスクール|水泳


水の中で身体を動かすことで、体力づくりやバランスのよい身体の成長など、様々な効果が見込め人気があるスイミング。陸上の運動が苦手な子でも水泳は楽しめるかもしれません。

東急スイミングスクールでは、生後6カ月から通えるベビークラスも用意されており、早くから運動を始められます。

水の中で身体を動かすことは、リラックスやストレッチ効果があり、ほどよい刺激が風邪などに負けない元気な体を作るといわれています。

・東急スイミングスクール
所在地:たまがわ(大田区西嶺町)、たまプラーザ(横浜市青葉区新石川)、あざみ野(横浜市青葉区あざみ野南)
コース&料金:ベビーコース|週1回(45分)9350円(0歳6カ月〜2歳11カ月※保護者1名が一緒に入水)、母子分離コース|週1回(45分)で9350円(2歳〜2歳11カ月)、幼児コース|週1回(60分)で9350円、週2回(各60分)1万3200円(満3歳・身長93cm以上〜未就学児)など
※詳しくは教室にお問い合わせください

まとめ

子どもたちの体力・運動能力が低下している現状やその原因、食事など日常生活の中での改善ポイントから、体力アップに役立つ習い事などを紹介しました。気持ちだけでは大人でもなかなか続かないもの。習い事などを活用して運動を習慣化することで、身体を動かす機会を自然と増やせる仕組みをつくりましょう。

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