男の子における6歳はどんな年齢?
幼稚園や保育園から小学校に入学し、生活環境にも大きな変化がある6歳。男の子にとって、6歳はどんな年齢なのか、平均的な体格や、小学校入学までにできるようになっておきたい理想像を紹介します。また、この時期は習い事を始めたり、今までの習い事を見直すきっかけにもなるころ。6歳における習い事の一般的な状況も併せて紹介します。6歳児の平均身長・体重
文部科学省が発表している「学校保健統計調査」の令和2年度(2020年度)のデータによると、6歳の男の子の身長の平均値は117.5cm、女の子の身長の平均値は116.7cm。10年前の平成22年の数値と比べると、それぞれ約1cm(男の子は+0.8cm、女の子は+0.9cm)となっています。一方で6歳の男の子の体重の平均値は22.0kg。女の子は21.5kgとなっており、こちらは10年前に比べてそれぞれ0.6kg、0.5kgの増加となっています。子どもの肥満を心配するママ・パパも多いようですが、体重は身長とバランスが取れているかが重要でしょう。運動量や食事量を調整して、親がしっかりと子どもの体重を管理するようにしましょう。
小学校入学までにできるようになっておきたいこと
小学校に入ると、集団生活の中でルールを守って行動することが求められるため、子どもがすぐに小学校生活になじめるよう準備しておくことが大切です。小学校入学までにどんなことができるようになっていると良いかの目安を調べ一覧にしてみると、下記にような項目への関心が高いようです。- 早寝、早起きの規則正しい習慣
- ひとりで着替えができ、脱いだ服をたためる
- 学校の持ち物を自分で用意できる
- 時間内に食事を終わらせる
- トイレがひとりで使える
- あいさつができる
- 大きな声で返事ができる
- 公共の場で静かにしていられる
- 相手の話を聞くことができる
- 相手の目を見て話すことができる
- 人のものを勝手に取らない
- 自分の名前が書ける
- 1日1回、机に向かう習慣をつける
約7割の家庭が1つ以上の習い事を行っている時期
「早い時期に子どもの適性を見つけたい」「いろいろな知識やスキルを早いうちから身につけさせたい」などの理由から、習い事を始める年齢の低年齢化が進んでいます。2019年10月に幼児教育・保育の無償化が始まり、習い事にお金を回しやすくなったのも理由の一つかもしれません。子どもとのおでかけ情報を紹介するサイト「いこーよ」が2020年に行った調査では、6歳の子どもを持つ保護者の69%が習い事をさせていると回答。2つ以上の習い事を掛け持ちしている子どもも、4~6歳で50%と多く、就学前から子どもの習い事に関心を持ち、実際に習い事をさせている家庭が多いことがわかります(子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』調べ)。
また、幼稚園・保育園から小学校に移行し、生活スタイルも変化するため、それまでの習い事を見直したり、新しい習い事を考える家庭も多いようです。
参考:習い事ランキング
6歳の男の子の「習い事」はどのように選ぶべき?
では、6歳になって新たに習い事を始める、あるいは今までの習い事を見直す際に、どんなことに気をつければよいのでしょうか。もちろん、子どもが「やりたい!」と思う習い事も良いでしょう。一方で、運動能力が発達し、社交性や論理的思考も芽生えるこの時期だからこそ、将来に繋がる習い事をさせておきたいところ。6歳の男の子の特徴を元に、どんな習い事が適しているか考えてみましょう。幼児向けからより高度な習い事への切り替え
6歳は小学校に入学し、体力も思考能力も発達するほか、ルールやマナーを守ったうえで、どのように行動するべきかを考えられるようになっていきます。幼児期よりも高度な習い事にシフトできるため、幼児期から続けている習い事を5~6歳を目安に見直すことも検討しましょう。運動能力の発達によってできることが増える
スポーツ庁のWEB広報マガジン「デポルターレ」によると、幼児期は6歳までに大人の約8割程度までの神経機能が発達すると言われ、タイミングよく動いたり力の加減をコントロールしたりする、運動を調整する能力が顕著に向上する時期だと考えられています。「この運動を調整する能力は、新しい動きを習得する際に重要な働きを担い、児童期以降の運動発達の基盤を形成するという重要な意味を持っているのです。幼児期に運動習慣を身に付けると、反射神経などが養われるため、けがや事故防止につながります。加えて、健康的かつ活動的な生活習慣の形成が成人後の生活習慣病の抑制につながるとも言われています。子供が持っている冒険心を生かしながら、楽しく身体を動かして脳と筋肉をつなぐ神経系のネットワークを適切に構築していくことも大切です。いかに6歳までに運動習慣をつけるか。それが将来の身体づくりに大きく関わってくると言えるのです」(出典:デポルターレより)
将来の運動発達の基盤が形成される時期
るるぶキッズに掲載されたアスレチックトレーナー吉部紳介さんのコメントでも、子どもは成長と共に体内の神経系が発達していき、5~6歳で大人の約8割程度に達するといわれています。加えて、運動神経の良さは生まれ持ってのものではなく、子どもの頃の運動体験によって伸ばすことができるものだとも。この時期に遊びや運動を通してさまざまな動きを経験して運動を習慣化することを考えると、様々な運動ができるスポーツ系の習い事に目を向ける価値はあるでしょう。
参考:ゴールデンエイジとは?
社交性や論理的思考も芽生える
日本保育協会が公開している、乳幼児の論理的思考の発達に関する研究の資料によると、友だちと一緒に運動する中で、ルールを守ったり、自分の欲求を我慢して相手に譲ったりといったコミュニケーションを取ることによって、協調しながら過ごす社会性が培われていくほか、5歳後半からは「可逆的操作」を使い始め、可逆的因果関係を捉えることができるようになるといわれています。それは、結果から遡って原因を推測したり、出来事の起こった理由や根拠を述べることができるようになるということ。そうした論理的な思考能力が大きく伸びる年齢でもあるため、そろばんやプログラミングなど、複雑な計算を行う習い事をし始めることも十分に視野に入れて良いと言えるでしょう。
心も大きく成長する
小学校に通いはじめる6歳は、生活スタイルや行動範囲の変化により、好奇心や発見力、想像力などさまざまな力が育まれていきます。6歳は、いわゆる「非認知能力」を伸ばすことに適した時期とも言われますが、非認知能力は、様々な能力をバランス良く育てていくことで身につくものだと指摘されることが多く、なかなかひとりでは身につかない能力ともいわれています。
親子のふれあいや習い事を通して、チャレンジ精神、協調性、粘り強さ、自制心、コミュニケーション力などを身につけていくにはどうすれば良いかを考えると、演劇なダンスなど、集団でのコミュニケーション力や総合的な表現力が鍛えられる習い事もおすすめでしょう。
6歳の男の子におすすめの習い事・教材8選
小学校や家ではなかなかできない運動なら「サッカー」や「体操」、「空手」などがあります。「英語」や「プログラミング」も小学校で役立つでしょう。ここでは、それぞれのジャンルのおすすめ教室を紹介。子どもは好き嫌いの意思表示もはっきりしてきますので、親子できちんと話し合って選ぶと良いでしょう。こどもちゃれんじ&進研ゼミ小学講座
こどもちゃれんじと進研ゼミ小学講座は、ベネッセグループが提供するタブレット型の通信教材です。
こどもちゃれんじは幼児向けに開発されたカリキュラムが集約された教材となっており、小学校入学に向けた土台作りに寄与するコンテンツに取り組みます。進研ゼミ小学講座に移行する際は、年長の3月に更新のお知らせが届くため、進研ゼミ小学講座への移行を検討している人は継続手続きを行うだけで、引き続き進研ゼミ小学講座として利用できるとのこと。
なお、こどもちゃれんじの6歳児向けコースは、ベネッセならではの「自立学習」に取り組めるようになっており、体感的に学べるデジタル学習で基礎学力を鍛えます。また年齢を考慮し、1日あたりの学習時間は各約5分×3レッスンで設定されています。無理なく学習習慣を身に付けられるため、小学生に向けて勉強に対する取り組み姿勢を身に付けていきたいと考えるご家庭にピッタリのサービスと言えるでしょう。
スマイルゼミ
スマイルゼミは、未就学児から小学生、中学生向けのタブレット型通信教育サービスです。
同一タブレットで中学生まで一貫して学び続けられる点が魅力であり、小学生講座への移行も入会・継続手続きなしで「小学生コースへ切り替え」ボタン1つで完了します。
年長向けには、小学校入学までに身に付けておきたい力を養えるコンテンツが集約されており、幅広い教科で学習の基礎を養うことができます。さらにタブレット型の教材で懸念視される筆圧についても「筆圧検知システム」が搭載されているため、筆圧を意識しながら書く習慣がつくとのこと。
加えて英語に関するコンテンツも含まれているため、小学校から始まる英語授業に向けても英語慣れしておくことができるでしょう。
幼児教育
生活習慣や学習意欲の基礎となる好奇心や探究心などを養う幼児教育は、生涯にわたって必要となる力を身につけるものです。0歳など早期から始めている家庭もありますが、年齢に合わせて幼児教育を取り入れることで子どもの成長に繋がり、才能をのばすきっかけにもなります。参考:幼児教育おすすめ
おすすめの教材は「天神」
「天神」はインターネット不要のタブレット教材です。毎月の教材ダウンロードなどが必要ないので、時間や場所を選ばず好きなタイミングで学習ができます。専用タブレットには0歳~6歳までに必要な「知識・数量・言葉・記憶・思考」の5系統と、「ひらがな・カタカナ・数・時計・図形・比較・朗読・百人一首」などの59ジャンルが収録されており、子どもの発達や興味に合わせていつでも好きな範囲を学ぶことが可能です。
カリキュラムは子どもの学習状況によって自動的に調整され、内容も毎日少しずつ変化していくので、あきることなく反復学習ができ、学んだ内容をしっかり定着させていけます。
空手
東京五輪で正式種目に採用され、子どもの習い事としても人気が高まっている空手。3歳頃からスタートできますが、体つきがしっかりとし、先生の話もきちんと聞ける小学生になってから始める子どもが多いようです。空手を習うことで礼儀礼節が身につき、他人の痛みもわかるようになるなど、体だけでなく精神面も鍛えられるのが大きなメリットです。おすすめの教室は「リズミックカラテ クオレ」
東京のほか岩手、宮城、大阪、福岡の5都府県にスクールを展開する「リズミックカラテ クオレ」は、子どもの好きな音楽を流しながら空手の動きを練習するという独自のスタイルで注目を集めています。指導理念は、“子どもたちの「ココロに体力を。」”。子どもたちの協調性を身につけてもらうために2人1組のペア練習を積極的に取り入れ、練習中にお互いの良い点と改善点をひとつずつ伝え合うなど、空手の技術だけではなく、礼儀作法や協調性など、社会生活で必要になるスキルを身につけることを目標にしています。また、「強い精神力」や「折れない心」を培うこともでき、社会を生き抜く「心の強さ」を育むのにもおすすめです。
サッカー
世界的に活躍する選手も増え、子どもの間でも人気の高い習い事がサッカー。サッカー教室も増えており、選択肢の幅は広がっています。サッカーは団体競技なので、習うことで協調性やチームワークが高まることが期待できます。また、広いコートを走り回ることで体力や筋肉がつくだけでなく、仲間や相手の位置を把握しようとすることで洞察力や判断力も身につけることができます。おすすめの教室は「リベルタサッカースクール」
「リベルタサッカースクール」は、約2万1000人もの子どもたちが通う全国最大級のサッカースクール。サッカーを通じて礼儀、協調性、社会性を養い、子どもたちの心を成長させることがスクールの目標となっています。サッカー指導に加え子どもの教育に関する研修を受けた専門の指導員が「集団個別指導」を行なうのが大きな特徴。
サッカーがうまい子ばかりが注目されるのではなく、生徒一人ひとりに光を当てる指導をモットーにしているため、子どもたちは続ける意欲、厳しい練習に前向きに取り組む忍耐力などを身につけていくことができます。
レベル別のクラスはなく、異なる年齢の子どもたちが一緒にサッカーを楽しむため、子ども同士のコミュニケーション力が育つことも期待できます。
英語
2020年(令和2年)より小学校での英語教育が必修化されるなど、英語教育への関心は年々高まっており、習い事でも常に上位にランクインする「英語・英会話教室」。0~6歳までに英語を学ぶことで、英語耳(ネイティブの発音を正確に聞き取る)と英語脳(英語を日本語に変換することなく考えられる)が育ち、早めに英語に触れることで英語を話したり聞いたりすることに抵抗感がなくなるといわれています。小学校に入ってから本格的に学び始める子どもも多いようです。おすすめの教室は「ラボ・パーティ」
創業50年以上の指導実績を持つ「ラボ・パーティ」は、いわゆる英会話教室ではなく、世界の物語を英語でじっくり味わう活動を通して、英語で自己表現できるようになることに主眼を置いたスクール。全国に約800人いる「ラボ・テューター」と呼ばれる講師が各地で実施しています。「はらぺこあおむし」など世界の名作絵本の英語版が教材として使われており、言葉の響きを聞いているうちに子どもたちが自然と口ずさむように。また、絵本の世界を劇にして発表する「テーマ活動」も行なわれており、役柄に分かれてみんなで劇をつくります。
英語で表現する力に加え、子どもどうしでいろんなアイデアを出し合いながらひとつの作品を作り上げるクリエイティブな力、チームワークが育まれるのも特徴といえます。
運動・体操
体操教室では、走る、跳ぶ、投げるなど、いろいろな体の動かし方を学び、将来につなげることができます。また、教室を通して出会う仲間と接することで、やり抜く力やコミュニケーション力などの「非認知能力」の育成が期待できるのも魅力。挑戦を重ねることで自信を持てるようにもなります。おすすめの教室「biima sports」
「biima sports」は、早稲田大学の教授陣と共同開発したプログラムにより「基礎運動能力」「非認知能力」「自己肯定力」を科学的に高める21世紀型の総合キッズスポーツスクール。全国に約100教室を展開しています。1年を通じて、特定のスポーツ競技に特化しないプログラムを組み、サッカー、野球、体操、テニス、バスケットボール、体の動きを素早くするトレーニングなどさまざまな動きの要素を、科学的なメソッドに基づいて総合的に練習。
「非認知能力」を高めるプログラムがあるのも特徴で、コミュニケーション能力や課題解決能力、自己肯定力を高めるプログラムも併せて実施しています。
親子で楽しく練習できるよう、専用のYouTubeチャンネルに動画を公開していたり、親子で楽しめる体験型のイベントを実施するなど、レッスン以外のサポートが充実しているのも魅力です。
プログラミング
STEM教育の普及や、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたこともあり、子どもの習い事でも「プログラミング」の人気が高まってきています。プログラミング教室の魅力は、将来的にも役立つプログラミングのスキルが身につけられるだけでなく、論理的思考や発想力も育まれること。また、プログラムを完成させることで、物事を順序立てて考える力や忍耐力が育つことも期待できます。
口コミ掲載数・教室掲載数NO.1のコエテコではさまざまなプログラミング教室を紹介しています!
気になる方は下記ボタンから探せてみてください!
おすすめの教室は「プログラボ」
阪急阪神と読売テレビが共同運営し、全国に48教室を展開する「ブログラボ」。ロボットプログラミングを中心に据えたSTEAM教育により、学ぶ喜び、探究心、やり抜く力を養います。カリキュラムは、組立図ひとつに至るまで完全オリジナル開発しているのが特徴。ロボットのしくみとプログラミングの両方を体系立てて学ぶことができ、基本から少しずつステップアップして学べるような構成になっています。
コースは全部で8コースあり、小学生の多くはスタンダードからスタート。ロボットを組み立てていく中で、子どもたちは試行錯誤しながら解決する手段を考えるため、プログラミングの技術を学ぶだけでなく、最後まで粘り強くやり抜く力が育つのも魅力です。
対象:年長~中学生
コース&料金:ビギナーコース(10780円/月)、スタンダードⅠコース(10780円/月)、スタンダードⅡコース(13750円/月)など
※詳しくは教室にお問い合わせください
【日常編】6歳の男の子へのママ・パパの接し方のコツ
6歳の男の子は、口ごたえをするなど親に対して反抗的な態度をとることがあるもの。でも、それも子どもの成長です。勉強や習い事などについても、親が強制的に押し付けるのではなく、子どもが「楽しい」と思って自発的に行動するように準備する必要があります。親が子どもと一緒に体験をし、共感をすることも大切。できたことを褒める、一緒に喜ぶ、真剣に話を聞いて会話するなど、毎日少しの時間でもかまわないので、優しく愛情をもって子どもと向き合うようにしましょう。
注意したいのは、子どものプライドを傷つけないこと。「あなたにはまだ無理だからやめなさい」などと行動を制限することは、子どものやる気を削ぐことになりかねません。ちょっとの背伸びをどんどんさせて、親も子どもも自信と成長につなげていきましょう。
6歳の男の子の育児についてよくある質問
6歳の男の子の育児について、ママ・パパからよく寄せられる質問を紹介します。思うように子育てがいかないと悩んでしまいがちですが、6歳ならではの特徴を理解することで、ぐっと対処しやすくなるかもしれません。わがままに耐えきれず怒鳴ってしまった。フォローはどうすればいい?
心がけていても、つい頭ごなしに子どもを叱ってしまうのはよくあること。そんなとき、上手なフォローのしかたを知っておけば、子どもも自分も気持ちをうまく切り替えることができるはずです。ポイントは「やったことに対して怒ったのであって、子どもが嫌いだから怒ったのではない」という意思を子どもにしっかりと伝えることでしょう。なぜ叱られたのかを子どもに考えさせたり、叱った理由をきちんと説明することで、考えることの大切さを知ってもらうのも良いでしょう。
ギュッと抱きしめたり、楽しいと思えることを一緒にして、子どもが愛情を感じられるようにすることが大切です。叱りすぎたと思ったら、ママ・パパも「怒りすぎてごめんね」などと素直に子どもに謝りましょう。誠実に対応することで、信頼関係も育まれるはずです。
習い事をさせても続かない。どうすればいい?
せっかく始めた習い事が続かないと、がっかりしてしまいますよ。でも、まずは子どもに、どうして習い事をやめたいのか話を聞いてみましょう。子どもが嫌がっていることを改善したり、親が励ますことで、がんばって続けていけることもあります。それでも嫌な場合は、通っても身につかなかったり、ストレスになってしまうので、やめさせるのも手。そうならないよう、通おうと思っている習い事が子どもに合っているのか、無料体験に参加するなどして確かめておくと良いでしょう。
習い事は子どもが興味を持って通えることが大切。また目標を決めたり、できたことに対して褒めてあげるなど、子どもが楽しく通えるように親が環境づくりをしてあげましょう。
育児に疲れてイライラしてしまう。どうすればいい?
育児に疲れてイライラしてしまうのは、自分の思うようにことが進まないことへの怒りが原因かもしれません。つい子どもに怒鳴ってしまいたくなりますが、そのときは言ったとおりに子どもが動いても、怖かったから親の言うことに従っただけで、子どもが自分で考えて学んだことにはならない可能性もあります。イライラしたら、深呼吸をするなど気分転換をして心を落ち着けましょう。特に、ワンオペなどで自分の時間がなく、疲れがとれないと、ストレスでイライラしてしまいがち。そんなときは家族のサポートが得られるようならお願いしたり、保育園などの一時預かりなどを使用して、少し子育てをお休みするのも大事です。育児のイライラをなくすことはなかなか難しいので、上手につきあっていきましょう。