※ 本コンテンツにはプロモーション(PR)が含まれています。また、詳しい最新情報については公式サイトをご確認ください。
体験会は、中高生向けデジタル教材を中心に次世代人材の育成を手掛ける「ライフイズテック株式会社」と「コエテコ byGMO」による共同開催。驚くほど進化している生成AIの世界をリアルに体験できるワークショップの様子を、たくさんの写真と共にご紹介します。
自己紹介タイム「あなたの脳内にはどんなことが詰まってる?」
この日はあいにくの悪天候。それでも会場となったGMO Yours・フクラス(渋谷)に親子連れが到着、2つのグループに分かれて着席しました。
Life is Tech!(ライフイズテック)の江口さんからは「AIについて、“聞いたことがあるよ”から、“AIを使えるよ!” と自慢できるように、今日は一緒にがんばりましょう」と参加者の皆さんへの挨拶がありました。
まず、今日のテーマであるAIについてわかりやすい動画による解説があります。
ダンスする女の子の動画から生成AIによってアニメーションができる様子などが映し出され、「AIと、どこまでも飛び回れ!」のことばに子どもたちの目も輝きます。最新テクノロジーを体験できるのですからワクワクしますよね。
グループごとに自己紹介を行いますが、ライフイズテック独自の方法がとても楽しいのです!
配られた脳内シートには、白抜きされた横顔が描かれています。頭の「脳内」部分に、自分の好きなことや興味のあることをどんどん書き入れます。そして脳内シートをグループのみんなと共有しながら、自己紹介をします。
お子さんだけでなく参加した保護者の方も脳内シートに記入をして自己紹介しました。
「サウナに行きたい」なんて記入していた保護者の方に、となりの方が笑顔で「ああ、いいですね〜!」とうなずく光景もあって、一気に参加者同士の距離も縮まったようです。
初対面の人でも、好きなことがわかると話しかけやすいですよね。同じことに関心があるなと思ったら、共通の話題も見つかります。
こうしてグループのみんなで会話がはずみ始めたところで、いよいよ今日のワークショップがスタートです。
生成AIを使って「そっくりさん」を作れるのか!?
CM作りの前に、みんなで生成AIを使ってみます。
今回はライフイズテックのキャラクター「アイク」のイラストを見ながら、特徴をつかんでなるべくそっくりのアイクが描けるよう、生成AIに「指示」を出します。この指示は「プロンプト」といい、AIを使用するときには欠かせないスキルです。
AIが何を描けばいいのかわかるように、的確な指示を出すのがポイント。
「アイクは……コアラ」
「何色だろう?薄紫かな」
「マフラーつけてるよね」
「パーカーを着てるとか?」
「葉っぱをくわえています!」
「何の葉っぱかなあ」
コアラだからユーカリじゃない?なんて保護者の方も参加して、にぎやかにアイクの見た目や特徴を“ことば”で表現。各グループについたメンター(講師)が、みんなの話をまとめながら生成AIへのプロンプトを入力していきました。
本当にそっくりにできるのか、みんなドキドキわくわく!
おお!AグループもBグループも、本物のアイクにけっこうマッチしています!
入力したテキストがプロンプト(指示)です。プロンプトを理解してAIは画像を生成。生成AIを使いこなすには、いかに適切な指示を出せるかが重要だとわかります。
でも、アクティビティを楽しみながら「もっと具体的な指示が必要なんだ」「どんな指示が足りなかったのかな」が実感でき、生成AIにおけるプロンプトの重要性をしっかり皆さん認識した様子です。
Runwayを使って「飲み物」のCM製作にチャレンジ
Runwayは、動画を生成するAIプラットフォームです。
とてもわかりやすいテキストブック(教科書)が用意されているので、これまでAIを使ったことがなくても心配いりません。もちろん、メンターもそばについて、みんなの質問に答え、ちょっと困っているとすぐに声をかけてくれます。
保護者の方に手伝ってもらいながら、Runwayにログインします。今回は「飲み物のCM」を作ります。テンプレートを使用してもいいし、自分で撮影した動画を使ってももちろんOK。動画編集を体験しながら、オリジナル作品を作っていきます。
ここから約1時間の制作タイムが勝負です!
ワークショップのあちこちから、「うーん」「おおお」「あ〜!」なんて声が飛び交っています。
腕組しているお父さんも、お子さんと額をよせあってモニターを見つめるお母さんも、みんな一生懸命です。メンターはとってもフランクで、子どもたちにとって壁の高い「先生」ではなく、すぐとなりにいる「お兄さん・お姉さん」のようにアドバイスをくれます。
「どういう感じにしたいの?」
と、メンターに問われると、考えて考えて、言葉を発する子どもたち。メンターは明るくて元気でパワフルだけど、決して先回りして子どもの考えを口にはしません。
「そうか、うんうん」「なるほどねー!考えたね!」とメンターはみんなを励まして応援します。初めてで少し苦戦している技術面では具体的に教えてくれるので、気づけばスイスイとみんな課題を進めているではありませんか。
BGMも工夫してみたらどうかな?
ゆったりした曲なら、ほうじ茶飲んでおうちでまったり、とかね。音楽によって元気いっぱいの雰囲気にもなるよ。イメージに合う曲をつけるといいかも!
1時間なんてあっという間です。皆さん、もっともっといろいろやってみたい様子でしたが、残念ながら終了時刻が迫ってきました。
「共有会」で飲み物CMを発表
動画生成AIプラットフォームを用いて制作した、それぞれの「飲み物CM」の発表が始まりました。
どのように話をしたらよいのかフォーマットが用意されているので、プレゼンテーションに慣れていない子でも心配なし!
無料体験会の参加者は、ほとんどが初心者です。初めてでも、困ったり、つまずいたりしないよう、すべてのプロセスで丁寧なサポートが行われているのが印象的でした。
では、できあがった飲み物CM、いくつか見ていきましょう。
短い時間ながら、力作がそろいました。
制作した子どもたちの感想と共に、江口さんが「なんだか夏に海辺でゴクゴク飲みたくなるような動画だよね」と、ひとつずつオリジナルCMの印象をのべ、大きな拍手が続きました。
ロボットが好きなのでメカっぽくCMを作りました。
世界中で人気のドリンクをイメージしました。ピッタリな画像を探すのに時間がかかって、編集時間がちょっと足りなかったです。
思ったとおりにいかなくて難しいところもありました。でも楽しかったです!
生成AIを使った開発を体験することで、より深く知りたいという意欲が高まったのではないでしょうか。きっと帰り道も、自宅に戻ってからも、親子で会話が弾んだことでしょう。
ライフイズテックのメンターに聞いてみました!
今日の体験会はいかがでしたか?印象に残っていることなど感想をお聞かせください。
AIに触れるのが初めてという子がほとんどで、みんなワクワクどきどきした表情で楽しそうだったのが印象的でした。
途中、「狙い通りにできない」と話すお子さまもいましたが、「思い通りにできなかった、次にはどうしよう」と考えて、何度も試してみることが重要です。それがまさに「トライアンドエラー」。トライアンドエラーを体験すること自体が、プログラミングにしてもアプリ開発にしても、とても大切です。
僕はライフイズテックではiPhoneアプリのコースをメインに行っていますが、AIはマジックワードで「なんでもしてくれる」というイメージが強い。小学生くらいだと、AIって何?という感覚だと思いますが、今日の体験会で実際にやってみて、なんとなく「AIってこんな感じなんだ」とわかってくれたことが嬉しいです。
ねおさん:
今日の体験会で印象に残っているのは、これ違うなとあれこれやっている子がピタッとはまった瞬間に見せてくれた、嬉しそうな表情です。それと、AIを活用することで、自分たちが思っている以上の結果、彼らの想像を超えてきた瞬間、驚きを感じとってくれた時の「うわあ!」という表情ですね。
お隣で見守っていたお父さまが、「自分もサイト運営をしているので、帰ったら自分でも生成AIに触ってみます」と話してくださったり、ライフイズテックのキャンプに興味を持ってくださったり。そうしたきっかけになったことも良かったなと思いました。
おふたりともライフイズテックのメンターとしてご活躍です。今後のライフイズテックの展望や、メンターとしての意気込みを教えてください。
今日は生成AIを使った画像編集でしたが、AIの機能は1年前とは大きく変化しています。さらに1年後には、今よりもっといろいろなことができるようになっているでしょう。
そうした急激な進化を遂げる世界の中で、とにかくまずAIというツールに触れてみること。そしてツールを使いこなして、自分の強みを活かしていくこと。よくわからない、初めてのものを行うのは大変かもしれませんが、物怖じせずに挑戦してほしいです。
ライフイズテックで、僕らメンターが一緒に伴走し、新たな世界の窓口を一緒に開いていきたいですね。
ねおさん:
わたしは普段、映像コースを担当しています。まずわたし自身が当たり前にAIをツールとして使えるようになりたいですね。そして映像コースの子が「こういうのはできないのかな」となった時に、「こんなのがあるよ」と教えてあげたいです。
AIをツールとして活用することによって、広がる世界を見せてあげたいと思います。
とにかくまずAIを使ってみよう!
子どもたちだけでなく、保護者の方も皆さん集中して、親子でAIと奮闘していました。
そんな親子にしっかりとアプローチしながら、カリキュラムをテキパキと進めていったメンターのおふたり、楽しいお話を交えながら進行した江口さん、細かい準備を一手に引き受けていたスタッフの皆さん、ライフイズテックのメンバーたちによる強い連帯感にあふれた体験会でした。
AIの扉に手をかけ、中をのぞきこんでみたような今日の体験会。
AIに触れることによって、子どもたちの「もっと知りたい」「もっとやってみたい」が大きくふくらんだのではないでしょうか。
そんな体験を、あなたもしてみませんか?
プロンプト、つまりみんなが出している指示ですが、下の方にいくほど優先順位が下がり反映されづらくなります。
だから重要な指示ほど、最初に出したほうがいいんですよ。
それから、たとえば「蛍光色」だけだと、AIは何色の蛍光色かがわかりませんね。AIにどのように指示を出すかはとても重要です!