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しかし、シニア人材の積極的雇用が増加傾向の中、30代の頃よりも難しさは感じるかもしれませんが、50代女性が正社員になれる道は広がっています。
ハードルが高いと言われる50代女性による正社員への道を、どうすれば乗り越えていけるのかをまとめました。
50代パート・主婦から正社員へ「最初にやるべきこと」は?
何も条件をつけず「何でもいいから正社員になる」というのであれば、人材不足の今、実は50代女性の正社員雇用も決して難しい状況ではありません。
しかし、ご自身が求めている「やりがい・勤務時間・年収・通勤時間」などの条件や待遇にマッチする50代からの正社員はハードルが高いのが現実です。
最初にやるべきなのは、あなたが求める正社員の条件を整理することです。次の4つについて、条件や希望をリストアップしてみましょう。
- めざす業界・職種またはやりたい仕事内容
- 希望の年収
- 希望の働き方(リモートワーク可、シフト勤務以外など)
- 希望の環境(通勤範囲・福利厚生の充実など)
実現するかどうかは別にして、希望条件はすべて書き出してみます。その上で、次に解説する「50代女性パートから正社員へのポイント」を参照に、正社員への道を切り拓いていきましょう。
参考:正社員を目指せる求人サイト
また、経済産業省がリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を進めています。
対象講座では最大70%のキャッシュバックを受けることができる制度となっているため、要チェックです。
参考:リスキリングで補助金!個人が使える「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」
50代女性パート・主婦から正社員へ「ポイント7つ」
- Point1:スキルや経歴をもとに「現実的に考える」
- Point2:コミュニケーション能力があり年下社員ともうまくやっていける
- Point3:ブランクありでも「パートで働いてきた」経験をアピール
- Point4:パートや派遣からのステップアップを計画的に行う
- Point5:条件にこだわりすぎない
- Point6:テクノロジーに乗り遅れていない
- Point7:めげない!なかなか決まらなくて当たり前なのが50代就職
(1)スキルや経歴をもとに「現実的に考える」
病院の事務で正社員になりたいのと、アパレルの正社員になりたいのでは、求められるスキルも経歴もまったく違います。めざす業界・職種に必要とされているスキルや経歴はありますか?もし、なかったとしても大丈夫です。
- 必要とされているスキルを習得する
- 希望する領域での経歴を積み上げるため、年収が安くても、場合によっては契約社員や派遣でもいいので実績をつくる
- 少し考え方を変えて、これまでの経歴や持っているスキルを活かした職種に変更する
50代女性の正社員雇用では、柔軟な対応力が試されます。
希望どおりの待遇や望む職に就くことが目標なら、学習時間を確保し、意欲的に学んでスキルを身につけること。今すぐにでも正社員になりたいのであれば現在のスキルを活かすことに方向転換をするなど、自分にとって現実的な道を選んでいきましょう。
(2)コミュニケーション能力を高める
50代でも正社員になって1年目は新人です。30代社員の方がはるかに先輩であり、指示を出す立場にあるでしょう。自分の息子や娘のような年齢の社員に、時にはぞんざいに物事を頼まれることもあるかもしれません。それでカリカリしていては神経が持ちません。
良い意味での「図太さ」で、(この仕事では自分は後輩なんだから)と割り切り、上手にコミュニケーションをとれるかどうかが大切です。
残念ながら、「50代以上の中途採用社員はプライドが高く扱いづらい」と思い込んでいる人がいるのも事実。面接でも履歴書の自己PRでも、コミュニケーション能力の高さをさりげなくアピールできるように心がけておきましょう。
(3)ブランクありでも「パートで働いてきた」経験をアピール
たとえ正社員を辞めてからのブランクが長くても、パート歴があるのなら、その経験を活かすのが現実的な方法です。パートとして一定期間在籍しているのなら、「正社員を希望している」と伝えてみましょう。通常は正社員登用を行っていない場合でも、働きぶりが評価され、企業側から「正社員に」と声がかかえることも決して珍しくはありません。
もし、現在のパート先では正社員が無理であれば、同業種で探せば経歴を強くアピールできます。
接客業での経歴は、たとえばコールセンターの仕事やカスタマーサービスなどで評価される可能性もあります。いずれにしても、パートでもアルバイトでも、働いてきた実績を最大限活用しましょう。
(4)パートや派遣からのステップアップを計画的に行う
めざしたい職業がこれまでとは大きく違う場合、スキルや経験がありません。女性に人気の高いWebデザイナーですが、当然ながらスキルもなく実績もなければ正社員どころか、アルバイトでの採用もなかなか難しいところです。1年後あるいは2年後の正社員をめざして、キャリアプランをたてていきましょう。
ひとまず時給や年収は我慢し、Web業界でデザイナーとして働いた実績を作り、そこから正社員をめざします。紹介予定派遣の利用や、正社員登用を明記している制作会社にアルバイトで入社するなど、より現実的に「Webデザイナーで正社員」の道がひらけます。
これまで経験はない、でも「これから挑戦したい、やってみたい仕事」があるなら、1年から2年で計画をたて、ステップを登るように目標をめざしましょう。
(5)条件にこだわりすぎない
最初に書いた、希望する条件を網羅したメモを、じっくりと見直してみましょう。すべての希望が叶う就職先はそう簡単には見つかりません。そこで希望条件に優先順位をつけていきます。年収が第一なのか、リモートワーク可能が重要なのか、勤務先の規模よりもアットホームな雰囲気で働きたいのか。通勤時間は30分以内としていたが、よく考えたら1時間以内までは許容範囲かもしれません。
条件をリストアップしたのは、自分が求めている働き方を明確にするためです。
転職サイトなどで試しにすべての条件を入れて、あてはまる勤務先が出てきますか?条件が多ければ多いほど、出てくる勤務先は減るはずです。優先順位をつけ、譲れない条件から勤務先を絞り込んでいきましょう。
(6)テクノロジーに乗り遅れていない
女性に限らず、50代や60代がデジタルツールを使いこなせないことが、採用の障壁になっています。ほとんどの職業で、何らかの形でパソコンを使います。簡単な書類作成くらいならできるかもしれませんが、最近は業務効率化で、たとえば社内の連携や事務処理などもすべてデジタル化しつつあります。自治体やITスクールなどがワークショップやスキルアップの短期講座を開催していたら、ぜひ参加してみてください。
普段から、新しいデジタルツールへの関心を持ち、どんな感じなのかを試してみるのもおすすめです。50代向けのプログラミングスクールでの学習も良いでしょう。
(7)めげない!粘り強く しなやかに
最初は10社に応募しても書類選考の時点で10社とも落ちるかもしれません。面接まで進んだのに、あっさりと落とされ、がっかりすることもあるでしょう。面接で体力や健康について聞かれると、(年齢的なせいかしら)と疑心暗鬼になりがちです。はるかに若い女性が聞き慣れない横文字を連発しながら質問をしてきて、圧倒されることもあるかもしれません。
そして気づくと半年以上、就活をしている状態に……。
確かに心折れそうにもなりますね。
それでも、大切なのは、めげないこと。あきらめないこと。
50代女性が正社員になるには、多少は「運」も必要です。たまたま、人員が欠けたところにスポンとはまることもあるし、たまたま面接の人と相性が良くてうまく話せるなんてこともあるでしょう。
粘り強く、しなやかに。「今回は縁がなかったんだわ」「次に期待してがんばろう」と、ぜひ前向きに就職活動を行いましょう。
50代女性未経験でも正社員がめざしやすい業界と職種
50代女性が未経験でも正社員をめざしやすい業界
- 介護
- アパレル
- 飲食
- 宿泊業
- 葬儀
人材不足の業界は、年齢に関係なく「人が必要」です。そのため、50代未経験でも採用されやすい傾向があります。
飲食業や宿泊業は人手が足りていません。パート募集が多いイメージがありますが、長く定着してくれる正社員募集も少なくありません。
「葬儀関係?」と思うかもしれませんが、プロフェッショナルな仕事のひとつ。セレモニースタッフやインフォメーション、受付、アドバイザー(相談窓口)など、研修をうけて正社員という葬儀社も多いので、検討してみましょう。
他にも婚活カウンセラーなどは、若い女性よりも人生経験豊富な50代女性の需要があります。
アパレルもミドルシニアからシニア向けファッションの企業は、同年代のスタッフを募集しているところも多いですし、介護業界は70代から90代の方々に関わるため、50代は「若手」として活躍できます。
参考:介護職に強い転職エージェント
参考:介護職に強い転職サイト
50代女性が正社員をめざしやすい職種
- 事務職
- 介護職
- 接客職
事務職はどの業界でも必要とされる仕事で、常に求人のある職種です。
接客の仕事といえば、飲食店やショップ店員を思い浮かべるかもしれませんが、コールセンターなども接客職の一種です。
高齢化社会では、今後もしばらく介護職の需要は高まるはずです。体力的に難しい場合でも、介護現場での事務職やスケジュール管理を担うなど、さまざまな仕事があります。
手に職とはよく言ったもので、専門的な技術を持っていれば、いくつになっても勤務先は見つけやすいもの。
実はIT人材も不足しています。確かに50代から学ぶには大変そうですが、人が足りていない職種のスキルを持っていれば大きな武器になります。
50代女性が正社員をめざす時に考えたい「2つの方法」
コネ・人脈は根強い「知り合いからの紹介」も考えよう
できるだけ多くの人に、あなたが正社員をめざしていることを伝えましょう。企業が採用で苦労するのは、履歴書や面接だけではなかなか「その人なり」がわからないからです。知り合いからの紹介や、現在働いている人が「こういう人がいますよ」と話してくれると、その時点である程度は「どんな人か保証されている」と捉えることができます。
また、どこかで正社員募集を見聞きして「◯◯で正社員募集していたわよ。あそこなら知り合いもいるから話を聞いてみる?」と、つないでくれることもあるかもしれません。
実際に、コネや人脈というのは根強いもの。50代から正社員をめざすのであれば、はっきり言えば、使えるものは何でも使うくらいの気持ちが必要です。
中小企業やベンチャー企業など「新卒採用なし」も候補先に
50代女性にとってベンチャー企業など無理と思っているかもしれません。成長過程にあるベンチャー企業の特徴は、中途採用が多いことです。
公式サイトの会社概要を見ると、ビジョン・パーパス・ミッションなど横文字が並んでたり、20代社員がラフなスタイルで仕事内容を語っていたりしますね。
「ベンチャーなんて無理」と避けてしまいがちですが、ちょっと待って!
たとえばベンチャー系でも、高齢者向けサービスを行っている企業は比較的年代の高い層を受け入れる傾向があります。可能性はゼロではないので、根気よく探して応募してみましょう、
また中小企業も、大企業のように潤滑に人材を採用できない、採用コストをかけられないことから、40代や50代採用に積極的なところが少なくありません。会社の規模にこだわらずに、仕事内容を重視して探してみましょう。
強みを増やして採用につなげよう
スキルは標準装備
経歴やキャリアは思いついたところで、いきなり手に入れることはできません。一方でスキルや技術は、学ぶ意欲さえあれば習得できます。同じ事務職でも、簿記の資格があるとないでは、給与面でも多少の差はあるでしょうし、そもそも採用の時点で同じような人と比べた時に「簿記の資格がある」がプラスに働くこともあるでしょう。
資格取得やスキルの習得を、意識して行っていきましょう。資格があれば採用されるわけではありませんが、履歴書を書くときにも面接でも、自分を支える自信のひとつになります。
デジタルツールへの対応力を磨こう
多くの仕事でパソコンは欠かせなくなっています。それだけでなく、たとえばチャットツール、オンライン会議システム、電子サインなどさまざまなデジタルツールが活用されています。しばらく現場を離れていると戸惑うかもしれませんが、こうしたデジタル技術についての知識(デジタルリテラシー)をアップデートしておきましょう。
50代からITスキルを学ぶなんて無理と決めつけず、新たなテクノロジーに興味を持って対応していきたいですね。
気になる職種や業界の企業サイトをいくつも見て、知らない言葉が出てきたら意味を調べてみる。デジタル化についての記事も毎日のように発信されているのでチェックしてみる。最新の技術を恐れず、受け入れていく姿勢が大切です。
もしこの記事を見ているあなたが40代・主婦なら、今がプログラミングを学ぶチャンスです。今から学び、キャリアを積み上げていけば、50代では月に10万程度稼ぐことはもちろん、フリーランスとして独立し扶養をはずれる年収を得る可能性だってあります。この記事では40代や主婦におすすめのプログラミングスクールを解説します。
2024/11/24 15:59
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50代女性は、さまざまな人生経験を乗り越えてきた年代です。50代女性にとって「柔軟性」は大きな力になります。柳のようにしなやかに、ポキっとこころ折れずに、しなっても「すぅーっ」と立ち直る、ご自身の力を信じましょう!
経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」がスタートしました。内容としては、キャリア相談やリスキリング講座の受講、転職支援のサービスを受けられて、最大で受講料の70%(56万円)の支給を受けられるというもの。この記事では、リスキリングについてや、個人が使えるリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を解説していきます。
2025/01/28 10:54
もう50代なのに、2年後をプランするなんて!と、思いましたか?
いいえ、『まだ50代』なのですよ!