ウイングアーク1stは、子どもたちにSDGsの重要性を伝える活動に力を入れています。最先端の技術を持つ企業が、なぜ子どもたちに向けて積極的に活動を行っているのでしょうか?その答えは、同社のユニークなSDGs学習プログラムにあります。
ウイングアーク1stの活動は、企業が社会の一員として果たすべき役割を再認識させるとともに、テクノロジーがもたらす可能性を社会全体に示しています。
本記事では、これからの時代を担う人材である「子どもたち」へ向けたウイングアーク1stの取り組みを紹介します。
ウイングアーク1stの取り組みとは
「データの価値を最大化し、ビジネスにイノベーションを起こす」企業と聞くと、少し遠い存在に思えるかもしれません。
しかし、ウイングアーク1stは最先端の技術力を持つだけではなく、社会に貢献しながら、未来を担う子どもたちの成長を大切にしています。子どもたちの未来に目を向け、その可能性を広げる活動に情熱を注いでいる、あたたかさに満ちた企業なのです。
社会貢献活動の一環として同社は、子どもたちを対象としたSDGsに関するセッションを定期的に開催。修学旅行生が東京を訪れる際には、企業訪問という形をとりながら、子どもたちにSDGsの重要性や、地球環境問題の深刻さをわかりやすく伝える学びの機会を提供しています。
では、ここからはセッションの模様をご紹介しましょう。
企業訪問+SDGs学習|セッションを通じて学ぶ
「未来を担う人財への豊かな学びの提供」を目的とするこのプログラムには、年間約200名の中高生が参加し、企業訪問を通じてデータ活用と社会課題解決の関連性を学びます。
セッションは、ウイングアーク1stの事業活動紹介からスタート。同社が開発したDr.Sumは、1,000億件ものデータをわずか6秒で集計できる画期的なツールだといいます。この超高速な集計処理によって、従来のCO2排出量を大幅に削減し、環境負荷の低減に貢献できるのです。
同社の技術力に驚いたところで、話題は社会課題のひとつである地球温暖化へ。昨今話題となった「令和の米騒動」も、気候変動と深く関わっているのだと言います。社会課題が身近なニュースと結びつくことで、子どもたちは理解を深め、危機感を新たにしたようです。
環境の大切さを学ぶことで、子どもたちは「不要な電気をオフにする」「ゴミを減らす」など、身近なアクションを考え始めます。他人事だったSDGsの課題が、自分ごとになっていきます。
なお、このセッションは都内の中高生だけでなく、修学旅行生にも広く門戸を開いています。未来を担う一員としての自覚を深められる、素晴らしい体験ですね。
何より、中学生・高校生にとって、最先端技術を持つ企業の生の声を聞き、テクノロジーが社会課題解決にどう貢献するのかを肌で感じられることは、大きな学びとなるでしょう。
ウイングアーク1stが教育CSRに情熱を注ぐ理由
ウイングアーク1stは、他にも教育CSR* として、子どもIT教室「Little IT Engineer:LITE 1(ライトワン)」を開催しています。これは、次世代を担う子どもたちにITスキルと未来へのビジョンを伝えるための取り組みです。
幅広いCSR活動を展開する理由について、ウイングアーク1stの担当者はこう語ります。
「いまを生きる子どもたちは、とても変化の激しい時代を生きていくことになります。セッションや子どもIT教室を通じて、子どもたち自身が未来の社会について考え、必要なアクションを考える機会を提供できれば」
人生100年時代と言われる昨今。修学旅行の生徒たちに「15歳の皆さんは、2100年まで生きている可能性があるんだよ」と話すと、驚いた表情を浮かべるそうです。遠い未来のように思える2100年に、社会は、地球はどうなっているのか……。社会課題が突然自分ごとになり、ハッとした子どもたちも多かったことでしょう。
長く健康で豊かな人生を送るために、取り組むべき課題は多岐にわたります。SDGsの達成はたやすくありませんが、テクノロジーの力を適切に借りれば、解決の道が開けるかもしれません。
「ウイングアーク1stのプロダクトに触れることで、DXやデジタル化の力、ヒトとテクノロジーが共に未来を創り出すことを感じてほしい。さらには、社会課題の解決に結びつく思考の育成につながれば嬉しく思います」。担当者は、そう期待を寄せます。
テクノロジーと人が創る「未来」のために
ウイングアーク1stの活動は、私たちに多くのことを気づかせてくれます。それは、社会問題の解決において企業が果たす役割の大きさ。そして、子どもたちの未来のために、私たち一人ひとりが今できることは無限にあることです。
「データの力でより良い社会を創生する」というサステナビリティビジョンのもと、サステナブルな社会の実現に貢献し続けるウイングアーク1st。その活動は、これからも多くの人々の心に響き、未来への希望を育んでいくことでしょう。