キッズプログラミング教室 ぐらみんが目指す、年長からのプログラミング教育|楽しく本質が身につくカリキュラムとは
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今回お話を伺った方
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キッズプログラミング教室ぐらみん 代表
高木 智加氏二人の子を持つ母。子どもたちの未来につながる仕事がしたいという想いから、キッズプログラミング教室ぐらみんを立ち上げる。教室運営のほか、教材作成、Webアプリ開発、デザインなどを手がけている。
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「子どもにプログラミングを習わせたいけれど、パソコンの知識がない」「続けられるか心配」「費用が高いのでは?」
そんな不安を抱える保護者の方は、少なくありません。
キッズプログラミング教室 ぐらみんは、年長から中学生まで、初めてのプログラミングから本格的なテキストプログラミングまで一貫して学べる環境を提供しています。
保護者の負担を最小限に抑え、年間登録料・教材費が無料という始めやすさ。そして何より「楽しい」から続けられるカリキュラムが特徴です。
今回は、キッズプログラミング教室ぐらみん 代表・高木智加さんに、教室の方針やカリキュラムの特徴、子どもたちの成長について詳しくお話を伺いました。
教室立ち上げの背景と、大切にしている想い
――まず、ぐらみんを立ち上げた背景について教えてください。高木さん:私自身も子育てをしていて、子どもたちの未来につながる何かをしたいと感じるようになりました。そこで、自分のスキルと照らし合わせた時に、プログラミングだったら子どもたちに教えられると思ったのがきっかけです。
立ち上げたのは12~13年前ですが、当時はプログラミングやパソコンに関連する習い事が身近にありませんでした。ただ今後、パソコン操作やプログラミングのスキルは必須になると考え、プログラミング教室を始めました。
――以前からプログラミングに携わっていらっしゃったのでしょうか?
高木さん:もともとパソコンが好きで、中学生の頃はパソコン部に入り、その後も趣味として触れてきました。
教室づくりは、現在も運営に携わっているフリーのプログラマーのビジネスパートナーと一緒に進めています。私自身も弟子のような形でプログラミングを教わってきました。
2人で教室を立ち上げ、教室の方針や全体設計は私が主体となって進めつつ、プログラミングの専門的な部分は、ビジネスパートナーと相談しながらカリキュラムを構築しています。
――スクールとして大切にしていることは?
高木さん:長く続けてもらうためにも、まず大切にしているのは「楽しく参加できること」です。
そのうえで、やるからにはきちんと身につけることも欠かせません。楽しく、きちんと身につくことをスクールの理念としています。本人が理解し、自分で使えるようになることも大切です。
派手なゲームや見た目重視の教材に頼るのではなく、最終的には子ども自身が仕組みを理解し、自分で考えて命令を組み立てられるようになることを優先して教えています。
無理なく続けられる価格と、保護者の負担が少ない設計
――ぐらみんの特徴の一つ「安心価格」「保護者のパソコン知識不要」という設計ですが、これはどんな課題感から生まれたのでしょうか?高木さん:「継続は力なり」という言葉がありますが、プログラミングに関しても、1回習っただけでできるようになるものではありません。繰り返し学び続けることで、少しずつ身につくものです。
だからこそ、無理なく通い続けられる価格であることにこだわり、最低限の価格設定にしました。
また、オンラインクラスの場合、パソコンの立ち上げや、ブラウザの立ち上げは手伝っていただくこともありますが、それ以上のプログラミング関連、パソコン操作は授業の中でお子様に教えます。
保護者の方が知識を持っていなくても、お子様が自分でできる授業設計です。

――実際に保護者の方からどのような声が寄せられていますか?
高木さん:「親よりも子どもの方がパソコンができるようになり、パソコンでトラブルがあったとしても、子どもが全部やってくれるのですごく助かってます」とか、「学校でもうちの子が一番パソコンができるので、パソコンの授業があると、リーダーをやっているみたいです」「すごく自信につながっています」という声もいただいています。
アニメーション制作からテキストプログラミングまで、3段階のクラスを用意
――ぐらみんでは、どのようなステップで学んでいくのでしょうか?高木さん:ぐらみんでは、「ジュニアプログラマークラス」「オンラインスクラッチクラス」「ぐらみんこーど(JavaScriptクラス)」の3段階のクラスを用意しています。

オンライン・通学どちらにも対応
クリックしたら動くシンプルなアニメーション制作からスタートし、徐々にif文、論理演算なども学び、最終的には「どう動かすか」というアルゴリズム(手順)を考える力まで育てていきます。

if文(「もし〜なら」を使った条件式)の作り方、変数・リストの使い方も学習
そこまでマスターすると、「ぐらみんこーど(JavaScriptクラス)」に進み、実際のテキストプログラミングに取り組むカリキュラムです。
――まず最初の「ジュニアプログラマークラス」では、どんな体験から始まりますか?
高木さん:最初の「ジュニアプログラマークラス」は、だいたい年長から小学2年生頃までが対象です。ScratchJr(スクラッチジュニア)を使うことで、まだ文字の読み書きができないお子様でも、ブロックをつなげるだけでキャラクターを動かせます。
一つひとつの課題を小さな単位にしているので、だいたい1回のレッスンで完成します。これは「できた」という自信につなげることを大切にしているからです。
それぞれ進める課題が違うので、自分の満足いくところまで突き詰められるのも特徴です。
「音をつけたい」「キャラクターを増やしたい」といった要望があれば、一人ひとりに合わせてアレンジの幅を広げます。遊びの時間も含めながら自由度高く学習できる楽しさがあります。
――では「オンラインスクラッチクラス」では、どんな力が育っていくのでしょうか?
高木さん:「オンラインスクラッチクラス」では、いよいよマウス操作をしたり、命令の意味を考えたり、変数を使ったりと、少しずつ考える要素を増やしていきます。

ぐらみん講師とプログラミングを学べる「オンラインスクラッチクラス」

オリジナルのアレンジを加えながら自分だけのゲームを作成
月替わりの課題なので、時には自分の好みじゃないゲームを作ることもありますが、最終的には、自分が考えるゲームを自分で作れるようになることを目指しています。
いろいろな課題に触れることで、自分の知らなかったやり方や、ゲームのシステムを発見できます。幅広い知識をつけてもらうことで、できることが広がるので、突き詰めていくことで、大きく成長していきます。

演出を工夫しながらゲームの動きを設計していく
Scratchは、視覚的にとても分かりやすく、テキストプログラミングに使える知識が身につくツールです。

「どうしてこのブロックを使うのか」「より良い方法はないか」を試行錯誤する
子ども向けのイメージも強いですが、スクラッチで基礎固めしているかどうかで、上のクラスに上がった時の理解度に大きな違いが出てくると実感していますね。
ちなみに、教室に通うお子様を対象にした「プログラミングスタートクラス」も用意しています。こちらも「オンラインスクラッチクラス」同様、Scratchで毎月1つゲームを作るカリキュラムです。
――「ぐらみんこーど(JavaScriptクラス)」では、どんな学びになりますか?
高木さん:「ぐらみんこーど(JavaScriptクラス)」は、小学5年生〜中学3年生向けのクラスです。
「オンラインスクラッチクラス」で学んだ考え方を使って、「これをテキストプログラミングで書くとどうなるか」という置き換えからスタートします。
変数やif文、繰り返し処理など、基本文法の基礎から丁寧に学び、最終的にはサーバーを立ち上げて通信させるプログラムまで挑戦します。

コードを書いて実践!うまくいかないときは講師がヒントを提供
ロジック構築の面白さ、自分が考えた仕組みで動く楽しさにつなげていけるよう工夫しています。
――進級のステップについて教えてください。
高木さん:年齢や学年ではなく、決まった数の課題を終了すれば進級できます。
小学1年生でも上のクラスに上がれる仕組みです。
小学3年生から入った場合はスクラッチから始めますが、やさしいカリキュラムから進めます。無理のないステップ設計で、着実に力が身につく仕組みです。
――JavaScriptクラスから始める方もいらっしゃいますか?
高木さん:はい。他の教室やYouTube、書籍でスクラッチはある程度習得した方が、もう少ししっかりとプログラミングを学びたいといって、JavaScriptのクラスからスタートすることもあります。

左:JavaScriptで書いた命令、右:Scratchで組み立てた命令
特に中学生になると習い事の選択肢が限られてくるため、貴重な学びの場として選んでいただいている印象です。
それぞれのペースで「楽しい」が続く理由
――特に人気のコースや、子どもたちの反応が良いコースはありますか?高木さん:どのクラスもそれぞれに楽しさがあるので、甲乙つけがたいところではあります。
無理なく自分の能力に合ったものをどんどんやっていける形なので、どのコースでもみなさん「本当に楽しい」といった感じで進めていただいています。
――初心者と熟練者が同じクラスにいる場合は、どのように対応されていますか?
高木さん:たとえば、「オンラインスクラッチクラス」の中には、プログラミングを始めたばかりの初心者の子もいれば、難しい内容まで理解できる経験者もいます。
レベルが違うと一緒に学ぶのは難しいように思いますが、1つの課題の中に基本課題とステップアップ課題の両方を用意することで、それぞれが楽しめるようにしています。
また、グループレッスンならではの良さも大きいですね。
ある子どもが「この課題はあまり好みじゃないかも」と思っても、他の子どもが「こうすると面白いよ」とアイデアを出すことで、「それいいかも!」と発想が広がることもあります。

頭のやわらかい小学生同士でアイデアを出し合う
他の子の発想から刺激を受けることで、楽しさが増したり、自分一人では思いつかなかった工夫に気づけたりする。そこが、グループレッスンの大きな価値だと感じています。
オンラインでも安心。少人数制による細やかなフォロー
――オンラインクラスで、子どもだけで参加できる仕組みについて教えてください。高木さん:お子様の学年にもよりますが、目安としては小学3年生くらいから、徐々に一人で参加できるようになります。初回から2~3回目までは、パソコンやブラウザの立ち上げなどを保護者の方と一緒に行うご家庭が多い印象です。
ただ、4〜5回目あたりからは、パソコン操作や入室も含めて、ほとんどの子が自分でできるようになります。
2ヶ月目以降は、保護者の方が近くにいることはあっても、つきっきりでサポートする必要はほとんどなく、子ども自身が主体となって授業に参加しています。
授業中は、画面を共有して、講師がリアルタイムで進捗や操作状況を確認します。分からないところがあれば、Google Meetを使用し、その場ですぐにサポートできる体制を整えています。

――少人数制とのことですが、何人くらいで授業をされていますか?
高木さん:クラスは少ないとマンツーマンになることもありますが、基本は3~4人ほどの少人数制です。
一斉に同じ進度で進めるのではなく、それぞれ自分のペースで進めることで、「自分で考えて進める時間」と「必要なときにすぐ聞ける環境」を両立させています。
初心者がつまずかないためのサポート体制
――PCのセットアップや機材のレンタルなど、サポート体制について教えてください。高木さん:現在、レンタル対応しているのはWebカメラのみです。
マイクやカメラが付いていないパソコンの場合、必要に応じてマイク付きWebカメラをレンタルしています。
使用する教材は、すべてブラウザ上で動作するため、難しいセットアップは不要です。設定がうまくいかない場合は、電話で状況を聞きながらサポートします。
Google Meetで画面共有をしながら一緒にセットアップを行うことも可能です。
入会時だけでなく、パソコンの買い替えなどのタイミングでも随時対応しています。
――初心者がつまずかないための工夫について教えてください。
高木さん:入会時期や学年が同じであっても、一人ひとりレベルアップできる速度が大きく違います。
パソコンやプログラミングのスキルは、ご家庭の環境によって差があります。「本当に苦手」という子もいれば、「どこでそんな知識を覚えたの?」という子もいるんですよ。
だからこそ、一人ひとりの理解度を見てあげることがとても大切です。個別でしっかりと見てもらえる環境だからこそ、楽しいと思え、自信につながっていきます。
一人ひとりのペースで、本格的な実践に取り組む
成長と変化を実感できる学びの場
――実際に通う子どもたちの変化や学習成果はありますか?高木さん:スクラッチクラスでは、「こんなゲームが作れるようになった」と成長を実感できていると感じています。
最初は簡単なゲームしか作れなかった子も、継続する中で、徐々に本格的なゲームを作れるようになり、中には売り物になりそうなレベルにまで到達する子もいます。
また、上位クラスのJavaScriptでは、高校の情報の授業で実際に「ぐらみんで習った内容がそのまま出てきたので、授業がすごく楽だった」という声もあります。
ゲーム制作で培った考え方が、テキストプログラミングや学校の学習にもつながっている実感がありますね。

――保護者の方は成長をどのように実感されていますか?
高木さん:年に1回、オンライン発表会を開催しています。他の子の作品を見たり、去年の自分の作品と見比べたりすることで、子ども自身も成長を実感できます。
保護者の方にとっても、作品という“形”で成長を確認できる機会になっています。
また、「他の習い事はすぐに辞めたいと言うのに、ぐらみんだけは続けたいと言うんです」というお声も多くいただいています。
家でも学校でもない、子どもにとっての“第三の居場所”のような感覚があるみたいです。自分のペースで取り組めるので、居心地の良さを感じられるのかもしれません。
今後、ぐらみんをどのようなスクールに育てていきたいか
――今後の展望について教えてください。ぐらみんをどのようなスクールに育てていきたいですか?高木さん:やりたいことはたくさんあるのですが、まずはリアル店舗を増やしていきたいと考えています。
オンラインクラスも手厚くサポートはしているものの、「一歩踏み出すのが不安」というご家庭があるのも事実です。
その点、リアル教室であれば、「預けるだけでいい」という手軽さがあり、保護者の心理的ハードルも下がります。より多くのご家庭が気軽に参加できるような体制を整えていきたいです。
――他にはどのような計画がありますか?
高木さん:今後は、Minecraftを使ったプログラミングのような、ゲーム性の高い教材も取り入れていきたいと考えています。遊びながら学べるのは、子どもにとって学びのハードルを下げる大きな利点になります。
一方で、大学入試の情報の共通テストも始まり、プログラミングや情報教育への注目も高まってきました。
そうした流れを踏まえ、今後は入試に役立つ資格講座や、情報の授業をサポートできるカリキュラムも増やしていきたいと思っています。
プログラミングを、まずは楽しく始めていただき、最終的には自由自在に使いこなせる力が身につくように、幅広く役立つ教室へと発展させていきたいですね。

Minecraftを使ったプログラミング講座も実施
プログラミング教育を検討している保護者の方へのメッセージ
――最後に、プログラミング教育を検討している保護者の方に、メッセージをお願いいたします。高木さん:正直に言うと、プログラミングは小学校・中学校の時点では、学業に比べて「やらなくても困らない」ものかもしれません。
でも、プログラミングに触れることで「できることの幅」が広がるのは、お子様にとって確実にプラスになると思います。
自分の力で作り上げたゲームが動き、達成感が自信へとつながる
これから先、多くの仕事でパソコンを使う時代になります。
そのときに、「なんとなく苦手」「できれば避けたい」から入るのと、「小さい頃に触って楽しかった」「自分にもできた」という感覚を持っているのとでは、スタートの心理的ハードルが大きく違います。
ぐらみんでは「楽しい」という気持ちと「自信」を、一緒に育てていきたいと考えています。プログラミング教室の選択肢の一つとして、ぜひご検討いただけたら嬉しいです。
――本日は貴重なお話をありがとうございました。今後の取り組みも楽しみにしています。
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