クリエイティブロボティクスコンテスト2026レポート|25名のファイナリストが見せた好奇心と創造力
予選を通過した25名の選手が、テーマ探究部門とタイムアタックレース部門に出場。大会最高賞の文部科学大臣賞には、高齢者の運動不足や孤独の解消、安否確認を同時に行える「見守り歩数計」を製作した加藤歩夢さん(中2・愛知県)が選ばれました。
この記事では、テーマ探究部門を中心に、選手と審査員のやりとりや会場の熱気、そしてこの大会ならではの魅力をお伝えします。
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クリエイティブロボティクスコンテスト2026とは

クリエイティブロボティクスコンテストは、ロボット工学の知識とスキルを使い、子どもたちが自ら問いを見つけ、試行錯誤しながら答えを形にする力を競うコンテストです。
主催する一般社団法人未来創生STREAM教育総合研究所(RISE)は、「好奇心を、生き抜くための創造力に。」を掲げ、ロボット工学を軸にした学びの場づくりに取り組んでいます。
クリエイティブロボティクスコンテスト
| 主催 | 一般社団法人未来創生STREAM教育総合研究所(RISE) |
| 協力 | ヒューマンアカデミー株式会社 |
| 後援 | 文部科学省 |
| 対象 | 満18歳以下の個人・チーム |
| 部門 | テーマ探究部門 タイムアタックレース部門 |

審査員の皆さん
審査委員長は、ロボット工学の第一人者である千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長の古田貴之先生です。
審査員には、ユカイ工学株式会社代表の青木俊介氏、一般社団法人デジタル人材共創連盟代表理事の鹿野利春氏、ヒューマンアカデミー株式会社代表取締役の田中知信氏、GMOメディア株式会社代表取締役社長の森輝幸氏が名を連ねました。
クリエイティブロボティクスコンテスト2026当日の様子|応援の熱気に包まれた会場

大会当日は台風の接近が予想され、一時は開催が危ぶまれました。それでも無事に開会を迎え、会場には全国から選手と家族、教室の先生たちが集まりました。
会場には大型モニターが設置され、どの席からもプレゼンやロボットの動きが見られるようになっていました。客席では、わが子や教室の生徒を応援する手作りのうちわが揺れ、選手が登壇すると身を乗り出して声援を送る人の姿も。見渡すと、去年も出場していた選手の顔もちらほら見えます。

テーマ探究部門に出場する選手たち

タイムアタックレース部門に参加する選手たち
テーマ探究部門の選手たちは、意外なほど落ち着いた様子でした。自分のロボットを細かくチェックする子もいれば、椅子の背にもたれてゆったり構える子も。
どちらかといえば客席の応援団のほうがそわそわしていたような……。でも、わかります、わが子や一生懸命指導してきた生徒さんが大会ファイナリストともなれば、見ている方だってドキドキですよね。

最後までロボットの調整をする選手たち
一方、会場の反対側に設けられた待機スペースでは、タイムアタックレース部門の選手たちが、開会ギリギリまでロボットの試走を何度も繰り返し、緊張と興奮が入り混じった空気が漂っていました。
開会あいさつでは、大会実行委員長を務めるRISE代表理事の長谷川直之氏が、選手たちにこう語りかけました。

大会実行委員長を務めるRISE代表理事の長谷川直之氏
「AIやロボットなどのテクノロジーは、これまで以上のスピードで進化していきます。どうしたらもっとワクワクするロボットを作れるのかを自ら考え、失敗してもチャレンジを続ける。そうした試行錯誤を重ねる力こそが、これからの未来を切り開いていく力になると思っています」
さぁ、ここから大会がスタート。午前にテーマ探究部門、午後にタイムアタックレース部門、そして表彰式という流れで進みました。
テーマ探究部門は「マイコンひとつ」から自由に広がる

猫型ロボットについてプレゼン中!
テーマ探究部門の条件はただひとつ、マイコンを搭載し、プログラミングで制御された作品であることです。それさえ満たせば、ほかの要素は自由に構成できます。
今年のテーマは「日本の未来を、ロボットでもっとよくしよう」。ロボットやプログラミングの力でその課題を解決するアイデアを考え、作品として形にします。
この部門で問われるのは「問いを見つけ、アイデアを形にし、着実に作り上げる力」です。何を解決するロボットを作るのか、その問い自体を選手が自分で見つけるところから競技が始まっています。発表は5分間のプレゼンテーションで、その後に審査員との質疑応答が続きます。
プレゼンテーションのうまさと、実際のロボットのデモ。両方がうまくかみ合えば高い評価につながりそうですが、本番ではなかなか思いどおりにいきません。それでも、うまくいかない場面にこそ、選手一人ひとりの個性が表れていました。
自然体のプレゼンが最高!平出さんのセキュリティロボット「あいちゃん」

自然体で話す平出さん、ロボットへの愛情があふれでるプレゼンでした!
平出さんは、高齢者の一人暮らしを見守るセキュリティロボット「あいちゃん」を発表しました。離れて暮らす家族の防犯への不安が、製作のきっかけだったといいます。

平出さんの知識・技術・想いが詰まった詳細な資料
超音波センサーで障害物を検知して自動で避けながら走り、搭載したカメラの映像をパソコンに送ります。
驚かされたのは、その製作過程です。部品はネット通販では条件に合うものが見つからず、秋葉原の電子部品店で何時間もかけて調達。初めて扱うカメラモジュールのプログラムには、教室の先生に勧められた生成AI「Claude Code」に質問しながら取り組みました。
中学1年生がAIを使いこなしてロボットを完成させている姿に、時代の変化を感じます。
語りかけるような自然な話し方で、机から落ちてしまう、ひっくり返ると起き上がれないといったロボットの課題も率直に説明しており、誠実さや真面目さが伝わってきます。
資料をスキップしながら「ちょっと書きすぎちゃったんで」とぽろっとこぼす場面も、飾らない人柄が感じられ、会場の空気を和ませていました。
ロボットに懸ける思いを古田先生に聞かれると、「ロボットを作っていると時間を忘れる。教室の2時間もすぐ過ぎてしまう」と答え、古田先生は「十分な答えです」と笑顔で応じていました。
ユニークな視点が楽しい!檜垣さんの「ヨーヨーロボ」

ダイナミックなロボットが注目を浴びた檜垣さん
昨年の大会でも活躍した檜垣さん。今年はなんと「ヨーヨー」を題材に選びました。赤外線センサーでヨーヨーが下まで落ちたことを検知し、モーターで巻き上げる仕組みです。
デモではロボットがなかなか動かず、時間がかかる場面もありました。それでも檜垣さんは脇目も振らず、周囲の様子など気にするそぶりもなく、黙々と調整を続けます。その集中力には、思わず引き込まれるものがありました。

とにかく夢中、とにかく集中、ひたむきな姿が印象的
動かなかった理由を聞かれると、「単純に線が抜けていました」とさらりと解説。ヨーヨーが自動で上下し始めると、観客席や審査員席からも「おおお!」と声が上がる一幕も。
「ヨーヨーで技をやらせようという野望は?」という質問には、「ありましたけど、なかなか難しかった」と独特の間で答え、会場は笑いに包まれました。
古田先生は、試作品の写真からアームの強度を高めた苦労を読み取ったうえで、こうエールを送りました。
「細かいところまで工夫しているんだから、もっとアピールしてほしい!話すのが苦手かもしれないけど、古田も昔はひと言もしゃべれない無口な男だったけど、今はこれくらいしゃべれるようになったんだから」
「褒めてるんですよ、僕」と、実に古田先生らしい、味わいのある講評に会場はさらに盛り上がりました。
檜垣さんは第1回のクリエイティブロボティクスコンテスト2024で、お手玉ロボットを披露したのですが、思ったようにいかなかった経験があります。今回で3年連続の出場、彼の視点はいつもユニーク。そして、諦めない姿勢を貫いています。
それぞれに「創造力」「発想力」が光った

加藤吏さんと「目が不自由な子どもでも遊べるラジコン」やさしい視点が感じられたロボット

青木翼さんのペットボトルラベルはがしロボット「らくリサ」力作です!
他の参加者の皆さんも、それぞれの視点で「日本の未来」を形にしました。

井上智葵さんの「山歩きのお供になる」猫型ロボット なんとも愛嬌のある姿に会場もほっこり
井上智葵さん(高1・滋賀県)は、山歩きのお供になる猫型ロボット。気温に合わせて水分補給のタイミングを音で知らせてくれます。「アプリでいいのでは?」という審査員の問いに「正直、僕もそう思います。でも1人は嫌なんです」と答えた井上さん。機能だけでなく、「一緒にいてくれる存在」がほしいという気持ちを形にしたところに、作品の面白さがあります。
加藤吏さん(中3・愛知県)が作った「SSS(Self Sound See)」は、目の見えない子どもたちも遊べるラジコン。障害物との距離を音で知らせ、近づきすぎると自動で停止します。「障がいに関係なく、誰もが自分の力で動かす感動を味わえる世界にしたい」という言葉が印象的でした。

中島慧伍さんと、災害時に要救助者を探すロボット
中島慧伍さん(中2・東京都)は、災害時に要救助者を探すロボットを製作。「最近は地震や豪雨もあり、災害時に自分も何か貢献できないかと考えて」作ったそう。がれきの方向を音の鳴り方で区別できるように改良した点が秀逸でした。
青木翼さん(高2・茨城県)は誰もがちょっと面倒に思っている「ペットボトルのラベルはがし」という身近な課題からロボット「らくリサ」を開発。ラベルに切り込みを入れるもので、海洋プラスチックごみ問題にもつながる解決ロボットです。

青木翼さんは開発のため「1年で365本ペットボトルを飲んだ」そう!
調整のためにペットボトルを「1年かけて作ったので、最低でも365本」飲んだという青木さん。質疑応答からは、作品の裏にある一人ひとりの動機と努力が伝わってきました。
文部科学大臣賞は加藤歩夢さん(中2・愛知県)の「見守り歩数計」

プレゼンをする加藤歩夢さん
大会最高賞の文部科学大臣賞に選ばれたのは、加藤歩夢さんの「見守り歩数計」です。加藤さんは昨年の大会でクリエイティブ最優秀賞(MVP)を受賞しており、2年連続で大会の頂点に立ちました。
失敗への「備え」まで作品に組み込んだ

ロボットを見せながら仕組みを解説

緊急音が鳴ってビックリ!細部まで作り込まれた渾身の作
見守り歩数計は、高齢者の運動不足や孤独の解消と、離れて暮らす家族の安否確認を同時にかなえる作品です。「おじいちゃんおばあちゃんに元気でいてほしい」という思いから生まれました。
- 目標の歩数を歩くと、歩数計に4桁のパスコードが表示される
- 本体にパスコードを入力すると、家族のLINEに写真付きで通知が届く
- 入力画面の数字の配置は毎回バラバラで、入力自体が脳トレになる
- 天候不良や体調不良のときは、ボタンひとつで家族に連絡できる
- 歩き始めて2時間戻らないとアラートが鳴り、倒れたときにも周囲に助けを求められる
歩数計には通信機能がなく、歩数計と本体がそれぞれ時刻をもとに同じ計算をしてパスコードを生成する仕組みです。昨年はテキストだったLINE通知を、今年は画像付きに進化させていました。
デモの途中、パスコードが通らないトラブルが起きました。それでも加藤さんは慌てず、「できなかったので、もう一度やります」とその場で対応。さらに「こういうことが起きてもいいように、シリアル通信でパソコンにパスコードを送るようにしてある」と、用意していた一覧を使ってデモを成功させました。
トラブルへの備えまで含めて、作品の工夫や完成度を伝える場面となりました。
「起業してください」審査員が認めた完成度

2年連続の快挙です!
光沢のある素材で美しく仕上げた筐体について、古田先生からこだわりの理由を問われると、加藤さんは「デザインがいいから選ぶ人もいる。デザインも機能も充実した、完璧な製品をめざしています」と回答。古田先生は「起業してください」と返し、会場を沸かせました。
表彰式で鹿野氏は、細部まで作り込んだ技術力に加え、お年寄りと家族にとって何が必要か、倒れたときにはどうするかまで考え抜き、ひとつの形にまとめ上げた点を高く評価しました。
古田先生も「審査が大変だったというのは嘘です。すぐ決まりました」と明かし、「燃えるような熱い感じがすごい」とたたえました。
受賞後、加藤さんは「支えてくださった家族やロボット教室の先生方に感謝しています。この大会ではいろいろな分野のロボットを見ることができ、知識を広げることができました」と語りました。おめでとう、加藤さん!
審査員が「ひとりの開発者」として向き合う講評

ヒューマンアカデミー株式会社 代表取締役 田中 知信氏
毎年のことながら、クリエイティブロボティクスコンテストでは発表ごとの審査員の講評がとてもいいのです。
審査員はメカの構造や開発の工程にきちんと触れながら、子どもたちの努力や独自の視点、細かな工夫を拾い上げて褒め、ときに「すごいねえ!」と感嘆します。
「子どもがやっているからすごい」という目線ではなく、ひとりの開発者として向き合いながら、成長途中にある子どもたちの未来を前向きに捉える。審査員の皆さんが、技術面を鋭く指摘し質問する一方で、選手の気持ちを受け止め、ときに楽しく、ときにおおらかに言葉を返していたのが印象的でした。
タイムアタックレース部門は「完走」から始まる真剣勝負

コーナーが難しいのです……
午後のタイムアタックレース部門では、18名の選手が自作ロボットで規定のコースを走り、完走タイムを競いました。チャンスは1人2回。全員が1回目を走り終えたあとに2回目が行われ、良いほうのタイムで順位が決まります。
練習どおりに走るとは限らない

個性豊かなロボットたちは見ているだけでも楽しい
スピードを競う部門ですが、最初の壁は「完走すること」です。
コースには直角のコーナーが連続し、途中の赤いエリアを検知して曲がればショートカットもできます。センサーの読み取りやコーナーでのわずかなずれが、そのまま壁への衝突や立ち往生につながります。
練習ではきちんと走れていたロボットが、本番ではまっすぐ壁に突っ込んで止まってしまう。スピードに乗りすぎて赤いエリアを通り過ぎ、壁際から抜け出せなくなる。1回目を終えた時点で完走できたのは、半数ほどでした。
どれだけ事前に準備しても、本番で思い通りに動くとは限らない。そこにロボット開発の難しさと面白さが凝縮されています。
1回目と2回目の間の、ぎりぎりの調整

笑顔がいい!成功しても失敗しても、がんばってきたプロセスがあるから!
1回目の走行を終えた選手たちは、2回目までの限られた時間で必死に調整を続けていました。原因を見極め、プログラムや機構を直し、もう一度コースに立つ。その姿には、見ている側も息をのむような緊迫感がありました。
2回目では、1回目のコーナーで引っかかったロボットが同じ場所をクリアして完走し、会場から大きな拍手が。宮地悠玄さんのロボットは壁にぶつかっても何度もバックして立て直し、2分58秒かけてゴールに!実況も思わず「喉がカラカラです」と声を上げました。
タイムアタックレースの金賞・銀賞・銅賞は誰の手に?
上位争いでは、1回目に9秒50を記録した村岡祐翔さん(中3・東京都)がいました。その記録を2回目で上回ったのは、加藤優真さん(中3・東京都)。1回目はスピードに乗りすぎて赤いエリアを通り過ぎ、壁際で止まってしまっていた選手です。
スタートは緊張の一瞬

まっしぐらにゴールへ!速かった!
カラーセンサーに頼らない走りへと切り替える思い切った改良で、9秒43を記録。わずか0.07秒差で逆転し、金賞を受賞しました。このスピード感、大胆な調整に、会場からは大きな拍手が!
惜しくも2位となった村岡さんは、銀賞を受賞しました。また、銅賞は三谷航輝さん(小6・東京都)が受賞しています。

審査員も観客も身を乗り出しての応援

展開の面白さを引き出すMC、走るロボットを見つめる審査員、祈るような選手!
審査員の田中氏は「正解は1つではなく、それぞれの独自性で答えを導けることを改めて実感した」とコメント。森氏も「1回目を受けて2回目にセンサーを外すことも含め、これこそエンジニアリングであり、課題解決」と語っていました。
タイムアタックは、見ている方も手に汗握る展開が多く、ぐいぐいと引き込まれます。そんな熱戦の舞台に立つまでには、ファイナリスト一人ひとりに長い道のりがありました。試行錯誤を重ねながら力を磨き、ようやくこの舞台にたどり着いたのです。
タイムアタックレース部門の2人にfuRo賞
特別賞「fuRo賞」は、タイムアタックレース部門の村岡祐翔さん(中3・東京都)と中村優太さん(中1・東京都)の2人が受賞しました。村岡さんは、超音波距離センサーを縦向きに配置し、コースの構造に合わせて活用した工夫が評価されました。中村さんは、1回目に好タイムを記録したうえで、2回目に向けて旋回量を調整し、さらに記録を伸ばそうと挑戦した点が評価されました。
表彰式で贈られた言葉

表彰式では、各部門の金・銀・銅賞と企業・団体による特別賞、そして文部科学大臣賞が発表されました。賞を手渡す審査員や協賛企業の方々のコメントからも、選手たちの挑戦がどう受け止められたのかが伝わってきました。
古田先生の総評「型を破れ」
大会の最後に、審査委員長の古田先生が総評を述べました。「皆さんはすごい。ファイナリストというだけでもすごいんです。今日は、オーソドックスなものの完成度を高めてきた人が多かった。それはとても大事なことです。でも、普通のことをしたら普通の結果しか生まれない。基本がわかっていないのに型を破ると、ただの型なしになる。皆さんの型はもうできている。次は型を破って、自分なりの答えを出すことをめざしてください」
選手たちに次の一歩を示す言葉で、大会は締めくくられました。
好奇心を、生き抜くための創造力に

RISEは、子どもたちが社会に飛び立つ2040年ごろには、ロボットと助け合い、コミュニケーションしながら生きるのが当たり前になると考えています。そのとき人間に求められるのは、表現力や協働する力を土台に、自ら必要な学びを考え、主体的に学び続ける力です。
クリエイティブロボティクスコンテストは、その力を育む場として開かれています。
テーマ探究部門では、マイコンさえ使えば、あとは自由です。「誰かに言われた通りでなく、自分の好奇心を社会に役立てたい」というRISEの思いのとおり、選手たちは山歩きの寂しさ、家族の防犯、祖父母の健康、ラベルはがしの面倒さといった身近な問いを自分で見つけ、それぞれのロボットで答えを示しました。何を作るかを自分で決めるところから始まるのが、この部門ならではの面白さです。
そして、テーマ探究部門でもタイムアタックレース部門でも共通していたのが、目標に向かって試行錯誤を繰り返す姿でした。
デモが動かなければその場で原因を探し、1回目の走行でつまずけば2回目までに直す。RISEが「目標に向かって試行錯誤を繰り返す過程で、さまざまな生きた学びを得られる」と語るロボット工学の価値を、会場のいたるところで目にしました。
昨年のMVPから文部科学大臣賞へと進んだ加藤さん、3年続けて独自の世界観を見せてくれた檜垣さんのように、大きく成長した姿に出会えるのも、この大会が続いているからこそです。
子どもたちの好奇心が、ロボットを通して未来をつくる力へと変わっていく。
来年、この会場でどんな「問い」と「答え」に出会えるのか、今から楽しみです。
受賞者一覧
- 文部科学大臣賞:加藤 歩夢さん(中学2年生) 見守り歩数計
- テーマ探究部門 金賞:加藤 歩夢さん(中学2年生) 見守り歩数計
- テーマ探究部門 銀賞:檜垣 葉多さん(高校2年生) ヨーヨーロボ
- テーマ探究部門 銅賞:加藤 吏さん(中学3年生) SSS(Self Sound See)
- タイムアタックレース部門 金賞:加藤 優真さん(中学3年生) タイム9秒43
- タイムアタックレース部門 銀賞:村岡 祐翔さん(中学3年生) タイム9秒50
- タイムアタックレース部門 銅賞:三谷 航輝さん(小学6年生) タイム10秒10
- 土佐電子賞:岸本 幹大さん(中学2年生) タイムアタックレース部門
- 未来社会デザイン賞:青木 翼さん(高校2年生) らくリサ
- チャレンジ賞:武藏原 蓮さん(中学1年生) タイムアタックレース部門
- デジタルイノベーション賞:加藤 歩夢さん(中学2年生) 見守り歩数計
- ユカイ工学賞:檜垣 葉多さん(高校2年生) ヨーヨーロボ
- fuRo賞:中村 優太さん(中学1年生) タイムアタックレース部門
- fuRo賞:村岡 祐翔さん(中学3年生) タイムアタックレース部門
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