アフレル「はじめてのロボコン講習会」レポート | EV3を動かそう!
同社の取り扱う「EV3 WRO2018 ミドルチャレンジセット」購入者に向けたイベントで、ロボコン(ロボットコンテスト)に出場してみたい!という子どもを応援するのがねらいです。
イベントはGMOインターネットグループ社内(シナジーカフェ GMO Yours)にて行われ、ロボットに興味を持つ子ども達、保護者、指導者の方が多く集いました。

光が差し込み、開放的な雰囲気の「GMO Yours」

ロボコンに興味を持つ子ども達・保護者・指導者が多数集まった

なんと、福岡からの参加者も!

参加者のきょうだいのお子さん。残念ながらまだロボットは作れないので「レゴ®︎WeDo 2.0」の車で遊んでくれました
初ロボコン向けの「アフレルスプリングカップ」
株式会社アフレルは「教育版レゴ®︎マインドストーム®︎EV3」の正規代理店です。
同社の扱う「EV3 WRO2018 ミドルチャレンジセット」は国際ロボコンWROの「WROレギュラーカテゴリー ミドル部門」にチャレンジする子ども向けのセットとなっており、ロボット本体と合わせて攻略用のテキストや練習用コースが用意されています。

色とりどりのパーツ。これを組み合わせてロボットを作る


パソコンの画面を見て、スムーズにロボットを組み立てていく参加者のお子さん
「WRO」はロボットの技術を競う国際的なロボットコンテスト。とくにミドル部門は初学者を対象としており、チャレンジしやすい部門です。
アフレルはそのミドル部門をさらに簡易化した「アフレルスプリングカップ 2019」を3月に開催。ロボコン初心者にとってよいスタートラインとなる大会です。

講師を務められた株式会社アフレル 軽部さん
イベント中には「アフレルスプリングカップ」に関しての質問タイムも設けられ、出場をめざすお子さん・保護者からの質問を受け付けました。

出場をめざす子の保護者からは、競技ルールについての質問が飛び出した
ライントレースの基本を習得
「教育版レゴ®︎マインドストーム®︎EV3」にはタッチセンサーやカラーセンサー、超音波センサーなどロボットの基本的な機能が備わっています。
各種センサー。左から、超音波センサー、タッチセンサー、カラーセンサー
説明を聞いた子ども達は、さっそくそれぞれのセンサーを動かしていました。手を近づけて距離を測る子、ブロックに近づけて色を感知する子……。使い方をどんどん吸収していきます。

カラーセンサーに白のブロックを近付ける。うまく判定してくれるかな?
ロボットを組み立てたら、次は動かしてみます。
「まっすぐ3秒前進して止まる」という簡単な課題からスタートし「センサーの下が白ければ前進、黒ければバック」と少しずつ難しい課題をこなします。
順番にステップアップしていき、早々にライントレース(線をなぞるようにロボットを走らせる技術)を習得!
フィールドで走るロボットを見て、子ども達も大盛り上がりです。

文字通り、前のめりに取り組む子ども達。改善点を話し合いながらどんどんロボットを動かします


黒い線をセンサーで探しながら走るロボット。しっかり自走しています


分からないところはスタッフがサポート
実際の競技スキルに挑戦
イベント後半ではより競技に近い内容を学びました。
競技のルールが説明される。後半になるとプログラムもぐんとレベルアップした
講師の軽部さんによると、ロボット競技に必要な要素は5つだそう。
・正確な距離を進む
・正確な角度で曲がる
・線の数を数える
・色を見分ける(覚える)
・オブジェクトをつかむ
イベントではこのうち「線の数を数える」「色を見分ける(覚える)」をプログラムしました。
「変数」や「配列」など難しい要素も飛び出しましたが、子ども達は集中した様子で取り組みます。

こちらのお子さんは、自宅でも活発に取り組んでいるとのこと。ノートにメモを取りながら真剣にプログラムしていた姿が印象的でした


パパと相談しながらプログラミング
ときおりロボットがうまく動かない場面もありましたが、根気強く試行錯誤を重ね、自らテキストをめくりながら課題をクリアしていました。


プログラムしては走らせる……の繰り返しで正しい動きに近づけていく

中にはオリジナルの装飾をするチームも。実際の競技でも、ミニフィグ(人形)をつける程度の装飾はOK
さいごに
イベントでは「コエテコ」編集部もロボットづくりに参加していました!
子ども達はスイスイ組み立てていくのに対し「あれ?」という声が飛び出す「コエテコ」チーム。
説明書とにらめっこしながら、無事に「コエテコ号」が完成しました!

「コエテコ」ステッカーで旗を作って、コエテコ号の完成!

コエテコ号の動きを見守る編集長・沼田
一筋縄ではいかないからこそ、ちゃんとロボットが動いたときの感動はひとしおです。
すっかりマインドストームに魅了された編集部。
講習会後にさらに挑戦!っと挑んだのがこちら。

爪が長いとやりづらいので注意
「講師がいなくてもできた!」と調子に乗った編集部が「もっとかっこいいの作りたい!」と頑張った結果...
かっこいいクレーンロボットを作ることができました!
「ちょっと触ってみようかな?」と思った方は、ぜひ「EV3 WRO2018 ミドルチャレンジセット」を使って、思い思いのロボット作りにチャレンジしてみてください。



参加者の皆さんのこれからが楽しみ!
挑戦してみるのもおすすめです。
という方は遊びにいってはいかがでしょうか?
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