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(詳細インタビュー)「プログラミング能力検定」とは?新学習指導要領に準拠、大学入試対策にも

ついに今年(2020年度)から小学校で必修化したプログラミング教育。

2022年度からは高校でもプログラミングを含む「情報Ⅰ」が必修化するほか、2024年度からの大学入試には新たに「情報」が新設されるのではないかと言われています。* 
* 検討段階

大学受験に関わるとなると、欲しくなるのが「プログラミングスキルを客観的に評価する指標」

プログラミングは新しい習い事であるだけに、すでにスクールに通学している保護者の中にも、
  • わが子はどのくらいのレベルに達しているのか
  • 大学受験対策として充分なスキルが身についているのか
を気にする保護者が増えると予想されるのです。

このようなニーズを受け、今回、新たにスタートするのが「プログラミング能力検定」。文科省公表の「情報Ⅰ」カリキュラムに基づくよう設計されており、大学受験対策にもなるのが魅力の検定試験です。

第1回検定は2020年12月7日~12月13日に行われ、なんと2021年5月までは受検料が無料となるキャンペーンも実施するとのこと。

この記事では「プログラミング能力検定」の詳細について、プログラミング能力検定協会(株式会社プログラミング総合研究所)代表 飯坂正樹さんにお話を伺いました。


「プログラミング能力検定」とは?

「プログラミング能力検定協会」が開発・運営する検定資格。母体は株式会社サイバーエージェントと株式会社スプリックスで、両社が持つインターネット・教育分野に関するノウハウを引き継ぎ、プログラミング教育のための新しい評価指標を提供するのがねらい。

試験は全国1,000以上の認定会場にて受検可能で、第1回検定は2020年12月7日~12月13日に実施。第2回検定は2021年3月を予定しており、5月までは受検料が無料になるキャンペーンを実施する。

検定会場への申請は現在も受け付けており、現時点でのプログラミング教育の実施有無に関わらず申請できる。申請は以下のURLより。

学習のマンネリ化を防ぎ、大学入試対策につなげる

—さっそく質問させていただきます。今回、「プログラミング能力検定」をスタートしたねらいとは。

プログラミング教育へのニーズは世界的に拡大しています。日本もまた、プログラミング教育の必修化・大学入試への導入など本格的なICT教育に向けて国全体が動き出しています。

この流れを受けて、子ども達がアクセスできる学習の場やコンテンツは豊富になってきました。ところが、学習成果を客観的に把握し、次の目標を設定するための指標が不足しているという声が現場から聞かれるようになりました。

教室での指導を続ける中で、”プログラミングの学習をただ続けているだけでは、子ども達のモチベーションが継続しにくい”という課題が見えてきたのです。


今回スタートする「プログラミング能力検定」は、学習のマンネリ化を防ぎ、プログラミングの学習を「楽しかった」で終わらせないように設計しています。

入り口のハードルは下げつつ、ゆくゆくは大学入試対策にもなる内容ですので、ぜひ多くの方にチャレンジしていただければと思います。

大学入試の出題範囲をカバー

—「プログラミング能力検定」の具体的な内容は。

「プログラミング能力検定」の内容は、高等学校では2022年度より実施される、新学習指導要領の「情報Ⅰ」に基づきつつ、必要な要素を加える形で設計しています。

レベルは1〜6までで、1〜4まではScratchをベースにしたオリジナルのビジュアルプログラミング言語、5〜6ではテキストプログラミング言語で回答します。

レベル5〜6でどのプログラミング言語を採用するかは未定ですが、「大学受験につながること」が本検定の大きなねらいですので、学校現場でデファクトスタンダードになる(広く採用される)言語を選定する予定です。


—それぞれのレベルでの出題範囲は。

現在、想定している出題範囲は以下の通りです。

レベル6まで達していれば、大学入試の「情報科目」におけるプログラミング対策はバッチリという想定ですので、受検する子ども達にとってもメリットが大きいと思われます。

レベル 出題タイプ
出題範囲
受検料
1 ビジュアルプログラミング 順次処理、条件分岐、繰り返し、並列処理、角度
2,900円
2 ビジュアルプログラミング
不等号、座標、乱数
3,900円
3 ビジュアルプログラミング
論理演算子、変数
4,900円
4 ビジュアルプログラミング
関数、リスト 5,900円
5 テキストプログラミング データ型、文字列処理、関数、リスト
6,900円
6 テキストプログラミング
WebAPI、探索
7,900円

—それぞれのレベルの区切りはどのような基準で設定されたのでしょうか。

出題範囲の区切りは、教室に通っている子ども達の学習進度を参考に設定しました。

たとえば、レベル1はプログラミングを始めて3〜4ヶ月(1学期程度)の習熟度を目安としています。レベル2はさらにそこから3〜4ヶ月が目安で、レベル3以降は少し難しくなりますので、個人差が出てくると思われます。レベル4まで達成するのに、得意な子で1年半、普通に学習している子だと3年くらいかかる想定です。

最初の一歩でつまずくと「プログラミングは面白くない!」と苦手意識につながってしまいますので、レベル1はあえてハードルを下げています。ぜひ多くのお子さまにチャレンジしていただければと思います。

得意・苦手を把握しやすい詳細な成績表

—プログラミングスキルを測る検定資格はすでにいくつかありますが、「プログラミング能力検定」が優れているポイントは。

「プログラミング能力検定」のもう一つの魅力として、詳細な成績表があります。ざっくりと合格/不合格を伝えるだけでなく、それぞれの概念についてどの程度理解しているかを「○」「△」「×」の3段階で評価します。

これにより、受検者は「順次処理はしっかりと理解できているが、反復処理はまだ使いこなせていない」のように、自分のスキルを詳しく把握することができます。また、指導する側も、それぞれの苦手分野に合わせた適切な指導を行うことができます。


これは本検定の大きな魅力となっていますので、現状のスキルの分析のためにも、無料期間を利用してぜひ気軽に受検してみてください。

会場申請は随時受付中、新規生徒の集客にも

—「プログラミング能力検定」はどこで受検できるのでしょうか?

全国1,000以上の会場で受検できます。また、新規の会場申請も随時受け付けておりますので、希望される方はこちらのページからお申し込みください。


「プログラミング能力検定」はインターネット受検ですので、パソコンやタブレットさえご用意いただければすぐに試験会場になることができます。

生徒のモチベーションを維持できるのはもちろん、成績表をもとに指導計画を立てることができるため、保護者からの信頼を得るきっかけにもなるでしょう。新規生徒の集客に、ぜひお役立てください。

あいまいな知識では解けない問題設計

—「プログラミング能力検定」を受検する際には、どのような試験対策をすればよいでしょうか?独学でも合格できる内容なのでしょうか。

もちろん独学でも構わないのですが、何らかの学習の場(学校や学習塾、民間スクールなど)で学ぶほうが、より体系的な知識が身につき、試験対策になるかと思われます。

なぜならこの「プログラミング能力検定」では、プログラミングに関わるひとつひとつの概念が丁寧に問われるからです。


たとえば、出題形式は2種類あり、 自分でプログラムを組む「実装式」だけでなく、完成形の動画から逆算して正しいプログラムを選ぶ「選択式」も出題されます。

「実装式」問題イメージ


「選択式」問題イメージ


この「選択式」は、必要な概念をしっかりと理解し、頭の中でロジックを組み立てられるレベルに達していなければ解けません。「手探りでやってみたら、何となく動いた」というような、曖昧な理解では解けないようになっています。

特定のスクールをおすすめする意図はありませんが、知識を曖昧なままにしないためにも、できれば一度、何らかの場所で学習してみられることをおすすめします。

来年5月までは受検料無料、会場申請はお早めに

—では最後に、「プログラミング能力検定」の導入を検討している事業オーナーの皆様に向けてメッセージをお願いいたします。

私がプログラミングに出会ったのは中学生の頃でした。現在はSE(システムエンジニア)の現場からは離れ、教育業界に身を投じておりますが、プログラミングがきっかけで仕事の幅が大きく広がったと感じます。

また、新学習指導要領の内容や大学入試の動向を見ていますと、「国は本気で教育を変えようとしているな」と感じます。


国の本気に応え、プログラミングの世界に関わる子ども達が一人でも増えるよう、私たちも頑張りますので、ぜひ多くの教室さまにご協力いただければと思います。

繰り返しになりますが、来年5月までは受検料が無料になるキャンペーンも行っていますので、お気軽に会場申請をしていただければ幸いです。

—ありがとうございました。

「プログラミング能力検定」公式サイト

2024年度からの大学入試対策にもなる「プログラミング能力検定」の公式サイトはこちら。 会場一覧もこちらから見られます。

(事業者向け)「プログラミング能力検定」会場申請はこちら

「プログラミング能力検定」の会場申請はこちらからどうぞ。

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