4歳〜5歳向けプログラミング教材を探している方や、幼稚園や小学校低学年のお子様を持つ保護者の方にピッタリの本記事では、「未就学児でもプログラミングって学べるの?」「親に知識はなくても大丈夫?」そんな疑問が吹き飛ぶ、にぎやかで楽しい体験会の様子をたくさんの写真でご紹介。ぜひワークショップを一緒に体験しているような気持ちでご覧ください!
くもん出版「マタタラボ」4歳からのプログラミング教材とは
小学校でのプログラミング教育の必修化に伴い、幼児期からプログラミング学習を始めるお子さんは年々増えるいっぽうです。そこで注目されているのが、くもん出版の4歳から学べるSTEAM&プログラミング学習教材「マタタラボ」です。
パソコンもインターネットも必要がなく、ご家庭でも、あるいは教室の教材としても手軽にスタートできます。チャレンジブックにそってミッション(課題)を行い、ステップアップしながらプログラミング的思考が身につく教材です。
対象年齢 | 4歳〜 |
セット内容 | マタタボット:1台 コマンドタワー:1台 コントロールボード:1台、 自然マップ/チャレンジブック/トレーニングカード/コーディングブロック/その他 |
料金 | 38,280円(税込) |
発売元 | くもん出版 |
マタタラボとは?|くもん出版に聞く4歳から始めるプログラミング&STEAM教材の魅力
世界50か国以上、4,000以上の教育機関で導入されるSTEAM教材「マタタラボ」。可愛らしい見た目ながらも、分岐や関数を使ったプログラミングが学べたり、作曲やお絵描き、センサーを使ったプログラミングに取り組めたりと、なかなかの本格派です。コエテコでは販売元であるくもん出版を取材!たくさんの写真と共にリアルな声でお届けします。
この記事をcoeteco.jp で読む >少人数制プログラミングスクール「これからKIDS」とは
これからKIDSは、少人数制で幼稚園年少さんからスタートできるプログラミングスクールです。人気のマインクラフトコースや、本格的なWEBサイト制作コースもあり、幼児から中学生まで多くの生徒さんが楽しくプログラミングを学んでいます!
対象年齢 | 年少〜中学生 |
コース | ゲームクリエイトコース ロボットコース マインクラフトコース WEBサイト制作コース 動画制作コース |
教室 | 2022年2月現在では、以下の4校が開校中です。
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料金 | 4,400円(税込)/1回 *コース・年齢などによる *入会金11,000円 |
「くもん出版マタタラボ×これからKIDS」ワークショップ
さあ、いよいよワークショップの時間です。開始時間が近づくにつれ、保護者と一緒にお子さん達が続々と教室に集まってきました。今日のワークショップは、たくさんの子ども達が参加してくださったため午前・午後の二部制で開催。大きな教室をひろびろと使い、検温・消毒・換気を徹底し、感染対策も万全の状態です。
カフェのように明るいこれからKIDS四谷校には、体験する子ども達の他、小さなきょうだいや赤ちゃんを抱いたママ、哺乳瓶を手にしたよちよち歩きの子を連れたパパの姿もあり、なんとも和やかな雰囲気です。
マタタラボ×これからKIDS|午前の部がスタート!
まずは体を使って「プログラミング」を体感
ではまず、年中・年長さんメインのワークショップを見ていきましょう。
教室に足を踏み入れた瞬間から、子ども達はテーブルの上で待機中の小さなロボットやタワーに目が釘付けです。遠巻きに眺めている子もいれば、さっそくマタタラボに額をくっつけるようにして「これなぁに?」なんて声も。
くもん出版の星野先生が「こんにちは!みんな、お席についてくださーい」と声をかけると、これからKIDSの先生方にも促されて、それぞれきちんと椅子に座りました。
「くもん出版から来た星野です」と先生が自己紹介をすると、女の子が「くもんに通ってまーす」と元気に返答!先生方も付き添いの保護者の皆さんも、マスクごしにクスクスっと小さな笑い声がもれてきました。なんだかとってもいい雰囲気なのです。
さらに、先生からマタタボット(マタタラボのロボット部分/通称ボットくん)のクラウン型キャップを頭につけてもらうと、互いに子ども達はクラウンを見せあって笑顔、笑顔です。
さて、ワークショップですが、なんと意外なことに星野先生は子ども達に席から立ち上がるように伝えました。マタタラボでプログラムをする前に、準備運動でしょうか?
星野先生は、マタタラボでこれから使う「指示ブロック」をプロジェクターに映し出すと、子ども達に「矢印の通りに動いてみましょう!さぁ、『みぎ』に向けるかな?」と声をかけます。
マタタラボは、命令ブロックを組み合わせコマンドタワーから指令を出して「ボットくん」というロボットを動かします。
この準備運動では、自分自身がボットくん(ロボット)になって動くことで、「指示を出して動かす」流れを体験しながら学んでいきました。
子ども達は「あ、こっちだ!」「あれ、右の右って……?」と迷ったり試したりしながら、自分の体でプログラムの概念をつかんでいきます。
こうして最初のステップが終わると、いよいよボットくんを実際に動かすプログラミング体験が始まりました。
マタタラボでプログラミング!宝石は見つかるかな?
今回のミッションはボットくんを動かして宝石を集めること。マップをテーブルに広げ、ボットくんをセット。指示ブロックを選んで組み合わせ、ボットくんにコマンドタワーから「命令」をだして、宝石を見つけなくてはなりません。
おお、みんな頑張っていますね。
「みどりの宝石を取りにいくには、どんな命令(プログラム)を出せばいいかな?」と星野先生が問いかけると、みんな一斉にマップを見つめます。
何やら小声で相談するペアもいれば、「先生〜!」とヘルプ要請をするペアもあり、やがてあちこちのテーブルから「できた!」「ちゃんと動いたよ」なんて声が聞こえてきました。
子ども達は、まずは指示ブロックを1つボードにのせるところからスタートし、そのまま2つ、3つとブロックを増やしていきます。ブロックが増えるにしたがって、より複雑な動きをしてくれるボットくん。うまくいったら、それぞれのワークシートに宝石シールを貼っていきます。子ども達はとっても楽しそうです。
マップには「爆弾」や、チクチクとげのある「サボテン」もあり、それらの障害物を避けてボットくんを動かす、ちょっぴり難しいミッションもありました。試しては失敗し、失敗したら考えて相談して、また試して……プログラミング的思考で重要とされる「トライアンドエラー」を自然と体験する子ども達。
ママ・パパも、少し離れた席から身を乗り出すようにして子ども達を応援していました!
年少さんのプログラミング体験ものぞいてみた
さて、ここでちょっと「一番小さな子ども達のワークショップ」をのぞいてみましょう。こちらでは色あざやかなマップを絨毯の上に置き、靴も脱いで、リラックスした様子で初めてのプログラミングにチャレンジ中。
くもん出版の上田先生は、幼いお子さん達ともすぐに仲良しに。子ども達が先生の青いエプロンをひっぱったり、「あのね、あのね」と声をかけたりしている様子がとっても微笑ましく、思わずコエテコ取材班も笑顔になりました。
子ども達は、指示ブロックをおもちゃ感覚でいじりながら「いっこ、にこ、」と数えたり、ボットくんが動くのを見たりしています。ひとりでじっくりボットくんを観察する子もいましたよ。
パパのお膝の上で一緒にプログラムする子もいれば、先生の横にくっついてボットくんから流れる音楽に聞き入る子も。
「4歳から学べるプログラミング」、マタタラボならではの光景ですね。
小学生はより難しいミッションにチャレンジ!
午前の部では、小学生が少人数だったため、先生がマンツーマン状態で指導しながらマタタラボを動かしていました。見事な集中力の子ども達を邪魔しないよう、そっとのぞいてみることに……。
こちらは3年生の男の子。終わったあとに感想を聞いてみると「自分でロボットを動かす、コントロールしている感じ」がとてもおもしろかったそうです。
小学生ともなると飲み込みが早く、チャレンジブックを参考にしながらどんどんとカリキュラムを進めていきます。指示ブロックに、数字ブロックを組み合わせれば「右に2回」「前に3回進む」などもプログラムできるそう。
さらには「繰り返し」などのループブロックも使用。アルゴリズム思考(問題解決のために適切な手順・順番を考える)の実践が垣間みられるグループセッションでした。
マタタラボ×これからKIDS|午後の部はボットくんレースで大盛りあがり!
では、午後のワークショップを見ていきましょう。一番おおきな教室は、小学1年生から3年生がメインのワークショップです。
このワークショップでは、3年生の子と低学年の子がペアを組みました。異なる学年の子ども同士が協力し合って、マタタラボに初挑戦。さまざまな風景が描かれている自然マップを使い、ブロックでプログラミングを組み立てて、森に行き、湖を通り、さらには島へとボットくんを動かします。
マップ1周の旅は、ボットくんを何度も方向転換をさせ、障害物を避けて進ませる必要があるため、とても大変です。
「あと4つ前に進ませたいけど、ブロックが足りない!」
「右に行って、もう1回右に行かないとダメだなぁ」
そんな声に、星野先生が「ブロックのピースが足りないんだね。どうしたらいいか、ちょっと考えてみようか!」「たとえば、繰り返しのブロックと組み合わせたらどうかな?ボットくん自体の向きを変えてみるとか?いろいろ工夫して試してみてね」とヒントをくれました。
うまくいかずに失敗を繰り返しながらも、子ども達は新しいアイデアを思いつき、数字ブロックやループブロックをうまく活用しはじめました。
「間違っちゃってもいいんだよ!どんどんチャレンジしましょう!」星野先生の声が教室に響きます。
子ども達はしだいに、動かす前から「先にルートを考えてみようよ」と、頭の中でプログラムの動きを想定するようになっていました。こんな短時間で、目に見えるブロックから頭の中へステップアップできるなんて、子ども達の柔軟さとマタタラボの可能性には驚かされるばかりです。
ボットくんレースでエキサイト!
ひととおりプログラミング体験を経たところで、楽しかったワークショップもおしまいの時間。最後に星野先生から、「ボットくんがどこまで遠くへ行けるか競争してみましょう!」とレース大会の開催が伝えられました。子ども達の瞳がますます大きくなり、やる気満々の様子です。
ボットくんは、プログラムをしなければ動きません。上手に動かすには、指示ブロックや数字ブロック、ループブロックをうまく使うのがポイント。お友だちと相談するペア、ひとりがブロックを組み立てひとりが動きを確認するペア、しばらくペアごとの作戦タイムとなりました。
そして、いよいよレースが始まります。
レースでは付き添いの保護者の皆さんも、(感染症対策で)声を出すのは我慢しながら、拍手で応援!
見守っていた星野先生も、どんどん進んで止まる様子のないボットくんの動きにビックリしていました。
こうしてレース大会で盛り上がったところで、本日のワークショップは終了となりました。頬を紅潮させた子ども達の満足そうな表情、たくさんの笑顔に包まれた素敵なワークショップでした!
参加してくれたお子さんからひとこと&先生のことば
「自分でボットくんを動かすところがおもしろかったです。向きを変えたり、前や後ろにすすめたりできました」
そう答えてくれたこちらのお子さんは、お父さまによると「普段はマインクラフトが大好きで、ゲームからプログラミングに興味を持った」とのこと。想像力を働かせるマタタラボの教材に興味を惹かれ、ワークショップに参加してくださったそうです。がんばったね!
「ボットくんがかわいかった。動くのがとてもおもしろかったです」
ロボット系の教材ながら、キュートなボットくんに女の子も興味津々の様子でした。マタタラボでは、まるでお人形遊びのようにおうちやお部屋を作り、そこでボットくんを動かすこともできるそうです。さまざまな遊び方・使い方ができるところも、マタタラボならではの魅力だと感じました。
くもん出版 星野先生にインタビュー
ワークショップ終了後、さまざまな声かけで子ども達のやる気を引き出していた星野先生にお話を伺いました。
星野先生:
今日はたくさんのお子さまとマタタラボを通じて触れ合うことができて、とても楽しかったです。
今日、実際のようすをご覧いただいたように、トライアンドエラーのプロセスを自然と体験できるところがマタタラボの優秀なところです。疑問を持ち、課題を見つけ、解決するために何をしたらよいのかを考え、実行する。問題解決の一連のプロセスをマタタラボを通じて体験できるのが大きな強みです。小さいうちから課題解決力や論理的思考力を育んでおけば、学習面においても、将来的には仕事の場でも、お子さまの大きな力となるはずです。
マタタラボには、パソコンもインターネットも必要ありません。未就学児のお子さまでも遊び感覚でプログラミングに触れていただけますし、本格的に興味が湧いてくれば、作図、音楽、センサー機能を活用したプログラムまで、どんどんステップアップしていけます。お子さまの興味や成長に合わせて長くつきあえる教材かと思いますので、ぜひ、おうちでもマタタラボを楽しんでもらえたらと願っています。
これからKIDSのゆっか先生にインタビュー
さらに、「これからKIDS」で指導にあたられ、本日のワークショップでも子ども達の笑顔を引き出されていたゆっか先生にお話を伺いました。
ゆっか先生:
本来、プログラミングは難しいものではなく、とっても楽しいものです。今日のマタタラボさんとのワークショップでも、たくさんの子ども達の楽しそうな笑顔が見られてうれしかったですね。ボットくんはかわいいし、ブロックを組み立てていくのもわかりやすく、小さなお子さまでもプログラミングに楽しく触れられるところが素晴らしいなと思いました。
本日は特別ワークショップという形で取材していただきましたが、これからKIDSでは日頃より、少人数制でひとりひとりのペースにあわせて、自由にプログラミングを学べる環境をご提供しています。通常の授業でも「楽しむこと」を大事にしているので、ぜひ一度、体験に足を運んでいただければ幸いです!
にゃんこスターがプログラミング講師に!「アンゴラ村長と学ぶなわとび音ゲーイベント」をレポート|KIKKAKE×これからKIDS
今回レポートするのは、4歳から中学生までを対象とするプログラミングスクール・これからKIDS(キッズ)の体験イベント、「にゃんこスター アンゴラ村長と学ぶ! なわとび音ゲーを作ろう!」。なんでも、あの「縄跳びネタ」をScratchで再現しながらプログラミングが学べるそう。いったいどのような世界が繰り広げられるのでしょうか?密着レポート&インタビューしました!
この記事をcoeteco.jp で読む >ライターコメント「スマイル」にあふれたワークショップ
本日のワークショップでは、あちこちでたくさんの笑顔が見られたのがとにかく印象的でした。未就学児の子ども達がゴロンとなってボットくんをいじっていたり、レースで飛び上がって喜んでいる子ども達がいたり、思い通りのプログラムができて「ふう〜」と息を吐いたあとに破顔一笑、とても素敵な表情を見せてくれた子ども達もいました。ブロック感覚でプログラムが体験できるマタタラボのシンプルさ、カラフルで子どもにもとっつきやすいワークシートやチャレンジブック、何よりかわいいボットくんを自分で動かせる楽しさが、子ども達を魅了したのでしょう。「楽しむ」ことを大切にされるこれからKIDSの先生がたも、終始笑顔で指導にあたられ、和やかな雰囲気でワークショップを終えました。
プログラミング教育は、「これからの社会に欠かせないリテラシー」「将来につながるスキル」という文脈で語られがちです。しかし、だからこそ入口は子どもが「もっとやりたい、知りたい、学びたい」と思えるような楽しいものであってほしい。そんな願いを叶えてくれたのが、「くもん出版マタタラボ×これからKIDS」の素敵なワークショップでした。
幼児からのSTEAM&プログラミング学習教材 「Matata」製品についての詳細はこちら ダウンロード 取扱説...
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編集部注:ここではプログラミング教室向けの教材『マタタレッスンセット1』も使用してワークショップを行っています。