幼児向け英語教材とは?選び方のポイントや人気のある教材を紹介

幼児向け英語教材とは?選び方のポイントや人気のある教材を紹介

子どもが小さいうちから英語を学ばせたいと考えている保護者も多いのではないでしょうか。英語教材にはそれぞれ違った特色があり、子どもに合ったものでかつ使い続けられるものを選ぶことが大事です。今回は、幼児向け英語教材の選び方とおすすめの教材を紹介します。

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幼児向け英語教材とは?


幼児向け英語教材と幼児から英語を学ぶ必要性について詳しく見ていきましょう。

主に小学校入学までの子どもを対象にした英語教材

幼児向け英語教材とは、主に保育園や幼稚園の年長児くらいまでの子どもを対象に作られた学習用教材のことです。教材によって対象年齢が異なり、中には母親のお腹のいる胎児期から使うことができるものもあります。

教材によって内容はさまざまですが、基本的には、アニメーションやカード、おもちゃ、短編絵本などで、子どもの好奇心を刺激して英語への興味を引きつけるものとなっています。

幼児に英語教材が必要な理由とは

幼児から英語教材で勉強することで「英語耳」や「英語脳」が育ちやすくなり、小学校の英語にも抵抗感なく取り組むことができる可能性が高くなるためです。

敏感な聴覚を持っている赤ちゃんの時期から英語を耳にしておくことで、英語感度の高い「英語耳」を養うことができると言われています。大人になってから英語を学ぶ場合、英語を日本語に置き換えて理解しますが、バイリンガルの場合、英語を英語のまま理解できる英語脳を持っているそうです。英語脳は子どものころに英語にたくさん触れることで養われるため、英語に触れる環境作りをしておくといいでしょう。

幼児英語教材の選び方は?


幼児向け英語教材は決して安い買い物ではないため、できるだけ失敗を避けたいですよね。どの教材にするのかを見極めて選ぶことが大切です。選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

ポイント①子どもの年齢を重視する

幼児向け英語教材は、対象年齢に合わせたものを選びましょう。0歳から英語を取り入れたいなら、音声で英語の発音に親しめるCD教材がおすすめです。意味はまだ理解できなくても、毎日の生活の中でBGMとして聞いておくだけで、自然と英語耳を育てることができます。

2歳ごろからの英語学習であれば、物の名前と意味が理解できるよう、DVD教材がいいでしょう。映像と英語で意味をくみ取ったり、英文を聞いたり、楽しく映像を見ながら自然と英語に親しむことができます。

3歳ごろからの英語学習なら、テキストやカードを使った教材をおすすめします。イラストを見て理解しながら、英語を定着させていきます。耳で学ぶCDを取り入れるのもいいでしょう。

ポイント②子どもが飽きない教材を選ぶ

なかなか集中できない子どもの教材は、飽きない工夫がされていることが大切です。子どもは様々な刺激によって成長していくため、DVDを見ながら体を動かしたり、おもちゃで遊んだりと、手足を使って学ぶ教材がいいでしょう。

好きなキャラクターが登場するものや、生活に根差した内容なら、子どもも自然と興味を示してくれるかもしれません。子どもが楽しいと思えるかどうかに重点を置いて選んでください。

ポイント③取り組む時間を確認

教材に取り組む時間の目安も確認しておきましょう。未就学児の集中力は年齢プラス1分ほどと言われており、あまり長くは続きません。教材を使った取り組み時間は、10~15分くらいのものを毎日使うのがおすすめです。

DVDやCDなど、時間は長くても、コンテンツが区切られているようなものなら、子どもの集中に合わせて調整しましょう。

ポイント④価格帯はさまざま

幼児向け英語教材の価格帯は、数千円のものから数十万円するものまで様々です。また、教材には一括ですべての教材を受け取るものと定期的に受け取るものがあります。

一括で受け取る場合は基本的に、定期受取より安くなるケースが多いようです。定期受取の場合は、月払いになっていることが多く、定期的に新しい教材が追加されます。

高い教材でも使わなければ意味がないため、価格ではなく学習内容重視で選ぶのがいいでしょう。あらかじめ予算を決めたうえで、金額と教材の内容を確認してください。定期受取の場合、毎月の月謝が負担にならないよう、続けやすい価格のものにしておくことも大切です。

番外編:子ども用教材は中古でもOK?

お試しで使ってみたい場合は、中古で幼児向け英語教材を探すのもいいでしょう。いったん人の手にわたったもののため、正規価格よりも安く購入できることがほとんどです。気になる英語教材をネットなどで探してみるといいでしょう。

ただし、中古での購入には、公式サイトで買うような特典や返金保証はないため、使ってみて違うかなと思っても返品することはできないのでご注意を。

幼児向け英語教材11選


最後に、人気の高い幼児向け英語教材をご紹介します。対象年齢と価格、口コミを参考に、自分の子どもにぴったりの教材を見つけてください。

7+BILINGUAL(七田式)

幼児教育の七田式から販売されている「7+BILINGUAL」は、幼児・小学生向けの英語教材です。主人公の女の子と世界を旅しながら英語を学ぶというストーリーに沿って、ペンから音声が再生する「音声ペン」で学習を進めていきます。学習は1日7分程度で35日間続けることで、日常会話で使える英語のフレーズを学んでいきます。

価格:3万2780円(税込み)

新装版 にほんご えいご なまえずかん

東京書店から出版されている「にほんご えいご なまえずかん」は、動物や果物などの単語を学習できる教材。音声ペンがついており、マークをタッチするだけで日本語と英語の両方の音声が流れます。イラストが満載で、子どもも絵本を読む感覚で自然と英語に触れることができます。収録されている単語数は531語。英語のフレーズや歌、クイズなども収録されています。

価格:3700円(税抜き)

ペンがおしゃべり! ベビー&キッズ えいご絵じてん500&22SONGS 三訂版

旺文社から出版されている「ペンがおしゃべり! ベビー&キッズ えいご絵じてん500&22SONGS 三訂版」は、0歳から小学校低学年まで長く愛用できる英語教材。音声ペンで絵をタッチすることで、ネイティブスピーカーよる単語やフレーズが音声で流れます。収録されている英単語は小学校英語や英検にも役立つ500語。英語の歌も17曲含まれています。作曲・編曲は、NHKの教育番組「えいごであそぼ」でもおなじみのエリック・ジェイコブセンさん。楽しい曲に合わせて英語耳を養うことができます。

価格:6820円(税込み)

CD付き英語カード あいさつと話しことば編

くもん出版から発売されている「CD付き英語カード あいさつと話しことば編」は、幼児を対象とした英語教材。セットになっているCDで発音を確認しながらあいさつなどの46の会話表現を覚えることができます。CDには英語の歌も含まれています。英語カードは他の種類も販売されているため、マスターしたら次の英語カードを購入して、知識を広げていくのもいいかもしれません。

価格:1650円(税込み)

Worldwide Kids

「Worldwide Kids」は、ベネッセコーポレーションによる0歳から小学校向けのハイレベル英語教材です。DVDとCD、おもちゃや絵本など、ネイティブの英語のみを使った教材はもちろん、英語をアウトプットする機会もたくさん用意されており、遊びながら話せる英語力を身につけていくことができます。マタニティーや0歳からはじめるならStage0から、1歳以上ならStage1からのスタートです。教材の貸し出しやおうちでの英語遊びアドバイスなどにより、実際に試してみることのできるサービスも用意されているため、気になる人は活用してみましょう。

価格:Stage0から 28万5560円(税込み)
   Stage1から 24万9480円(税込み)

こどもちゃれんじEnglish

ベネッセコーポレーションが提供している「こどもちゃれんじEnglish」は、小学校までの英語学習をサポートする1歳から6歳向けの英語教材です。2カ月に1度教材が届く仕様で、DVDによるインプットはもちろん、おもちゃや絵本などのセット教材が学習効果を高めます。

「こどもちゃれんじ」会員なら、月会費がお得になる特典も用意されているため、しまじろうが好きな子どもにおすすめです。月齢に応じた教材が届くため、子どもの興味に合わせて楽しく英語を学ぶことができます。

価格:3万5196円(税込み)
   ※ぷちEnglishからスタートした場合

りすぴこ

「りすぴこ」は、アルクが提供する幼児向けのタブレット英語教材です。英語がはじめてなら「りすぴこOrange」、英語学習経験があるなら「りすぴこBlue」と、子どもに合わせて選べる2つのコースが用意されており、それぞれ月額料金が異なります。

特徴は子どもを飽きさせないバラエティ豊かで多彩なコンテンツです。たくさんのカテゴリーはもちろん、定期的に配信される動画コンテンツで楽しく英語に触れ合うことができます。タブレットの使い過ぎを防止するタイムキーパー機能などもあり、パパママも安心です。

価格:りすぴこOrange 月額1980円、初回980円(税抜き)
   りすぴこBlue 月額2180円、初回980円(税抜き)
   スターターセット料金 どちらも5000円(税込み)
   ※タブレット端末は含まれない

パルキッズプリスクーラー

英語学習教材を手掛ける「パルキッズ」の「パルキッズプリスクーラー」は、0歳から8歳までの英語初心者向けの教材と、2年間のオンラインレッスンで行なう英語学習です。インプットを重視したカリキュラムにより、英語耳と英語脳、さらには読解力と文章力を身につけていきます。

1日のレッスンはかけ流しによる英語のインプットと3〜5分程度のオンラインレッスン。無理なく続けられるので、学習習慣を身につけることにもつながります。パパママに手間がかからないので、共働き世帯にも人気です。

価格:8万4700円(税込み)

さわこの一日

「さわこの一日・英語版」は、七田式から発売されている0歳から6歳向けの英語のCD教材です。幼児期に英語耳を育てることを目的に作られており、英語の音をかけ流すことで、日本語を習得するように英語を習得することができます。

取り組み方はCDのかけ流し、テキストを見ながらCDを聞く、音読の3ステップ。聞き流す時間は1日10~20分と、無理のない時間でOKです。主人公の一日の流れを追ったストーリーのため、しつけや生活習慣にもつなげることができます。

価格:1万1000円(税込み)

アルクのえいご絵じてんSUPER

「アルクのえいご絵じてんSUPER」は、3歳から12歳までを対象とした英語教材。付属のタッチペンにより、12歳までに身につけておきたい2,200もの英単語や会話、歌、チャンツを楽しく学ぶことができます。

音声はネイティブスピーカーによるもので、アメリカを舞台にした構成になっており、遊びながら自然と異文化を学ぶという側面もあります。索引の充実により、辞書としても活躍してくれるのも、長く愛用できるポイントです。

価格:1万4960円(税込み)

Goomies と Pinkfong DVD4巻セット

英語伝の「Goomies と Pinkfong DVD4巻セット」は、0歳から6歳までを対象とした英語耳を作るDVD教材です。アニメーションと歌、童話、フォニックスという充実の内容。各エピソードは3分ほどなので、まとめて見るのはもちろん、すきま時間を利用して活用することもできます。

楽しいDVDにより、見るだけで自然に英語を身につけることができるのが大きなポイント。まずは公式サイトで動画の一部をチェックしてみてください。

価格:1万1000円(税込み)

まとめ


幼児期からの英語をスムーズに進めるためには、子どもに合った英語教材を選ぶこと、そして継続して活用することが大切です。教材には、それぞれに違った特徴や魅力があります。予算を決めて、子どもが楽しく英語と触れ合うことのできる教材を見つけてみてください。

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