とはいえ現在、子ども向けのプログラミングスクールは玉石混交の状態。カリキュラムや教育体制が整ったスクールを選ばないと、習い事を始めても効果は期待できません。
この記事では、プログラミングスクールの選び方や注意点・おすすめのオンラインプログラミングスクールをご紹介します。
プログラミングの習い事におすすめなのはこんなプログラミングスクール!
プログラミングの習い事を始めるなら、スクール選びが重要です。プログラミングを学ぶのに最適なスクールの特徴をご紹介します。子どもが楽しく学べる工夫がある
子どもの初めてのプログラミングの習い事において、最優先されるべきは「楽しさ」です。子どもが楽しく学べるカリキュラム・仕組み・コミュニケーションを備えているスクールを選びましょう。実際のところ、子どもが学ぶプログラミングは、開発現場で使われているプログラミングとは別物です。プログラミング学習では「プログラミング的思考の獲得」「情報収集能力の獲得」などが重視されており、パソコンになれること・プログラミングのカンを養うことを目指してカリキュラムが組まれています。
プログラミングに触れたばかりの子どもに、厳しさや辛さは不要です。子どもが長く・楽しく続けられるプログラミングスクールこそが、よいスクールといえるでしょう。
保護者の負担が少ない
習い事を続ける上で、保護者の負担が少ないことも重要です。子どもの習い事は、すぐに止めてしまうと効果が期待できません。特にプログラミングは、学習効果を実感するまでに長くかかる傾向があります。子どもの創造力ややる気が高まったとき、保護者の都合で止めることだけは避けなければなりません。
保護者の負担になるポイントとしては「月額費用」「送迎」「学習との関わり方」などがあります。我が家の事情を振り返り、「どんなスクールなら通わせやすいか」を精査するのがおすすめです。
少人数制を採用している
プログラミングを徹底して学ぶなら、「大勢対1人の講師」というスタイルはあまりおすすめできません。子どもの学習にしっかりと寄り添ってくれる、少人数制のスクールが安心です。プログラミングを学び始めたばかりの子どもは、分からないことばかり。「つまずいたときにすぐフォローを受けられること」「分からないことを気軽に質問できること」は必須です。
「人見知りで、友だちとなじむまでに時間がかかる」という子どもならマンツーマン式を検討してもよいかもしれません。
プログラミングスクールを選ぶときチェックすべきポイント
「子どもの習い事に」とプログラミングスクールを選ぶときは、多角的なチェックが必須です。プログラミングスクールに通い始めてから「しまった」とならないよう、必ずチェックしておきたいポイントをご紹介します。スクールと子どもの相性
人気の高いプログラミングスクールや評判のよいプログラミングスクールだからといって、子どもに合うとは限りません。スクールの雰囲気や講師陣のテンションが、子どもにマッチするかどうかの確認が必要です。プログラミングスクールには、生徒間のコミュニケーションが活発な「ワイワイ型」、1人ひとりの個性や学びを重視する「マイペース型」などがあります。
ワイワイ型は仲間と協力したり意見交換をしたりするシーンが多く、社交的な子どもにぴったりです。一方1人でコツコツ学びたい子どもなら、自分の学びと向き合いやすいマイペース型がマッチするでしょう。
カリキュラムの内容
プログラミングスクールを選ぶときは、子どもの興味を惹くカリキュラムがあるかどうかをチェックしましょう。プログラミングスクールのカリキュラムは、「ゲームでプログラミングを学ぶコース」「ロボットでプログラミングを学ぶコース」「ビジュアルプログラミングで作品を作るコース」などと多彩です。
子どもが興味を持てるカリキュラムがあれば、プログラミングのモチベーションを維持しやすくなります。
また「本格的なプログラミングまで学んでほしい」と希望する場合は、テキストプログラミングコースを備えたスクールを選ぶと、移行がスムーズです。
月謝・必要な費用
プログラミングスクールで習い事を始めると、月謝のほかに教材費が必要になります。料金はスクールやカリキュラムによって異なるため、必ず詳細を確認しましょう。一般に、月謝に関しては対面式のスクールよりもオンラインプログラミングスクールの方が安価になる傾向です。
プログラミング学習に関しては、オンラインであることはさほど不利にはなりません。「なるべくコスパよく習い事を続けたい」というご家庭は、オンラインプログラミングスクールを中心に探してみてはいかがでしょうか。
無料体験の有無
どれほどたくさんの口コミも、実際の体験にはかないません。プログラミングスクールを選ぶときは、必ず無料体験を利用しましょう。カリキュラムやサポート体制が整っているスクールでも、子どもに合うかどうかは分かりません。「子どもに合うだろうか」と悩むより、実際に子どもに体験させて意見を聞くのが近道です。
たった1回の無料体験でも、プログラミングスクールの雰囲気・カリキュラムの難易度・子どものプログラミングレベルなど、さまざまなことが分かります。
プログラミングの習い事に!おすすめのオンラインプログラミングスクール
子どもの習い事としてプログラミングを始めたい……とスクールを探し始めると、あまりの数の多さに驚くご家庭もあるかもしれません。そこでここからは、プログラミングを学ぶ楽しさを実感できるプログラミングスクールをご紹介。オンラインで学べるので、保護者の負担も少なめです。
ぜひ無料体験を利用して、子どもとの相性をチェックしてみてください。
デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)
出典:デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)マイペースで学習を進めたい子どもにぴったりな、オンデマンド方式のプログラミングスクール。子どもは自分で好きな教材を選択し、動画を見ながらプログラミング学習を進めていきます。選択できる学習コンテンツは100以上あり、自由に・好きなだけ視聴可能です。
選択できるカリキュラムは、ディズニーキャラクターを使ったビジュアルプログラミングコースやマインクラフトで学習を進めるコース、ゲームを作れるRoblox(ロブロックス)コースなどとさまざまあります。本格的なテキストプログラミングのコースもあるので、プログラミングを極めたい子どもにもおすすめです。
学習中の疑問や課題は、チャットやメールで質問できます。リアルタイムで講師とやり取りしたい場合は「学習応援タイム」を利用しましょう。
コース名 | ディズニーコース |
対象学年 | 小学1年生~ |
入学金 | 無料 |
授業料(月々プラン) | 4,980円/月 |
授業料(年間プラン) | 3,980円/月 |
授業形態 | 動画教材による自己学習 |
無料体験 | 14日間 |
クラスモールキッズ オンライン
出典:クラスモールキッズ オンライン子どもたちが大好きな「マインクラフト」でプログラミングを学べるプログラミングスクールです。直感的な操作が可能なビジュアルプログラミングで、マイクラの世界を冒険したりモノを作ったりして楽しめます。
スクールの特徴は、講師1人につき2~3人の少人数スタイルが採用されていること。講師の目がすみずみまで行き届きやすく、「子どもがついていけないかも」という心配はいりません。6割程度がプログラミング未経験から始めるので、初めての子どもでも基本操作からゆっくりと学べます。
カリキュラムのレベルは初級からマスターコースまであり、18カ月(1カ月4回)で全てのコースを習得可能です。
コース名 | マイプロ少人数制グループコース |
対象学年 | 小学校1年生から中学校3年生まで |
入会金 | 無料 |
教材費 | 無料 |
月額料金 | 16,280円(税込) |
授業時間 | 50分 |
無料体験 | あり |
まとめ
「プログラミングを子どもの習い事に」という場合、大切なのはスクール選びです。口コミやSNSなどで有益な情報を検索できますが、何よりも大切なのは子どもが楽しく学べること。必ず無料体験を申し込み、子どもとの相性をチェックしましょう。
子ども向けのプログラミングスクールの選択肢が増えている一方、よいプログラミングスクールを見極める難易度は上がっています。子どもが有益な学びを得られるよう、スクール選びは慎重に行ってください。