習い事と中学受験の両立は?|Crefus(クレファス)の保護者に聞きました
そんなふうに悩んでいる保護者の方も多いことでしょう。
この記事では、ロボット科学教育「Crefus(クレファス)」に通うお子様を持つ保護者に、両立の秘訣についてインタビュー。
ハードな中学受験と習い事の両立をどう乗り越えたのか、クレファスで得た知識・スキル・体験が中学受験にどう役立ったのか?経験者ならではのリアルな声をお届けします。
クレファス巣鴨校|中学受験を乗り越えた保護者インタビュー
受験を無事に終えて、中学生になったお子さまについて答えてくださったY・Hさん。明るくておおらかなお母さま!
レゴでロボットを作りテキストで考える力がつくクレファスの学び
——クレファスにはいつごろから、どのようなきっかけで通い始めましたか?Y・Hさん:
クレファスには小学校入学前、年長児のプレスクールから通い始めました。夫がエンジニアなのと、息子自身もなんとなく理系かな?と感じさせる素質があったため、理系教育の一環としてプログラミングを習わせることに決めました。
スクールの候補はいくつかあったのですが、クレファスに惹かれたようで息子本人から通いたいと言われました。調べてみると、老舗で実績があり、評判や口コミも良かったため、そのままクレファスに入会しました。
——クレファスのカリキュラムや授業内容についてはいかがでしょう?

クレファスのワークシート。プログラミングやロボット制作だけでなく算数や理科、社会と幅広い領域も学べる内容になっている。
Y・Hさん:
テキストがカラフルで、子どもでもわかりやすいのがいいですね。レゴ®ブロックでロボットを作るだけでなく、ワークシートに考えをまとめて書き込むタスクもあるため、思考力が身につくように思います。
安易に答えを教えるのではなく、子ども自身に考えさせる指導もいいなと感じています。半年ごとにある発表会も、とても良い体験になっていますね。発表会を通して、息子がどんなことを考えているのかがわかりますし、少し先のカリキュラムが見えるので、親としても勉強になります。
——4年生では、シルバーコースで全国大会1位という素晴らしい成績を残したと伺っています。

教室には生徒さん達の表彰状やプレゼン資料がびっしりと張り出されている。
Y・Hさん:
まさか優勝できるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。教室の先生の方が私たちよりも喜んでくださいました(笑)。親子ともに良い経験、良い思い出になりました。
好きなことに没頭することでリフレッシュでき受験勉強にも集中できた!
——中学受験のために習い事を退会する方も多いなか、「休会」する形で継続したのはなぜでしょうか?Y・Hさん:
中学受験は人生の通過点なので、大好きなクレファスをやめるのはもったいないと考えたためです。
もし受験がうまくいかなくても、戻る場所があることで、子どもが安心するのではないかという考えもありました。
——「中学受験は通過点」、確かにそうですね。しかし、そこまで達観するには時間がかかったのでは?
「受験では親子喧嘩もした」と話すHさん。大変だったことも笑顔で語る、そのおおらかさ、ほがらかさはあたたかい!
Y・Hさん:
もちろんです。私も最初は焦ってしまったり、息子に厳しくしてしまったりすることもありました。壮絶な親子喧嘩もしましたよ(笑)。
今だから笑って話せますが、受験は親子でのめり込んでしまいがちで、真っ最中は本当に苦しかったですね。息子にあたってはいけないとわかっていても、「なんでやれないの!」と態度や言葉に出てしまったこともあります。
それでも、クレファスという大好きな場所があったことで、息子も気分転換ができたようです。
今回、息子にクレファスのどこが好き?と聞いたら、「居心地がいい」と答えました。
好きなことに没頭できる、クレファスに行くと気持ちがリセットできる。受験勉強は長く続くので、息を抜ける場所は、やはり必要な気がします。
——クレファスの先生とは、中学受験について相談しましたか?
Y・Hさん:
はい。5年生くらいから塾の日程も詰まってきたので、両立するためにいろいろと先生にご相談する機会が増えました。子どもが通う中で、私自身もクレファスの先生と信頼関係を築くことができたので、受験に関することを自然と相談できる環境があったのはありがたかったですね。振替授業はもちろん、オンラインなど柔軟に対応していただけたので、とても助かりました。
教室の稲田先生とHさん、和やかに話す中でも先生に対する揺るぎない信頼が見えてくる。
面談では「息子が国語で苦労している」と、受験のご相談もしていました。その時、国語が得意な稲田先生から、長文読解のコツなども教えていただいたんですよ。
——受験の相談もできるくらい保護者様と先生との関係性が築けているのは、とても心強いですね。
Y・Hさん:
先生にはたくさん助けていただきました。クレファスの先生は受験から少し離れた立ち位置で塾の先生とは違います。
母親である私は常にアレコレ言っていますから、息子には響かない言葉もありました。
ですが、長くお世話になっている息子も稲田先生のアドバイスは素直に受け止められたようです。そういう意味で、親子ともにメンタル面でもずいぶんと助けていただいたなと感謝しております。
滑車や展開図の問題もクレファスで培った知識があったから苦にならなかった
——受験前、いつ頃のタイミングでクレファスを休会されましたか?Y・Hさん:
クレファスでは前期の発表会が9月下旬にあるので、それが終わったタイミングで休会しました。子どもとは、「クレファスをお休みした時点から、受験は本格モードだから、終わるまでは集中して頑張ろう」という話をしました。
——クレファスで学んだことは、受験にどのように役立ちましたか?
レゴ®ブロックで制作する滑車を活用したロボット
Y・Hさん:
入試問題では、展開図や滑車の問題など、比較的「難しい」と言われる問題も、クレファスのおかげであまり苦労なくクリアできたようです。
勉強として覚えたのではなく、手を動かし、ロボットを作る過程で自然と理解が深まったのが良かったのかもしれません。自分で試行錯誤しながら理解に落とし込んでいった成果だと感じています。
また、発表会を通じて度胸をつけたことも、受験に好影響だったのではと考えています。ジャンルは違えど「本番慣れ」しておいたことで、模試や入試本番でも、そこまで緊張しなかったようです。
——そして受験を乗り越え、お子さまは中学生になったのですね!中学校の勉強にも、クレファスでの学びは生きていますか?
Y・Hさん:
はい。相変わらず数学と理科は得意です。最近英語がちょっと苦手になりつつあるようで、今後の課題ですね。
ただこれも、クレファスでいずれPython(プログラミング言語)を学ぶようになれば、自然と触れる機会が増えるのではないかと期待しています。教科の学習ではありませんが、プレゼンテーションが年々うまくなっているのも、成長を感じるポイントですね。
中学受験や学校の勉強と習い事の両立で悩んでいる保護者へのメッセージ
Y・Hさん:受験は大変ですが、子どもと濃密な時間を過ごし、一緒に乗り越える貴重な経験です。
もし、お子さんに大好きな習い事があるなら、無理に辞めさせなくても、先生に相談しながら続けていくのもひとつの方法です。クレファスは柔軟に対応してくれるので、ぜひ一度ご相談してみてください。

見事受験を突破したY・Hさんのお子さま。クレファスも中学生活も満喫中!
クレファスあざみ野校|中学受験を乗り越えた保護者インタビュー

「子どもを第一に考える」ポリシーを貫き、中学受験を突破されたS・Aさん
レゴ®ブロックが好きだった息子にクレファスはピッタリだと思った
教室にはたくさんのレゴ® 教材作品が並んでいる。
——クレファスに通い始めたのはいつ頃ですか?きっかけは何だったのでしょうか?
S・Aさん:
クレファスに通い始めたのは、息子が小学校1年生、5月あたりのことでした。
きっかけは、息子がレゴ®ブロックで遊ぶのが好きだったことです。息子の普段の様子から、なんとなく理数系に関心があるのではと感じており、モノづくりを通して創造性を育んでほしいという思いがありました。レゴ®教材を用いてプログラミングも学べるクレファスは、まさにぴったりだと感じました。
「ロボット作りだけでなく、将来的には本格的なプログラムも書いていく」と伺ったのも後押しとなりました。私たち夫婦ともに仕事でプログラミングに触れる機会があり、「これからの時代に必要なスキルだ」と考えていたのです。長い目で見ても教育に良さそうだと感じたため、入会しました。
——クレファスの授業で特に印象に残っていることはありますか?
S・Aさん:
まずは何より、楽しそうに授業を受けているのが印象的でした。

レゴ®教材を使った生徒さんの作品。年長さん、低学年からも使いやすいカラフルな教材。
S・Aさん:
クレファスでは半年に1回発表会があります。発表会に向けて自分なりに工夫して作品を作り、プレゼンテーションをする経験は、とても良い刺激になったようです。
——ゴールドコース在籍時には全国大会にも出場されたそうですね!
S・Aさん:
はい、5年生の終わりにあざみ野校の代表に選ばれて、全国大会に出場することができました。
コースを周回するロボットは、1周目、2周目、3周目で異なる動きをしなければならず、息子は試行錯誤を重ねていました。根気強くプログラミングに取り組み、成果を出せたことで、よりいっそう彼の成長を感じた瞬間でした。
やりたいことを最後までさせてあげたことで一気に受験モードにスイッチが入った
オンラインでインタビューに答えてくださったS・Aさん。体験を交えながら冷静に分析して、とてもわかりやすく答えてくださった。
——中学受験と習い事を両立させるのは大変だったかと思います。特に6年生になってからは塾の時間が増えたと思いますが、クレファスを続けようと思われたのはなぜですか?
S・Aさん:
6年生にもなると塾の時間も非常に長くなるので、クレファスを休会することも考えました。しかし、息子が「できるだけ続けたい」と言ったため、様子を見ながら9月の発表会まで続けることにしました。
息子は「受験が終わったらクレファスに戻りたい」と言っていたので、再開する前提で先生にご相談し、本人ともよく話をして、結局、11月から1月の3ヶ月だけ休会しました。2月初旬に受験が終了しましたので、そこから集中してクレファスを受講し、なんとか3月の発表会に間に合わせることができました。
——中学受験とクレファスの両立は、悩ましい判断だったのでは?
S・Aさん:
はい。やはり実際には6年生の前半とか、「中学受験だからもっとやらせなくてはいけないのではないか」「こんな感じで大丈夫なのかな」という心配はありました。
ただ、うちの子は好きなことはずっと続ける傾向があるんですね。クレファスに関しても、それこそ小学校の間、一度も「行きたくない」とは言いませんでした。その積み重ねを考えても、本人が打ち込んでいるものを無理に辞めさせるのはどうなのかな、と思いました。
私も妻も、プログラミングの経験が多少なりともありますから、このまま続けてPython(プログラミング言語)の勉強にもつなげたかったのもあります。最終的には、本人が好きなものは、なるべく続けさせてあげたいという思いで両立を決めました。
——そしてクレファスを休会し、一気に受験モードに入ったわけですね。
S・Aさん:
11月以降は塾の日程もびっしりでしたし、模試の回数も残り少なくなり、過去問演習も入ってくる大事な時期でしたから、毎日勉強に打ち込んでいました。
あまり親がプレッシャーをかけても効果がないと思いましたので、たとえば「これをやった方がいいんじゃないの?」くらいにとどめて、口うるさく言わないように気をつけていました。
——受験本番が近づくにつれ、ついつい追い込んでしまいがちですが、程よく距離感をもって接していらっしゃったのですね。
S・Aさん:
最初はやはり、「なんでこれをやらないの?」という話になりかけました。
でも、あまり良い結果を生まないと感じましたし、クレファスを休会した後は自覚が出てきたのか、自分の意思できちんと勉強に向き合うようになっていたので、本人の意欲や意思を重視しました。
——クレファスで学んだことが、中学受験の勉強にどのようにつながったと感じていますか?
S・Aさん:
中学受験は、長い時間を勉強にあてて過ごします。どうしても息が詰まりがちななか、子どもが好きなこと、やりたいことを最後の最後まで続けさせたことで、毎日にメリハリが生まれ、最後まで勉強を頑張れたのではと感じます。
クレファスに通い、リラックスした時間を過ごせたことで、いざ勝負どころに差し掛かったときも、一気に集中する姿勢に切り替えられたのは大きかったですね。
プレゼンテーション力がついたことは将来必ず役に立つ
——1年生からの約7年間で、特に成長を感じたのは?S・Aさん:
発表会ごとに、息子の成長を実感しました。初めて発表会に出たときは、模造紙に書かれた内容を一生懸命に読み上げるだけで精一杯だったのを覚えています。

最初は模造紙に発表内容を書く。その後はスライドを使い、プレゼン資料を作る。資料作成スキル+プレゼン力をつける内容だ。(Crefus公式サイトより)
それが今では、スライドを駆使して解説できるようになりました。5年生になる頃には、経験談も交えながら自分の言葉で話せるようになっていました。声も大きくなり、堂々と発表できるようになったのは、大きな成長だと思います。
——クレファスで学んだことで中学の勉強に活かされている部分はありますか?
S・Aさん:
多くの私立中学がそうであるように、息子の進学先でも、自分で課題を見つけ、調べて発表する探究活動が盛んです。
そんななか息子は、クレファスで培ったプレゼンテーション能力を活かし、スムーズに活動に取り組めているようです。こうした力は一朝一夕には伸ばせないので、クレファスに通い続けて積み上げてきた体験が活きていると感じます。
プレゼン能力もそうですが、テクノロジーが急速に発展する現代社会において、プログラミングの基礎知識があることは強みになると思います。息子が今後、どの方向に進むのかはわかりませんが、クレファスで学んだことは将来的にもどこかで活きてくるのではないでしょうか。
Crefus(クレファス)は2023年、20周年を迎え、その実績は非常に長くカリキュラムも完成されている。
中学受験を考えていて、習い事との両立で悩んでいる保護者へのメッセージ
S・Aさん:中学受験への考え方は各家庭によってそれぞれです。しかし、あくまで私の経験から言えば、受験勉強に絞るのではなく、あえて好きな習い事も続けることで、モチベーションを維持し、最後まで頑張れるメリットがあると感じました。
我が家でも、6年生になり、いよいよという段階でなかなかエンジンがかからず、焦ったこともありました。
しかし、最終的には本人の自覚が芽生えるかどうかにかかっています。本人のモチベーションを保ち、集中できる環境を作ってあげれば、いい結果につながるのではと思います。

「受験の期間、いつも柔軟に対応していただいた」と話すAさん。教室の楢崎先生と和やかに話す。
まとめ
お二人の保護者に共通していたのは、「子どもの好きなことを無理にやめさせない」「好きな習い事が受験の息抜きになり、勉強の集中力が増す」というご意見です。中学受験と習い事の両立は悩みが尽きないテーマですが、ご家庭の方針を決めるヒントが得られたのではないでしょうか。クレファスでは、子どもたちが大好きなレゴ®教材でのロボット制作を通じ、図形や滑車 、小数と分数の計算、てこの規則性、円と円周率、生物や宇宙、地図……などについて学びます。
それぞれを暗記科目として学ぶのではなく、ロボットプログラミングを通じて自然と理解を深めるカリキュラムは、学校の勉強や受験にも非常に役立つはずです。お近くの教室で、ぜひ体験してみてください!
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