(取材)Crefus武蔵小杉校|2つ目の校舎をオープン!人気殺到の子ども向けロボット教室に突撃取材
Crefus(クレファス)はブロックでプログラミングを学べる人気の教室。Crefus武蔵小杉校は生徒が増えたことから武蔵小杉駅前に2つ目の教室をオープンしました。今回はCrefusの人気の理由を探るべく、保護者の方とお子さま、さらに中学受験をしながらCrefusに通い高校生になった生徒さん、Crefusの先生にもお話を伺いました。
この記事をcoeteco.jp で読む >年長・小1からロボット製作×プログラミング×STEMが学べるプログラミングスクール「クレファス」は各地で大人気!……と聞くものの、実際の教室の雰囲気や、通っている保護者の声が気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はクレファス戸塚校にお邪魔しました。あどけない表情を見せる年長さんの男の子が、いざ授業が始まると目をまんまるに開いて、一生懸命に先生の話を聞いて、レゴ®ブロックを組み立てて動かしていました!
「保護者の声」と「実際の教室の様子」もぜひチェックして、プログラミングスクール探しの参考にしてくださいね。
後半では中学受験や高校「情報Ⅰ」とクレファスでの学びについてのお話もあります!
Crefus(クレファス)とは?
クレファスの特徴
- 子どもたちが大好きなレゴ®ブロックの教材を使用
- 年長さんから高校生まで体系的に学べるカリキュラム
- ロボット製作とプログラミングを通じて「算数・理科、社会・国語」も学べる
- 中学受験や高校「情報Ⅰ」でも役立つ知識が身につく
- さまざまなロボット競技大会に参加!世界大会受賞歴も多数
- 2003年設立で実績も豊富、修了生の多くが理系・工学などの領域で活躍
クレファス戸塚校
住所 |
横浜市戸塚区戸塚町3974‐1 インテリアゆかわビル202 |
コース |
Kicks(年長~小2) ベーシック(年長) / スタンダード(小1) / アドバンス(小2) |
Crefus(小3~) ブロンズ(小3) / シルバー(小4) / ゴールド(小5~) | |
Crefus(ゴールド修了者) プラチナ / M2 / M3 | |
Crefus(M3修了者) SS1 / SS2 / SS3 |
戸塚駅からクレファス戸塚校へのアクセスは?取材班が歩いてみた
戸塚駅から旭町通りを、戸塚共立第1病院を左に見ながら通り過ぎます。
戸塚小学校の角を右に曲がって30mで、Crefus戸塚校に到着!徒歩5分程度で、アクセス抜群です。
人通りも多いですし、学校区域なので安心感がありますね。さぁ、では教室に入ってみましょう。
クレファス戸塚校はこんな感じ!授業の様子を見てみよう
ビル2階の教室は広い空間が3つに区切られ、窓がたくさんあり、明るく清潔です。レゴで作られたカラフルなコースが目を引きますね。そして生徒さん達のレゴキットやパーツも整然と並んでいました。
ちょうど「Crefus(小3〜)」の授業が行われている最中でした。女の子も男の子もノートパソコンを前に集中した様子。話を聞くのもためらわれるほど、背筋をまっすぐに伸ばして今日のミッションを行っています。
集中して取り組む様子にくぎ付けになっていたら、今度はとなりで「Kicks(年長~小2)」コースの授業が始まりました。
(年長さんから小学生低学年なら、5歳から8歳くらい。プログラミングとかできるのかな?授業はちゃんと進むのかな?)と頭にちらりと疑問がよぎりました。
ところが……。
先生がよく通る声で「では始めます!」と告げると、子どもたちは一斉に立ち上がり、挨拶をします。
それまでざわついていた教室はしんと静まり、先生の話をみんな一心に聞いています。でも先生の表情は穏やかで、子どもたちの反応を見ながら時おり笑いも交えて、真剣な空気の中にものびやかな雰囲気です。
そして、みんなそれぞれの制作をスタートしました。
このクラスは、SPIKE™Essentialを使用します。プログラムもパッと見てわかりやすい、ブロックを組み合わせるビジュアルプログラミングなので、5歳からでも無理なく学べるようになっています。
今日は信号機プログラムを作っているようです。
先生は子どもたちの質問にテキパキと回答していますが、よく聞いていると、決して「問いに対する答え」は教えていません。「そこまでよくできているね!ここはどうかな?どうなってる?」と子どもを褒めながら、ヒントやアドバイスを与えています。
まだあどけなさが残る男の子は「うーーーん」なんてちょっと首をかしげていますが、先生は根気よく「ここまでできているよね。ほら、見てごらん」とさらにヒントを与えます。
みんな一生懸命にモデルを組み立て、プログラムを行っています。いろいろな作品ができあがってきました。基本の組み立てはオリジナルの組立書を参考に行っていますが、それぞれ道路にビルや緑の木々やゲートを作って設置。
こんなパーツ作りが子どもにとっては楽しいもの。お友達の作品を見ながら「これはなに?」「へぇー!」「わたしも作ろうっと」なんて会話が飛び交っています。
この赤いのっぽの建物はなんでしょうか?
「とうきょうタワーだよ」と教えてくれたのが、年長さんの男の子「Mくん」です。そしてMくんとお迎えにきたお父様にお話を伺うことができました。
このクラスは授業終了後に、お迎えにきた保護者が教室に入り、子どもの作品を見られます。時間になると次々にやってきたお父さんやお母さんに、子どもたちはにぎやかに制作したものやプログラムを見せています。
制作したロボットをスマートフォンで撮影するお母さんの手もとをのぞきこんで、「撮れた?撮れた?」なんて確認する微笑ましい光景があちこちで見られました。
きっと帰り道も親子で「今日、クレファスでね」とお話が盛り上がったのではないでしょうか。
では、ここからは、Mくんとお父様のお話をご紹介します。
クレファス戸塚校に通うお子さまと保護者の方に聞きました!
まず最初に、Mくんにクレファスについて聞いてみました。
大きくなったら警察官になりたいと教えてくれたMくん。そんなMくんのお父さまは、なるべく早いうちから実験やプログラミングなどを体験させたほうがいいかな、と思いつつ、「幼稚園年長では、集中できるかな?」とも思っていたそうです。
その後、クレファスの体験会に参加したところ、Mくんがとても楽しそうなので、これなら良さそうと入会を決めました。
「体験会のとき、楽しかったよね」とお父様が問いかけると、Mくんは大きくうなずきました。
風車をつくったよ。おもしろかった!
ITにも詳しいお父さまから見た「クレファスのカリキュラム」についても聞いてみました。
この前、保護者が授業を見られる日があったので参加しました。
クイズで子どもたちの興味をひきつけたあと、レゴで作った作品をプログラムして動かすという流れで、子どもが楽しく自然にプログラミング的概念を学べる点に感心しました。
プログラミングをただ学ぶ授業ではなく、クレファスでは、何かを作ったり動かしたりして、いろいろな知識やモノの仕組みを学べる点がいいなと思いました。
もうひとつ印象に残ったのは、年長さんとかの小さな子がいるクラスでも、まず最初に挨拶をし、それから先生の話をしっかり聞くことを丁寧に指導してくれていたことです。
小学校入学に向けての準備段階としても、とても良い体験だなと思いました。クラスも少人数なので先生の目が行き届いています。
たとえばエレベーターに乗ると、「エレベーターはどうやって動いているの?」なんて聞いてきます。
身近にあるモノの構造や仕組みに興味を持ち始めたのは、やはりクレファスでレゴを組み立てながら、どうやって動かすのか、どんな仕組みになっているのかを考え、体験しているからなのかなと感じます。
こうした好奇心が、探究心や理系の思考につながっていくので大切な要素だと感じます。
それから、物体のイメージがだいぶつかめるようになってきました。立体の問題なども、最近は頭の中にイメージできるようになってきたようです。
ただプログラミングのスキルが身につけば良いとは思っていません。やはり大事なのはベースとなる論理的思考だと思います。
論理的思考は学校の勉強だけでは身につかないと思います。教わるというより、体験の中から培われていくものではないでしょうか。
クレファスはそうした体験をたくさんできます。楽しみながら、基礎や土台となる知識やスキルを身につけてほしいですね。
AIも当たり前の世界になって、これから新しい技術や新しい変化が起きても、どんな状況でも対応できるようになるには、小さいうちから論理的思考やロジカルシンキングを伸ばすことが重要なのではと思っています。クレファスでたくさんのことを学んでほしいです。
クレファス戸塚校の樋口先生が「気になること・知りたいこと」に答えて下さいました!
Q:クレファスの年長さんから通えるKicksコースについて教えてください。
Kicksコースは、手を動かし、触れて、体験する中での「気づき」を大切にする、ハンズオン教育(体験学習)です。まだ学校で理科を習っていない小学校3年生以下の子どもたちが、身近な道具や機械の仕組みやプログラミングを実際に制作しながら学びます。
もちろん、イチから自分で考えて作るのは難しいですから、このクラスではまずワークシートを見ながら基本となるモノや道具を組み立てます。そして関連する知識を学び、プログラムをして動かす一連の流れで「もっとこうしたらどうだろう」「この仕組みをどう変えたら思った通りになるだろう」と探求し、改良していきます。
計画を立て実行に移し、それがどうだったか検証し改善するPDCAサイクルは、Kicksコースで身につけたい目標のひとつとしています。
Q:クレファスに通うことでどんな力が身につきますか?
クレファスでは、
- ハード(原理・原則)
- ソフト(論理的思考)
- プレゼンテーション(表現力・創造)
これらを学ぶ中で、問題解決能力を身につけていきます。
クレファスのカリキュラムでは、みんな失敗を経験し、試行錯誤を繰り返します。自分で考え、自分で課題を見出し解決し、失敗をしても乗り越えていく力が身につきます。
Q:さまざまなレベルのお子さまがいる中で指導で工夫している点はありますか?
クレファスでは、子どもたちの中にある「答え」を上手に引き出してあげることを大切にしています。答えをそのまま知識として教えて暗記させるのではなく、「なぜそう思ったのか」「どうしたいのか」を聞きながら、子ども本人が回答へとたどり着くように導きます。
教室では、生徒さまの個性やレベルに合わせて、先生は励ましたり、ヒントを与えたりします。
何回か授業をするうちにそれぞれの得意不得意もわかってくるので、「この子はここが苦手だから、具体的なヒントを与えよう」とか、得意分野なら「少し先取りの知識を教えて、どんどん進められるように声がけをしよう」と考えてアドバイスしています。
学校の先生がティーチング(指導)をメインとするならば、クレファスの先生はコーチングを主としています。お子さまに合わせたアプローチをするように心がけています。
Q:Kicksからどのようにステップアップしていくのですか?
Kicksもベーシックから始まり、スタンダードからプログラミング学習がスタートしていきます。小3〜のCrefusのコースでは、より論理的思考を伸ばすようなカリキュラムになっています。
さらに上のクラスではデータ収集と処理、変数の考え方、アルゴリズム、テキストベースによるプログラミング言語の習得と進んで、最終的には企画・開発まで進みます。その間に、プログラミングだけでなく、教科横断的にさまざまな知識・スキルを得るのがクレファスの特徴です。
たとえば小1(推奨)のKicksスタンダードでは、いろいろな実験を通して長さ・重さ・時間の単位について学びます。小2(推奨)のアドバンスでは、てこの原理をはじめとする力学、 図形の性質の基礎を学び、生物や宇宙についても学んでいきます。
このようにロボットを組み立てるだけでなく、モノの仕組みから実際の理科や算数に関わる項目を網羅的に学びながらステップアップしていきます。
Q:クレファスに向いているタイプは?
クレファスはブロックやモノづくりが好き、実験や理科に興味があるお子さま、保護者様から高い評価を得ています。
でも、ちょっと理科は苦手とか、算数とかプログラミングは……とためらいを覚えているお子さまにこそ、クレファスに来ていただきたいです。
クレファスで自分の手でロボットを組み立てて動かし、楽しく学ぶうちに自然と理科や算数の知識も蓄積されていきますから、苦手意識も薄れていきます。楽しいな、面白いな、もっとやってみたい、知りたいと思えたら、きっと理科や算数も大好きになり、どんどん得意になっていくと思います。
クレファス戸塚校では無料体験会を開催しています。
実際に体験してみたら「あれ?面白そうだぞ?」とお子さまが思うかもしれません。ぜひ一度、体験会にいらしてください!
中学受験や高校で役立つ「クレファスの学び」
クレファス戸塚校での取材に駆けつけてくださったのが、専務取締役 足立 寛幸(ひろゆき)さんです。年長さんや小学校低学年〜中学年の子どもたちが元気に楽しく学んでいるCrefus戸塚校の様子を取材しましたが、一方で気になるのが小学校高学年の生徒さん達の継続についてです。
都心部では中学受験をする子は増加していますが、学校や塾の勉強が大変になってきたからプログラミングやロボット製作はそろそろ卒業しよう……といったことはないのでしょうか?
この点についてお話を伺いました。
中学受験をするにあたって、他の習い事をいったん整理するケースは少なくありません。
ただ、クレファスは振替制度や土日の受講などフレキシブルな対応もしているので、実は中学受験を控える中で続けている生徒さまも多くいます。
小学校3〜4年生のお子さまがいる保護者の方からいただくのは「クレファスで学んでいることが学校の勉強でも役立っている」という声です。
クレファスでは楽しくロボット製作をしながら、算数や物理、理科、社会の課題、環境や資源について、さらにはデータ収集と変数や関数など幅広い領域を学びます。
「算数の問題、クレファスでやったことが出てきたからすぐにできたよ!」とお子さまから聞いてハッとした、勉強に結びついているのだと実感したとお話して下さった保護者の方もいます。
今日お話を伺ったMくんのお父さまは「立体がわかってきたようだ」と話してくださいました。まさにそこです。自分で平面図を見ながら立体物を作ることで、空間認識能力が養われます。小学校の「立方体の展開図」問題などもが出たときに難なく理解できるでしょう。
「中学受験でクレファスでやってきたのと同じような問題が出てきました」という声もたくさん頂いています。
中学受験では、思考力型問題が増えています。一問一答のような出題形式は減り、思考力や応用力、データ情報を読み取って考察するような問題が非常に増えています。
クレファスがKicksコースから行っている、自ら考え、計画を立て実行に移し、検証し、改善するPDCAサイクルを繰り返し、失敗をしても諦めずに乗り越えていく力がつけば、たとえば中学受験でいきなり解いたことがない問題が出ても焦らずに取り組めます。
なぜなら、順序立てて考え、答えにたどりつくための思考力が身についているからです。
プレゼンテーションの体験や大会参加の経験から、根拠や推察を述べて相手にわかりやすく伝える方法も習得しているクレファスの子どもたちは、思考力・表現力・判断力が必要とされる新タイプの入試スタイルにも柔軟に対応できるのではないでしょうか。
高校では情報Ⅰも始まり、大学入試でも情報科目が導入されています。
クレファスで楽しみながら取り組み、蓄積されてきた知識が、高校の情報科目だけでなく物理とか数学の勉強で活きてくるはずです。そうした力をつけられるように、段階的なカリキュラムを組んでいます。
クレファスの基本にあるのは「楽しく学ぶ」ことです。楽しく学んだことをたくさんたくさん積み上げて、学校の勉強や受験、高校、大学へとつなげてほしいと願っています。
子どもの将来を見据えてクレファスという選択肢
今回の取材では、戸塚校の保護者の方からお話を伺えたことで、年長さんからでも楽しく教室に通い、モノの仕組みや構造への関心を高め、少しずつ論理的思考が伸びていくことがわかりました。子どもの進路は小学校、中学校、高校、大学と進んでいきます。さらに長いのは、社会人としての人生です。保護者としては先を見据えた教育が必要な時代です。
未来のために楽しく学ぶクレファスでの体験を試してみませんか?
タブレットでいろいろやるのはたのしいよ!
きょうは、しんごうきをつくった。むずかしいなぁっていうのもあるけど、せんせいがおしえてくれるから大丈夫。