マイクラからAIまで!YFプログラミング教室(江東区)の成長ロードマップを徹底解説
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今回お話を伺った方
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YFプログラミング教室 教室長
平井 美奈氏韓国の大学・大学院でITを専攻し、大学講師や大手通信企業のエンジニアとして活躍。システム開発や教育現場での経験を活かし、現在は小中学生向けに“楽しく学べる”プログラミング授業を提供している。子ども一人ひとりの興味を伸ばし、創造力と技術力を育む指導が特徴。
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ロボットからマイクラ、スクラッチ、AI・アプリ開発まで、段階式カリキュラムで初心者も楽しくステップアップできる設計が特徴です。また、不登校の子どもたち向けメタバース活用フリースクール「NIJINアカデミー」との連携も行っています。
教室名の「YF」は「Your Future(あなたの未来)」の略で、子どもたちが未来を切り拓く力を育みたいという想いが込められているそう。今回は、YFプログラミング教室 平井美奈教室長に教室の魅力や教育への想いを伺いました。
「技術を楽しむ人を育てたい」教室立ち上げの背景と想い
YFプログラミング教室 平井美奈教室長
――教室立ち上げの背景とプログラミング教育への想いを聞かせてください。
平井教室長:私は大学からITを専攻し、卒業後はIT企業でエンジニアとして約10年働きました。その中で、技術を楽しんで使える人と、そうでない人の成果物の差が大きいと感じたのです。
技術の変化の速度は今よりもっと早くなるはずで、その差もどんどん大きくなる。だからこそ、今の子どもたちには新しい技術の誕生や変化を怖がらず、ワクワクしながら向き合う人になってほしいと思いました。
技術をただ知るだけではなく、自分の力で使いこなし、アイデアを技術で形にできる人になれれば、今よりいい未来を作れるのではないかと思ったのです。
――プログラミング教育は、単なるスキル習得以上のものなんですね。
平井教室長:はい。プログラミング教育は、自分で考えて実際に作って、みんなに表現する。創造力やコミュニケーション能力を学べる場だと思っています。
未来の主役である子どもたちが、新しい技術を楽しく感じ、技術で作品を作りながら達成感を味わう。その達成感とワクワクした気持ちを新しいチャレンジにつなげてほしい。そんな場を作りたくて教室を立ち上げました。
初心者も迷わず楽しくステップアップできるコース設計

――カリキュラムですが、ビギナー・チャレンジャー・クリエイターという段階式設計の理由を教えてください。
平井教室長:初めての方でも迷わず楽しくステップアップできる設計にしています。ロボットを動かすことから始めて、マイクラ、スクラッチ、AI・アプリ開発まで、段階式に進む中で、より現場の技術に近いものが身につくよう考えました。

ただ、必ずロボットから始まるわけではなく、マイクラに興味があればマイクラからスタートできます。学年ではなく、興味に合わせて選べます。
――各コースの特徴を教えていただけますか。

平井教室長:ロボットコースは、レゴ形式や、猫型、ボール型などいろいろなロボットを使います。おもちゃ感覚で遊びながら、プログラミングでこれらを動かせることに気づけます。エレベーターなど、日常のさまざまな仕組みがプログラミングで作られていることを理解できるコースです。

マイクラコースは大人気のゲームで学びます。マイクラの世界でキャラクター操作、ブロック自動配置、魔法のような効果を作成。ループ(繰り返し処理)などの技術も自然に理解できます。マイクラは一番人気のコースですね。

スクラッチコースはゼロから自分のゲームを作ります。有名ゲームを真似たり、オリジナルゲームを作ったり。論理的思考力、設計力、表現力を総合的に学べるコースです。

エキスパートコースはアプリ制作やAIなど最新技術を学びます。PythonやJava(プログラミング言語の一種)など、IT現場で使われる本格的な言語や、ChatGPT(生成AI)のような最新技術も扱います。
| ロボットプログラミング | 50分×月2回(12ヶ月) 年長〜小学校低学年 |
| マインクラフトプログラミング | マイクラプログラミング1(小学校1年生~):50分×月3回(12ヶ月) マイクラプログラミング2(小学校2~3年生):80分×月3回(12ヶ月) マイクラプログラミング3(小学校3年生~):80分×月3回(12ヶ月) |
| スクラッチプログラミング | スクラッチプログラミング1(小学校4年生~):80分×月3回(3ヶ月) スクラッチプログラミング2(Scratch1修了者):80分×月3回(12ヶ月) スクラッチプログラミング3(Scratch2修了者):80分×月3回(12ヶ月) |
| アプリ開発/AIマスター | 80分×月3回(12ヶ月) 中学生〜高校生またはScratch3修了者 |
| 1対1個人クラス | 60分×月3回(期間設定なし) 学年・年齢を問わず対応 |
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子どもが「楽しい!」と感じる授業設計の工夫
――平井さんは「ワクワクたのしい!」を大切になさっています。生徒さんたちが楽しく感じるためにどのような工夫をなさっているのでしょう?
平井教室長:基本的なカリキュラムでは、完成品をゲーム形式にしています。マイクラ内でオリジナルゲームを作ったり、スクラッチで人気ゲームを再現したりします。
大切なのは、かならず独自の要素を入れること、自分でルールを追加すること、つまりオリジナルゲームを制作することです。それを、教室のみんなとプレイします。
自分が作ったゲームを友だちが「すごい!」「面白い!」と楽しんでいるのを見たら、「また作りたい」と意欲が湧きますよね。
――それは楽しそうですね!では、実際にどのように授業が進むのかも教えていただけますか?
平井教室長:80分授業の場合、基本的な流れは以下の通りです。
YFプログラミング教室「基本的な授業の流れ」
1:今日のゴール説明(作るゲームのルール紹介)
2:基本概念の説明
3:一緒に作成
4:個人で応用
5:オリジナル要素追加
6:互いの作品で共有・プレイ
80分授業では、途中で休憩タイムを設けています。
教室にはお菓子コーナーがあって、いつも数種類用意しています。みんなでお菓子を食べたり、雑談をしたりしてリフレッシュも大切にしています。80分も本当にあっという間に過ぎていきます。
――マイクラのコースは人気が高いとのことですが、具体的にはどのような取り組みを行っていますか?

平井教室長:最初に今日のゴールとゲームのルールを説明し、基本的な概念を学習します。その後、簡単なものを一緒に作り、そこからはひとりひとり、オリジナルのルールや要素をいれてゲームを完成させます。
最後に生徒同士が互いの作品をプレイするのですが、その時間帯は特に楽しそうですね。
――グループレッスンと個別指導の違いについても教えていただけますか?
平井教室長:グループ(2〜6名)は友達と協力しながら学べて、お互いの作品を共有することで新しいアイデアが生まれますし、コミュニケーション力も育ちます。
個別指導は、プログラミング大会への参加準備や、JavaやCといったテキストプログラミング言語など、個人の目標やペースに合わせてカスタマイズします。個別は、希望に応じた指導ができるのが特徴です。
――パソコンに触れたことがない、まったくの初心者でも大丈夫でしょうか?
平井教室長:もちろんです。キーボード入力やマウス操作が未経験のお子さまでしたら、入塾前に基本的な操作を学べるサポート講習を行っています。それからみんなと一緒に教室のカリキュラムを行うので、スムーズに授業に入れます。
授業中も、生徒の画面を見ながら、わからないところは丁寧に指導するので、安心してください。
NIJINアカデミーとの連携について

――NIJINアカデミーとの連携について教えてください。
平井教室長:NIJINアカデミー*は、普段学校に行っていない子どもたち向けのメタバース(仮想空間)活用フリースクールです。
私たちはリアル教室として週1回、プログラミング学習の場を提供しています。普段外出が難しい子どもたちにとって、実際に集まって学び、対面でコミュニケーションできることは貴重な体験です。
プログラミングのスキルが身につくのはもちろん、仲間と出会い、社会とのつながりを築けることが、大きなメリットとなっています。
楽しく学び、着実に成長する生徒たち
――生徒さんたちの反応はいかがですか?
平井教室長:特に印象的だったのは、ある生徒さんが「プログラミングが楽しいから友だちにも伝えたい」と、プログラミングを学べるオリジナルゲームを作ったことです。
学校の友だちにもプレイしてもらって、「プログラミングって面白いよ!」と伝えたいと話すのを聞いて、本当に嬉しかったです。自分の楽しさを形にして共有したいという気持ちが、すばらしいですよね。
具体的な成果としては、ドコモ未来ラボ第3回プログラミングコンテスト(中学生の部)で、当教室の生徒が「ウィルスハンター」という作品で入選しました。学び始めて半年での快挙です。
また、最初は理解できなかった生徒が半年でヒントなしに課題をクリアできるようになったり、家でオリジナル作品を作ってLINEで質問してきたりと、主体的な学びが生まれています。
保護者の方からは、「楽しく通っています。家でも続けています」という声が一番多いですね。
開校して約1年ですが、退塾した生徒さんはいないのです、ゼロなんですよ。
――継続率100%なんですね!保護者の方にとって安心できる仕組みがあると思うのですが、学習の様子はどのように把握できるのでしょうか?
平井教室長:保護者の方には、月1回、学習内容や作品の写真・動画付きでフィードバックを送っています。完成品を見ることで、家族みんなでお子さんの学びを実感できます。またLINEでもご相談やご連絡等を行っています。
――イベントなども開催されていますか?
平井教室長:クリスマスや子どもの日にはパーティーを開催していて、異なるコースの生徒同士が作品を見せ合ったり、一緒に遊んだりして交流を深めています。
AI時代だからこそ、プログラミング教育を

ここからはじまる「ワクワクたのしい」プログラミングの世界!
――AI時代におけるプログラミング教育の価値についてどうお考えですか?
平井教室長:「AIがあればプログラミングは不要」という声もありますが、AIをうまく活用するためには、なぜそういう仕組みなのか、どう命令すればいい結果が得られるかを理解する力が必要です。プログラミング的思考は今後も重要だと考えています。
――今後の展望を教えてください。
平井教室長:楽しく学べる場を提供し続けることが中心ですが、AIなど新しい技術やニーズに合わせてカリキュラムも進化させていきます。すでにアプリ開発などを追加中で、生徒さんと保護者の方のニーズに応えられるよう、教室も進化し続けたいと思います。
――では最後に、プログラミング教育を検討している保護者の方へメッセージをお願いします。
平井教室長:プログラミングは単なるスキルではなく、子どもが自分で考えて形にしていく能力を育てる学びです。一人ひとりの好きなことや考えを大切にしながらサポートし、「できた」という成功体験を積み重ねます。この経験は、他の学習や挑戦にも良い影響を与えます。
「パソコンに触れたことがない」という不安もあるかもしれませんが、子どもの適応力は大人が思うより高く、すぐに慣れます。ぜひ一度、当教室で体験してみてください。
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