そんなプログラミング教育HALLOには、自宅で学べるオンライン校もあるのだとか!
ただ、オンラインプログラミング校と聞くと、ちょっとためらいを覚える保護者の方もいるかもしれません。
たとえば……
- オンライン授業がどんな感じで進むのかよくわからない
- オンラインでプログラミングスキルが本当に身につくのか不安
- 子どもがオンライン授業だけでテキストコーディングまで学べるの?
- 子どもが何を学んでいるか親は確認できる?
そこで今回はHALLOのオンライン校を直撃し、授業のようすを取材。さらには、生徒さんや保護者の生の声もお届けします!たくさんの写真と共に紹介しますので、ぜひご覧ください。
プログラミング教育HALLOオンライン校とは
指導方法 | 双方向型オンライン |
使用教材 |
|
特徴 |
|
運営会社 | 株式会社YPスイッチ (株式会社やる気スイッチグループとPreferred Networksの合弁会社) |
保護者も安心の「オンライン校」ならではの工夫とは
授業の様子をお届けする前に、まず、HALLOオンライン校ならではの魅力について紹介します。HALLO独自のLMS(Learning Management System、学習管理システム)
Playgramには、生徒さん達の進み具合や現在の状況がすぐにわかるLMS(学習管理システム)があります。
LMSを参照すれば、生徒さんがどこを復習すべきか、パッと見るだけですぐに分かります。これによって、学習ペースと理解度をコーチが常に把握し、効率よくカリキュラムを進められるようになっています。
親も安心!毎回のレポートで子どもの様子がわかる
HALLOでは、保護者がカリキュラムの進み具合を確認できるように毎回のレポートをLINEで送ってくれます。
これが対面教室であれば、教室へお迎えに行き、先生とお話をするところですが、オンライン校ではどうしても距離があるもの。
それでも、コーチがこうして毎回のレポートを送ってくれれば、子どもの学習内容を毎回確認することができます。これは大きな安心材料ですね。
オンライン授業のようすはこんな感じ!
というわけで、今回は特別にHALLOオンライン校のスタジオに同席させていただきました。取材したのは、小学校5年生の女の子と、もうひとり男の子が参加しているオンラインクラス。元気で明るいコーチが担当する授業の様子を見てみましょう。タイピング練習からスタート!指使いまでしっかりチェック
授業はまず、リアル教室と同じようにご挨拶からスタート。今日は取材ということで、コーチの「少し緊張していまーす!でもいつも通りやっていこうね」という声かけから始まりました。
取材班が後ろからちょっとのぞかせていただくと、モニターの向こう側に生徒さんふたりの笑顔が見えました。自宅にいるからでしょうか、適度にリラックスした様子で、すぐにタイピングの練習を始めました。
右側のタブレットに映し出されたのは、女の子が取り組んでいるタイピング練習。これはPlaygramのオリジナル・タイピング教材だそうです。「正しいポジションでどの指を使うか、ひとりでも学べる」のだそう。
コーチは進み具合を見ながら「どう?手元を見ないで打ててる?」と問いかけます。「手元を見ちゃうとね、タイプミスに気づかないから、ちらっと見る分にはいいけど、なるべく見ないようにがんばろうね」とアドバイス。
コーチの目の前には、メインとなるパソコンがセットされています。どうやらこちらで、生徒さん達の表情やカリキュラムの進捗状況をモニタリングしている様子。同時に、両側のタブレットにはそれぞれの生徒さんが取り組んでいる画面が映し出されており、リアルな教室と同じような密度で指導できるようになっています。
プレイグラムタイピングは、基礎練習から特訓モード、さらに腕試しで実力が試せる仕組み。腕試しではスコアに応じてランクが上がるので、子どもたちのモチベーションもアップ!
タイピングはテキストコーディング(英語のようなプログラミング言語で記述する)の基本です。丁寧にタイピング練習を行うことにより、基礎の基礎となるスキルを育てていくわけですね。
Playgramでテキストコーディングにチャレンジ
タイピング練習が終わったら、いよいよPlaygramのカリキュラムを進めていきます。Playgramは、国内屈指のAIスタートアップであり、”天才が憧れるAI企業”と名高い「株式会社Preferred Networks」が開発した教材。
Scratchのようなビジュアルプログラミング言語からテキストコーディングへとステップアップできる秀逸なカリキュラムで、最終的には、実際にアプリ開発などで使用されているPython(パイソン)というプログラミング言語をマスターできます。
Playgramでは上記のように、ビジュアルプログラミングのブロックで書いたプログラムをPythonに置き換えることで、スムーズにテキストコーディングへと進めるようになっています。
さらにPlaygramには、選べる3つの学習モードを搭載。それぞれの中身を見てみると……
Playgramの3つの学習モード
①ミッションモード(プログラムの基礎)
②アドバンスモード(コンピュータサイエンスの基礎)
③クリエイトモード(創造力を育む)
ちなみに今日、クラスに参加してくれた女の子の受講生は、このような流れで授業に取り組むのだそう。
- タイピング練習
- 復習教材のタイムアタックで自己ベストをめざす
- メインミッション「関数を学ぶ博士の研究室2」(テキストコーディング)
- 宿題として、クリエイトモードでの作品作り(発表会に向けての準備)
小5の女の子がPythonを学ぶ!HALLOオンライン校の密度の濃い授業
【HALLOオンライン校のレッスン】タイムアタックで条件分岐を復習!
タイピング練習を終わらせた女の子はまず、前のカリキュラムのタイムアタック(復習)に取り組み始めました。この画面はパッと見るとビジュアルプログラミングですが、ブロックの中にはテキストコーディング化された指示が記述されており、Pythonへの橋渡しになっていることがわかります。
ここでは、条件分岐のif文を記述しているよう。if文は「もし○○が△△だったらAをする。そうでなかったらBをする」といった処理のことです。
すでに習っているところなので、女の子はスイスイと取り組んでいます。タイムアタックは名前通り、時間との戦い。子どもたちはゲーム感覚で楽しみつつも、「もっと早く、正確にコードを書きたい!」というやる気スイッチが入るようですよ!
【HALLOオンライン校のレッスン】ミッションモード「Pythonでコードを記述」
女の子のカリキュラムは順調に進み、本日のメインカリキュラムである「博士の研究所でロボットをゴールまで動かす」ミッションに挑戦しはじめました。ここでは、Pythonでコードを記述していきます。
「そうそう!コピー使うと早く書けるよ。いいところに気づいたね!」
先生は元気な声で「いいね!」を連発。時折、アドバイスやヒントを出しながら、もう一人の生徒さんと交互に声をかけています。
「ん?どこか、うまくいかないの?」
そうこうしていると、女の子はちょっと苦戦している様子。ロボットを動かすために繰り返しのプログラムを書く必要があるのですが、そこで立ち止まってしまったようです。
悩み続ける女の子に、「9行目と10行目をもう一度見てみて」とコーチ。
女の子は見直してみますが、どうやらPythonの「for文とrange関数」の使い方が思ったとおりにいかない模様。すると、先生はホワイトボードを共有し、ペンでササッと図を書きながら説明を始めました。
「インデントってわかる?ひとマスあけるみたいな感じ」
「Pythonは、インデントでどこを繰り返すかを判断するんだよね」
「インデントは、空白をきちんと使うのがポイントだよ」
簡潔に解説しながら、プログラムの要素についても図を書いていくコーチ。女の子とやりとりをしながらコーチが笑い声をたてることもあり、オンラインながら温かな触れ合いを感じます。それでも、「じゃあ、次進んでみよう」とコーチに言われると、サッと女の子の表情が引き締まります。メリハリのきいたレッスンですね。
HALLOのオンライン校は、親しみのあるコーチとまさにオンタイムで会話をしながら学べるので、対面の教室とほとんど変わらない状況です。
「オンラインだと、ご自宅で先生とマンツーマン状態でやり取りができるので、集中力が高まるメリットがあるんです」と、同席していた山口憲継オンライン校教室長からのコメント。目の前の光景に、コエテコ取材班も納得です。
そうこうしていると、またも苦戦している様子の生徒さん。コーチは、「いいとこまで気づいているんだよなぁ、もうひとおし!」と励ましながら、「うんうん、ここ、難しいよね」と生徒さんの気持ちを汲み取ります。
コーチはは再びホワイトボードを使い、今度はざっくりマス目を描き始めました。
「今はこういう感じじゃない?ロボットはここにいるよね」
ロボットの位置にクルッと○を書くと、「ここのロボットが、『ななめに進む』を何回繰り返せばいいかな?」「そこは2回のままでよさそうだよね」と問いかけます。
「作りたいのは、3回繰り返しがあって、この中に『2回繰り返す』を入れたいんだよね」
「そうしたら、for in rangeを3回繰り返す。この中に入れるにはどうしたらいいと思う?」
「インデントに気をつけてね!」
正しいプログラムの記述を写させるのではなく、まず問いかけて考えさせる。さらに図で解説することで「視覚的に概念を理解する」ことができます。
やり取りを重ねるうちに、どうやら女の子は無事にプログラムを完成させたよう!コーチはパッと笑顔になり、OKサインを出しました。
「よしよし!いい感じ!じゃ、そのまま最後までプログラムを書いていこう」
授業を通して、コーチがホワイトボードをうまく活用するのがとても印象的でした。
オンライン授業は説明がわかりづらいのでは、と思い込みがちです。でもHALLOのオンラインでは、教室で先生がボードで解説したり、横に立って「ここがおかしいよね?」と指摘するのと同じようにレッスンが進みます。
思わずコエテコ取材班一同、「これならわかりやすい!」と深くうなずいてしまいました。
このようにHALLOでは、プログラミングの基礎や概念を定着させるため、復習を交えながら確実に学んでいきます。
最後はコーチが自宅で行う課題(宿題)について生徒さん達と一緒に目標を決め、モニター越しにご挨拶。本当に密度の濃い50分間でした。
HALLOオンライン校の生徒さんに聞いてみました!
授業を終えた女の子の生徒さんに、お話を聞いてみました。—今日のレッスンを見てビックリしました。とても難しいことにチャレンジしているのですね!HALLOのオンライン校で学び始めたきっかけは?
お父さんに「こういう習い事があるよ」と言われて、体験してみたら面白そうだったので始めました。
教室に通う必要がないので楽だし、時間も無駄にならないのがいいと思います。レッスンの時間が遅めでも、(家で取り組めるので)帰りが遅くなる心配がなくて、安心です。
—Playgramで学習していて、難しいなと思うことや、楽しいことを教えてくれますか?
変数とか関数とかは、ちょっと難しいです。でも、絵もきれいで面白いからどんどん進められます。特にタイムアタックとクリエイトが好きです。将来はゲームクリエイターになりたいです。
—今からこんなに難しいコードも書ける生徒さんなら、すぐにでも夢が叶いそうですね!今日はどうもありがとうございました!
保護者様に聞いてみました!
同じく、生徒さんの保護者様にもお話を伺ってみました。—子ども向けの習い事は選択肢が多数ある中で、プログラミングを学ばせようと思ったきっかけはありますか?
プログラミングのスキルは、将来の仕事や趣味の選択肢を大きく拡げることができます。どのような職業でも、世界のどこでも重宝される力だと思ったので、娘にも学ばせたいと思いました。
—子ども向けプログラミングスクールは数多くある中で、HALLOを選ばれたきっかけや理由はありますか?
AIで有名なPreferred Networksの西川社長が「ご自身の子どもにプログラミングスキルを身につけさせるために考えた」というPlaygramの誕生経緯に共感しました。Scratchのようなビジュアル言語と、Pythonのようなコーディング言語との橋渡しをしてくれる点も好評価でした。
—HALLOに入会後のお子様の様子はいかがでしょうか?何か、変化を感じたことがあれば教えてください。
最初の頃は、自分だけではなかなかステージを進められなかったのですが、今では自分で進められるようになりました。プログラミングの基本的なスキルが身につき、物事を論理的に分解して考えられるようになってきたと思います。
今後の学習を通して娘には、プログラミング、ソフトウェアが世の中でどのように役に立っているかを実感してもらいたいです。その上で、実際に仕事として受けられるようなレベルに達してくれたらとても嬉しいですね。そのために必要な知識やスキルをHALLOオンライン校で身につけてくれればと願っています。
—ありがとうございました。
コーチからのメッセージ
—本日はとても分かりやすく、楽しい授業でした。コーチは対面の教室での指導経験もおありだそうですが、オンライン校だからこそ特に気をつけている点はありますでしょうか?
モニターの前に座っているだけにならないように、ちょっと興味が薄れたなとか、他のことを考えている様子が見えたら、すぐに声がけをします。なるべく生徒さまの注意をこちらに惹きつけるように気をつけています。
そうはいっても、HALLOオンライン校の生徒さまはみなさん優秀で、ほとんど集中力をきらすことなくレッスンを受けていることが多い印象です。
おそらく、ご自宅でそばに保護者さまがいるということも影響しているのかもしれません。リビングなどでレッスンを受けている生徒さまが多いので、そばに保護者様がいて、私たちの指導もすべてお耳に入る状況です。
そのため、指導するコーチにも高い指導力が求められ、1分も無駄にせずにコーチングを行おうと身が引き締まる日々です。
—オンライン校に向いているお子さまのタイプはありますか?
対面授業はオンラインよりも効果が高いと思われがちですが、実は、「隣の子が自分よりも難しいカリキュラムをこなしていると焦ってしまい、むしろ効率が下がる」お子さまもいます。オンライン校なら自分のカリキュラムにだけ集中できるため、マイペースなお子さまでも密度の濃いレッスンを受けることができ、おすすめです。
—あえてお聞きしたいのですが、オンラインだと生徒さん同士の交流が少ない点がデメリットになるのではと不安です。実際にはいかがでしょう?
ご不安はよく分かります。ただ、HALLOの場合はオンライン校でも、授業が始まる前に生徒さん同士でおしゃべりしていることがよくあり、とても楽しそうです。
思っている以上に、オンラインでもお友達はできます。モニター越しに話しながら親しくなれるのは、柔軟性のある年代のお子さまたちだからこそかなといつも感心しています。
—オンラインでもお友達になれるのは、明るくて元気なコーチのパワーもあると思います。今後も素敵な授業を、よろしくお願いいたします!
ライターコメント
オンラインの授業といえば、「先生が一方的に話していて、子どもはただ座っているだけ」なんて印象を持つ方もいらっしゃるでしょう。今日の取材では、そんな想像を完全にくつがえされました。HALLOはとにかく先生が元気でフレンドリー。時に笑い声が響き、とても自然な雰囲気です。何より、先生との距離を感じさせない配慮が印象に残りました。まるで、すぐ隣に先生がいるように、とてもきめ細やかな指導をしてくれます。
プログラミングを学ばせたい、できればテキストコーディングのスキルまで身につけさせたい。でもオンラインで可能なの?と思っている方は、ぜひHALLOオンライン校の体験にご参加ください!
もっとHALLOを知りたい方は、こちらの記事もおすすめです!
プログラミング教育HALLO(ハロー)の口コミ・評判を厳選!良い口コミ・気になる口コミの内容は?
プログラミング教室が増えた今では、わが子にピッタリのスクールを選び抜くことが必要です。この記事は、HALLOについて「リアルな評判を知りたい」と思っている方にピッタリ! プログラミング教室掲載数No.1、口コミ掲載数No.1のポータルサイトであるコエテコが多数の口コミを集めました。実際に通っている保護者による口コミですので、ぜひ参考にしてください。
この記事をcoeteco.jp で読む >(教室取材)小3でPythonコーディングも!0からプロ水準を目指せる「プログラミング教育 HALLO powered by Playgra
今回、コエテコでは、昨年(2020年)11月に開校したプログラミング教育 HALLO powered by Playgram x やる気スイッチ™️三鷹校を取材!現場ではなんと、小3にして英語を流暢に読み上げながら、Pythonのコーディングにチャレンジするお子さんを目の当たりに。授業のようすを、写真を交えて詳しくお伝えします!
この記事をcoeteco.jp で読む >