未経験からエンジニアになるには、正しい学習手順と転職活動のステップを踏むことが一番の近道です。
本記事では、26歳・元営業から未経験でエンジニアへ転職した方の体験談を中心に、具体的な4つのステップを解説します。
さらに、実際に転職を成功させた3人のリアルなデータを公開。
「84社応募して1社内定」「5社応募で2社内定」といった事実から、厳しいと言われる現実や転職直後の年収事情まで包み隠さずお伝えします。
記事を読めば、自分に合った学習スタイルや転職活動の進め方が明確になるはずです。
未経験からエンジニアになるには?20代後半から始める4ステップ
20代後半から未経験でエンジニアになるには、適性の確認から転職活動の準備まで、順番を踏んで進めることが大切です。20代後半で未経験からエンジニアを目指すのは厳しいと言われることもありますが、コエテコキャリア編集部が取材した中には、26歳で未経験からエンジニアへ転職した方が実際にいます。
大切なのは、無計画に動き出すのではなく、全体像を把握した上で今日からできる一歩を踏み出すことではないでしょうか。
ここでは、社会人が未経験からエンジニアを目指す際に、何をどの順番で進めればよいのかを解説します。
なお、ITエンジニアという職種そのものの種類や仕事内容については「ITエンジニアになるには?未経験から転職は可能なのか徹底解説」で詳しく解説しています。
この記事では、20代後半の社会人が実際にどう動いたのかという進め方に絞ってお伝えします。
ステップ1:お金をかけずに適性を確かめる
まずは無料の学習ツールを利用して、コードを書く作業が自分にとって面白いかどうかを確かめましょう。いきなり高額なプログラミングスクールに申し込むのはおすすめできません。
なぜなら、プログラミングには明確な向き不向きがあり、万が一適性がなかった場合に大きな金銭的損失を被るからです。
まずはブラウザ上で動かせる無料の学習サイトなどを使い、休日の数時間を使って実際に手を動かしてみてください。
画面に文字を表示させたり、簡単な計算をさせたりする過程を楽しめるかどうかで、エンジニアとしての適性をある程度判断できます。
ZeroPlus Gateでは0円で30日間のWebサイト制作を行い、相性を確かめることができるので、おすすめです。
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ステップ2:独学かスクールかを決める

プログラミングへの適性を感じられたら、本格的な学習を「独学」で進めるか「プログラミングスクール」を利用するかを決定します。
この選択は、「費用」「挫折しやすさ」「転職支援がつくか」という3つの軸で比較検討することが重要です。
独学は費用を最小限に抑えられますが、エラーが発生した際に質問できる相手がおらず、挫折しやすいリスクがあります。
一方でプログラミングスクールは、数十万円単位の費用がかかるものの、プロの講師に質問できる環境が整っており、履歴書の添削などの転職支援も受けられます。
どちらが優れているというわけではなく、ご自身の予算や自己管理能力に合わせて選ぶとよいでしょう。
ステップ3:4〜12ヶ月かけて実務レベルまで学ぶ
学習方法が決まったら、実務で通用する基礎スキルを身につけるために、4ヶ月から12ヶ月ほどの期間をかけて学習を進めます。学習期間にこれほどの幅があるのは、働きながら学習を進めるか、それとも退職して学習に専念するかによって、1日に確保できる時間が大きく変わるためです。
実際に未経験からエンジニア転職を成功させた人たちの実績を見ると、退職して学習に専念した方は4ヶ月のコースを受講し、学習開始から約6ヶ月で転職を実現しています。
働きながら学んだ方は週25時間ほどを4ヶ月続け、独学の挫折を経てスクールに切り替えた方は約12ヶ月をかけました。
ご自身の状況に合わせて計画を立ててみてください。
ステップ4:応募のやり方を決めてから転職活動に入る
学習が完了し、いよいよ転職活動を始める前には、企業に何社くらい応募するのかという戦略をあらかじめ決めておく必要があります。未経験のエンジニアは何社応募すればよいのか迷う人が多いですが、手当たり次第に応募を始めるのは得策ではありません。
とにかく多くの企業に書類を提出して可能性を広げる「数を打つ」戦略をとるのか、それとも自分の希望に合う企業を数社に「絞り込む」のか、方針を明確にすることが重要です。
この応募戦略の違いによって、書類選考の通過率や内定を獲得するまでの道のりが大きく変わってきます。
なお、営業職から転職する場合の志望動機の組み立て方は「営業からエンジニアへ転職するには?志望動機の例文と未経験からのリアルな体験談」で例文つきで解説しています。
次のセクションでは、実際に未経験から転職した先輩たちがどのような戦略をとり、どのような結果を得たのか、リアルなデータをもとに詳しく解説していきます。
26歳・28歳から未経験でエンジニアは厳しい?転職者3人の実データ
20代後半から未経験でエンジニアを目指すのは決して厳しい道のりではありませんが、学習や転職活動の進め方によってその負荷は大きく変わります。26歳や28歳で未経験からエンジニアへの転職を考えている方の中には、年齢的な不安を抱える方が多いかもしれません。
しかし、未経験からエンジニアになるのが厳しいかどうかは、年齢そのものよりも「どのように転職活動を進めるか」に大きく左右されます。
ここでは、コエテコキャリア編集部が実際に取材した、未経験からエンジニア転職を成功させた3人の実データをもとに解説します。
応募社数・内定数・学習期間を並べて分かったこと
未経験からエンジニアになるには、年齢を理由に諦める必要はありませんが、進め方によって転職活動の負荷がまったく違うというのが結論です。まずは、コエテコキャリア編集部が取材した3人の実数を並べてみます。
| 転職者 | 年齢・前職 | 学び方と学習期間 | 応募社数 | 内定数 | 転職後の年収 |
|---|---|---|---|---|---|
| Fさん(本記事) | 26歳・卸営業 | 退職して専念。4ヶ月コースを受講し、学習開始から転職まで約6ヶ月 | 84社(書類通過14社) | 1社 | 一時的にダウン |
| Gさん | 新卒2年目・電力会社 | 働きながら学習。週25時間ほどを4ヶ月 | 5〜6社 | 3〜4社 | 手当を含めると実質約50万円ダウン |
| Iさん | 30歳・メーカーの営業/製造 | 独学に挫折後スクールへ。学習に約12ヶ月 | 5社(面接4社) | 2社 | 約100万円ダウン |
それぞれのペースでスキルを身につけていますが、注目すべきは転職活動の形です。
何社に応募し、いくつ内定を獲得したかという点に、明確な違いが現れました。
「退職して専念」と「働きながら」で応募社数は16倍変わる
結論から言うと、退職して学習に専念したFさんと、働きながら学習したGさんとでは、応募社数に約16倍の差がありました。Fさんは約2ヶ月間で84社に応募し、書類選考を14社通過して最終的な内定は1社です。
一方のGさんは5〜6社の応募で3〜4社の内定を獲得しています。
時間をかけて学習したIさんも、応募を5社に絞り、4社と面接して2社の内定を得ました。
興味深いのは、応募数が少ない2人のほうが内定の数は多いという点です。
84社に応募したFさんの内定は1社、5社に絞ったIさんの内定は2社でした。
この差が生まれた理由のひとつは、退職すると収入が止まるため、短期決戦を意識して数多くの企業に応募せざるを得なくなることだと考えられます。
対して在職したまま学習を進めれば、自分が納得できる企業だけに絞って応募しやすくなります。
Gさんは趣味の延長で学習を始めたこともあり、「ダメなら今の仕事を続ければいい」という余裕を持てていたと語っています。
しかし、退職して専念することが悪いわけでは決してありません。
Fさんの場合、前職が激務であったため、働きながらの学習との両立は現実的ではないという事情がありました。
どちらの進め方にもそれぞれの理由があり、ご自身の現在の就業環境や資金的な余裕に合わせて選択するとよいでしょう。
未経験転職では年収は一度下がるのが普通
未経験からエンジニアに転職する場合、転職直後の年収は一度下がるか、良くて横ばいになるのが普通です。実際に取材した3人のデータを見ても、転職直後に年収が上がった人は3人中0人という結果でした。
Fさんは前職から一時的に年収が下がり、Iさんも前職に夜勤があった影響などで約100万円ほど下がっています。
Gさんの場合は額面の年収はほぼ変わりませんでしたが、家賃補助などの手当を含めると実質的には50万円ほど下がった感覚だったそうです。
未経験の職種に挑戦する以上、転職した直後から前職以上の給与を得るのは難しいのが現実です。
ただし3人とも、この年収ダウンをネガティブに捉えるのではなく、未経験からスキルを身につけるための一時的なものと割り切っていた点が共通しています。
実際にFさんは、転職先の自社開発企業で経験を積み、入社5年目の現在はマネージャーを任されています。
転職時点の年収だけで判断せず、数年単位でどう変わっていくかを含めて考えることが、未経験からの挑戦では大切になります。
なお、働きながら学ぶスタイルで転職したGさんの詳しい経緯は「電力会社から転職して未経験エンジニアへ!「辞めたい」を行動に変えた体験談」で紹介しています。
元営業がエンジニアを目指したきっかけ|「作って届ける」仕事へ
小売・広告・EC運用を手がける会社で、店舗向けの「卸営業」を1年ほど担当していました。
卸営業とは、メーカーの商品を小売店やその仕入れ先に販売する仕事です。
私の場合は、ベンダー(商品を仕入れて店舗に流す商社)向けの営業と、店舗へ直接売り込む直販営業の両方を行っていました。
扱っていた商材は、美顔器・プロテイン・シャンプーなど。
1日の流れは、午前から15時ごろまでベンダーや店舗を訪問して営業活動と販売棚の整備を行い、その後は会社に戻って資料作成やメール対応をする、というハードな毎日でした。
卸営業から、なぜ未経験のエンジニアを目指そうと思ったのでしょうか?
一番の理由は、「自分の手で何かを作って、直接人に届ける仕事がしたい」と強く思うようになったからです。
前々職の化学系商社では川上の原料を扱っていたため、エンドユーザーの顔が見えず、人の役に立っている実感が持ちにくかったんです。
そこで消費者に近い小売へ移ったのですが、実際に営業を経験して「売ること以上に、作って届けること」が自分の本当のモチベーションだと気づきました。
未経験からの挑戦に、迷いはありませんでしたか?
半年ほど深く悩みました。
当時26歳で既に1度転職していたため、「またすぐ辞めると思われないか」という懸念がありました。
働きながら勉強するか、退職して背水の陣で挑むかも葛藤しましたが、前職が激務だったため両立は現実的ではないと判断し、退職して学習にフルコミットする決断を下しました。
26歳・未経験からエンジニアになるには?直面した3つの不安
未経験からの挑戦で不安になりやすい「自社開発への転職は厳しい?」という点は未経験から自社開発エンジニアは厳しい?記事で、費用を抑える方法は給付金対象のプログラミングスクールおすすめで詳しく解説しています。退職して学ぶことに対し、どのような不安を抱えていましたか?
「時間と大金をかけて、本当にエンジニアになれるのか」というプレッシャーが最大の不安でした。
また、ずっと文系の営業畑だったため「プログラミングの適性があるか」、そして「26歳・3社目という経歴で、希望する自社開発企業に採用してもらえるか」という点も大きな懸念材料でした。
その重圧や不安を、どのように乗り越えたのでしょうか?
不安要素を一つずつ因数分解して対処しました。
適性については、入学前にProgateなどの独学ツールでコードを書き、「形になるのが面白い、これなら続けられる」という確信を得ました。
金銭面は国の給付金制度を活用してリスクを最小化。
経歴の壁に対しては、「営業経験を強みとして語れるエンジニアになろう」と覚悟を決めました。
教育訓練給付制度の認定を受けたプログラミングスクールの講座を受けると、受講料の最大80%が給付されます。 この記事では、最初に教育訓練給付制度について、さらにITスキル等の講座に利用できる制度の条件や対象、申請の方法、給付金が使用できるおすすめのプログラミングスクールを解説します。
2026/07/29
未経験からエンジニアになるには何をする?スクールと求人サービスの活用
スクール選びは自社開発に強いプログラミングスクールや転職に強いプログラミングスクールおすすめ、求人サービスは未経験向けのIT転職エージェント記事もあわせてご覧ください。転職活動では、どのようなサービスを活用しましたか?
メインは通っていたスクールSHIFT TERAS CAMPUS(旧DMM WEBCAMP エンジニア転職)のキャリアサポートです。
ただ、それに依存しすぎるのも危険だと考え、自分でも求人サービスに登録し、直接応募も並行して行いました。
「プロの支援」と「自らの主体的な行動」のハイブリッドで選択肢を広げました。
受講料最大80%還元の対象か無料カウンセリングで確認
カウンセラーとのやり取りで、とくに印象に残っていることはありますか?
転職の厳しい現実を、包み隠さず伝えてくれたことです。
「自社開発の求人はあるが、未経験には狭き門である」と。
甘い言葉で期待を持たせるのではなく、現実を直視させた上で「では、どうすれば内定を勝ち取れるか」を一緒に戦略立ててくれたことで、かえって強い信頼関係を築けました。
プロのサポートを受けることで、転職活動はどう変わりましたか?

プログラミングスクール受講後の変化
「未経験からのエンジニア転職」という見知らぬ土地の地図を手に入れることができました。
サポート前は、求められるレベルもアピール方法も手探りでしたが、地図が頭に入ったことで「どこに向かって何をすべきか」が明確になりました。
この正しい土台があったからこそ、自己応募の求人サービスも有効に活用できたのだと思います。
スクールではどのような技術を、どのくらいの期間で学びましたか?
4ヶ月のコースで、Ruby on Railsを中心にフロントエンドからインフラ(AWS)まで、実務に必要な技術を網羅的に学びました。
基礎からチーム開発、ポートフォリオ制作まで実践的なカリキュラムをこなし、学習開始から約6ヶ月でエンジニアへの転職を実現しました。
関連ページ:インフラエンジニアスクールのおすすめ10選!AWSやCCNAを学ぼう!
未経験エンジニア転職の結果|84社応募・自社開発内定と年収の変化
実際の選考結果について、リアルな数字を教えていただけますか?
約2ヶ月間で84社に応募し、書類通過が14社、最終的な内定は1社でした。
未経験ゆえに書類選考で厳しく絞られ、お祈りメールが続くのは精神的に辛かったですが、なんとか泥臭く走り抜けました。
最終的に、幅広い事業を手がけ、挑戦を後押ししてくれる理想的な自社開発企業に入社できました。
転職後、年収や働き方はどのように変化しましたか?
年収は前職から一時的に下がりましたが、「実力をつければ必ず後からついてくる」と割り切っていました。
最初はキャッチアップに必死で残業も多かったですが、圧倒的な成長実感があったので苦ではありませんでした。
フレックスタイム制など、営業時代にはなかった柔軟な働き方ができるのも嬉しい変化です。
卸営業時代の経験が、エンジニアの仕事で「意外と役立っている」と感じることはありますか?
非常に多いです。
特に「要件のヒアリング力」と「周囲を巻き込む力」は直結しています。
コードを書く前に、ビジネス側が「本当に作りたいもの・解決したい課題」を正確に汲み取る力や、非エンジニアに技術的な話を分かりやすく伝える力は、営業時代に培ったものです。
この対人スキルが評価され、入社5年目の現在はマネージャーを任されています。
実際にエンジニアとして働いてみて、想像とのギャップはありましたか?
良い意味でのギャップは、想像以上に「チームで協力して進める仕事」だったことです。
一人で黙々とPCに向かう孤独な作業をイメージしていましたが、実際はレビューし合い、頻繁にコミュニケーションを取ります。
人と話すのが好きな自分には天職でした。
大変なのは「一生勉強が続くこと」ですが、裏を返せば「一生成長し続けられる仕事」だとポジティブに捉えています。
未経験からエンジニアになるには?26歳経験者からのアドバイス
同じく異業種から未経験でエンジニアになった体験談として、メーカー営業・製造から未経験でエンジニアになった女性の話も参考になります。これから異業種からエンジニアを目指す方へ、一番伝えたいことは何ですか?
「悩む前に、まず小さく手を動かしてみてほしい」ということです。
いきなり高額なスクールに申し込むのではなく、無料の学習サイトや本で少しコードを書いてみる。
そこで「難しいけれど、作るのが面白い」と感じられるかがすべての出発点になります。
適性があるかどうかは、頭で考えているだけでは絶対に分かりません。
最後に、キャリアチェンジに踏み出せない方へエールをお願いします。
「未経験=ゼロからのスタート」ではありません。あなたがこれまで培ってきた経験やコミュニケーション力は、エンジニアの世界でも必ず強力な武器になります。
使える制度やプロの支援を賢く頼りつつ、主体的に行動すれば、道は必ず開けます。
26歳・3社目で飛び込んだ僕から言えるのは、「やってみないと分からないし、思っているよりいつからでも間に合う」ということです。
未経験からエンジニアを目指すのに向いている人・向いていない人
未経験からエンジニアになるには、自分の適性を正しく理解し、理想と現実のギャップをあらかじめ知っておくことが成功への近道です。向いている人の特徴
エンジニアに向いているのは、自分で作ったものに対して反応が返ってくることに面白さを感じられる人です。プログラミングの学習を進めると、書いたコードが画面上で動く喜びを味わえます。
一方で、プログラムは書いた通りにしか動かないため、エラーが出て分からない状態が続くことも珍しくありません。
そのような困難な状況でも、原因を探りながら粘り強く手を動かし続けられる人は、着実にスキルを伸ばしていけます。
また、人に聞いたり自分の考えを伝えたりするのが苦にならないことも、エンジニアとして活躍するための重要な適性といえるでしょう。
世間一般では、エンジニアはパソコンに向かって一人で黙々と作業する仕事だと思われがちです。
しかし実際には、書いたコードを他のメンバーに確認してもらうレビューや、複雑な仕様についての相談など、チームで協力して進める場面が非常に多くあります。
そのため、分からないことを素直に質問でき、自分の意図を論理的に伝えられるコミュニケーション能力が不可欠です。
つまずきやすい人の特徴
一方で、短期的な年収アップだけを目的としている人は、転職後に期待とのズレに苦しむ可能性が高いです。未経験からエンジニアになるのは厳しい側面もあり、転職直後は前職より年収が下がることがほとんどだからです。
実際に、26歳で未経験エンジニアになったFさんをはじめ、取材した3名全員が転職直後は年収が下がるか横ばいでした。
長期的なキャリアを見据えずに目先の収入増を期待すると、挫折の原因になります。
さらに、学習を始める前に情報収集だけで止まってしまう人や、一生学び続けることに抵抗がある人もつまずきやすい傾向にあります。
IT業界は技術の移り変わりが激しく、実務に入ってからも常に新しい知識をアップデートし続ける必要があるからです。
未経験のエンジニア転職で何社に応募すればよいかといったノウハウを調べることも大切ですが、頭で考えるだけでは前に進めません。
実際、取材した3名の転職者に共通しているのは、全員がまず学習を始めてから自分の適性を確かめているという点です。
最初から自分に向いているか悩み続けるのではなく、まずは実際にコードを書いてみることで、適性があるかどうかを肌で感じ取っています。
もしこれらの「つまずきやすい特徴」に当てはまったとしても、決して諦める必要はありません。
28歳など20代後半から未経験でエンジニアを目指す場合でも、あらかじめこうした現実を知っておけば、「最初は年収が下がるものだから生活費を見直そう」「まずは週末に少し勉強してみよう」と事前に対処できます。
自分の現状を客観的に把握し、着実にステップを踏んでいくことが大切です。
よくある質問
ここでは、未経験からエンジニアを目指す際によく寄せられる疑問にお答えします。Q. 26歳・28歳から未経験でエンジニアを目指すのは遅いですか?
20代後半から未経験でエンジニアを目指すのは、決して遅すぎることはありません。今回取材した3名も、26歳、新卒2年目、30歳という年齢で未経験から転職を成功させています。
26歳や28歳といった年齢そのものよりも、学習を継続できるかどうかが重要です。
また、働きながら転職活動を進めるかなど、応募の進め方のほうが結果を大きく左右します。
年齢を理由に諦める必要はありませんが、計画的な学習と戦略的な転職活動が求められます。
Q. 未経験からエンジニアになるには何ヶ月くらいの学習が必要ですか?
未経験からエンジニアになるには、数ヶ月から1年程度の学習が必要です。取材した3名の学習期間は、それぞれ4ヶ月、4ヶ月、約12ヶ月と幅がありました。
この期間は、退職して学習に専念するか、働きながら学ぶかによって大きく変わります。
また、最初からスクールに通うか、まずは独学で始めるかでも差が出ます。
自身の生活スタイルや学習方法に合わせて、無理のないスケジュールを組むことが大切です。
Q. 働きながら学ぶのと、退職して専念するのはどちらがいいですか?
どちらが正解とは言い切れませんが、現在の職場環境と収入の状況が判断軸になります。退職して学習に専念したFさんは、約2ヶ月で84社に応募し1社の内定を獲得しました。
一方、働きながら学んだGさんは、5〜6社の応募で3〜4社の内定を得ています。
Fさんは前職が激務で両立が難しかったという背景がありました。
収入が止まる焦りを避けるなら働きながら学ぶのがおすすめですが、残業が多く両立が困難な場合は、退職して専念するのも一つの選択肢です。
Q. 未経験からエンジニアに転職すると年収は下がりますか?
未経験からエンジニアに転職する場合、一時的に年収が下がるケースが多いのが実情です。実際、取材した3名のうち、転職直後に年収が上がった人は0人でした。
前職に夜勤があったIさんは約100万円ダウンし、Gさんも手当を含めると実質約50万円下がった感覚だったと語っています。
Fさんも一時的に年収が下がりました。
未経験での転職は厳しい面もありますが、スキルを身につけることで将来的な年収アップを目指すことは十分に可能です。
Q. 未経験だと何社くらい応募することになりますか?
未経験からエンジニアになる際、何社くらい応募するかは状況によって大きく異なります。取材した3名でも、5社から84社までと大きな幅がありました。
応募先を厳選して絞るか、数を多く打つかは、転職活動中に収入が止まっているかどうかで変わりやすい傾向にあります。
退職して無収入の場合は早く内定を得るために応募数が増えがちですが、働きながらであれば少ない応募数でじっくり進めることが可能です。
Q. 文系出身でもエンジニアになれますか?
文系出身や非IT職からでもエンジニアになることは十分に可能です。今回取材した3名も、小売EC系の卸営業や電力会社の設備点検など、全員が非IT職の出身でした。
彼らに共通していたのは、本格的な学習を始める前に、まずは無料ツールなどを使って自身の適性を確かめていた点です。
最初から高額なスクールに申し込むのではなく、まずはプログラミングに触れてみて、自分に合っているかを確認することをおすすめします。
転職前はどのようなお仕事をされていたのですか?