港区のプログラミング教育は活発?地域の雰囲気まとめ
港区の一般的な土地柄・イメージ
港区はマスコミやIT企業が多数進出しているオフィス街としての面と、白金台や麻布といった住宅街としての面を持つ、多面的な特別区です。そのどちらの面にも共通するのが「お洒落」や「お金持ち」といったセレブなイメージでしょう。
交通面でも幅員の大きな幹線道路が整備されており、交通アクセスで不便を感じることは少ないと思われます。
港区は、東京に住むことを考える人が思い浮かべるひとつの「憧れの町」といえるでしょう。
港区の家賃・地価平均のイメージ
高輪や白金台エリアは、江戸時代は大名家の屋敷が連なる地域であり、明治時代以降は大企業の創業者などが邸宅を構えました。現在も、一部は大名家の屋敷の区画がそのまま大使館の敷地や資産家の邸宅として残るなど、高級邸宅街を形成しており治安が良好な住みやすいエリアとなっています。
また、赤坂や青山エリアも江戸時代は武家屋敷が連なる地域であり、とくに紀州徳川家の屋敷地は、現在は赤坂御用地となっていることが知られています。
港区内の多くの地域が高級住宅街を形成しており、富裕層に人気があります。このため日本経済が好景気になると、港区内の地価は不景気の時期と比べて約2倍に上昇するケースさえあります。
さらには、マンションの家賃も高水準で推移しており、約20平方メートルのワンルームマンションでも、新築物件の場合、家賃が15万円を超えるケースが稀ではありません。
港区の中学受験熱についてのイメージ
港区は国立・私立中学への進学率が高く、38.4パーセントと、トップの文京区に次いで2位となっています。加えて土地柄、インターナショナルスクール、名門幼稚園、小学校、中学校が集結していることもあり、教育熱心な保護者の方が港区に多いのが伺えます。特に港区内には東京の三大名門小学校である白金小学校と青南小学校があり、特にその学区に住む家庭が意識が高いと評判です。
港区内には中学受験塾も多く、特に田町駅には日能研やTOMAS、enaといった大手中学受験塾が集結しています。中学受験塾が多いということはそれだけ中学受験に熱心な家庭が多いということになります。
港区のプログラミング教室の動向について
港区では「港区学校教育推進計画」において、区民からのパブリックコメントと専門家の指導を基に、プログラミング教育必修化に向けた準備を行っているようです。なかなか全ての意見を取り入れるというのは難しいようですが、民意が今後の教育内容に反映されやすいというのが港区の良いところと言えるでしょう。
対して民間教育の現場におけるプログラミング教室の数は30教室以下と、同区に住む子どもの人数から見るとやや少なめという印象です。
とは言え、区内鉄道駅周辺には最低1~2件はプログラミング教室が置かれているので、子どもに教育を受けさせるための環境は十分と言えます。
また、割合的に小学生未満の子どもを受け入れてくれる教育が多いので、早い内からICTの仕組みに触れさせたいという親御さんには有利です。