プログラミング教育がわかる、プログラミング・ロボット教室がみつかる

個別指導Axis(アクシス)の「ロボットプログラミング講座」をひと足先に見学してきました!

2018年4月開講「ロボットプログラミング講座」の体験会



全国で学習塾や教室などの教育事業を行うワオ・コーポレーション。同社が運営する「個別指導Axis(アクシス)」は、小学生から高校生まで2万人を越える受講生の学習支援を行っています。

個別指導Axisでは2018年4月から新たに、小学3年生から6年生を対象にした「ロボットプログラミング講座」を開講する予定です。全国47都道府県での一斉開講を控え、大阪にある「WAO! LAB(ワオラボ)」で体験会が実施されました。

WAO! LABの野々宮さんからお聞きしたカリキュラムの開発経緯や特徴を、授業の様子とともにお伝えします。

プログラミング教育の必修化を前に、ロボットプログラミング講座を全国47都道府県一斉開講

プログラミング講師 野々宮 英二

WAO! LABでロボットプログラミング講座を運営する野々宮 英二氏



―個別指導Axisにて、ロボットプログラミング講座を開講する背景についてお聞かせください。

2020年度から実施される新たな学習指導要領では、小学校でのプログラミング教育が必修化されます。そこで、小学校教育の変化に先駆け、ワオ・コーポレーションでは全国に300以上の教室をもつ個別指導Axisにて「ロボットプログラミング講座」を一斉開講することになりました。

大阪にある「WAO! LAB(ワオラボ)」は、ロボットプログラミング教室の運営とともに、学習手法の研究・開発機関としての役割も担っています。ここでの経験と実績をもとに開発したカリキュラムを個別指導Axisで展開することによって、ロボットプログラミングの学習機会を全国へ広めていきます。

個別指導Axisのロボットプログラミング講座で用いるのは、次世代型のロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」です。KOOVはソニー・グローバルエデュケーションが開発・販売を行う学習キットですが、WAO! LABでは子供向けのより良いプログラミング学習を模索する中、以前からKOOVに注目していました。そこで当社からお声がけをし、市販化を機に共同で独自カリキュラムを開発。KOOVを使ったロボットプログラミング講座の実現に至りました。


コンセプトは「遊びながら、学ぶ」。段階を追って継続的に学べるロボットプログラミング

体験会に参加した小学生

体験会に参加した小学生。大人に頼らず、一人でトナカイを製作



―「個別指導Axis ロボットプログラミング講座」の特徴について教えてください。

個別指導Axisの ロボットプログラミング講座では、KOOVを使った2年間のカリキュラムを通して、ロボットプログラミングを学びます。1回の授業は80分。月に2回実施して、1つの作品を製作。毎月少しずつ難易度が上がるようロボットレシピを開発しました。

従来のロボットプログラミング講座との大きな違いは、学習のアプローチ方法です。これまではメカニカルな要素が強く、仕組みを理解することが中心でしたが、KOOVでは「生き物」や「乗り物」など、作りたいものをブロックで自由に組み立て、そこに命を吹き込むためのプログラミングを行います。

プログラミングとブロックの組み立ての両方を、適切な段階を追って継続的に学習することができ、遊びに近い感覚で楽しんでいると、いつの間にかプログラミングが身についている。そんな、自然と学べる道筋を作っているところがカリキュラムの特徴です。
さらにKOOVのカラフルな色遣いには大きな効果があり、従来のキットでは女児が講座に参加するケースは極めて低かったのですが、KOOVの場合は受講生の半数が女児という興味深い現象が起きています。


WAO! LABでの経験をもとにソニー・グローバルエデュケーション社と共同開発した、オリジナルカリキュラム

ソニーKOOV

ハンドルとアームの動きが連動するロボットで遊ぶ小学生



―独自カリキュラムの作成において、WAO! LABさんはどのような役割を果たされましたか?

個別指導Axisで開講する講座は、WAO! LABで培ったすべてを凝縮した内容といっても過言ではありません。私たちが3年間、ロボットプログラミング講座を提供する中で、他のメーカーのロボットキットを使って感じた課題や、子供たちの反応から得た気づきをもとに開発した独自カリキュラムです。

また、ひとつひとつのロボットレシピは、KOOVを開発したソニー・グローバルエデュケーション社のロボットデザイナーと何回も検討を重ねて作りました。組立てに使うブロックの色、形、組立てる順序、電子パーツの使い方、プログラムのどれをとってもKOOVの良さを最大限にいかしたロボットレシピになっています。




―なぜ、ロボットプログラミングなのでしょうか?


私たちがロボットプログラミングを選択する理由は、わかりやすさです。WAO! LABでは過去にゲームを作るプログラミング講座を実施していましたが、ゲームとロボットでは子供たちの反応が明らかに違います。目の前でモノが動くことは非常にわかりやすく、取り組む意欲を高めるからでしょう。コンセプトである「遊びながら、学ぶ」という視点からみても、ロボットは重要な役割を果たすと考えています。



保護者からも好評。体験会で得た、KOOVの手ごたえ

和歌山から大阪の教室に通う親子

和歌山から大阪の教室に通う親子。保護者はいつでも声をかけられる、自由な環境



―体験会に参加されたお子さんや保護者の方の反応はいかがでしたか?


個別指導Axisでの展開を控え、WAO! LABでは体験会をこれまで3回行いました。KOOVを使ったカリキュラムは保護者の方からの反応が良く、体験会の参加を募ると抽選になってしまうほど申し込みが殺到しました。

体験会でも実際の講座と同様、80分の中で、全員が自分のペースで完成形を目指して組み立てとプログラミングに取り組みます。進むペースが速い子を観察していると、完成後に余った時間でブロックを組み立て直したり、自分のイメージする動きになるよう新たなにプログラミングを行ったりして、自分だけのミッションを設定していました。一方、ゆっくり進めている子を見ても、完成までは到達できているため、個人差を十分に吸収できる教材であると感じています。すべての子供がある程度の達成感を得て帰ることができるのは、KOOVの優れている点ですね。


答えのない環境が育む、自ら考え行動する力

モーターの速度を考え中

モーターの速度を考え中。大人はそばで見守るだけで答えは教えない



―プログラミング教育の意義について、どのようにお考えでしょうか?

学校や塾では確かに課題解決方法を学びますが、課題は常に与えられ、答えも用意されています。しかし社会にでると、課題も答えも自分の力で見つけなければなりません。ワオ・コーポレーションの教室運営や商品開発に共通する目標は、自分で考えて行動する能力の開発です。社会で通用する力が身につく学習の提供を目指しており、中でもプログラミング教育は、自分で考えて行動する力をストレートに鍛えることができるものだと考えています。

実は、ロボットプログラミング講座では、講師(大人)が答えを知りません。その理由は、モーターは特性が一つひとつ異なり、電池の消耗具合によっても動くスピードが変わるからです。タイヤに付着したほこりでさえ影響を与えるため、全員で同じ乗り物を作っても、タイヤを動かすためのモーターの値はすべて違います。つまり、実際に自分で試して、考えながら答えを見つけるしか方法がないのです。

もちろんテキストやカリキュラムなどのガイドラインはありますが、基本的には自分が作りたいものを作り、動かします。自分で設定した目標の答えを、自分で探し出す。その繰り返しの中で、自ら考え行動する力が育まれていきます。


ロボットプログラミング講座が見据える未来

プログラミングの画面

プログラミングの画面。直感的な操作で、簡単に動きを設定できる



―ロボットプログラミング講座の目標について教えてください。

学習のゴールは、KOOVを使って作りたいものを作れるようになることです。毎月の講座でブロックの組み立てとプログラミングを学んで経験を蓄積し、年間2回は子供たちが好きなものを自由に製作します。1回目より2回目、2回目より3回目というように、自由製作も回を重ねるごとに自然と高度になっていくでしょう。

講座を通して私たちが目指すのは、子供たちが「自分で考えて、自分で解決できる」人になること。本当の問題解決能力は、必要なスキルをマスターすることではないはずです。社会にでて壁にぶつかったとき、「自分で解決できる」と思えることは、とても大きな意味をもちます。社会にでるまでの間に重ねた「できた!」という経験の数。そして思考のクセ付け。それがいざというときに、力を発揮することになると思います。

KOOVを使った問題解決型の学習で得られる成果は、決してロボットを作るための仕組みや技術そのものではなく、自分で考え取り組む習慣と自己効力感を養うことです。ロボットプログラミングを通して、子供たちには将来役に立つ汎用性の高い力を身につけてほしいですね。



「本物の力を身につけさせたい」。そう願う保護者のみなさまへ

KOOV

ブロックの組み方次第でさまざまな形と動きを実現できる「KOOV」



―最後に、お子さんの通塾を考えている保護者の方へメッセージをお願いします。

教室に通う子供たちには共通点があります。それは、「作る」と「学ぶ」を繰り返して、自分から自然とのめり込んでいくことです。一度作ることを体験して達成感を得ると、作りたいものが次々と溢れ、それを作るために学びたくなる。自分から望んで学び、まるで遊んでいるかのように楽しんでいます。

どんな学びも好きで取り組んだほうが身につきやすく、続きやすいもの。自分から好きになり、夢中になることで自然と子供たちの力となっていくのです。しかもKOOVなら、遊びながら学べますが、結果として身につくのは社会で役立つ力です。

個別指導Axis ロボットプログラミング講座は、将来役立つ力をお子さんに身につけさせたいとお考えの保護者の方におすすめしたい講座です。子供たちが夢中になる仕掛けを、ぜひ確かめに来てください。体験授業でお待ちしています。


編集部コメント

カラフルなKOOVのブロックで作られたロボット。自由に好きな形を作れることはもちろん、出来上がりのかわいらしさが印象的で、女の子が夢中になる理由が理解できました。
大人も答えを知らない課題に思考をめぐらせ、モノが動く喜びによって意欲や創造性が刺激される。まさに「遊びながら、学ぶ」教室でした。2018年4月からの全国一斉開講が楽しみです。


<個別指導Axisロボットプログラミング講座>
TEL:0120-500-222
https://axis-kobetsu.jp/programming/

<WAO!LAB(ワオラボ)>
TEL:0120-520-503
FAX:06-6136-1242
https://www.waolab.jp/


(取材・文・撮影/samusillee、編集/コエテコ編集部)

記事が気に入ったら「いいね!」をしよう!
プログラミング教育に関する情報をお届けします!

この記事を書いた人


コエテコ編集部

2020年から始まる小学校での「プログラミング教育の必修化」に向けて、小学生を対象としたプログラミング教室、ロボットプログラミング教室の市場はどんどん拡大しています。社会・教育・産業構造が大きく変革していく中で、未来の日本を担う子どもたちはグローバル化・情報化社会を生き抜く力を身につけなければなりません。 コエテコ編集部では、習い事やプログラミング教育に関わるテーマをわかりやすく、面白く伝える記事を作成し、皆さんにお届けしていきます。

関連記事