イヤイヤ期はなぜ?いつからいつまで?理由と乗り越えるコツを紹介

イヤイヤ期はなぜ?いつからいつまで?理由と乗り越えるコツを紹介
子どもの自我が芽生えるのと同時にスタートする「イヤイヤ期」。ところかまわず「イヤッ!」「違う!」と泣きわめき、周りの目も気になってパパ・ママはヘトヘト……。とても辛い時期ですよね。

この記事では子どものイヤイヤ期はなぜやってくる?の理由と、できるだけ楽しくイヤイヤ期を乗り越える方法をまとめました。

この記事を読めば、子どものイヤイヤ期についての理解が深まり、余裕のある対応ができるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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泣きたいのはこっちのほう!子どものイヤイヤ期

子どものイヤイヤ期……ただでさえどうしていいかわからず辛いのに、外出した時のイヤイヤは、周りの目が気になって疲れ果ててしまいますよね。

自分の思い通りにならないと、どこでも寝ころがって手足をバタバタ、ギャーギャー。
まるで漫画のように全力で泣きわめく姿にどうすることもできず、私も泣きたい…と思ったこともしばしば。

イヤイヤ期を過ぎ去った今となっては、イヤイヤしているお子さんを見ると「こんなときもあったな」と懐かしく、ほほ笑ましく思います。
「今だけだから頑張って!」と心のなかで勝手にエールを送っています。

でも、当事者のママにとってはいつ終わるのかわからなくて、だからこそつらい時期だったりするんですよね。

子どものイヤイヤ期はなぜ?

イヤイヤ期はいつからいつまで?

イヤイヤ期とは、2歳前後の子どもが「イヤだ!ダメ!」と自己主張が強くなってくることを指します。「魔の2歳児」とも言われています。
自我が芽生え、今までママやパパの言われるまま、されるままだった状態から自立しようとする一歩を踏み出しているのです。

一般的には、3歳頃になると落ち着いてくるようになり、4歳になる頃にはイヤイヤ期が知らない間に終わっていた!と言う方が多いようです。

イヤイヤ期の子どもってどうなる?

個人差がありますが、基本的には自分の「本能のまま」にやりたいこと・したいことがあるとそこに向かって一直線です。

例えば、洋服を自分で着たがる場合、自分でやりたい気持ちを尊重してあげたいところですが、思うようにボタンが留められないとイライラしてギャーギャー泣くこともあります。
前後ろ逆に着てしまったりズボンをちゃんとはけていなかったりするときは、ある程度見逃してあげる広い心を持つことも大事です。

ほかにはオムツを替えたがらない、ご飯を食べない、お風呂に入りたくない、などなど日常のことすべてがイヤイヤになってしまう日もあります。

外に遊びに出掛ければ、まずベビーカーや自転車に乗りたくないと始まり、出発がなかなかできず、やっと公園についても、滑り台など並ばなくてはいけないのに順番を守れなかったりルールを守れなかったり……。
買い物に行けばおもちゃがほしい、お菓子を買ってほしいと泣きわめくことも。

家の中でも外に出てもイヤイヤ期の子どもと一緒に過ごす時間は、体力的にも精神的にも負担と感じることが増えてきます。

実は重要!子どものイヤイヤ期

ところが、このイヤイヤ期は子どもの成長過程で、とても重要な時期です。
身体も脳もぐんぐん成長し、スポンジのように吸収していきますので、イヤイヤ期がきたということは子どもが順調に育っているあかしです。

ただ、このままわがままな子に育ってしまうのではないか、協調性が無い子になってしまうのではないかと不安を覚えることもあるかもしれません。

しかし、イヤイヤ期の子どもの甘えを周囲の方が受け止めてあげることで、自己肯定感が高まり、自分に自信を持つことができると言われています。
自分に自信がある子は積極的にチャレンジし、失敗してもまた立ち上がって挑戦することができる人となります。

頭ごなしに怒るのではなく、甘えを受け止めてあげてくださいね。

イヤイヤ期の原因は「脳」にあった!?

イヤイヤ期は、環境や育て方の影響といったことではなく、『脳』の前頭前野が未発達なことから起こると言われています。

子どもは、自分の思い通りにならないときに、気持ちを抑制する脳の働きがまだできていないため、気持ちの表現がうまくできないのは当たり前なのです。
相手の気持ちを理解しようとしない、空気を読めないのは当然と言えます。

でも、本能だけで行動できるのは今だけ。
3歳ごろから前頭前野の機能が発達し、自分の気持ちがコントロールでき始めますので、イヤイヤ期は「脳が成長している!」と実感できるうれしい時期であると割り切っていきましょう。

イヤイヤ期を乗り越えるコツ8選!

……と、理屈ではわかっても、ずっと一緒にいる身としてはたまったものではないですよね。

子どものイヤイヤ期をなるべく笑顔で乗り越えるにはどうすればいいのでしょうか?

写真や動画に残しておく

「あぁ、この子は本能のまま生きてるなぁ~」と写真や動画を撮影してみると、ママやパパの気持ちが客観的になり落ち着くことも。
1日の終わりに見返してみると、「今日はこんなことで、こんな風に泣いていたのね」とクスっといとおしくなりますよ

時間に余裕を持って行動する

時間に余裕を持つことが心の余裕につながります。
なるべく子どもが自分でやりたい!と言い始めたことは本人の納得がいくまでさせてあげたいですよね。
とはいえ時間には限りがありますし、いつまでも子どものペースに合わせられません。

区切りを決めて前もって「ここまでね」と伝えておくことでスムーズに次の行動に移れるようにしておきましょう。

遊びに変える

夢中になっている子どもに「ご飯を食べよう」「寝る時間だよ」と言葉で促しても「ヤダ!」と言われて結局強引にさせてしまうことも。
ほんとは、子どももママも気持ちよく次の行動に移りたいですよね。

そういうときは遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか?

綱引きのパントマイムのように子どもを引っ張るまねをしたり、シンプルな遊び『かくれんぼ』や、『いないいないばぁ』を取り入れて誘導したり、おもちゃのお片づけを競争したりとママも一緒に遊びながらだと、子どももすんなりママに引き込まれていきますよ

気持ちを代弁してあげる

言葉が未発達で、自分の気持ちが言葉で表現できない分、ママが「そっか、こうしたかったんだね、こういう気持ちだったんだね」と気持ちを代弁してあげましょう。
代弁してあげることでお互いに気持ちが落ち着いてきます。

最初の気に入らなかったことがきっかけで泣き始めても、ヒートアップしてしまい子ども自身も泣いている理由が分からなくなってしまうもの。
ママも泣きわめく子どもにカッとなってしまう気持ちをグッとこらえ、一緒に気持ちを共有していきましょう

「褒め」を大切にする

イヤイヤ期が続くと、つい叱りたい気持ちばかりが先行してしまいます。もちろん、いけないことをした時は叱ることも大切です。しかし、もし褒められるタイミングがあれば褒めてあげることも意識しましょう。

叱ってばかりだと、お子さんもやはり嫌な気持ちになってしまいます。褒めてあげることでお子さんの自尊心を育ててあげましょう。また、叱ってばかりだとママ側も嫌な気持ちになってしまいますよね。積極的に褒められることを見つけて褒めることで、ママも安定した気持ちになることができます。

たとえば、いつもはイヤイヤということがすんなり出来た時や、頼んでもない時にすっとお手伝いしてくれた時など、日常に潜む小さな良いことを見つけてあげて、褒めてあげることが大切です。

自分だけで抱え込まない

イヤイヤ期に対処するときに、ついつい一人で抱え込んでしまってはいませんか? もしかすると、普段の育児がワンオペになっていて、周囲に助けを求めることがなかなか出来ていないかもしれません。「イヤイヤ期くらいで他の人に頼るなんて……」と思っている方もいるでしょう。

しかし、イヤイヤ期は本当に大変な時期です。「こんなことくらいで……」という心の枷を外して、積極的に他の人の力を借りるようにしましょう。パートナーに話を聞いてもらうだけでも気持ちが変わるかもしれません。また、ご両親はあなたのイヤイヤ期も体験しているはずなので、そこで得た知見やアドバイスを貰えるかもしれません。保育所などにお子さんを預けている場合は、そこの保育士さんに話を聞いてみるのも良いでしょう。

子育てに関する悩みを一人で抱える必要はありません。どんな些細なことでも、まずは他の人に話してみることから始めましょう。

気分転換をする

子育ては、子どもと真摯に向き合うのが基本です。しかし、ずっと向き合いっぱなしではさすがに疲れてしまいますよね。イヤイヤ期であれば、特にその疲れが大きくなってしまうでしょう。

そんな時は、子どものことを全く考えなくても良い時間を作ることも大切です。ご両親に預けてみたり、託児所を利用してみたり。そして一人っきりの時間を作り、思いっきり気分転換をしてみましょう。

その時間で、普段は顔を合わせない人と会ってみるのも良いかもしれません。古い友人だったり、なかなか会えない恩師だったり。そういう人にイヤイヤ期の話をすることで、何か解決策が見つかるかもしれません。

いずれにせよ、一人の時間を作ってみようとしてみるのが大切です。大切なお子さんだと思いますが、勇気を持って距離を置くことも重要……!

イヤイヤ期はこういうもの!と諦める

子どもがイヤイヤしている姿に親はイライラ。
親がイライラしていると、子どももイライラ……悪循環です。

子どもに向き合うのはとても体力がいることです。
全てを完璧にこなそうとするのではなく、手抜きをしながら子育てを楽しみましょう。

イヤイヤ期に親がしてはNGな行動

イヤイヤ期によって心も体も疲弊している状態だと、普段はしないNG行動もしてしまいしがちです。疲れてイライラしているのは分かりますが、以下の2つのNG行動は、出来る限りやらないように気をつけましょう。

もし現在進行形でNG行動をしている人は、これからの行動を改善してみることをおすすめします。「もう遅いから」と諦める必要はありません。行動を改善するには、思い立ったときや気付けたときがベストのタイミングなのです

無視したり、放置したり、突き放す

無視・放置・突き放す行為は、イヤイヤ期の子どもにとって何の効力もありませんこれらの行動をとられた子どもが感じるのは、大きな絶望感です

無視・放置・突き放す行為を続けていると、子どもの気持ちはより不安定な状態になり、さらにイヤイヤな態度がひどくなる恐れもあります。特に「放置」は、子どもの姿が見えない場合、安全性のリスクも。泣いたり暴れたりしているうちに、大きなケガにつながる可能性もあるため、特に避けてほしい行為です。

「子どもから離れないとどうしてもイライラが収まらない」場合には、配偶者や身内、第三者などに託児を依頼しましょう。第三者を挟むことで、気持ちを落ち着け、理性的な態度を取れることもあります。頼める人や施設がない場合には、安全な部屋に子どもを置き離れる時間を少なくすることで、リスクを最小限に減らしましょう。

強く叱り過ぎる

「強く叱り過ぎる」行為は、子どもの心に恐怖心を生みだします。例えば、自立した大人の女性でも、自分より体の大きい男性に強く叱られたら怖いですよね。叱ることは、教育上大切なことですが、度が過ぎると、子どもの心がダメージを与えることになります。しかも、1度生まれた恐怖心はなかなか取り除くことができず、長い間記憶されるのです。

叱り過ぎは、子どもの脳が萎縮、肥大する変形が、近年の研究により分かっています。強く叱る行為は、取り返しのつかない結果を招く可能性もあるため、出来る限り避けたいものです。

もし「強く叱り過ぎる」ことのデメリットを理解しても行動の改善が難しい場合は、以下の3つを試してみてください。叱ることを0にはできなくても、減らすことはできるかもしれません。

  • 叱っても子どもが改善できないことは叱るだけ無駄と考える
  • 叱る前に深呼吸する
  • 一旦子どもと物理的距離を置く

イヤイヤ機などの子育てに関する相談先

子どもにイライラする気持ちや、思うように接することができなくて悲しい気持ちは、誰かに話すことで軽くできる場合もあります。1人で溜め込まず、親や友だち、配偶者などに相談しましょう。周りに相談できる人がいない、もしくは相談したくない場合は、相談窓口に相談するのがおすすめです。

相談することで、気付かなかった気持ちに気付けたり、気持ちを整理するきっかけになったり、有益なアドバイスをもらったりすることが期待できます

自治体ごとの相談窓口

名称は異なりますが、各自治体ごとに子育てに関する相談窓口が設置してあり、誰でも利用できます。番号を知りたい場合は、各自治体の公式ホームページに掲載されている場合が多いため、調べてみるといいでしょう。「子育て 相談 ○○(お住いの都道府県や市町村名)」と検索しても、相談窓口の番号を確認することが可能です。

児童相談所

各都道府県に設置された、児童福祉に特化した機関を指します。原則18歳未満の子どもに関する相談や通告などを受け付けている行政機関です。

全ての子どもが心身ともに健やかに育つことを目的とし、家族等を援助し、問題解決へ導くのが役目。児童福祉司・医師・保健師・児童心理司児童心理司などの専門スタッフが対応してくれるため、より専門的なアドバイスや支援を受けられるのが特徴です。

「189(固定電話・携帯電話共通)」へ連絡すると、お住まいの地域の児童相談所につながります。

子育てホットライン「ママさん110番」

日本保育協会が運営していく相談窓口です。日本保育協会は、保育業界の施設長・保育士・学識者で構成されている団体で、保育に関するさまざまな問題の調査研究を行っています。団体の性質から、乳幼児の子育て全般の相談向きと言えるでしょう。

保健センター

全国に2,400箇所以上ある公的機関です。地域住民の健康に関するサービスの提供が業務の中心で、育児相談も行っています。相談スタッフには、保健師・助産師・栄養士などの専門家が揃っており、専門家の立場から意見を聞くことが可能です。

市区町村が運営しているため、相談後に市が開催している育児教室や発達教室などを紹介してもらうこともできます。子どもだけでなく親の支援が必要な場合でも、他の施設や教室などを紹介してもらうことが可能です。

よりそいホットライン

育児相談だけでなく生活に関しても相談したい場合は、よりそいホットラインがおすすめです。生活の困りごとやDVなど、育児以外のことも相談にのってもらえます。

一般社団法人・社会的包摂サポートセンターが運営している団体で、相談を聞くだけでなく、個人に寄り添った個別支援や社会的排除の実態を明らかにする活動なども行っています

まとめ

イヤイヤ期は、ママにとってとてもつらい時期ですが、子どもにとっては自我が芽生え、脳が成長しようと頑張っているとても重要な時です。
子どもによって様々なパターンがありますが、対処のコツを覚えて自分のせいだと思い詰めず、一つひとつ向き合って行くことが大切ですね。

イヤイヤ期には必ず終わりが来ます!今回ご紹介したコツを試してみてはいかがでしょうか?

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