小学生ママ・パパの間にも少しずつ認知が広がってきたものの、「家で何かしておいたほうがいいのかな?」「プログラミング教育には本当に意味があるの?」とモヤモヤした気持ちを抱えている方も多いようです。
今回はママさんから質問を募り、今をときめくプログラミング教室『ロボ団』代表・重見さんにインタビュー!
プログラミング教育の「なぜ?」「どうすれば?」について教えていただきました。
魅力的なカリキュラムに加え、JAXAとタッグを組んだ「はやぶさ2」ミッションなど、楽しいイベントも行っている。
⇒『ロボ団』ページへGo!
じゃんじゃん聞いてください!
06. 嫌がっている子にやらせるのはNG?
プログラミングを嫌がっている子にやらせるのはNGでしょうか?
NGです!(きっぱり)
何より、親もしんどいですよ。
ロボ団の話をすると、教室ポリシーが「好きを学びに、社会とつながる」なんです。
嫌がっている子にやらせるのはポリシーに反するので、うちではNGとしています。
そもそも、子どもの嫌がる顔を見るのって、つらくないですか?
うん、すっごく嫌だ。
悪いことしてる気持ちになりますよね。
「何のためにやってるんだろう……」って気持ちになっちゃいますよね。
ただ、プログラミングを学習する方法って色々あるんです。
パソコン上でのプログラミングがピンと来なくても、ロボットなら動かしたいとか、ゲームなら作ってみたいとか、その子が楽しめる方法があるかもしれません。
絵を描くのは苦手でも、ねんど遊びは好き!みたいな感じかな。
あんまり気乗りしてないな……と思ったら、方法を変えてみるのも手ですよ。
中にはお子さんが「楽しく」取り組める教材があるかも。まずは方法を変えるのが吉。
07. 長時間になると心配。止めてもいい?
プログラミングばかりしている子どもには、どう接すればいいでしょうか。
長時間になると、さすがに心配です……
心配になるのは、「プログラミング=勉強」だと納得していないからです。
たとえば勉強を1時間、2時間……と続けていても止めないですよね。「よくやってるな」って見守るんじゃないですか?
それなのにプログラミングだと「心配」って思うのは「プログラミング=勉強」という納得感がないからだと思うんです。
プログラミング教材ってゲームっぽい見た目のものも多いから、遊んでいるように見えるかもしれませんね。
そうかもしれませんね。でも、ゲームとプログラミングでは脳の使い方が全然違います。
ゲームをするときは受動的な使い方になりますが、プログラミングは能動的な脳の使い方をしているんです。
だから「プログラミングばかりしている」と心配にならなくてもいいと思いますよ。納得感のある教材選びをしてください。
08. プログラミング教材……高すぎ!
プログラミング教材は、とにかく高い!
どうしてこんなに高いんでしょうか?
ズバリ、性能の差です。
パソコンとかでもそうだと思うんですけど、安いパソコンだと3万円くらいで買えるのに、iMacだと30万円くらいしますよね。
そこにある違いはなんだろう?って考えてもらうと、性能の差なんだなと納得していただけると思います。
ああ〜なるほど。わかりやすい。
とくにプログラミング教材に関して言うと、値段の差は再現性の差でもあるんですね。
同じプログラムを書いたときに、どのくらいの精度で動いてくれるか。
教室でプログラミングの勉強をする場合、たとえば5チームあって、同じプログラムを書いているのにロボットの動きが微妙に違ったら、授業として成立してないですよね(笑)。
確かに!
とくに競争なんかだと、そのへんのバラツキは致命的ですよね。
でも、いろいろ試してみた結果、安いロボットだとそういうことが起こるんですよ。
「同じ結果を得られるかどうか」は、教室だと特に大切なので……教材が比較的高額になってしまうんですね。
とはいえ高いのは事実だし、ロボット貸し出し制の教室を選ぶといいかもしれないですね。ロボ団さんもそうですが。
気になる場合は教材を貸し出してくれる教室を選びましょう。
09. 教室に通ったら、家でも何かしなきゃダメ?
プログラミング教室に通い始めた場合、家庭でのフォローはどれくらい必要でしょうか?
教室によってバラバラです。
ただ、家での宿題なしにプログラミングの知識が身につくかは疑問ですね。
家庭でのフォローが必要かどうかですが、そもそも宿題を出さない教室さんもありますよね。
ただ……英語なんかも一緒だと思うんですけど、週1回だけ教室に通って、残り6日間はプログラミングに触れないとなると、しっかり身につくのかな?と思います。
なるほど。
おそらくこのママさんは、
「自分には専門の知識がないのに、宿題を見てあげられるかな?」
と不安なのかな。
手前味噌になりますが、ロボ団では宿題用のアプリを用意しているので「宿題をやっているかどうか」のチェックだけでOKです。
専門知識がなくてもフォローしていただけますよ。
保護者用のガイドを用意している教室さんもありますしね。
家庭でも見てあげたい場合は、サポートが手厚い教室を選ぶといいのかも。
みなさんのギモン、受付中です!
重見さん、ありがとうございました!
はい!また何でも聞いてくださいね。
「こういうとき、どうしたらいい?」
「子どもからこんなことを聞かれて困った……」
「ずっとモヤモヤしてる!」
などなど、何でも気軽にお寄せください。コエテコの取材力を発揮し、専門家にインタビューします。
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引き続き、よろしくお願いします!