eスポーツとは?|ゲームの実力でオリンピックに出場?めざす方法を徹底解説
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しかし、近い将来には「頑張ってゲームの腕を上げなさい」に変わっていくかもしれません。
それはなぜか? ビデオゲームをプレイする技術を競うeスポーツが注目を浴びているからです。
もともとはゲームファンのローカルな営みだったものが、今や国際大会で競われるまでに。
eスポーツのプロとしてお金持ちになる人も増え、eスポーツプレイヤーのマネジメントをする会社まで続々と現れてきました。
この記事では近い将来、子どもたちの「将来の夢」トップになってもおかしくないeスポーツの世界を紹介します。

eスポーツとは?
eスポーツ(エレクトリック・スポーツ)は、ビデオゲームをスポーツとして競い合う競技、または大会をさします。対象となるゲームはシューティングゲーム、リアルタイムストラテジー、格闘ゲーム、スポーツゲーム(バスケットボール、サッカー、野球など)、レーシングゲーム、パズルゲーム(テトリス、ぷよぷよなど)など幅広くなっています。
欧米では1990年代後半から高額な賞金のかかった国際大会も開かれ、プロのeスポーツプレイヤーも現れるようになってきました。
2007年には中国・マカオで行われたアジアオリンピック評議会主催第2回アジア室内競技大会でeスポーツが正式種目として認められています。
日本でeスポーツが盛り上がりを見せはじめたのは2018年ごろから。
日本eスポーツ連合が設立され、吉本興業がeスポーツに進出に発表するなどのニュースがあいつぎ、いままで遊びとしか見られていなかったゲームの世界が大きな脚光をあびました。
2019年には第74回の茨城国体の特別競技として開催されました。
eスポーツプレイヤーを専門に育成する学校もできていますし、
e-Sportsカレッジは、世界で活躍するプロ選手の育成を目指します。プロeスポーツチームを運営しているからこそ、プロのe-sportsプレイヤーを育成することができるのです。さあ、一緒に世界で活躍するプロゲーマーを目指しましょう!
https://ha.athuman.com/e_sports/ >
正式にサークル活動として認める高校も現れました。
日本のeスポーツは世界的には後発ながら急発展をとげはじめています。
eスポーツがいま注目される理由
「eスポーツの国際大会」とか「eスポーツで億万長者」とか……保護者世代にとっては「???」な話かもしれません。どうして世の中がこんなに変わったのか?簡単に説明します。
やっぱりみんなゲームが大好き!
インベーダーゲームが社会現象になったのが1978年、スーパーマリオブラザースのファミコン版が発売されたのが1985年、最初のPlayStationは1994年の発売です。「ゲームばっかりしないで勉強しなさい」と言われながら育った、ゲームに親しみのある世代がもう保護者になっています。
昔からゲームセンターでスゴ腕のプレイヤーがいると人だかりができたように、現在ではYouTubeのゲーム実況が大きな人気となっています。
2017年のある調査では、世界中に3億人以上のeスポーツ観戦ファンがいるそう。
ファン層が拡大したことで、eスポーツの世界が大きく広がったのです。
巨大なマーケットと国際標準
Nintendo Switchは2019年9月まで全世界で4,000万台、PlayStation 4は2020年1月までに1億600万台が売れています。それぞれ一つのハードウェアとしては他の分野にも例を見ない巨大マーケットです。
世界中の子どもたちは(おとなも!)同じマシンと同じソフトで遊んでいます。
日本の子どもがエジプトやメキシコのルクセンブルグやナイジェリアの子どもたちとも戦いあえる環境がある。
その環境のもとに国際大会が開催され海外のプレイヤーと競いあう条件がととのってきました。
インターネットの普及とネットワーク対戦の実現
とはいっても国際大会のために海外に渡航するのはなかなか困難です。そんななか国と国、プレイヤーとプレイヤーの距離を一気に縮めたのがインターネットの発達でした。
ネット接続によって飛行機に乗って空を飛ばなくても海外プレイヤーと対戦できるようになりました。
このようにして国際対戦の機運は盛り上がりリアルにプレイヤーが集う国際大会が実現するまでになりました。
スポンサーも集めやすい!
もう一点、ビデオゲームは大会を開催するためのスポンサー集めもしやすいメディアと言われています。資金が集まりやすいことで、大きな大会も開催しやすくなってきたというわけです。
ゲームファンが拡大し、プレイヤーの数が増えてきた上に、ビジネスとしてもeゲームを盛り上げる環境が整った。
ここに、eスポーツの人気が爆発した理由がありそうです。
子どもをeスポーツプレイヤーに育てるには?
多くの子どもたちが楽しんでいるゲームが草野球とすれば、国際大会で競われるeスポーツはMLB。「楽しい」「好き」だけではとても勝てません。
ゲームだからと甘く見ず、並大抵でない努力が必要とされるプロの世界。
そこで成功するプレイヤーになる方法をまとめてみました。
反射神経を徹底的に研ぎすます
eスポーツの世界では勝負は1/1000秒の世界で決着します。ここで勝ち抜くために必要なのは反射神経。
敵が画面で動いてから考えていたのでは到底まにあいません。
動きに対して自動的に体が動くまで徹底的な反射神経トレーニングが必要です。
強い相手と対戦する
たとえば対戦型の格闘ゲームなど。自宅のゲーム機でコンピュータを相手に戦って全勝になっても世界レベルでは通用しません。
インターネット対戦などを通して囲碁や将棋と同様に強い相手と戦って、ときにはコテンパンにやられながら勝ち方をおぼえていくのが成長の秘訣といえます。
プログラミングを学習する
eスポーツで使われるビデオゲームは当然ながらプログラマー(たいていは複数)がつくりあげた作品です。大きなストーリーは企画担当がつくりますが細かい部分にはプログラマーの個性や考え方が現れてくるのがゲームです。
じぶん自身がプログラミングをわかっていれば「ここはこう動く」「ああ、そう来たか」とソフトウェアの見えない部分がわかってきます。
プログラムがわかっていると、それだけ戦略も立てやすくなります。eスポーツプレイヤーとして活躍するにはプログラミングの知識があれば絶対的に有利です。
算数(数学)と英語を勉強する
ゲームによって差はありますが、多くの場合、勝者となるには緻密な計算と戦略が必要となります。そこには数学的要素も大いに関わります。学校で算数(数学)をきちんと勉強してきたプレイヤーは勝利の確率も上がっていくでしょう。
3次元ゲームの場合には加速度や重力なども大きなファクターとなり物理の知識も生きるでしょう。
また、国際的な舞台でeスポーツプレイヤーとして活躍したいならストレスのないコミュニケーションのためにも英語は不可欠。
学校の勉強もeスポーツプレイヤーとして大いに役立つ!忘れてはいけない事実です。
早寝早起き。健康生活を送る
肉体的なスポーツ同様、eスポーツでも自分を駆り立てていく強靱な精神力が求められます。夜更かしや偏食など不健康な生活を送っている人に一流の選手になれるはずもありません。
eスポーツのスーパースターは規則正しい生活から生まれてくると子どもにも教えてあげましょう。
eスポーツ選手のその後は?
eスポーツ選手にも、他のスポーツ選手と同様に選手生命には限りがあります。本人の努力や才能によって長く活動することも可能ですが、やはり年齢を重ねるごとに反射神経などが衰えてきます。スポーツ選手は解説者や指導者といったセカンドキャリアがありますが、eスポーツ選手にもそういった道は開けているのでしょうか?
昨今はeスポーツ業界が盛り上がっているので、他のスポーツと同様に解説者や指導者として活動している方もいます。今後市場がますます盛り上がってくれば、そういった人材の需要はさらに高まるでしょう。
また、ゲームプレイヤーとしての知見を活かして、ゲーム業界に再就職する方も多いようです。この場合、プランナーなどへの道が開けてきます。
これまでゲームは遊びとしてしか認知されていませんでしたが、今後はどんどん職業として確立していくことになりそうです。
まとめ|プロとしていばらの道をいくか?ゲーマーとして楽しむか?
「ゲームが好き」だから「eスポーツプレイヤー」をめざす子どもが増えています。ただ、ちょっと待って!
プロとして一流となり高収入を得る道はとても一筋縄ではいきません。
マンガ家やミュージシャンをめざして「こんなに苦しいならファンのままでいればよかった」と後悔する人も多くいます。
eスポーツも同様。1万人がチャレンジしてプロになれるのは1人だけかもしれません。
ゲームがいちばん楽しいのはゲーマーとして遊ぶとき!
それでも世界一をめざしたいのなら、ぜひチャレンジみてください。eスポーツ界のイチローや八村塁になるのは、あなたかもしれませんよ。
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