スポーツが子どもにもたらす教育的効果は?人気の習い事を紹介

スポーツが子どもにもたらす効果は?人気の習い事を紹介
5歳ごろからはじまるプレゴールデンエイジ期と、9~12歳ごろのゴールデンエイジ期は、運動能力が著しく発達する「黄金期」といわれています。この時期の過ごし方次第で将来の運動能力に大きな差がつきます。この記事では、子ども向けのスポーツの習い事について紹介します。

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スポーツが子どもにもたらす効果とは?


サッカー、野球、バスケットボール、ダンス、剣道、スイミング、体操……習い事として注目を集めるスポーツにはさまざまなメリットがあります。体力的な面だけでなく、精神面でも成長が期待できます。スポーツが子どもたちにもたらす効果を紹介します。

基礎体力の向上が期待できる

文部科学省の幼児期運動指針によれば、神経機能が発達する幼児期は、周囲の状況に合わせて行動し、新しい動きを身につけるうえで重要な「運動調整能力」が大きく伸びる時期とされています。

この幼児期に運動することで、全身の筋肉や骨、心肺機能の正しい発達を促すことができるという指摘があります。幼児期にスポーツをすると、基礎体力の向上が見込めるといわれています

精神面やマナーと言った心の成長も

チームや対人関係を通して取り組むことの多いスポーツには、仲間と協力し合ったり、思いやりやマナーを身につけたりする場面が多くあります。

また、新しい技などに挑戦する経験を繰り返すことで、自信を強め、自分で考える力や行動力も身につけることができます。こうした精神面の発達は学校生活や普段の生活でも役立ちます。

運動不足になるとどんな影響が?

運動不足になると、骨や筋肉、神経の発達に影響を与え、瞬発力や持久力に加え、バランス感覚を十分に身につけることができなくなるおそれが強まります。

体力が低下すると、けがをしやすくなり、日常生活に支障が出る可能性もあります。そうしたリスクを避けるためにも、小さなうちからスポーツに取り組むことが大切といえます。

子どもに人気の「ダンス」の習い事

子どもに人気の「ダンス系」の習い事4選小学校の指導要領に「表現運動」として組み込まれ、中学校では体育で必修化されているダンス。2021年にニフティが行った習い事に関するアンケートでは、これからやってみたい習い事の項目で、小学生と中学生ともにダンスがトップの票数を集めています。学校でも行われ、注目されるダンスのおすすめの教室を紹介します。

チアダンス

日本チア界の発展活動を行う一般社団法人チアスピリットは、チアダンスで育まれる「チアスピリット」を「笑顔」「元気」「応援する気持ち」と定義しています。チアリーディングから派生したチアダンスを習うと、ダンスの技術と基礎体力、チームワークを通した協調性などに加え、「笑顔」「元気」「応援する気持ち」という人間として魅力あふれるエネルギーを身につけることができます。
参考:おすすめのダンス教室

おすすめの教室「LOICX☆チアダンススクール」


「LOICX(ロイックス)☆チアダンススクール」は「笑顔」「元気」「勇気」「素直」「感謝」「絆」「夢」を意識した生活を送れるようにチアダンスを指導しているスクールです。全国で約50の教室を展開しており、レッスンは日本初のプロチアダンスユニット「LOICX GIRLS☆」が監修しています。

レッスンでは海外のプロチームが実際に使用している曲や振りつけを使用。ただ踊るだけでなく、全身のストレッチや「アームモーション」という腕の動きの練習など、基礎トレーニングも丁寧に行うため、体の柔軟性が高まり、運動神経もよくなります。チアダンスを通して人前に出るのが苦手だった子が元気いっぱいに話せるようになったり、自分から挨拶する習慣が身についたりと効果は絶大です。


ヒップホップダンス

アップとダウンのリズムを基本に、大きく体を使って動くアメリカ生まれのヒップホップダンス。立ち位置を変えずに走っているように動く「ランニングマン」や足を交差させて踊る「チャールストン」などを通し、運動能力が高まります。相手に合わせようという意識で協調性が磨かれ、ステージや人前に出る経験を通じて自己肯定感も強まります。

おすすめの教室「ETC DANCE SCHOOL」


「ETC DANCE SCHOOL」のコンセプトは「学ぶ楽しさ」と「踊る喜び」をしっかりと伝えていくこと。入会者の大半はダンス未経験者であり、初心者が安心して通えるスクールという特色を持ちます。

レッスンの中心はヒップホップダンス。3歳~未就学児対象の「幼児クラス」と、小学生対象の「キッズクラス」に分かれているので、小さなお子さんでも安心して習い事を始められます。小学生になると人気ガールズグループ「TWICE(トゥワイス)」や「NiziU(ニジュー)」などが踊っている「ガールズヒップホップ」にも取り組みます。クラスは登録制になっており、それぞれ担当のインストラクターがつくため、丁寧に成長を見守ってもらえます。


バレエ

ヨーロッパ宮廷の無言劇や仮面劇から発展したバレエは大きく分けて、規範や形式美を重視する「クラシック・バレエ」と、より自由に表現する「モダン・バレエ」の2種類があります。ダンスの技術だけでなく、体幹が鍛えられ姿勢が良くなる、柔軟性がつく、表現力が養われる、協調性が育まれるといった成長が期待できます。

おすすめの教室「バレエスタジオ パ・ドゥ・シュヴァル」


「バレエスタジオ パ・ドゥ・シュヴァル」は2012年にオープンしたバレエスタジオ。東京都北区豊島にある教室には体に負担がかかりにくいバレエ専用の床を敷いており、本格的に安心してレッスンすることができます。

対象は3歳以上で、レッスンの時間は1回45分。全身がしっかり見える鏡が壁一面に貼られている空間で、主にストレッチ→背筋・腹筋のトレーニング→スキップ→バーレッスン→発表会の振りつけという流れで練習が行われます。「舞台に立つことが、バレエを続ける一番の楽しみ」と話すのは東京シティバレエ団に所属していた越前千佳子先生。親が観覧できる発表会を1年半〜2年ごとに開催しており、舞台に立つまでに努力と忍耐の大切さを知ることができます。


新体操・AGG

運動能力を高めるため、オリンピックの競技にも取り入れられている新体操を習い事として始めるのも一つの考え方でしょう。個人競技と団体競技に分けられ、ロープやボール、リボンなどを使用し演技を披露するスポーツです。新体操に近い体操競技として、AGG(AESTHETIC GROUP GYMNASTICS /エステティック・グループ・ジムナスティックス)も注目されています。

おすすめの教室「Monica AGG Academy」



グループで踊る「AGG」は、100年も前にフィンランドで誕生した体操競技です。正式名は「Aesthetic Group Gymnastics(エステティック・グループ・ジムナスティックス)」であり、芸術、表現、感情を融合させたグループ演技を特徴としています。

このAGGを本格的に学べるのが「Monica AGG Academy」です。主宰の久保田さおり先生は、日本、インドネシア、マレーシア、台湾、インド、シンガポールなどで新体操やAGGの豊富な指導経験を持っており、レッスンは日本語と英語を交えて行われます。

1回120分のレッスンでは、入念なストレッチ、柔軟体操、バレエの動きなどを練習。筋力や柔軟性、リズム感が高まるうえ、忍耐力ややり抜く力がつき、演技に集中する力も身につきます。


子どもに人気の「チームスポーツ系」の習い事

日本でもプロスポーツがある、サッカー、野球、バスケットボールは、子どもの習い事としても人気があります。各競技の技術だけでなく、チームスポーツのトレーニングを通して協調性や思いやり、リーダーシップやフォロワーシップが養われます。おすすめの教室の月謝はいずれもリーズナブルな価格設定になっています。

サッカー

世界的に人気の高いサッカーは、コミュニケーション能力や協調性を身につけることができる人気チームスポーツです。走る場面も多く、体力づくりにも効果的。試合ではコーチや監督がピッチ上にいないため、一人ひとりが状況に応じて判断する力が必要となり、主体的な思考を自然と育むことができる一面もあります。

ゴールキーパー以外は基本的に手を使ってはいけないというルールのもと、足でボールを扱ううえで、物体の位置や形状、方向、大きさなどを素早く正確に認識する「空間認知能力」が磨かれるといわれます。空間認知能力は、理数系科目の学びに生きるという意見もあります。

おすすめの教室「リベルタサッカースクール」



「リベルタサッカースクール」は全国の約1600カ所で教室を運営しているサッカースクールで、「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」という指導方針を掲げています。

平日に行われるレッスンでは「サッカーがうまい子」ばかりが注目されるのではなく、一人ひとりに光を当てる指導を実施。しっかりと見てもらえることで、自己肯定感が育まれます。

レベル別のクラスはなく、「集団個別指導」という体制のもと、異なる年齢の子どもたちが一緒にサッカーを楽しむなかで、技術を磨くだけでなく、協調性や社会性、礼儀作法なども身につけます。


野球

野球は攻撃と守備の局面が明確に分かれており、チームにおいてある状況下で自分がどんなプレーをすべきかという点で責任感が強まるスポーツと言われています。打席や守備につく時間が限られているなかでは集中力やプレッシャーに打ち勝つ力も育まれるでしょう。

サッカーやバスケットボールと比較すると運動量は少ない一方、「走る」「打つ」「投げる」「守る」という4つの基本動作が含まれている点が大きな特色です。そのため、様々な体の使い方を身につけ、運動能力も高まります。状況に応じたプレーを考える必要があり、準備力や対応力も伸びていきます。

おすすめの教室「ジュニアピッチングアカデミー」


「ジュニアピッチングアカデミー」はその名のとおり、野球の「投げる」に特化した指導を展開しているスクールです。生徒はピッチャーが多い一方、負担がかからない投げ方を知りたいという理由で内野手や外野手でもレッスンを受けている子どもたちが少なくありません。

指導方針は「少人数・個別指導型」で、子どもの能力や成長に合わせてピッチングフォームを指導します。ピッチングは、バッティングと比べてケガのリスクが高いため、肩やひじを痛めないフォームが重要という考え方のもと、「ストラックアウト(的当て)」を使った練習や、タオルを持ってフォームを確認する「シャドーピッチング」も積極的に行っています。


バスケットボール

2015年に新リーグの「Bリーグ」が設立されたバスケットボールは、小さなコートの中で1つのボールを奪い合うスポーツで、敏捷性が育まれます。シュートやドリブル、ジャンプしたときの姿勢を安定させるために、体幹が鍛えられる一面もあります。常に動き回りながら次のプレーを瞬時に判断するため、持久力や集中力も磨かれます。

高さがカギとなるスポーツですが、背が低いことは絶対的なデメリットにはなりません。日本バスケ界初の1億円プレーヤーとなった富樫勇樹選手の身長は167センチ。190センチを超えるような大柄な選手が多いコートにあって、卓越した技術とパスセンスを武器に存在感を発揮しています。

おすすめの教室「バスケットボールスクール ハーツ」


「バスケットボールスクール ハーツ」は「子どもたちの『ココロに体力を。』」というスクール理念を掲げるバスケットボール教室。指導方針は「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」。バスケットボールの技術を伝えながら、一人ひとりに自信を与えるレッスンを特色としています。

週1回のレッスンはパスやドリブル、シュートなど基礎練習を行い、その後に2対2などの応用練習、最後に実践編として試合を行う流れが基本です。試合では、参加している全員が5分以上出場できるように配慮してチームメンバーを交代します。「上手い下手」に関係なく、すべての子どもたちに試合をする楽しさを味わってほしいという考え方があるためです。また、バスケットボールの基礎を理論的に学ぶことにも注力しており、小さな子でもプロの指導者から理論的に学ぶことができる環境は貴重です。


子どもに人気の「個人スポーツ系」の習い事

学研教育総合研究所が2020年8月に実施した「小学生の日常生活・学習・新型コロナ対策の休校に関する調査」の「習い事について」の項目では水泳が最も高い割合を占めました。

男子では体操教室が6位、武道(柔道、空手、剣道など)が9位。

女子では体操教室が10位、武道(柔道、空手、剣道など)が13位と、「個人スポーツ系」の習い事は一定の人気を得ています。

個人競技は団体競技に比べ自分のペースで練習を進められたり、一人で練習に打ち込む場面が多く、自主性を育みやすかったりというメリットがあるといわれています。お子さんの性格や、どういった部分を伸ばしてあげたいかによって、「個人スポーツ系」の習い事を検討するのも保護者の役割といえるでしょう。

テニス

テニスは3歳から始めることができ、総合的な運動能力や孤独に闘い抜く力が身につくスポーツとして世界的に人気があります。非接触型のスポーツであり、個人の目標を持つほか、ダブルスでチームワークを磨く選択肢もあります。

おすすめの教室「テニススクール プリマステラ」


「テニススクール プリマステラ」は「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」を指導方針に掲げるテニス教室です。対象は3歳〜12歳までで、テニスの技術指導に加え、勤勉性、思いやり、忍耐力、協調性といった社会で必要とされる非認知能力を育てる指導が特色です。

レッスンは国際テニス連盟(ITF)で推奨されている「プレイ&ステイ」という指導を基にしたもの。個人のレベルや年齢にあわせて3種類のラケットサイズ、材質の異なる3種類のボールを用意し、発達段階や能力に応じて「子どもたちが楽しむ、よろこぶ指導」を行っています。

「打つ」「走る」「切り返す」「止まる」といったの動作を続けるテニスでは、筋力や持久力、敏捷性、反射神経など、様々な運動能力の向上が期待できます。


空手

空手のルーツは現在の沖縄にあると言われています。15世紀に成立した琉球王国で発達した武術の一つで、現在の中国にあたる民から伝わった拳法をもとに「手(てぃー)」という武術を生み出し、これが空手のもとになったと考えられています。

全日本空手道連盟和道会の東京空手倶楽部(東京都千代田区)の代表を務める瀧川英治さんは、「空手は『動く禅』とも言われ、徹底的に『形(かた)』を形態模写することで、想像力や忍耐力を学ぶ武道です」と話しました。そのほか、「集中力が養える」「想像力や克己心が育つ」「正しい体の使い方を学べる」「身体能力が伸びる」「礼儀作法が身につく」といったメリットを挙げています。

おすすめの教室「リズミックカラテ クオレ」


「リズミックカラテクオレ」は「空手を通じて、人を育てていきたい」という指針を持ったスクールです。スクール名の「Cuore(クオレ)」はイタリア語で「心」を意味する言葉で、社会を生き抜く「心の強さ」を育んでいくレッスンが行われています。

気軽に親しんでもらうため、子どもたちの間で流行っている曲をかけながら基本練習に取り組んでいます。2人1組の練習では「お互いの良い点と改善点を一つずつ伝え合う」という課題が出され、相手の動きを観察して課題を発見する「見る力」と、改善点を言葉にして伝える「話す力」を伸ばします。

空手は全身運動であり、左右両方の手と足を動かすため、体のバランスが整い、姿勢がよくなります。


剣道

全日本剣道連盟によると、剣道とはもともと「日本の武士が剣(日本刀)を使った戦いを通じ、剣の理法を自得するために歩む道」を指します。稽古を通じて剣の操法を学ぶことは、そのための一つの手段であり、その取り組みが「人間形成の道」となります。

東京修道館の3代目館長の中村福義さんは剣道について、「心と体を鍛えられる武道として世界中で親しまれています」と話し、その魅力の一つとして「礼儀正しくなる」という点を挙げ、「剣道で学んだ礼儀は、学校生活や部活動、友だちの家に招かれたときなど、日常生活でも役に立つことが多いです」と述べています。

おすすめの教室「こころ 剣道スクール」

「こころ 剣道スクール」は、長い歴史によって培われた剣道を通して、子どもたちが環境の変化に柔軟に対応できる「こころ」を育てる剣道教室です。対象は3歳〜12歳までで、お茶くみ当番や祝勝会などの保護者様の負担がない点が特色です。

いわゆる「道場」の厳しい雰囲気はなく、勝ち負けよりも「楽しい」「ワクワク」を優先した指導を実施。年長者や剣道歴が長い子どもが中心となってレッスンが行われるため、リーダーシップやフォロワーシップが育まれます。

年3回ある1泊2日の合宿ではスクールの他校の生徒たちと交流する機会が設けられており、集団で寝食をともにすることで社会性も強まります。


スイミング

学研教育総合研究所が2020年8月に実施した「小学生の日常生活・学習・新型コロナ対策の休校に関する調査」の「習い事について」の項目で、「現在行っている習い事はありますか」という問いに対して最も高い割合を占めた回答は水泳でした。

また、2021年に日本トレンドリサーチが行った「子供に習わせたい習い事」に関するアンケートで1位になったのも水泳で、スイミングは習い事として注目をされています。

日本スイミングクラブ協会の指導力向上委員会副委員長を務める目黒伸良さんは、スイミングを習い始めるのは「水への恐怖心が少ない、3歳までにはじめるのが望ましい」といいます。

メリットとしては「泳ぎ方や水難事故を守るスキルが身につく」「全身運動の経験がスイミング以外のスポーツにも役立つ」「呼吸器系が鍛えられる」といった点を挙げています。

おすすめの教室は「東急スイミングスクール」


東急スイミングスクールは、47年の指導実績がある老舗スイミングスクールです。東急スポーツシステム株式会社が運営し、これまでの延べ会員数は10万人を超えています。

ベビー向けのコースから、幼稚園・保育園に入る前の水に慣れることを目的とした母子分離コース、3歳~未就学児対象の幼児コースのほか、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4泳法で25mを泳げることを目標としている小・中学生のコースがあります。

赤ちゃんは、水の中で全身を動かすことにより、健康増進につながるストレッチやリラックスの効果が期待できます。親子で一緒にプールに入るため、肌と肌が触れ合い、スキンシップの時間が増え、親子の信頼感も深まります。泳ぎを通してバランス感覚や体の使い方など、総合的な運動能力を養うことができます。スクールバスの利用も可能です。


子ども/幼児に人気の「基礎体力が伸びる」習い事

特定の競技や球技ではなく、「かけっこ」や「体操」といった体全体を使った運動の習い事も注目されています。文科省は「幼児期における運動の意義」として、「体力・運動能力の向上」「健康的な体の育成」「意欲的な心の育成」「社会適応力の発達」「認知的能力の発達」の5点を挙げています。

スポーツの習い事はサッカーや野球、バスケットボールやテニスなど球技にこだわる必要はありません。お子さんが興味を示せば「かけっこ」や「体操」に親しみ、運動能力を向上させたり、意欲的な心を育んだりする選択肢もあるでしょう。

かけっこ 

幼稚園や保育園、あるいは小学校の運動会で毎年のように経験するのがかけっこです。短い距離をどれだけ速く走れるかを競うのが基本で、速ければ速いほど自信がつき、自己肯定感も強まります。足の速さはさまざまなスポーツにも生きます。

東京都内3カ所で少人数制のかけっこ教室を運営している「かけっこ塾.COM」の高橋悠(たかはし・はるか)先生は、かけっこ教室を「学校では教わらない小さなコツなどを学べる場所」と説明しています。

習い事として続けると、「正しい体の動かし方を練習すればするほど、走るフォームは整い、タイムは短くなります。しっかり練習すれば、前回の運動会より良い結果が出るでしょう」と話しています。

おすすめの教室「biima sports」


「biima sports(ビーマスポーツ)」は、早稲田大学の教授陣と共同開発したカリキュラムを通して、サッカー、野球、テニス、体操など7種類以上のスポーツを総合的に実施する「21世紀型教育の総合キッズスポーツスクール」です。

「運動神経は遺伝しない」「幼少期の運動経験がその後の運動に大きな影響を与える」といった考えのもと、3歳〜11歳までを対象にプログラムを展開しています。

レッスンが始まると、まず行われるのはウォーミングアップ。サイドステップ、バックステップなどさまざまなダッシュ、コーンの間をジグザグダッシュ、障害物を飛び越えながらのぴょんぴょんダッシュなどを続け、「走る」の基礎力を向上させます。

レッスンの後半では、2~3人でチームを組み、複数の課題をチームで話し合いながら解決する「プロジェクトラーニング型」の学習を行い、コミュニケーション力ややり抜く力、チャレンジする力なども育みます。

体操

オリンピックの競技に組み込まれている競技としての体操は、女子は「跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆか」の4種目、男子は「ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒」の6種目を判定する採点競技です。

習い事としても注目されており、2020年に株式会社コズレが妊娠中または子どもがいるママパパを対象に行った習い事に関するアンケート調査によると、体操は「子どもにさせたいスポーツの習い事」で3位でした。「身体の柔軟性が高まりそうだから」「体の基礎ができ運動能力が高まりそうだから」という理由が紹介されています。

体操教室に通うと体幹が鍛えられ、体を自在に動かせるようになるため、様々なスポーツにも生きるといわれています。
参考:おすすめの体操教室

おすすめの教室「カツスポーツアカデミー体操教室」


「カツスポーツアカデミー体操教室」は東京都世田谷区で二つの教室を運営しています。小田急線の成城学園前駅から徒歩1分の場所にある「成城レイモンドスタジオ」と、同じく小田急線の経堂駅から徒歩1分の距離にある「経堂教室」で、体操を楽しく学ぶことができます。

教室の指導員はJCCA(日本コアコンディショニング協会)認定キッズスペシャリストの資格を所有しています。レッスンでは主に体幹を鍛えるトレーニングを行っており、とび箱や鉄棒、縄跳びなどのレッスンについて、スクールは「すべてのスポーツの基礎になるところ」が特色だと考えています。

小学校高学年からはマット、バク転教室、縄跳び、鉄棒教室など、自分がやりたい種目にチャレンジすることも可能です。


多種目スポーツ

東京都教育委員会は「体力について」という資料のなかで「運動をするための体力とは、調整力、瞬発力、持久力などを要素とし、 運動をするための基礎となる身体的能力のことを指している」と述べています。身体的要素の行動体力を形態と機能の二つに分けており、形態は体格と姿勢、機能は筋力、敏捷性・スピード、平衡性・供応性、持久性、柔軟性で構成されると説明しています。

小さいうちから特定の球技に取り組むのも一つの考え方ですが、行動体力の機能を効果的に向上させるためには、総合的に運動するスクールで幅広くスポーツを体験し、さまざまな能力を伸ばす道を検討してみましょう。

バランス良く身体能力を伸ばすことで、あとで好きな種目に集中したいと思ったときに、そのスポーツだけでは伸びない体力が身につくメリットがあるといわれています。

おすすめの教室は「biima sports」

写真左から:biima sports、JJMIX写真左から:biima sports、JJMIX

 biima sportsは早稲田大学の教授陣と共同開発した基礎運動能力を高めるプログラムが特色で、JJMIXは「走る」「跳ぶ」「蹴る」「投げる」を練習し基礎運動能力を育むレッスンが特徴です。

スポーツが子どもにもたらす効果と人気の習い事まとめ

一生に一度しかない貴重な成長の黄金期を、いかにして過ごすかで子どもの可能性の幅が大きく変わります。スポーツは体だけではなく心の成長にもつながるので、子どものやりたい気持ちを尊重しながら、好きなスポーツの習い事をさせてあげましょう。

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