(イベントレポート)embot × CodeCampKIDS特別イベントをまるっとレポート!

日頃からプログラミングに親しんでいるCodeCampKIDS(コードキャンプキッズ)のお友だちが【e-Craftシリーズ】『embot(エムボット)』を体験するスペシャルなワークショップです。
今回はNTTドコモが企画開発しタカラトミーが企画製造販売している【e-Craftシリーズ】「embot(エムボット)スターターキット」を使い、CodeCampKIDSの子ども達がちょっぴり難しいプログラミングにチャレンジした様子をレポートします。
オープニング〜embot生みの親からご挨拶〜

「embot×CodeCampKIDS」特別イベントは、最初にembotを開発したMaster Nu(マスター・ヌー)こと額田先生のご挨拶からスタートしました。

embotを愛する額田先生の後ろ姿です♪
額田先生はとっても話し上手で、ついついお話も脱線しがち! お話がおもしろいので同席している保護者の皆さんが思わず笑い声をたてるシーンもあって和やかな雰囲気にスペシャルイベントは上々の滑り出しです。特に興味深かったのはなぜ額田先生が「embot」を開発したのかというお話でした。
額田先生は「とにかく面白いものを作りたいと思っていた」のだそうです。当時、額田先生は遠い未来につながる最新テクノロジーの研究開発をしていました。でももっと「自分たちにとって楽しいと思うもの、みんなが楽しんでくれるもの」を作りたいという思いが止まらなかったんですね。
同時に研究者として「プログラミングはみんな勉強しておいたほうがいい」とも感じていました。そこで仲間で集まり、みんなが楽しんで学べるプログラミング教材を作ろうと思い立ったわけです。

今日はembotの生みの親というべき額田先生から直接の指導が受けられます。しかも集まった子どもたちは、日頃からCodeCampKIDSでプログラミングに親しんでいる、これまたスペシャリストたちです。どんなワークショップになるのか期待も高まります。

embot(エムボット)とは?
参加した子どもたちは手にそれぞれ、組み立てたembotを持っています。ここからはCodeCampKIDSの先生がスクリーンを使って説明をし、他の先生方や額田先生も加わって、子ども達の間をまわりながら見守ります。
embotの紹介
次の6つのパーツを組み立ててembotを作ります。
参加した子のかわいいembot!
- 専用段ボール
- embotコア
- サーボモーター
- LEDライト
- モーターパーツ
- ブザー
embotの基本動作とアプリについて学ぶ

「できた?」額田先生はお友だちみたいに語りかけてくれます
ここから実際にアプリを起動し、作ってきたembotの動作も確認します。

見守る保護者も真剣です

「うーん、これであってるかな?」
embotを動かすプログラミングの基本を学びました。スピーディーにワークショップは進んでいきますが、複数の先生方がきめ細やかにフォローしてくれるので、悩んだまま止まってしまう子はいません。子ども達も積極的に質問している様子が見受けられました。日頃からCodeCampKIDSで「わからなかったらどんどん質問して不明点を解決していく」ことに慣れているんですね!

おお!デュアルモニターで作業中です!
ときおり、額田先生のやわらかい「大丈夫大丈夫!」「すごいね、コレできてんじゃん!」友達に語りかけるような声が聞こえてきて、にっこり笑顔を見せる子どもの姿が印象的でした。
embotでバランスゲームを作る
今日のメインは「バランスゲームを作る」です。これが難しいんですよ! 目をつむり片足で立ってタブレットやスマホを両手で持ちます。するとグラグラっとしますね。embotに「ぐらつき」を感知させ、1秒ごとにはかり、ポイントをカウントします。たとえば「8ポイント以上だったら合格」とルールを決めて、バランスゲームを作成します。
わかりやすいイラストいりのテキストも配布

ちゃーんとできてます!
これはタブレットが一定の傾きで画面がたて・横に切り替わるジャイロセンサーを利用したゲームなんです。おお、そう言われてみれば、スマホを見ているときもちょっと傾けたりするとコロンと画面が横になって(横じゃない!このまんまで見たい!)と本体を左右に動かすことってよくありますよね?

「ななめになったこと、embotちゃんとわかってくれたかな?」

「こんな感じで!」身振り手振りで教える先生の熱血指導
これはジャイロセンサーの仕組みを利用しているわけです。さぁ、子ども達がさっそくタブレットを持って、目をつむって立ってみます。ちなみに目をつむってタブレットを持つと、けっこうグラグラするんですね。

「うまくいってくれ〜〜〜!」
プログラミングといえば、デスクにむかって黙々と作業するイメージです。でも自分の体で動きを感じながらプログラムの内容を理解する方法もあるんですね! 広い会場のあちこちで子ども達の歓声やため息、親御さんたちの励ましの声が響きます。立ち上がって子どもと一緒にタブレットを見つめるお父さん・お母さんもいます。
「あのねー!embotにいろいろ工夫してくれたらコンテストがあるからぜひ応募してね!」
額田先生の声にみんなが注目です。
「コンテストに応募してもし優勝したりするとさ〜なんとiPadProやおもちゃ券がもらえちゃうんだよね」
どよめきと共に会場の盛り上がりは最高潮です。今日、一緒に作ったembotを持ち帰り、さらに自分のアイデアやひらめきで新しいロボットへと改造して、コンテストに応募する子が大勢いそうですよ〜。
大きな拍手に包まれた「あったかい発表会」
今回のイベントでは最後にひとりずつ「バランスゲーム」を見せて発表をしました。プログラミングやロボット教室の多くが「プレゼンテーション」を重要視しています。子どもにとって人前に立ち発表をするのはとても難しいことです。しかも、みんなにわかりやすく順を追って説明をし、結果や理由をのべるのは実は大人にとっても大変なことです。大人であるわたし達は、プレゼンテーションが日頃からとても大切なことを知っています。どのような仕事に就いても、原因と結果を分析し理解した上で伝えることや、言葉を選んで話す力は必要だからです。

小さい子には先生がマイクをもって小声でアドバイス!

うまく話せた〜 ほっ……
コミュニケーションとプレゼンテーションの能力は小さい頃から少しずつ経験を積み、社会人になったときに改めて「身につけておいてよかった」と思える大切な力だと思いませんか? プログラミングやロボットを通じて体験したことを、発表という場で「ことば」を駆使して伝える機会を持つことは素晴らしい経験になることでしょう。
すべての子ども達が無事に発表をし、その都度、会場には大きな拍手が起きました。他のお友だちの発表を聞くことも大切な経験です。また保護者にとってもわが子をはじめ、子ども達の発表を見学するのは貴重な時間です。親だからこそわかる子どもの緊張感、実はドキドキしながら順番を待っていたのは保護者のほうだったかも? 話し終わって駆け戻ってくるわが子の姿に顔をほころばすお父さんお母さんの表情がとても素敵でした!
新型ウイルスに負けない!「子ども達に体験するチャンスを作ろう」
今年は2月末から新型ウイルスの影響をうけて、子ども達はこれまでと全く違うスクールライフを送っています。なかなかお友だちとも会えず、学校が始まっても沈黙のなかで給食をいただき、遅れた学習を取り戻すのに必死です。短くなった夏休み、海や山、親戚と会ったりキャンプでにぎやかに過ごす機会も減ってしまいました。
しっかり手指の消毒をします!
なにより健康が第一であり、感染予防はわたし達大人の責任でもあります。今回のイベントでも広い会場を使い、換気や消毒に充分に気を配りながらの開催となりました。
新しい生活様式のなかで、すべてがオンラインで完結するとはどうしても思えません。子ども達は手を動かし、話をしながら、仲間と一緒に体験することも必要です。同じ場に集い学び体験することがどれほど大きく子どもの心に残るか、わたし達大人はこのような状況下だからこそ、改めて考えてみるべきなのかなと思います。子ども達には学校以外の場でも、さまざまな体験をさせてあげたいですね。
少しでも早く状況が改善されることを祈ると共に、子ども達に「当たり前の日常」が戻ってきて、プログラミングに限らず、いろいろな体験をする機会をたくさんたくさん作ってあげられたらと願ってやみません。

マスクの下の笑顔が早くみたいね!
CodeCampKIDS(コードキャンプキッズ)とは

CodeCampKIDS(コードキャンプキッズ)は、プログラミング教育を通してデジタル社会を生き抜く力を育むスクールです。まったくの初心者やタブレットに触れたことがないお子さんでも、直感的でわかりやすいテキストを利用して学べるようになっています。ロボットやScratchを使ったプログラミングのほか、プロも使用するゲームエンジンUnityを使うカリキュラムまで、レベルに応じてコースを選べます。
また最近はさまざまな企業とコラボしたワークショップを開催しています。NTTドコモともプログラミング学習教材のembotを共同開発しています。
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【e-Craft シリーズ】『embot(エムボット)』とは

embotは段ボールを利用して手軽に工作できるロボットです。アプリと連動させてプログラミングも簡単にできます。プログラミング教材としては比較的リーズナブルなのも嬉しい点です。
基本のクマ型ロボットはアプリの説明を見ながら、小学生でも簡単に組み立てられます。アプリを利用して基本的なプログラミングを覚えたら、あとはアイデア次第でさまざまなロボットを作れます。もとが段ボールなので、折り紙や布、シールで飾りをつけて「自分だけのオリジナルロボット」を家庭でも作れるところも大きな魅力ですね。
素敵なロボットが完成したらぜひコンテストに応募しましょう! コンテストの情報は↓↓をご確認ください!
embotアイデアコンテストへのエントリーはこちら!
オリジナルの金ピカembotやタカラトミーのおもちゃ15000円分、iPadProまでもらえる!embotアイデアコンテストへのエントリーはこちらからどうぞ。プログラミングロボット「embot(エムボット)」を使った小学生向けプログラミングコンテストについて、応募要項などをご案内します|embotアイデアコンテスト2022
https://embot-contest.com/ >
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