(教室取材)ヒューマンアカデミーサイエンスゲーツとは?|科学など「STEM教育」への入り口となる実験教室!
その習い事こそ、実験教室。講師が見守る安全な環境のもと、さまざまな実験を行って子どもの好奇心を引き出し、科学への関心を高められるのが人気の理由です。
今回ご紹介するのは、そんな理科実験教室の新定番となりそうなヒューマンアカデミーサイエンスゲーツ。毎月設定されるテーマに沿った実践を通し、科学のさまざまな分野を幅広く学べるスクールです。
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サイエンスゲーツは、大人向け/子ども向けの教育事業を多数展開しているヒューマンアカデミー株式会社がカリキュラムを開発しており、講師・教材の質ともに安心して通えるのも魅力のひとつ。
この記事では8月に新規開校したばかりの大井町駅前教室の様子を交えつつ、子ども達の主体性・思考力を育むカリキュラムの秘密をくわしくお伝えします。
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ヒューマンアカデミーサイエンスゲーツの開講日・料金・カリキュラム内容は?
ヒューマンアカデミーサイエンスゲーツ(以下、サイエンスゲーツ)では、毎月テーマを替えながら、科学を始めとするSTEM教育分野を横断的に学習していきます。「STEM教育」とは、科学・技術・工学・数学の教育分野を総称した言葉。サイエンスゲーツではSTEMの考え方を取り入れ、知識だけではなく様々な体験から子どもたちの主体性と独自の創造性を育んでいきます。
毎月のテーマは物理、化学、生物、地学など幅広い科学分野から選ばれており、文字通りの「サイエンスゲーツ(科学への入り口)」として、さまざまな角度から子どもの好奇心を引き出します。
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対象年齢は5歳〜小学校低学年で、コースは初級・中級・上級の3種類。
初級では「科学現象の基本を自然と理解する」、中級では「結果をまとめる力と考察力を高める」、上級では「最新技術への理解を深め、仮説を立てる力を高める」というように、科学分野への興味を高めながら、段階的に子どもの学習基盤を育んでいけるコース設計になっています。
サイエンスゲーツのこだわりは、それぞれの実験が「単発のイベント」や「ただの遊び」にとどまらないような授業設計。
授業では毎回、仮説 → 実験 → 考察 →ふりかえり を行うため、経験を重ねていくうちに科学の思考センスが自然と身についていきます。
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授業時間は大学の授業時間と同じ90分×月2回。一つの授業の中で、実験を何度も繰り返しながら探求していくカリキュラムになっています。低年齢の子どもにとっては少し長めの設定ですが、実験に夢中になっているとあっという間に時間が経ってしまうとか。
科学の知識はもちろん、集中して勉強する習慣を身につけさせたいと考える保護者にもおすすめのスクールです。
料金体系(授業料・入会費など)
入会時(初回)のみ
初期費用(税込) | |
入学金 | 11,000円(税込) |
初期セット | (白衣・児童用安全メガネ・ハンディ顕微鏡・オリジナルバッグなど) 8,800円(税込) |
月額費用
月額費用(税込) | |
授業料 | 9,900円(税込) |
材料費(テキスト代込) | 2,200円(税込) |
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市販の実験キットでは物足りないお子さまへ
バラエティ豊かなテーマで子どもの好奇心を引き出し、科学の素養を身につけられるサイエンスゲーツ。ここからは実際の授業のようすを交えつつ、スクール&カリキュラムの魅力についてご担当者にインタビューしていきます!
—まずは、サイエンスゲーツのコンセプトを教えてください。
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ヒューマンアカデミー株式会社 児童教育営業本部 マネジャー 須藤冬暁さん
ヒューマンアカデミーサイエンスゲーツはその名の通り、科学の世界への入り口となるスクールです。
さまざまな科学現象を通して、驚きや感動、発見する楽しさとともに、まずは科学を好きになってもらいたいと考えています。その中で、「仮説・実験・考察」という科学の基礎を自然と身につけてもらうのが、私どもが「サイエンスゲーツ」に込めた願いです。
科学を学ぶ意義は、必ずしも知識の獲得だけにとどまりません。子どもの主体性や探究心を養い、自ら課題を解決していく力を得ることも、科学を学ぶ重要な目的のひとつです。
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自分の考えを活発に発表するお子さんも
こうしたSTEM教育への関心、「思考力」を重視する傾向は保護者様の間でも高まっているようで、お話を伺ってみますと、「家庭で市販の実験キットを買ってみたものの、遊ぶだけで終わってしまった」などのお悩みも耳にします。
そこで、サイエンスゲーツのカリキュラムは、各実験(実践)を散発的な「遊び」で終わらせてしまうのではなく、横断的・継続的に科学に親しめるよう設計いたしました。
知識の獲得はもちろん、子ども達自身が試行錯誤を繰り返しながら「発見する喜び」を感じられるのがサイエンスゲーツの特長です。
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本当はピンクになるはずの試薬が、なぜか紫色に。「どうしてだと思う?」「入れる粉を間違えたかも……」ミスも学びにつなげる
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正しい粉を入れると、ピンク色になった!
—サイエンスゲーツの対象年齢は5歳〜小学校低学年ですね。低年齢のお子さんが楽しく授業を受けられるよう、どのような工夫をされていますか。
ポイントは、授業の冒頭で視聴する5〜10分程度の映像教材です。かわいらしいキャラクターが各テーマについて問題提起をすることで、お子さまが科学の世界に興味を持つ手助けをしてくれます。
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加えて、映像教材には、授業では扱うことのできない素材(薬品など)を使った実験を見せたり、見た目ではわかりにくい「化学反応のしくみ」などをアニメーションで説明したりする役割もあります。
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実験で使う素材はいずれも安全性に配慮したもの。今回は食品グレードの重曹とクエン酸を使用し、化学反応を学んだ
また、テキストにもこだわりがあります。各章には「コラム」ページを設けており、実際に活躍されている研究者・技術者の方が最新技術についてお話をしてくださったり、環境問題を考える「SDGs」の話などを載せています。
授業のメインである実験(体験型学習)はもちろん、映像やコラムなど、さまざまな角度から「科学の世界の広がり」を提示することで、お子さまの好奇心に火をつけられたらと考えています。
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—指導方針にはどのようにこだわられていますか。
サイエンスゲーツでは「子ども達が自ら発見する力」を育むことにこだわっています。
講師が一方的に知識を教えるのではなく、子ども達自身が試行錯誤を繰り返しながら、科学現象の基本を自然と理解していくのが理想的な形です。
というのも、STEM教育の本質は、単に理系の知識を得ることではないんですね。理数系を軸にした教科横断的な学びを通して、得た知識や経験を活用し、実社会の問題解決に繋げていく力を育むことにあります。
そしてそれは、SDGs(持続可能な開発目標)の観点でも、これからを生きる子ども達にとって、とても大切な力であると考えています。最近では受験問題でも取り扱われることが増えてきましたよね。
このような力を育むには、お子さまが「科学が好き」と感じる原体験が重要なのかなと思います。サイエンスゲーツのさまざまな実験を通して、ぜひ「発見する楽しさ」に触れていただきたいですね。
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—最後に、STEM教育に関心のある保護者に向けてメッセージをお願いいたします。
テレワークやオンライン授業など、社会のあちこちがデジタル化してきました。
新たな技術は便利である一方、職場やご家庭でも、使いこなすのに四苦八苦するシーンも多々あるのではないでしょうか。これからの社会では、「変化」を受け入れる力が問われるのだろうなと、我々も実感しているところです。
これから5年後、10年後、大人になるにつれて直面するであろう、環境の変化や問題に意欲的になれるかどうかは「学ぶ楽しみ」を知っているかどうかに左右されます。「チャレンジするのって、楽しい!」と思える子なら、どんな変化がやってきても、柔軟に対応できるのではないでしょうか。
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子どものうちからデジタル端末に触れることも増えてきましたよね。子どもがYouTubeから離れなくて困っている、などという声もよく聞きます(笑)。
デジタル端末に慣れ親しむことも大切ですが、低年齢のうちに、身近なものことへの興味・関心を高める、好奇心・探究心を育む為には、実験教室はとても有効な手段になります。
先ほども申し上げたように、サイエンスゲーツのコンセプトは「子どもに科学を好きになってもらうこと」です。科学の驚きや感動、発見する楽しさとともに、お子様自らが科学の不思議な世界をたくさん体験していただきたいですね!
理系人材が不足する中、授業をきっかけに科学を好きになり、専門の道へ進まれるお子さまが一人でもいらっしゃれば嬉しいですし、別の道を選ばれたとしても、身につけた思考力は必ず役に立つはずです。
今後も、多くのお子さまに「科学への入り口」を開いていきたいと考えておりますので、ぜひ気軽にお近くの教室へ足をお運びいただけますと幸いです。
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全国に約200教室!理科実験は、しつけ上でも好影響
続けて、今年の8月に開校した、ヒューマンアカデミーの児童向けSTEAM教育旗艦校となる大井町駅前教室の教室長・川口さんにお話を伺いました。![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/Of-uMQAEz-WGcmFC4MNy4Q.jpg)
大井町駅前教室 教室長 川口陸さん
—サイエンスゲーツ大井町駅前教室には、どのようなお子さまが通われていますか。
大井町駅前教室のサイエンスゲーツには現在、15名ほどのお子さまが通われています。年齢は年中〜小学校中学年までと幅広いですね。男女比はおよそ半々で、若干、女の子が多いクラスもあります。
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—保護者の反応はいかがですか。
やはり、家庭ではできない体験ができる点にご満足の声をいただいております。お子さまが声をあげて喜んだり、驚いたりしているお顔を見ると私どもも嬉しくなりますね。
お迎えに来られた保護者さまに「こんなことをしたよ!」とさっそく説明するお子さまもおられ、学習効果を感じていただけているようです。
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薬さじの使い方を学ぶお子さん
他にも、「生活面で良い影響があった」という感想もいただいております。
実験ではビーカーやガラス棒など、さまざまな器具を使います。乱暴な扱いをすれば割れてしまい、自分やお友達を傷つけてしまうかもしれません。
実験中は机の上を整理し、うっかり薬品を倒してしまわないように気をつける必要があります。こうしたルールがおうちでの生活習慣にも好影響を与えているそうです。
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白衣や安全メガネをしまう、オリジナルの通学バッグ。服をたたむ、ものを大事にするといった生活上の指導も好評価なのだとか
—オリジナルの白衣や安全メガネなど、身だしなみの指導もしっかりされていますね。
授業では安全な素材(食塩やクエン酸など)を使用しており、お子さまが怪我をすることのないよう配慮しています。とはいえ、身だしなみは理科実験の基本ですから、しっかり整えるように指導しています。
というのも、白衣には気持ちを切り替える意味もあるんです。実験を「遊び」にせず、学習の場と認識してもらうためにも、小さいうちから指導するのが重要と考えております。
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各種実験器具の扱いもていねいに指導。「こうやって混ぜようね」「そうそう!上手だよ」と優しい声かけがあった
—理科実験教室に関心のある保護者に向けてメッセージをお願いいたします。
サイエンスゲーツでは、お子さまが小さな成功体験を積み重ねられるような授業を行なっています。
「これを作った」「こんなことができた」という体験は、お子さまにとって宝物です。
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教科書で学ぶだけでなく、身近な現象を通して驚きや喜びを得られるのがサイエンスゲーツの魅力かなと思いますので、ぜひお気軽に体験教室にいらしてください。
—ありがとうございました。
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体験授業申し込みはこちらから
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