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京進の保育園・幼稚園・こども園グループ「英語×プログラミング」の授業に迫る。その魅力とは

学習塾の京進(きょうしん)が運営する保育園・幼稚園・こども園グループで、英語によるプログラミング授業が導入されています。

そのカリキュラムの一部として、2021年3月17日、オーストラリアの保育園とZOOMで繋がる合同レッスンがありました。

一体、どのような内容なのでしょうか?

同系列のプレミアム園「HOPPAからすま京都ホテル」の年長クラスで行われた本レッスンを、ライター下谷内が取材しました。実際のレッスンの様子と「英語×プログラミング授業」の魅力を、株式会社京進の鈴木様、プログラミングレッスン担当の藤本先生・スコット先生へのインタビューとともにお伝えします。

目次:

「京進のほいくえん」とは?

全国に96園※を展開し、そのうちの39園※でプログラミング授業を導入している京進の保育園・幼稚園・こども園グループ。学習塾が運営する園というだけあり、教育には力を入れているようです。

なんと、東京大学の池谷裕二教授が、教育的プログラムへ協働・監修。プログラミング授業のカリキュラムは、教授の「幼児期は身体と手指を使い、実体験を通して学ぶことが大事」というアドバイスをもとに組まれています。

京進のほいくえんには、「プレミアム園」と認可(認証)保育園の2種類があります。取材した「HOPPAからすま京都ホテル」はプレミアム園です。

プレミアム園は、他の園とどのように違うのでしょうか?
  • 英語でプログラミング授業を行う
  • プログラミング授業の回数が通常の園よりも多い
  • ネイティブスタッフが常駐している(英語やプログラミング以外の保育時間も一緒に過ごす)
  • 遊具やおもちゃの質にこだわっている(ドイツHABA社製など)
  • 給食はホテルのシェフが手作り(HOPPAからすま京都ホテルのみ)
もともと教育に特化している京進の保育園・幼稚園・こども園グループですが、プレミアム園では、さらにハイクラスな教育が受けられるのだそうです。

英語によるプログラミング授業をなぜ導入したか

株式会社京進の鈴木様(左)と張様(右)


————プレミアム園では、2019年6月にプログラミング授業が始まったと伺いました。そもそもなぜ、プログラミング教育を導入したのですか?

京進・鈴木様(以下敬称略。鈴木):小学校でプログラミング授業が必修化されたことも理由のひとつですが、「世界で活躍できる人材の育成 」という狙いがあります。やはり海外ではプログラミング教育を早くから導入している国が多く、たとえばイギリスは5歳から必修です。

————なるほど。プログラミング授業を英語で行うメリットというのは?

藤本先生・スコット先生、プログラミングレッスン担当:プログラミング授業は私とネイティブのスコット先生で担当させていただいているのですが、私たちはレッスンのゴールを、子どもたちが自分自身で考えを表現・発表できることと考えているんです。英語という言語は、受け身ではなく「自分の意見を恥ずかしがらずに伝える」という発信型なので、その点では英語の特徴が活かされていると思います。はじめは「コンピュータを使うし、それを英語でやるなんて子どもたちに理解できるかな」という不安もありましたが、視覚的なものを使って楽しく進められています。

藤本先生・スコット先生、プログラミングレッスン担当:ゲームのなかに、プログラミングの要素を自然に取り入れています。その結果、子どもたちの興味を最大限に引き出せたと思います。

プログラミングレッスン担当の藤本先生(右)とスコット先生(左)

オーストラリアとの合同レッスンを見学!

それではさっそく、合同レッスンの様子を見てみましょう。今回のカリキュラムを改めておさらいします。
  • 「HOPPAからすま京都ホテル」の年長クラスが、オーストラリア・クイーンズランド州のゴールドコーストにある保育園とZOOMで繋がり、プログラミングの合同レッスンを受ける
  • 普段のプログラミング授業とは別のカリキュラム。前回は2020年12月、今回は2回目の開催
  • 授業は9:45~の30分間。言語はすべて英語
レッスンは、以下の流れで進みました。

1. 「Find me game(ファインド・ミー・ゲーム)」
2. 「ScratchJr(スクラッチジュニア)」
3. 質問タイム

まずは1つ目のアクティビティ「Find me game(ファインド・ミー・ゲーム)」。狙いは、条件性を考えることだそうです。

スクリーンの前に並ぶ日本の子どもたち。スクリーンにはオーストラリアの子どもたちが写っている


帽子やマフラーを身に着けた3人の子どもが、1・2・3の番号札をもって、スクリーンの前に立ちます。


一人の子どもが、ある人物像について英語で説明します。

「I have a 〇〇. I have a 〇〇.(私は〇〇と〇〇を身に着けています)」。

(流暢な英語にあ然とするライター下谷内)

説明が終わったら…

「Can you find me?(私は誰でしょう?)」

と、オーストラリア側に問いかけます。説明された3つの条件全てに合う子を探す、オーストラリアの子どもたち。正解すると、「Yeah!!!」と盛り上がっていました。

2つ目のアクティビティは「ScratchJr(スクラッチジュニア)」。Scratch Jr.とは、5歳~7歳向けにつくられたプログラミング教材で、コンピュータ上でキャラクターに指示を出すことでアニメーションやゲームが作れるというものです。

子どもたちが発表する横で、スコット先生がアニメーションを動かす


プログラミング言語が視覚的に学べるというScratchJr。子どもたちは、この日のために2ヶ月かけて準備した作品(アニメーション)を、一人ずつ発表します。

「My name is 〇〇. I am a chef. I am cooking in a kitchen!(私の名前は〇〇です。これは、キッチンでお料理をしているところです)」
「Hello. My name is 〇〇. I play soccer with my friends!(ぼくの名前は〇〇。これは、友達とサッカーをしている様子です)」

ハキハキと流暢な英語で発表していた


ここでもまた、子どもたちの英語力に度肝を抜かれる私。ネイティブスピーカーの英語に、スムーズに反応していることにも驚きです。藤本先生が仰るには、プレミアム園の子どもたちは大勢のネイティブ講師と日常生活を共にしているので、英語力が備わっているのだそうです。

オーストラリア側が歩き回ったり寝転んだりと自由に過ごすなか、日本の子どもたちは手を挙げたりスクリーンを指差したりと、意欲的に参加していました。

最後に質問タイムがあり、レッスンは終了。「See you〜!」

プログラミングスクールとの違い

教材について

————貴重なレッスンを見せていただき、ありがとうございました。子どもたちが作ったScratchJrの作品が印象的でしたが、普段はScratch Jr.のほか、どのような教材を使用していますか?

鈴木:カリキュラムの初期段階(3~4歳児)では、「ルビィのぼうけん」というプログラミング絵本を題材にアクティビティを行っています。著者のリンダ・リウカスさんは、絵本の内容を題材にレッスンすることを快く許諾下さったんですよ。それをベースに、4~5歳児になると、「キュベット」というロボット教材や、Scratch Jr.を取り入れています。お子様の成長段階を見極めて教材を選択してきた点や、㈱京進の企画教育部門と、英語教育や保育に精通した園現場の先生とでカリキュラムを開発してきた点が、他社にはない最大の宝物ではないでしょうか。

池谷教授監修のプログラミング指標について

————池谷裕二教授の監修により、「プログラミング指標」を作成中と伺いました。具体的には、どのような内容ですか?

鈴木:まだ変更の可能性もあるのですが、池谷教授からのアドバイスPDCA(計画・実行・検証・改善)に基づいたプログラミング指標(理解度チェック表)を作成中です。それを、お子様ごとにチェックしながらレッスンを進めることで、狙いがきちんと届いているかを確認します。意義として大きいのは、単に「できた」「できない」の判断ではなく、お子様一人ひとりの得意分野を見つけられることです。論理性に優れているのか、理解度はいまいちでも想像力にあふれているのか。あくまでも指標は、お子様の良い部分を伸ばすために使用する予定です。

「英語×プログラミング授業」は、プログラミング教育の土台をつくるカリキュラム

鈴木:本レッスンは、「そもそもプログラミングって何?」からアルゴリズム(順序)の考え方まで、プログラミング教育の土台をつくる内容になっています。一方でプログラミングの要素は、じつは日常にも散りばめられていると思います。ぜひご家庭でも、お子様と一緒に物事のアルゴリズムを考えてみてはいかがでしょうか。のちに、お子様の理解度が変わってくると思います。

英語でのプログラミング授業に、保育園児がついていけるのだろうか? 取材前にはそう感じていましたが、実際にレッスンを見学し、その思いが払拭されました。担任の藤本先生ご自身が流暢な英語を話し、子どもと丁寧に接する姿も印象に残りました。入園を考えている保護者の約3割が、入園後に期待するものとして、プログラミング授業を上位に挙げられている(※同社アンケート調べ)という京進のほいくえん。今後、人気がさらに増すのではないでしょうか。

(京進のほいくえん 公式サイトはこちら)
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