利用できる転職サイトもさまざまありますが、「自分に合った転職サイトが分からない」と感じる人もいるでしょう。
選びづらい理由は機能の細かさではなく、求人とどう出会うかがサービスごとに違うことにあります。
この記事では20代向けの転職サイト8社を、自分で検索する/スカウトを待つ/相談するの3つに分けて紹介します。
20代前半と後半での使い分けや、未経験から挑戦するときの使い方もあわせて解説します。
なお、20代向けでも別の条件で探したい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
20代におすすめの転職エージェント10選
20代女性向け転職サイトおすすめランキング10選
第二新卒転職サイトおすすめランキング10選
掲載サービスの検証ポイント
-
1
求人・キャリアアドバイザーの質
求人の質や非公開求人の状況、アドバイザーの支援体制などを総合的にチェックしています。
-
2
マッチング精度・フォロー体制
求人紹介後の選考支援やフォロー内容を確認し、伴走型の支援が行われているかを見ています。
-
3
利用者満足度
独自取材や口コミアンケート情報をもとに、利用者の評価傾向を分析し判断しています。
- 1. 20代の転職サイトは「出会い方」で3つに分かれる
- 2. 【比較表】20代におすすめの転職サイト一覧
- 3. 自分で求人を検索できる20代向けの転職サイト4選
- 4. スカウトが届く20代向けの転職サイト3選
- 5. 相談しながら進められる20代向けの転職サイト
- 6. 20代男性におすすめの転職サイトの選び方
- 7. 未経験から挑戦する20代向けの転職サイトの使い方
- 8. 20代前半と20代後半で使い分けは変わる
- 9. 転職サイト登録前に確かめておきたい3つのこと
- 10. 20代が転職サイトを使うときの注意点
- 11. 20代の転職サイトについてよくあるQ&A
- 12. 20代は出会い方を選べば転職活動が動き出す
20代の転職サイトは「出会い方」で3つに分かれる

違いは機能の細かさではなく、求人とどう出会うかにあります。
大きく3つに分かれるので、まずここを押さえてから各社を見ていきましょう。
| 出会い方 | 何が起きるか | この記事で紹介するサービス |
| 自分で検索する | 公開されている求人を自分で探して直接応募する | リクナビNEXT/Green/ASSIGN/マイナビジョブ20's |
| スカウトを待つ | 経歴を登録しておくと向こうから声がかかる | MyVision/Findy/レバテックダイレクト |
| 相談する | 担当者が求人を紹介し、書類や面接の準備も一緒に進める | ハタラクティブ |
自分で求人を検索して応募する
検索型(掲載型)は、企業が公開している求人を自分で探して直接応募する形式です。掲載期間中であれば誰でも応募できるので、紹介を待たずに自分のペースで動けます。
その代わり、応募書類の作成や面接対策、企業とのやり取りはすべて自力で進めることになります。
登録してスカウトを待つ
スカウト型は、経歴やスキルを登録しておくと向こうから声がかかる形式です。在職中で求人を探す時間が取れない場合でも、登録しておけば話が動き出します。
どんな企業からいくらの提示で声がかかるかが分かるので、自分の経歴がどう評価されるかを確かめる手段にもなります。
ただし届くかどうかは経歴次第で、待っているだけでは進まない場合もあります。
担当者に相談しながら進める
相談型は、担当者が求人を紹介し、応募書類の添削や面接対策、日程調整まで一緒に進める形式です。経歴に不安があるときや、何をしたいかがまだ定まっていないときに向いています。
3つは排他的ではなく、併用が前提の使い方ができます。
検索型で求人の相場を見ながら、スカウト型で声がかかるのを待ち、迷ったら相談型に持ち込む——という進め方が現実的です。
ITエンジニアの総合満足度は平均8.13点(10点満点)。利用者全体の平均7.99点を上回り、エンジニアは転職支援に総じて満足しています。
出典:ITエンジニア67人の口コミ調査|転職エージェント満足度は平均8.1点、「アドバイザーの対応」を特に高評価
【比較表】20代におすすめの転職サイト一覧
気になるサービスが見つかったら、そのまま各社の詳しい説明へ進んでください。| サービス名 | 出会い方 | 得意な領域 | 特徴的な機能 |
| リクナビNEXT | 自分で検索する | 公式サイトで要確認 | Web上の転職支援コンテンツ |
| Green | 自分で検索する+スカウト | 公式サイトで要確認 | 条件検索と企業からのスカウト |
| ASSIGN | 自分で検索する | 若手ハイエンド向け | キャリアシナリオ機能 |
| マイナビジョブ20's | 検索もできるが紹介が中心 | 20代・第二新卒・既卒 | 適性診断 |
| MyVision | スカウトを待つ | 公式サイトで要確認 | AIキャリア診断 |
| Findy | スカウトを待つ | IT・Webエンジニア | スキル偏差値(GitHub連携) |
| レバテックダイレクト | スカウトを待つ | ITエンジニア・デザイナー | 企業との直接やり取り |
| ハタラクティブ | 相談する | 未経験・既卒・第二新卒 | 未経験OK求人82.8% |
自分で求人を検索できる20代向けの転職サイト4選

紹介を待たずに動けるので、自分のペースで進めたい20代に向いています。
その代わり、応募書類や面接の準備は自力で進めることになります。
ASSIGN|キャリア診断から始められる若手ハイエンド向け転職サイト
ASSIGNは、株式会社アサインが運営する若手ハイエンドの転職サイトです。
このサービスの特徴は、求人を探す前に自分の価値観に合ったシナリオをランキング形式で確認できるキャリアシナリオ機能がある点です。
「どの求人に応募するか」の前に「どの方向に進むか」から整理できるため、やりたいことが定まっていない段階でも使い始められます。
「転職戦略の作り方」といった学習コースも用意されており、転職活動の進め方そのものを学べます。
20代のうちにキャリアの方向性を決めたい人や、年収と役割の両方を上げたい人に向いています。
進む方向から決めたい場合は、無料でキャリア診断を受けると整理しやすくなります。
- キャリアシナリオ機能で自分に合う方向性を先に確認できる
- 学習コースで転職活動の進め方を学べる
- 求人を選ぶ前の段階から使える
- 若手ハイエンド向けを掲げているため、経歴によっては合う求人が見つかりにくい場合がある
- 対象年齢や料金は公式サイトに明記がない
| 20代におすすめ転職サイト名 | ASSIGN |
| 出会い方 | 検索型(キャリア診断から始められる) |
| 対象職種・領域 | 若手ハイエンド向け |
| 相性のいい年齢 | 公式サイトで要確認 |
| 特徴的な機能 | キャリアシナリオ機能/学習コース |
| 運営会社 | 株式会社アサイン |
※ 下記口コミは「コエテコキャリア byGMO」で収集した内容を使用しています。
- 20代男性
- 金融
- 実務経験:3~5年
手厚く寄り添っていただいた
そもそも転職が必要なのか、将来のビジョンや過去の経験を踏まえてアドバイスをくださり、全体的に手厚く寄り添っていただいた印象です。
- 30代男性
- IT・メディア
- 実務経験:5~10年
キャリアプランの提案を受けたい人におすすめ
人を選ぶサービスかなと思います。 広告などでも謳っているように、キャリアプランを提案するということに重きを置いている印象です。 キャリアプランを整理したい人、市場価値を確かめたい人などにお勧めです。 気軽な気持ちで利用したい、社会人経験が浅いなどの方は、他のサービスの方が利用しやすいかなと思います。
無料相談で、あなただけのキャリアプランが手に入る
マイナビジョブ20's|20代・第二新卒・既卒に対象を絞ったサービス
マイナビジョブ20'sは、株式会社マイナビが運営する20代・第二新卒・既卒向けのサービスです。
全求人が20代向けで、未経験OK求人が76%以上を占めます。
職種を変えたい20代でも、応募できる求人が残るのが強みです。
登録者の77%以上が25歳以下で、同年代が多い環境で相談できます。
勤務地や職種から求人を検索するページも用意されていますが、公式には「無料転職支援(人材紹介)サービス」と位置づけられており、担当者が求人を紹介する形が中心です。
自分で求人を眺めたうえで、最終的には相談しながら決めたい20代に向いています。
サービスはすべて無料で利用できます。
自分の強みが分からない段階でも、無料で適性診断を受けることができます。
- 全求人が20代向けで、未経験OK求人が76%以上を占める
- 登録者の77%以上が25歳以下と同年代が多い
- すべて無料で利用できる
- 公式には人材紹介サービスと位置づけられており、担当者とのやり取りが前提になる
- 20代・第二新卒・既卒以外は対象から外れる
| 20代におすすめ転職サイト名 | マイナビジョブ20's |
| 出会い方 | 検索もできるが、担当者による紹介が中心 |
| 対象職種・領域 | 全求人が20代向け(未経験OK求人76%以上) |
| 相性のいい年齢 | 20代・第二新卒・既卒(登録者の77%以上が25歳以下) |
| 特徴的な機能 | 適性診断 |
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
自己分析に役立つ適性試験もあり
リクナビNEXT|掲載期間中なら誰でも応募できる転職サイト
リクナビNEXTは、企業が掲載した求人をサイト上で自分で探して応募する転職サイトです。
リクルートの説明によると、企業から申し込まれた求人をサイト上に公開しているため、掲載期間中であれば誰でも応募することが可能とされています。
Web上で経歴などを登録すれば、どなたでも、どの求人にも応募できる仕組みです。
求人検索や応募だけでなく、経歴を登録しておくと、興味を持った企業や提携転職エージェントからオファーが届くこともあります。
つまり自分で探しながら、声がかかるのを待つ使い方も同時にできます。
担当者が伴走する代わりに、Web上で気軽に読める転職支援コンテンツや機能が用意されているのがこのサービスの位置づけです。
自分のペースで求人を見比べたい20代に向いています。
求人の相場を先に知りたいなら、無料登録して求人を見るところから始めてみてはいかがでしょうか。
- 掲載期間中なら誰でも応募でき、紹介を待たずに動ける
- 経歴を登録しておくと企業や提携エージェントからオファーが届く
- 自分のペースで求人を見比べられる
- 担当者がつかないため、応募書類と面接対策は自力で進める必要がある
- 求人数は公式サイトで非公開とされている
| 20代におすすめ転職サイト名 | リクナビNEXT |
| 出会い方 | 検索型(オファーも届く) |
| 対象職種・領域 | 公式サイトで要確認 |
| 相性のいい年齢 | 公式サイトで要確認 |
| 特徴的な機能 | Web上で読める転職支援コンテンツ・機能 |
| 運営会社 | 公式サイトで要確認 |
Green|検索とスカウトの両方が使える転職サイト
Greenは、株式会社アトラエが運営する転職サイトです。
職種・業界・勤務地・年収などの条件で求人を検索でき、条件を決めている人なら絞り込みから始められます。
特徴は、企業からスカウトを受け取ったり、自分から気になる求人に応募を送ったりと、双方向のアクションが可能な点です。
自分で探す動きと、声がかかるのを待つ動きを1つのサービスで並行できます。
求職者はすべての機能を無料で利用できます。
条件を決めて自分で探したい20代にとって、最初の1本になりやすいサービスです。
条件を決めているなら、無料登録して求人を検索すると早く候補が絞れます。
- 条件を指定して求人を絞り込める
- 応募とスカウトの両方向で動ける
- 求職者は全機能を無料で使える
- 担当者がつかないため、書類作成や面接対策は自分で進める
- 対象年齢や求人数は公式サイトに記載がない
| 20代におすすめ転職サイト名 | Green |
| 出会い方 | 検索型+スカウト型 |
| 対象職種・領域 | 公式サイトで要確認 |
| 相性のいい年齢 | 公式サイトで要確認 |
| 特徴的な機能 | 条件検索/企業からのスカウト受信 |
| 運営会社 | 株式会社アトラエ |
スカウトが届く20代向けの転職サイト3選

在職中で求人を探す時間が取れない20代でも、登録しておくだけで話が動き出します。
自分の経歴がどう評価されるかを確かめる手段としても使えます。
MyVision|アドバイザーが経歴を見て声をかける
MyVisionは、登録しておくとMyVisionのアドバイザーが経歴を見て声をかけてくれるスカウト型のサービスです。
公式サイトでは、各種SNSや転職サイトを通じて求職者に直接スカウトメッセージを送っていると説明されています。
「この方には高い確率で良い転職支援が出来る」と判断した人に送る形なので、届いた時点で支援の見込みがあると判断されていることになります。
ここが他のスカウト型と違う点です。
FindyやレバテックダイレクトのスカウトはIT企業から直接届きますが、MyVisionの場合は送り主がMyVision社です。
求人を探し回る時間が取れない20代や、まず声がかかるか試したい20代に向いています。
探し回る時間が取れないなら、無料登録してスカウトを待つ使い方が向いています。
- 登録しておけばアドバイザーから声がかかる
- AIキャリア診断で方向性を確認できる
- 自分から求人を探し回る必要がない
- スカウトの送り主は企業ではなくMyVision社なので、届く求人は同社の扱う範囲になる
- 経歴によっては声がかからない場合がある
| 20代におすすめ転職サイト名 | MyVision |
| 出会い方 | スカウト型(送り主はMyVision社) |
| 対象職種・領域 | コンサル領域(公式サイトの主な訴求) |
| 相性のいい年齢 | 公式サイトで要確認 |
| 特徴的な機能 | AIキャリア診断/スカウト受信 |
| 運営会社 | 公式サイトで要確認 |
Aiキャリア診断+厳選の高年収企業スカウトあり
Findy|GitHubの開発履歴からスキルを可視化してオファーが届く
Findyは、ハイスキルなエンジニアと企業をマッチする転職サービスです。
最大の特徴は、GitHubの開発履歴をもとにスキルと適正年収を可視化する点にあります。
算出された「スキル偏差値」が高いエンジニアには、企業から直接オファーが届く仕組みです。
つまり職務経歴書を書き上げる前に、これまで書いたコードそのものが評価の材料になります。
自分の市場価値を数値で知りたい20代エンジニアにとって、登録するだけで参考になるサービスです。
対象はIT・Webエンジニアに限られるため、それ以外の職種では使えません。
自分の市場価値が気になる方は、無料でスキル偏差値を確認すると現在地が分かります。
- GitHubの開発履歴からスキルと適正年収を可視化できる
- スキル偏差値が高ければ企業から直接オファーが届く
- 職務経歴書を仕上げる前から評価の対象になる
- 対象がIT・Webエンジニアに限られる
- GitHubに公開できる開発履歴がないと強みを示しにくい
| 20代におすすめ転職サイト名 | Findy |
| 出会い方 | スカウト型(企業から直接オファー) |
| 対象職種・領域 | IT・Webエンジニア |
| 相性のいい年齢 | 公式サイトで要確認 |
| 特徴的な機能 | スキル偏差値(GitHub連携)/年収予測/発信力レベル |
| 運営会社 | 株式会社Findy |
エンジニア経験者の方が対象
ほかの転職エージェントと異なる点はエンジニアのスキル偏差値を出すところ。私はそれをもとに企業が興味を持ってくれたようでスムーズに転職できました(女性・年齢不明)
出典:Findyに取材!エンジニア転職におすすめのスカウトサービス
レバテックダイレクト|企業と直接やり取りできるITエンジニア特化の転職サイト
レバテックダイレクトは、正社員ITエンジニア特化の転職サイトです。
公式サイトでは「あなたの経験を必要とする企業から直接スカウトが届く」と説明されています。
担当者を挟まず企業と直接やり取りできる点が特徴で、間に人が入らないぶん話が早く進みます。
同じレバテックのサービスでも、キャリアアドバイザーがつく形式は「レバテックキャリア」として分けられています。
自分で企業とやり取りを進めたいエンジニア・デザイナーに向いています。
すべての機能を無料で利用できます。
在職中でも、無料登録してスカウトを受け取るだけなら負担になりません。
- 経験を必要とする企業から直接スカウトが届く
- 企業と直接やり取りできるため話が早い
- すべての機能を無料で使える
- 対象がITエンジニア・デザイナーに限られる
- 担当者がつかないため、条件交渉も自分で行う
| 20代におすすめ転職サイト名 | レバテックダイレクト |
| 出会い方 | スカウト型(企業から直接・企業と直接やり取り) |
| 対象職種・領域 | ITエンジニア・デザイナー |
| 相性のいい年齢 | 公式サイトで要確認 |
| 特徴的な機能 | 企業との直接やり取り |
| 運営会社 | 公式サイトで要確認 |
エンジニア系職種orクリエイター職経験のある方におすすめ
相談しながら進められる20代向けの転職サイト

経歴に不安があるときや、何をしたいかが定まっていないときに向いています。
エージェント型のサービスを本格的に比べたい方は「20代におすすめの転職エージェント10選」もあわせてご覧ください。
ハタラクティブ|未経験からの就職・再就職支援に強い
ハタラクティブは、フリーター・既卒・未経験の就職・再就職支援を掲げるサービスです。
公式サイトによると未経験OKの求人が82.8%(2023年1月〜2024年2月)を占めています。
職種や業界を変えたい場合でも、応募できる求人が多く残るのが強みです。
対象はフリーター・既卒・未経験者・第二新卒・中退者などで、経歴に不安がある段階から相談できます。
検索型やスカウト型と違って担当者がつくので、応募書類の書き方から一緒に決められます。
何から始めればいいか分からない20代は、ここから動き出すのが早道です。
サービスの利用中に費用が発生することはありません。
何から始めるか迷っているなら、まず無料で相談してみると方向が定まります。
- 未経験OKの求人が82.8%(2023年1月〜2024年2月)を占める
- 経歴に不安がある段階から相談できる
- 利用中に費用が発生しない
- 担当者とのやり取りが前提になるため、自分のペースだけでは進めにくい
- 求人数は公式サイトに記載がない
| 20代におすすめ転職サイト名 | ハタラクティブ |
| 出会い方 | 相談型(担当者が求人を紹介) |
| 対象職種・領域 | 未経験からの正社員就職 |
| 相性のいい年齢 | フリーター・既卒・第二新卒・中退者など若年層 |
| 特徴的な機能 | 未経験OK求人82.8%(2023年1月〜2024年2月) |
| 運営会社 | レバレジーズグループ |
経歴に自信がなくてもOK!30秒で無料登録
20代男性におすすめの転職サイトの選び方

女性向けに特化した転職サービスは複数ありますが、男性向けに特化したサイトはほとんど存在しません。
そのため男性の場合は、性別ではなく現在の職種・これまでの経験・進みたい方向で選ぶことになります。
専門スキルを活かすなら職種特化のサイトを選ぶ
ITエンジニアやデザイナーなど、専門スキルで評価される職種で働いている場合は、職種に特化したサイトと相性がよくなります。職種特化のサイトはその分野の企業が集まっているため、自分のスキルが評価の対象になりやすい仕組みです。
エンジニアであればFindyやレバテックダイレクトのように、職種を絞ったサービスを選ぶ選択肢があります。
年収を上げたいならスカウト型で市場価値を確かめる
年収を上げることを目的にするなら、まずスカウト型に登録して自分の市場価値を確かめる進め方があります。スカウト型は経歴を登録しておくと向こうから声がかかる形式なので、どんな条件で評価されるかが分かります。
自分の現在地を把握したうえで応募先を決められるため、条件交渉の材料にもなります。
経歴に不安があるなら相談型から始める
経歴に自信がない場合や、まったく別の職種に変えたい場合は、相談型から始めたほうが進みやすくなります。未経験の職種では、自分だけで適性や企業の求める人物像を判断するのが難しいためです。
未経験可の求人を多く扱うハタラクティブのようなサービスなら、客観的な視点をもらいながら選択肢を絞れます。
未経験から挑戦する20代向けの転職サイトの使い方

検索条件で母数を確かめることと、応募書類を自分で仕上げられるかを見極めることの2点です。
検索型で「未経験可」の求人がどれだけあるか確かめる
検索型のサイトには「未経験歓迎」「業界未経験可」といった条件で絞り込む機能が備わっていることが多くあります。まずこの条件で検索して、希望する職種に求人がどれくらいあるのかを確かめてください。
母数が分かると、自分の希望が現実的かどうかを判断できます。
未経験可の求人がどれだけあるかはサイトによって差があり、割合を公表しているサービスなら比べる材料になります。
マイナビジョブ20'sは未経験OK求人が76%以上、ハタラクティブは未経験OKの求人が82.8%(2023年1月〜2024年2月)と公表しています。
スカウト型では学習中の内容や制作物を登録する
スカウト型は登録した経歴やスキルを見た企業から声がかかる形式なので、実務経験が浅い段階では届く数が限られる場合があります。ただし使い方次第で可能性は広がります。
学習中の内容や自分で作ったものを登録できるサイトなら、実務経験がなくても評価の材料になります。
エンジニア向けのFindyはGitHubの開発履歴からスキルを可視化する仕組みなので、書いたコードそのものが実績として扱われます。
たとえば「ユーザーの声を聞いてサービスを改善したい」と語るなら、面接官は当然「では、あなた自身は何かサービスを作って公開した経験はありますか?」と考えます。やりたいことがあるなら、小さくてもいいので、今すぐ行動に移す(個人開発をしてみる等)ことが何より大切です。
出典:電力会社から転職して未経験エンジニアへ!「辞めたい」を行動に変えた体験談
応募書類に不安があるなら相談型を併用する
未経験職種に応募するとき、書類選考を左右するのは「なぜその職種なのか」を自分の言葉で説明できているかです。実務経験でアピールできない分、志望動機の説得力が評価の対象になります。
検索型やスカウト型を単独で使う場合、この書類をすべて自分で仕上げる必要があります。
完成度に不安があるなら、相談型を併用して客観的な視点をもらうという選択もあります。
「未経験の場合は50社応募して、面接に進めるのは2割程度」だと教えてもらい、転職は甘い世界ではないと覚悟ができました。
出典:物流・倉庫管理から転職できない?転職先は?未経験Webデザイナーになった体験談
20代前半と20代後半で使い分けは変わる

それに合わせて、相性のいい型も変わってきます。
前半・後半という区切りは目安なので、自分の社会人経験の年数に読み替えて見てください。
20代前半(社会人1〜3年目)の場合
社会人1〜3年目の20代前半は、実務の実績よりもポテンシャルや意欲が評価されやすい時期です。まだ実績が積み上がっていないため、企業側は今後の成長性や適応力に期待して採用します。
結果として、職種や業界を大きく変える選択肢が最も広く残っているのがこの時期です。
一方でスカウト型に登録しても、経歴に書ける情報が少ないうちは声が届きにくい場合があります。
まずは検索型でどんな仕事があるのか母数を確かめるか、相談型で自分の適性や希望を整理するほうが進みやすくなります。
1つ挙げるとすれば、「まずエージェントに登録して、自分の市場価値を知ること」です。私自身、転職したい気持ちはあっても、何から手をつければいいのか分からない状態でした。職務経歴書に何を書けばいいのかも分からず、社会人3年目で未経験の業界を目指すことがそもそも現実的なのかどうかも、判断がつきませんでした。だからこそ、ひとりで悩んでいる時間がいちばんもったいないと思います。
出典:社会人3年目の異業種転職は難しい?評価される経験とリアルな体験談
20代後半(社会人4〜9年目)の場合
社会人4〜9年目の20代後半は、これまでの実務経験が直接の評価対象になります。企業は「これまでの仕事で何ができるようになったか」を具体的に言葉にする力を求めます。
職務経歴を詳しく登録しておけば声がかかりやすくなるため、この時期からスカウト型が機能しやすくなります。
どんな企業からいくらの提示で声がかかるかを見れば、自分の市場価値を測る手段にもなります。
その一方で、まったくの未経験職種への転換は20代前半と比べて難しくなります。
未経験の領域に挑戦したい場合は、これまでの経験で培ったコミュニケーション能力や課題解決力を、どう活かせるかの形で示す必要があります。
20代後半の転職の難しさそのものについては「20代後半の転職は厳しい?」で詳しく解説しています。
転職サイト登録前に確かめておきたい3つのこと

20代が転職サイトを選ぶとき、チェックすべきポイントをご紹介します。
必要なサービス・サポートがある転職サイトを選ぶ
転職サイトは、「直接応募型」「エージェント型」に大別できます。転職サイトで転職活動を始めたい20代は、両者の違いや特徴を理解した上で登録しましょう。
| 特徴 | 直接応募型 | エージェント型 |
| 求人への応募方法 | 自身で求人情報を検索し、気になる求人に直接応募する | 専任のエージェントが会員の情報をもとに求人を紹介し、応募プロセスをサポートする。 |
| 利用できる機能・サポート | ・求人情報の閲覧・応募 ・検索・閲覧・応募履歴の管理 ・お気に入り機能 など |
・キャリアアドバイザーによるマンツーマンの転職サポート |
| 企業とのやり取り | 求職者 | キャリアアドバイザー |
| おすすめの人 | ・希望する企業が明確な人 - 選考対策や書類作成を自分で行える人 |
・転職活動に不安がある人 ・キャリアの方向性が分からない人 |
| おすすめサービス(例) | リクナビNEXT・Green・doda など | リクルートエージェント・マイナビ転職 AGENT・ハタラクティブなど |
直接応募型は、キャリアアドバイザーが介在しません。
転職サポートはありませんが、転職活動はスピーディーに進みます。
一方、エージェント型はキャリアアドバイザーが転職活動を伴走してくれるため、サポートが手厚いのが魅力です。
ただしキャリアアドバイザーとの意思疎通がうまくいかない場合、納得のいく転職を実現するのは難しくなります。
両者の違いを踏まえた上で、必要な機能やサポートを利用できる転職サイトを選択してください。
20代は手厚いサポートを評価する傾向が調査でも表れています。
コエテコキャリアに寄せられた口コミ323件のうち20代は148件で、もっとも高く評価されたのは「アドバイザーの対応」(8.37点)でした。
もっとも低かったのは「求人の充実度」(7.74点)で、20代は求人の量より相談相手としての担当者を見ていることが分かります。
年代ごとに刺さる支援の違いを知りたい方は「20代・30代・40代で異なる転職エージェントの評価|323件の口コミを年代別に分析」が参考になります。
転職スタイルにマッチした転職サイトを選ぶ
転職サイトには、総合型と特化型があります。両者の違いは、求人の数や対応する業界・職種の幅広さです。
以下の表で、違いを確認しましょう。
| 比較項目 | 総合型 | 特化型 |
| 掲載求人の範囲 | ・あらゆる業界・職種・地域の求人を網羅 | ・特定業界・特定地域・特定属性の求人のみ |
| 求人の傾向 | ・求人数が圧倒的に多い ・専門性は浅い |
・求人数や対象地域が少ない ・専門性が深い |
| 求人情報の特徴 | 一般的な求人情報や企業情報を手軽にチェックできる | 特定業界について、より専門的かつ詳細な情報が分かる |
| おすすめの人 | - 転職したい職種や業界が決まっていない人 - キャリアの方向性が定まらない人 ・幅広い求人を比較したい人 |
・希望の職種や業界が明確な人 ・専門性の高いスキルを持っている人 |
| おすすめのサイト(例) | ・doda ・リクルートエージェント ・マイナビ転職 AGENT など |
・マイナビジョブ20's ・レバテックキャリア など |
総合型転職サイトは、求人掲載数の多さとカバー領域の広さが魅力です。
初めての転職やキャリアチェンジで多方面から情報収集をしたい20代は、総合型をチェックしましょう。
一方、特化型は、すでに転職したい業界・職種が決まっている人に最適です。
業界専門型なら一見ニッチなスキル・経歴が高く評価されることも多く、市場価値を高めて理想の転職を実現できます。
総合型・特化型それぞれの転職サイトをチェックして、転職ニーズにマッチしたサイトを選ぶことが大切です。
見やすく使いやすい転職サイトを選ぶ
見やすく使いやすい転職サイトは、必要な情報にスムーズにアクセスできます。不必要な操作や複雑な画面遷移が少なく、応募ミスやストレスが発生しにくいのが魅力です。
転職サイトの見やすさ・使いやすさを測るなら、以下のポイントをチェックしてみましょう。
20代の求職者の中には、「初めて転職活動をする」という人も少なくありません。
情報収集や応募の段階でミスが起こりにくく、操作にストレスを感じない転職サイトがおすすめのです。
20代が転職サイトを使うときの注意点

転職サイトで転職活動を行うときは、以下のポイントに注意しましょう。
それぞれの項目について、詳しくご紹介します。
複数の転職サイトを併用する
複数の転職サイトを併用することにより、以下のメリットを享受できます。複数の転職サイトに登録しておけば、より多くの情報・求人を得やすくなります。
エージェント型の場合はサポートの質も比較できるため、自分に合った転職活動を展開しやすくなるのがメリットです。
また各転職サイトで求人に応募していけば、空白時間を作らずに済みます。
面接・審査を数多くこなすことで、内定を勝ち取るまでの期間を短縮することが可能です。
転職の軸を明確にする
転職の軸とは、転職活動において自分が一番重視する価値観や譲れないポイントのことです。転職の軸を明確にすることで「求人選択のミスマッチが起こりにくい」「面接で一貫性のある受け答えができる」などのメリットがあります。
転職の軸を明確にするコツは、以下のステップを踏むことです。
優先順位の高い要素が、その人にとっての「転職の軸」です。
転職サイトで求人を見るときは、転職の軸とずれていないかを適宜確認しましょう。
業界研究・企業研究を徹底する
理想のキャリアプランにかなう転職を実現するためには、業界研究が必須です。
「応募したい業界がどのような状況にあるのか」「どのようなキャリアの選択肢があるのか」などを適切に理解することで、転職のミスマッチを防ぐことが可能です。
また企業の採用選考では「なぜこの企業を志望するのか」「業界の動向についてどう考えるか」といった質問は必ず聞かれます。
企業研究では単に求人票の情報だけを見るのではなく、企業の歴史、事業内容、業績などの基礎情報からミッションやビジョン、企業文化といった価値観の部分まで情報を収集しましょう。
最新の業界動向や企業の取り組みについて具体的なコメントができれば、ライバルと大きく差を付けることができるはずです。
20代の転職サイトについてよくあるQ&A

ここでは、20代の転職でよくあるQ&Aを紹介します。
20代の転職が有利になるおすすめの資格は?
キャリアやスキルに自信がない20代は、資格を保有しておくと転職が有利になるケースがあります。以下は、転職市場で人気の高い資格の一例です。
| 資格名 | 特徴 | 難易度 |
| 日商簿記2級以上 | 経理や財務に関する知識を証明する資格 | 中 |
| TOEIC 700点以上 | 外資系や海外取引がある企業で必須。英語力の証明 | 高 |
| MOS(Excel/Word Expert) | Microsoft Officeの操作スキルを証明する資格 | 低 |
| ITパスポート | ITに関する基礎知識を証明する国家資格 | 低 |
| FP(ファイナンシャルプランナー) | お金に関する知識を証明する資格 | 低 |
まずは転職を希望する業界・職種を明確にしましょう。
資格はただやみくもに取得しても意味がありません。
実務に関連する資格を厳選し、取得に向けた準備を始めてください。
20代の転職におすすめの業種・職種は?
20代からの転職におすすめなのは、成長可能性の高い業界・市場の需要が高い業界です。20代なら未経験からでもチャレンジしやすく、将来的なキャリア形成が有利になります。
異業種・職種への転職を考えている20代は、以下の業種・職種をチェックしてみてください。
| 職種・業種 | 20代におすすめの理由 |
| 営業職 | 求人数が多く、コミュニケーション能力を活かせる。努力が給与や昇進に直結しやすい。 |
| エンジニア | 急速な成長が続く分野。常に新しい技術や知識を学べるため、若さを活かした挑戦が可能 |
| Webマーケティング | デジタル化が進む中で需要が高まっている。クリエイティブな仕事ができ、成長が期待できる |
| クリエイティブ・デザイン | 独自の感性やクリエイティブなアイデアを業績に直結できる。デジタル時代に必須 |
転職サイトとの併用がおすすめのサイトは?
求人企業について情報を集めたいときは、口コミサイトの利用がおすすめです。口コミの内容や傾向を精査することで、企業の内情が見えやすくなります。
| サイト名 | おすすめポイント |
| 転職会議 | 現役社員や元社員が投稿した口コミが集約されたサイト。社風、ワークライフバランス、給与水準、福利厚生、離職理由など、さまざまな視点からの意見が投稿されている |
| OpenWork(オープンワーク) | 社員が匿名で記入したレビューを基に企業を評価。点数評価や具体的なコメントによって、実際の働く環境がどのようなものかを掴める |
| キャリコネ転職 | 口コミ情報に加えて、給与の実績や待遇面に関する具体的なデータが充実している。待遇面を比較しやすい |
注意点は、口コミを盲信しすぎないことです。
口コミは個人の意見・印象であり、実態を反映していないケースも多々あります。
口コミを見るときは「客観性」を常に意識してください。
20代の転職活動はいつ始めるべき?
転職活動のピークは、採用が増える1~3月、秋採用の9~10月ごろだといわれています。
年末や年度末は、区切りよく退社したい人が増える時期です。
加えて3月は年度末にあたり、「予算を使い切りたい」と考える担当部署が採用活動を活発化させることもあります。
4月入社となれば、新卒と同じタイミングで研修を受けられるかもしれません。
また9月は、多くの企業で前期の業績を踏まえた人員の組み替えが実施されます。
人員強化を図りたい企業は求人を出すことも多く、条件のよい求人が出やすい時期です。
採用活動のピークに間に合うよう、タイミングを測って転職活動を始めましょう。
20代は出会い方を選べば転職活動が動き出す

自分で検索する型は自分のペースで動けますが、書類も面接対策も自力です。
スカウトを待つ型は登録しておくだけで話が動き、自分の経歴がどう評価されるかも分かります。
相談する型は経歴に不安があるときや、何をしたいかが定まっていないときに向いています。
3つは併用できるので、どれか1つに絞る必要はありません。
20代前半なら検索型か相談型から、20代後半ならスカウト型も含めて試してみてください。
気になったサービスは無料で登録できるので、まず2〜3社を並行して使ってみるのが早道です。